【進撃の巨人】ニック司祭の目的や死んだ真相を考察!ウォール教と壁の秘密とは?

進撃の巨人の展開に大きな影響を与えたニック司祭。ニック司祭は壁内の秘密を知りながら、絶対に秘密を漏らささない人物として描かれていますが、自分の意思だけに限らず秘密を漏らすことに恐れまで垣間見えるシーンがあります。そしてニック司祭がハンジに秘密を漏らした直後に死亡し、物語は大きく展開。そこで、ニック司祭の目的や死んだ真相を考察し、ニック司祭と繋がりの深いウォール教と壁の秘密までを解説していきます。

【進撃の巨人】ニック司祭の目的や死んだ真相を考察!ウォール教と壁の秘密とは?のイメージ

目次

  1. ニック司祭が登場する進撃の巨人とは?
  2. ニック司祭とは?
  3. ニック司祭の目的や死んだ真相を考察
  4. ニック司祭が所属するウォール教と壁の秘密
  5. ニック司祭に関する感想や評価
  6. ニック司祭の目的や死んだ真相を考察まとめ

ニック司祭が登場する進撃の巨人とは?

進撃の巨人の作品概要

突如として出現した「巨人」によって人類絶滅の危機に立たされ、壁内外での戦いを描いたバトル漫画。進撃の巨人がデビュー作となる諌山創(いさやまはじめ)の作品です。2018年4月までに25巻が刊行されるまでには、「別冊少年マガジン(講談社)」の創刊号により連載を開始し、7月期マガジングランプリにて佳作に選ばれたのがきっかけです。進撃の巨人の特徴は、人類絶滅の危機を回避するために作られた「壁」を中心に戦闘を行います。

そのため、絶望感と閉塞感に彩られた世界観からシビアかつシリアスに描く。しかし、その中でも少年漫画の「熱さ」を残しながら、絶妙なバランスでミステリー要素を散りばめたストーリー・テリングの腕、さらにシュールなギャグの展開を違和感なく挟み込んでいることから、単行本の発刊から口コミで話題を集めた作品となっています。

進撃の巨人のあらすじ

進撃の巨人は、100年前に突如現れた謎の「巨人」によって、人類は抵抗するすべもなく巨人に捕食され、人類存続の危機に立たされます。そこで、生き残った人類は「ウォール・マリア」「ウォール・ローゼ」「ウォール・シーナ」と三重の壁によって危機を免れ、100年の間平和を保つことが出来ていました。しかし、100年後突如現れた謎の超大型巨人によって1番外の壁ウォール・マリアが破られ、再び人類存続の危機に立たされるのです。

TVアニメ「進撃の巨人」公式サイト

ニック司祭とは?

ニック司祭の登場後、進撃の巨人は大きな展開を見せることになるほどの人物です。そんなニック司祭が登場するシーンでは、普段明るいハンジが怒りをあらわにするほど。ハンジがニック司祭を壁の上から突き落とそうとするシーンなど、はじめは嫌なキャラでしたが、最終的にはハンジがニック司祭のために泣くほどの展開になります。それでは、ニック司祭がどのようなキャラなのか、プロフィールから解説してきます。

ニック司祭のキャラ設定

ニック司祭のプロフィール

  • 名前:ニック
  • 身長:192㎝
  • 体重:72kg
  • 年齢:?
  • 誕生日:?
  • ニックの由来:英語圏の男性名。
  • 所属:ウォール教
  • 目的:壁の秘密を守る

公式分析データ

  • 行動力:2
  • 信仰心:11
  • 威嚇:3
  • 柔軟性:1
  • 意志の強さ:8

ニック司祭に対してエレンは、「審議所で激昂したのもニック司祭が自分の弱さや壁の秘密を守るための威嚇だったからだ。」このようにエレンは分析しているのですが、実際は意思の固さが8などではなく、もしこの分析の通りであるならば進撃の巨人34話でのシーンは、ハンジに壁の秘密を漏らしているのではないのでしょうか。実はニック司祭を説得するには困難を極めます。後述するニック司祭の目的や死んだ真相は要チェックです。

