結物語のあらすじネタバレ!羽川翼・老倉育のその後や新ヒロインも紹介

西尾維新が手がける大人気小説の物語シリーズ最新作「結物語」はもうチェックしただろうか。今回記事では、まだ結物語を見ていない人の為に、あらすじなどネタバレ紹介していく。物語シリーズの主人公と言えば阿良々木暦だが、結物語では阿良々木暦はじめ、羽川翼や、老倉育たちの5年後の様子を見ることができる。他にも新ヒロインなども続々出てくるので、「結物語」の中身中身が知りたい人はネタバレ必須で要チェック。

結物語のあらすじネタバレ!羽川翼・老倉育のその後や新ヒロインも紹介のイメージ

目次

  1. 物語シリーズとは?
  2. 結物語のあらすじネタバレ
  3. 結物語の羽川翼・老倉育たちのその後
  4. 結物語の新ヒロインをネタバレ
  5. 結物語の印象的なシーン・セリフ
  6. 結物語を観た人の感想や評価は?
  7. 結物語のネタバレまとめ

物語シリーズとは?

物語シリーズの作品情報

今回紹介する「結物語」は2006年から発行されている小説「物語シリーズ」の一つ。2017年時点で、ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズンという五部構成で発売されている。物語シリーズは小説として高い人気を誇っていたが、2007年に「化物語」がアニメ化されたことをきっかけに、ドラマCDやゲーム化、劇場アニメも制作されるなど、更にファン層を広げていった。

物語シリーズの概要

物語シリーズの執筆者は「西尾維新」だ。主人公である高校生の阿良々木暦が、いろんな少女たちと出会い、怪異というものを通して問題を解決していくストーリー。怪異というのは、いわゆる幽霊や妖怪のようなもの。怪異の出てくる小説と言えば、バケモノを倒していくようなヒーローストーリーを想像する人が多いが、物語シリーズは基本的に怪異を退治するのではなく、怪異が出てきた原因を探って根本を正す謎解き要素が多い。

また、怪異退治に関することよりも、主人公と少女たちの恋愛模様や、キャラクター同士のコメディ要素満載の会話の方が圧倒的に多く、西尾維新自身が、とにかく楽しんで書いた作品であり、自信作だと公言している。物語シリーズのもう一つの特徴は、パロディ要素が多いこと。アニメ化した際にも、どのように表現するのかと注目されていたが、見事物語シリーズらしく表現できており、視聴者から「さすが」という声も上がっていた。

物語シリーズの原作既刊

物語シリーズは、原作既刊にて、ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズンという五部構成で発売されていると先ほど紹介したが、具体的にそれぞれのシーズンに入っている物語のタイトルと各話のサブタイトル、そして西尾維新が付けているネットでも話題の独特なキャッチコピーを全て紹介。ちなみにサブタイトルは、その話のメインキャラの名前と怪異の種類を付けている。

ファーストシーズン

  • 化物語 上:第一話ひたぎクラブ(100パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 化物語 上:第二話まよいマイマイ
  • 化物語 上:第三話するがモンキー
  • 化物語 下:第四話なでこスネイク(100パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 化物語 下:第五話つばさキャット
  • 傷物語:第零話こよみヴァンプ(120パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 偽物語 上:第六話かれんビー(200パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 偽物語 下:最終話つきひフェニックス(200パーセント趣味で書かれた小説です。)

セカンドシーズン

  • 猫物語 黒:第禁話つばさファミリー(猫パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 猫物語 白:第懇話つばさタイガー(猫パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 傾物語:第閑話まよいキョンシー(100パーセント修羅で書かれた小説です。)
  • 花物語:第変話するがデビル(悪マーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 囮物語:第乱話なでこメドゥーサ(100パーセント首尾よく書かれた小説です。)
  • 鬼物語:第忍話しのぶタイム(100パーセント現実味あふれる小説です。)
  • 恋物語:第恋話ひたぎエンド(100パーセント悪趣味で書かれた小説です。)

ファイナルシーズン

  • 憑物語:第体話よつぎドール(100パーセント終焉に向かう小説です。)
  • 暦物語:第一話こよみストーン(100パーセント突然書かれた小説です。)
  • 暦物語:第二話こよみフラワー / 第三話こよみサンド
  • 暦物語:第四話こよみウォーター / 第五話こよみウインド
  • 暦物語:第六話こよみツリー / 第七話こよみティー
  • 暦物語:第八話こよみマウンテン / 第九話こよみトーラス
  • 暦物語:第十話こよみシード / 第十一話こよみナッシング
  • 暦物語:第十二話こよみデッド

  • 終物語 上:第一話おうぎフォーミュラ(もう一度100パーセント趣味で書かれた小説です。)
  • 終物語 上:第二話そだちリドル
  • 終物語 上:第三話そだちロスト
  • 終物語 中:第四話しのぶメイル(もう二度と、ここまで趣味では書けません。)
  • 終物語 下:第五話まよいヘル(何度でも、趣味で書きたい物語。)
  • 終物語 下:第六話ひたぎランデブー
  • 終物語 下:第七話おうぎダーク
  • 続・終物語:最終話こよみリバース(001トンセーパ趣味で書かれた小説です。)

オフシーズン

  • 愚物語:第一話そだちフィアスコ(00パーセント趣味で続いた小説です。)
  • 愚物語:第二話するがボーンヘッド
  • 愚物語:第三話つきひアンドゥ
  • 業物語:残酷童話うつくし姫(100パーセント趣味で「かかっ」れた小説です。)
  • 業物語:第零話あせろらボナペティ
  • 業物語:第零話かれんオウガ
  • 業物語:第零話つばさスリーピング

  • 撫物語:第零話なでこドロー(1000パーセント千石で書かれた小説です。)
  • 結物語:第一話ぜんかマーメイド(100パーセント趣味で書かれた将来です。)
  • 結物語:第二話のぞみゴーレム
  • 結物語:第三話みとめウルフ
  • 結物語:第四話つづらヒューマン

モンスターシーズン

  • 忍物語:第一話しのぶマスタード(100パーセント趣味で書かれた大学編!)
  • 宵物語:第二話まよいスネイル(100パーセント趣味で書かれた成長です。)
  • 宵物語:第三話まよいスネイク
  • 余物語:第四話よつぎボディ(100パーセント趣味で書かれた99(つくも)神。)
  • 余物語:第五話よつぎシャドウ
  • 扇物語:第六話おうぎライト
  • 扇物語:第七話おうぎフライト
  • 死物語 上:第八話ですとぴあデスティニー
  • 死物語 上:第九話ですとぴあデスティネーション
  • 死物語 下:最終話ですとぴあデスエデュケーション

物語シリーズの時系列

物語シリーズで発表された順番は、先ほど紹介した通りなのだが、ストーリーの内容として、時系列順に並べると下記のような順番となる。終物語に関しては、上中下が時系列順ではないのが特徴だ。

物語シリーズの時系列一覧

  1. 傷物語
  2. 猫物語(黒)
  3. 化物語(上)
  4. 化物語(下)
  5. 偽物語(上)
  6. 偽物語(下)
  7. 傾物語
  8. 鬼物語
  9. 終物語(中)
  10. 猫物語(白)
  11. 終物語(上)
  12. 囮物語
  13. 恋物語
  14. 憑物語
  15. 暦物語
  16. 終物語(下)
  17. 花物語

時系列順で読み進めた方がいいのか、発売順で見た方がいいのかと気になる人もいるようだが、発売順で見ることをオススメする声が多い。時系列で見てしまうと、突然知らない人物が登場して話がわからなくなってしまうことがあるようだ。なので、まだ一度も物語シリーズを見ていない人は、ファーストシーズンの「化物語」から読み進めるのがベスト。それではいよいよ結物語のネタバレあらすじを紹介していく。

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結物語のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①ぜんかマーメイド

結物語は阿良々木暦らの5年後を描いたストーリーだ。阿良々木暦はなんと警察官になっている。親も警察官ということもあり自然な流れではあるが、結物語では阿良々木暦が仕事で出会う怪異たちがメインとなる。第一話の「ぜんかマーメイド」あらすじネタバレになるが、阿良々木暦や羽川翼らが通っていた直江津高校の前にある川で、ここ最近で立て続けに5人の子供が溺れるという奇妙な水難事件が発生していた。

その内1名は意識不明の重体で入院している。事故にあった他の少年たちに話を聞くと、なんと3名が「見えない手」に川へ引きずり込まれたと言う。この事件を阿良々木暦は新しいヒロインの周防と一緒に解決していく。周防が自分の身を呈して川で泳ぐと、怪異が現れた。ネタバレとして、怪異の正体は、最初に溺れて意識不明の重体となっている少年の魂だった。彼は溺れたまま川と同化しており、助けを求めて人を巻き込んでいたのだ。