ニック司祭の声優

麻生智久の概要

ニック司祭の声優を務めたのは麻生智久(あそうともひさ)です。旧芸名および本名は松丸卓也(まつまるたくや)。青二プロダクションに所属しており、所属前までは劇団昴付属綜合芸術学院、青二塾東京校第11期を卒業しています。声優の役では主に中年から老人の役が多く、特技が殺陣となっています。また、テレビアニメに限らず、映画吹替やテレビドラマを演じるなど幅広く活躍している声優です。

麻生智久の出演作品

  • プイプイ(ドラゴンボール)
  • 鬼瓦源五郎(イナズマイレブン)
  • 牛乳屋さん(はれときどきぶた)
  • 中野小心(ちびまる子ちゃん)
  • ニック司祭(進撃の巨人)
  • アルフレッド・ペニーワース(ザ・バットマン)
  • スラーグ・デン(スター・ウォーズドロイドの大冒険)
  • ジェームズ・マクラウド(スターフォックス64)
  • マスター(遊戯王)

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ニック司祭の目的や死んだ真相を考察

ニック司祭の目的は今後の物語に大きな影響を与えるほど。最終的にニック司祭は死んでしまうのですが、死んだ真相というのが驚くべき事実へと発展していくのです。それでは、ニック司祭の目的と死んだ真相を考察して、理解を深めていきます。

ニック司祭の目的

ニック司祭は「壁の中の巨人」の秘密を握る重要人物で、目的はその秘密を守ること。疑問は進撃の巨人・77話になっても明らかになっておらず、ある場面でニック司祭に対してハンジが「なぜ壁の中に巨人がいるのですか?」と問いかけますが、本当の理由・目的はいまだ判明していないのです。

ニック司祭の死んだ真相

ニック司祭は秘密を知っている唯一の人物だったのですが、秘密が明らかになる前に進撃の巨人・37話にてクリスタがレイス家の末裔である事を告白し、進撃の巨人・52話で役割を終えたかのように死んだのです。しかし、ニック司祭が死んだ真相からハンジが色々と事情を聞こうとしますが、死んだ理由についてはかなり深い闇が存在しているようです。

死因は拷問

ニック司祭が死んだ姿は、ボコボコに殴られ、さらに爪まで全部抜き取られていた状態でした。つまり、拷問によってニック司祭は死んだのです。進撃の巨人では、これまでに人が死ぬことは当たり前でしたが、人が人を殺すということはめったにありません。過去にミカサとエレンの出会いにあった人さらい事件くらいです。

基本的には、巨人と人間の戦いによって物語が展開されてきましたが、ニック司祭の死んだ理由から大きく物語が展開されていることがうかがえます。さらに、ハンジは秘密を握るウォール教が命を狙ってくるのはないのかと思ったようですが、ニック司祭を拷問したのが中央組織である憲兵団だったのです。

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ニック司祭が所属するウォール教と壁の秘密

ニック司祭が秘密と繋がりを持つようになったというのが「ウォール教」。ニック司祭が所属する教団ですが、そもそもウォール教がどのような組織なのか、そしてウォール教と壁の秘密の繋がりとは?今後の進撃の巨人に深く関係すると推測が立ちますが、ウォール教の秘密をはじめ、次第に明らかになってきた壁の秘密から関係性を解説していきます。

ウォール教の秘密

ウォール教とは

ウォール教は、突如巨人が出現しウォール・マリアが襲われたころから急激な勢力拡大を見せた「壁を神聖化して壁を崇める」ということを教義としている教団のことです。勢力の大きさとしては、王政がウォール教に対し壁について口出しができる権限を与えているほど。このことから、かなり強い勢力と権限を持っているのがうかがえますが、ウォール教は人間が壁に手を加えることを拒否しているというのです。

上層部は血族で構成されている?