助けを求めるのがなぜ子供かというと、彼は両親に放置されて育っていた為、大人を信用しておらず、子供ばかりを引きずり込んでしまっていたようだ。怪異のせいで、大人は川にもぐることができなかったのだが、周防の能力である「どんな人間でも溺れさせる」という人魚の歌で、阿良々木暦が怪異の手を握ることができて無事解決したのだった。

あらすじネタバレ②のぞみゴーレム

結物語の第二話、のぞみゴーレムのネタバレあらすじだが、今回の事件は直江津高校に通っている生徒たちが下校していると、背後から制服だけが切られるという「通り魔事件」。この事件の不可解な点は、いつ切られたのかだれ1人心当たりがないということ。この事件では、新しいヒロインである兆間臨と一緒に行動することとなる。怪異の仕業だと考え、忍の力を借りて下校中に見張りをすることになるがなかなか正体が掴めない。

あらすじの結果としては、実はこの事件は怪異ではなかったのだ。たまたま下校中に制服が切られていることに気づいただけであって、犯行は校内で起こっていた。また、制服の背後だけ切られていたのは、体育の時間を狙った犯行だったから。今回の事件は人による事件ということで解決された。

あらすじネタバレ③みとめウルフ

結物語の第三話、みとめウルフのネタバレあらすじだが、今回のあらすじには、なんと羽川翼が登場する。羽川翼は、国際的重要人物となっており(一番の大出世)、日本から自分の痕跡を消すために帰国したところから始まっている。そんな羽川翼の護衛を担当することになったのは、新しいヒロインの「再埼みとめ」だ。阿良々木暦が自宅に帰ると、そこに羽川の姿があった。羽川は再埼みとめの目を盗んで、阿良々木家に来たのだ。

羽川は阿良々木暦に会いに来たと言い、阿良々木暦はその理由を聞く。しかし羽川から厳重な警護をどうやって欺いたのかを解いたら教えるとはぐらかされてしまった。結果として阿良々木暦が導き出した答えは、そっくりさんの影武者替え玉作戦というもの。そして自分の家に来たのは、阿良々木暦の部屋にある、羽川の使用済下着と、切り取られた三つ編みを消去するため(自分の痕跡を消さないといけないから)だったと話したのだった。

あらすじネタバレ④つづらヒューマン

結物語の第三話、つづらヒューマンのネタバレあらすじだが、ここでついに戦場ヶ原ひたぎと老倉育が登場する。ひたぎは仕事で海外におり、遠距離恋愛となっている阿良々木暦だが、戦場ヶ原がマネージャー昇進するかどうかで悩んでいる時に電話で大げんかし、なんと3度目の別れ話に発展してしまう。そんな時、阿良々木暦は犬猿の仲とも言えるほど仲の悪かった老倉育と遭遇。またも老倉育から毒舌ラッシュを浴びせられる阿良々木。

結果として老倉育に戦場ヶ原とのことを相談することができ、戦場ヶ原のいる海外で仕事をするために新しいヒロインである「甲賀葛」に海外研修の推薦を依頼した。また阿良々木は戦場ヶ原との結婚式を八九寺真宵のいる白蛇神社で挙げることも決意。戦場ヶ原と一緒に生きることを選んだ阿良々木が家に帰ると、なんと自宅の前に戦場ヶ原がいたのだ。戦場ヶ原はマネージャー昇任する代わりに日本支部を設立させたのだ。

お互い一緒にいるために行動したことを知った2人は無事よりを戻すことができた。阿良々木暦は海外に行くための英語レッスンだと言い「I love you」と告げた。それは以前、戦場ヶ原に言われた言葉だったのだ。そして結物語あらすじの最後を締めくくったセリフは、戦場ヶ原の「暦、蕩れ(とれ)」だった。

<物語>シリーズ 『結物語』 特設紹介サイト

結物語の羽川翼・老倉育たちのその後

阿良々木暦(23)

物語シリーズの主人公である阿良々木暦は、5年たった現在は警察官となっている。配属された場所は、怪異を専門に扱っているところで、いわゆる噂話が本当かどうか調査する部署だ。しかも、警部補というエリートコースに乗っている。5年が経ち、再びいろんな人物と再会しながら、今抱えている葛藤を解消していく阿良々木暦だが、注目はやはり戦場ヶ原との恋の行方だ。

阿良々木火憐(20)

阿良々木火憐は、阿良々木暦の妹。非常に正義感が強い人物で、阿良々木暦と同じく警察官になっている。生活安全課の巡査になった火憐ちゃんは、明るいムードメーカーとしていい評判を受けている。

阿良々木月火(19)

阿良々木暦の妹だが、彼女は実は生まれつきの怪異。月日ちゃんに関しては、5年間の間に学を中退して海外の大学へ行きまた中退するなど波乱万丈な生活を送っていた。また、現在は日本に戻ってきたものの、ダンススクールに通っており、将来カジノで踊って稼ぐという野望がある様子。

忍野忍(推定600〜)

5年たった現在も阿良々木暦と行動を共にしていた。また、何か事件が起こった時も阿良々木暦に協力して捜査をするなどして役立っている。ただ、以前体力を使いすぎたことで、人間よりも吸血鬼寄りの体質になったことがあったため、あまり無理はせずにできる範囲で協力している。

神原駿河(22)

結物語では、第一話の川で溺れて意識不明になった少年のお見舞に病院にやってくる。元々ショートカットでボーイッシュな見た目だったのだが、腰まである超ロングのストレートヘアになっている。今はスポーツドクターを夢見て努力しているのだが、今もバスケットボールを続けている。大学に入って、いろんな人と出会ったことで、自分の視野の狭さを思い知った様子。ちなみに今でも戦場ヶ原が一番好きらしい。

戦場ヶ原ひたぎ(23)

物語シリーズを通してのメインヒロイン。結物語では、自分の父親のライバル企業(外資系の海外企業)に就職しており、世界の経済を動かす仕事をしている。バリバリのキャリアウーマンで、昇進の話もひっきりなしという状況。最終的には、昇進話を逆手にとって、阿良々木暦と一緒にいるために日本で働けるよう支部を作るまでするのだ。恐ろしいほどまっすぐな戦場ヶ原ひたぎは、視聴者からの人気もトップ。

ツバサ・ハネカワ/羽川翼(23)

羽川は、結物語で一番すごい人物となっており、ツバサ・ハネカワと呼ばれていた。彼女は、人の役に立ちたいと地雷撤去活動などをしていたことから、和製のジャンヌダルクとも呼ばれるほどの人物になる。また世界平和を掲げるために、戦争している国を訪れては停戦させ平和条約を作っていった。結果として世界征服しようとしている人物として国際指名手配されるまでになってしまい、自分の痕跡を消すために日本に戻ってくる。

老倉育(23)

結物語では、なんと会計士の資格を持っており市役所で地方公務員として真面目に働いていた。公務員のイメージ通り、メガネをかけて髪もしっかり結ばれているのだが、阿良々木暦と再会を果たすと、その毒舌っぷりは相変わらずだった。絶交を繰り返していた2人だが、最終的には連絡先を交換して、仲直りするなどいい関係になっているので視聴者からは喜びの声が上がっていた。

八九寺真宵(年齢不詳)

小学生の時に事故にあって亡くなってしまい、そのまま成仏できずに怪異となった八九寺真宵。現在は北白蛇神社で神様として祀られているようだ。現在もそれなりに楽しく過ごしている様子。人気の高いキャラクターの1人。

忍野扇(15)

「傾物語」で初登場する忍野扇は、阿良々木暦らが通っている私立直江津高校に転校してきた人物で、自分のことを 「忍野メメの姪」だと名乗っていた。真っ白な肌に黒のショートヘアで目も真っ黒。丁寧な言葉遣いをしているのだが、話す内容はかなり無礼。彼女は実は人間ではなく阿良々木暦が生み出した怪異だ。結物語では、直江津高校の七不思議を一人で担当しており、迷える生徒たちをさらに迷わすような仕事をしている。

外見は変わっていないのだが、阿良々木暦曰く、内面はかなりの変化を遂げており「手に負えないぐらい終わっている」のだとか。しかし、結物語の事件が全て未遂で終わっていたのは、扇のおかげだという声も多くあがっており、実はかなりの重要人物ではないかという予想も上がっていた。

千石撫子(19)

千石撫子は、阿良々木火憐と同級生で、阿良々木暦に片思いしている人物。彼女は物語シリーズ一番のヤンデレ女子。一度白蛇神社の神様となり、阿良々木暦を殺そうとしたこともあるが、無事阿良々木暦に助けられて人間に戻っている。結物語では、町を離れて漫画家としてデビューをしていた。臥煙の手伝いをしながらも「千石撫子(なでしこ)」として漫画を書き続けているが、いまいちヒット作はない。コアなファンがいるらしい。

臥煙伊豆湖

臥煙伊豆湖は、忍野メメや貝木泥舟の大学時代の先輩であり、怪異の専門家として活躍している人物。また神原駿河の叔母でもある。彼女は、とにかく情報通であり、なんでも知っている人物として有名。結物語では直接登場することはないのだが、新ヒロインたちの回想シーンで登場しており、阿良々木の所属している風説課と大きな関わりがあることがわかっている。

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結物語の新ヒロインをネタバレ

新ヒロイン①周防全歌(すおう ぜんか)

結物語から出てくる周防全歌(すおう ぜんか)は、阿良々木暦が警察官になって初めて一緒に組んだ女性巡査。26才なので年上だ。彼女は自分のことを半魚人と言っているのだが、実は不死の人魚なのだ。元は普通の人間だったのだが、10年前に人命救助により重症を負ってしまい、助かるために不老不死の人魚の肉を食べたことにより人魚体質になってしまったのだ。水に濡れるとその部分が魚になってしまう。

新ヒロイン②兆間臨(きざしま のぞみ)

兆間臨(きざしま のぞみ)は、第二話で登場する警部。年齢は29歳で、見た目は小柄で幼い顔をしている。また、彼女は実は小学生の時に病気で一度死んでいるのだ。悲しみにくれた祖父母が泥人形を使ってゴーレムとして生き返らせたのだ。年齢に合わせて外見も修正を加えていたのだが、祖父母が亡くなってからは外見は変化していない。原則としては不死身体質なのだが、泥のため乾燥しやすく、水を飲んで水分補給している。

新ヒロイン③再埼みとめ

再埼みとめ(さいさきみとめ)は29才の警部。彼女の家柄は代々続いている人狼の末裔。彼女に関しては、人間ではなく生まれつきの怪異なので、阿良々木月火と一緒。彼女は人狼の血が濃いめなので、満月の時だけでなく、球体を見るだけで狼に変身できる。ちなみに満月を見ても自然と変身するのではなく、自分で抑制できるのも再埼みとめの特徴。口調は強めで、雑な面もあるのだが、責任感は強い人物。

元々警察犬になりたいと思って警官になることを夢見ていたのだが、精神力の強さを臥煙に買われたことがきっかけで警部になった。23才の頃から大きな事件を担当するなど、警官の中でもずば抜けて活躍している人物だった。

新ヒロイン④甲賀葛(こうがつづら)

甲賀葛(こうがつづら)は、阿良々木が働いている課の課長。結物語で新しく登場する人物の中で、唯一普通の人間だ。臥煙からコミュニケーション能力を評価され、課長になっているが、霊感などは一切なし。阿良々木のことを高く評価している人物で、いつか自分の後をついで課長になってほしいとも思っている。阿良々木が海外推薦の話を持ちかけた時も協力してくれた人物だ。

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結物語の印象的なシーン・セリフ

阿良々木暦と老倉育の再会

阿良々木暦は、戦場ヶ原との別れ話のあとに、偶然老倉育に出会った。その時の老倉育の言葉は「あ…、阿良々木、なぜお前ここに…」だった。5年ぶりに再開した2人のムードは少し良くなっていると驚く人がいたのだが、阿良々木と老倉育と言えば、常にいがみ合って言い合いばかりしていた仲だったのだ。実は、老倉育が大学生で一人暮らしをする際に、保証人探しで苦労していた時に自宅に住まわせていてあげたのだった。

ただ、他の女と同棲さながらなことをしていることを知った戦場ヶ原に別れ話を切り出されたりもしたのだが、現在は和解している様子。阿良々木暦は、戦場ヶ原との今後の付き合いについて誰かに相談したいと思っていた矢先だったので、老倉育に話を聞いてほしいとお願いする。あれだけ仲の悪かった老倉育に、悩みを相談できる関係になっているなんて、と驚きを超えて感動する視聴者も多かったようだ。

阿良々木暦と老倉育のやりとり

今回の結物語でも注目されたのは、阿良々木と老倉育のやりとりだ。「ランチをおごるから」と阿良々木が言うと、「お前に奢られるくらいなら、死を選ぶわ」と返す老倉育。また、阿良々木が「お前のことが好きだったらよかったのに」と言おうものなら、「私の気分を害したことを死んで詫びろ。私はお前が嫌いでよかった」などと間髪いれずに鋭いツッコミをいれている。視聴者からは返しの毒づき方が最高だと好評だった。

視聴者としては非常に楽しいやりとりが続くのだが、一番ドキッとした最後のやりとりは老倉育が「さっきも言った通り、私だって、まだお相手がいるわけじゃないんだから。もしも、三十路を過ぎてもお互い独身だったら…」と言った時だ。阿良々木が「だったら?」と聞き返すのだが、視聴者も同じ質問を同時に思い浮かべたという。そしてその答えは「お互いに絞め殺し合いましょう」という奇想天外の返答だった。

結物語のラストシーン

警察官という安定の未来を手に入れた阿良々木暦だったが、5年後に出会った友人や恩師たちに対して何か違和感を感じていた。その違和感というは、周囲が変わったのではなく、自分自身が変わったと気付くのだ。阿良々木は学生の時に、全力で生きることというのを無意識のうちに実行していた。しかし、警察官になった今は、全力で生きるということをすっかり忘れてしまっていたのだ。

そんな自分に罪悪感さえ感じていた阿良々木は、最終的に海外で活躍する一流の警察官になることを志、また戦場ヶ原と一緒になることも決意したのだ。戦場ヶ原も同じことを考えて日本に戻って来ていた。よりを戻した2人の最後交わしたセリフは、阿良々木が「I love you」。そして戦場ヶ原は「暦、蕩れ(とれ)」だ。「I love you」は以前戦場ヶ原が阿良々木に言った言葉で、「暦、蕩れ(とれ)」は思い出の言葉なのだ。

「蕩れ(とれ)」という言葉は、ファーストシーズン化物語の第3話で出てくる言葉。「見蕩れるの「蕩れ」って凄い言葉よね。知ってる?草冠に湯って書くのよ。私の中では草冠に明るいの「萌(もえ)」の更に一段上を行く次世代を担うセンシティブな言葉として期待が集まっているわ」と戦場ヶ原が説明した後に、阿良々木暦がボソッと「戦場ヶ原・・・蕩れ」発言したのだ。結物語の結末は、2人しか知らない思い出の言葉で幕を閉じたのだった。

その他の印象的なセリフ

物語シリーズは印象的なセリフが多い作品なのだが、結物語のもっとも印象に残っているセリフと言えば「私、高校生の頃、阿良々木くんのことが好きだったんだよ。気付いてなかったでしょ?」と羽川に言われたあとの「僕は高校生の頃、羽川のことが好きだったんだよ。気付いてなかっただろ?」と阿良々木暦が言うシーンだ。2人の今までの関係ややりとりを見ていた人ならば、グッとくるシーンだとネットでも盛り上がった。

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結物語を観た人の感想や評価は?

結物語シリーズは、ネット上でも面白いと話題になっている。物語シリーズはアニメ化もされているが、根強い人気を誇っている。結物語が話題になったことがきっかけで物語シリーズを見始めた人もいるようだ。

結物語の人気はもちろんだが、物語シリーズはあらすじが毎回面白いと再度注目され、高い評価を受けている。結物語では、阿良々木暦や羽川翼、老倉育などの登場人物に加え、新しいヒロインたちが出てくるのだが、そちらも好評だったようだ。結物語のあらすじが面白いので一気見してしまったという声も多かった。

物語シリーズはアニメ化や映画化されている作品なのだが、次の映画化は結物語を希望する声も多くあがっている。新しいヒロインたちが動いている姿や、どんな声優さんになるのか楽しみだという声も多い。結物語でも出てくる老倉育が、続終物語でデレ姿を見せているので、続終物語も面白いという感想もあった。

結物語のアニメ化を期待する声も多くあがっている。阿良々木暦や羽川翼、老倉育たちと、新しいヒロインとの絡みを映像で見たいという人が多い。アニメ化したら最高だけど、アニメ化は難しいのではという意見も上がっていた。

結物語のあらすじが面白いという感想も多く、次の新刊に期待する声も上がっている。物語シリーズは、登場人物も非常に人気が高く、主人公の阿良々木暦と、ヒロインの戦場ヶ原ひたぎ、羽川翼が特に注目されている。個性的なキャラクターの多い物語シリーズだが、結物語の新ヒロインたちも人気が集まっている。

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結物語のネタバレまとめ

結物語のネタバレまとめは如何だっただろうか。毎回あらすじが面白いと話題になっている物語シリーズだが、結物語が非常に評価が高かった作品だ。主人公の阿良々木暦や、ヒロインの羽川翼、そして老倉育のほかにも、新しいヒロインが登場したことでも話題になったのだが、すでにアニメ化や、映画化に期待する声が上がっている。物語シリーズは非常に人気の高い作品なので、見たことがない人も興味があれば、ぜひ一度ご覧あれ。

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