ニック司祭が壁の秘密を知りつつも、自らの意思で秘密を話さないということから、ニック司祭は記憶の改ざんの影響を受けていないのではないか、と考えられます。というのも、王政を支持した血族と同じ姿勢をニック司祭が貫いているからです。このことから、ニック司祭を含めたウォール教の上層部は血族で構成され、記憶の改ざんを受けていないのではないかと考えられます。

壁の秘密

ハンジが問われたシーン

ニック司祭の目的は秘密を守ることでしたが、死んだ理由がクリスタの存在を話したからだと考えられます。しかし、ニック司祭がハンジから問われたシーンで「なぜ壁の中に巨人がいるのですか?」、これ以外にも「なぜあなた方は黙っていたのですか?」とあります。しかし、ニック司祭は最後まで本当の目的を話すことはありませんでしたが、ニック司祭がこの理由を知っていたのは確かでしょう。

巨人が壁の中にいる理由を知っている?

つまり、ニック司祭だけが「壁の中に巨人がいる理由」を知っているのではなく、所属するウォール教自体が壁の中に巨人がいる本当の理由と目的を知っているということになります。もし、今後の展開において壁の中に巨人がいる秘密が明かされるのであれば、ウォール教の関係者から新しい登場人物が出てくる可能性が高いと言えます。

三重の壁の正体

パラディ諸島に築かれている三重の壁「ウォール・マリア、ウォール・シーナ、ウォール・ロゼ」ですが、物語当初はもともとあったものとされています。高さは50mもあり、通常の巨人はこの壁へ侵入、また破壊するのは不可能です。しかし、突如出現した超大型巨人によって破壊。はじめは壁の外がどのようになっているのか、どのように壁が作られたのか一切不明とされていましたが、ニック司祭のシーンから謎は徐々に明かされています。

正体は壁の中の巨人

三重の壁の正体が明らかになったのは、アニが壁内で巨人化し、エレンとの戦闘時にアニが壁外へと逃亡をしようとする場面です。当然、逃亡時には壁を登りますが、壁を登っているうちに壁がボロボロと剥がれ落ち、剥がれた部分に巨人の顔があったのです。このことから中に巨人が眠っていることが明らかにされました。姿が見えたのは壁の一部、一体だけだったのですが、ハンジは壁全体が巨人によって作られていると予想しました。

そして、巨人の姿を見たニック司祭は「壁の中に日光を当ててはいけない」と言います。これは、巨人が基本的に日光が出ていない時間帯は活動することができず、日光に当てると活動し始めます。つまり、三重の壁の中にいる巨人はまだ生きており、日光に当ててしまうと活動を開始し始めるということではないのでしょうか。

三重の壁の目的

物語のはじめは三重の壁がはじめからあったように進んでいますが、真実が明らかにされる内に壁内の王が壁内にいる人類の記憶を改ざんし、思い込ませた記憶だということが分かってきました。また、巨人を意のままに操れる能力「始祖の巨人」を壁内の王が持っていたことから、千万もの巨人を壁に変えて作ったものだったのです。

始祖の巨人の能力には、巨人の硬直化の能力を使う事ができることから、三重の壁を作ることが出来ました。そして、三重の壁の目的とは、自分の理想とする楽園(争いの無い世界)を築き上げるために壁を作り、壁外からの干渉を受けないようにすることです。そこで、王が作った壁は秘密扱いにされ、秘密を守るべく王政とウォール教は手を組んで秘密を守り続けているのです。

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ニック司祭に関する感想や評価

ニック司祭が死んだことに驚きの声!

ニック司祭の登場以来、物語は大きな展開を見せると思った矢先にニック司祭が死んだ。まさかニック司祭が死んだということに驚きを隠せません。ニック司祭の死因が憲兵による拷問だったということから、王政・ウォール教との関係性を予想する人は多いのではないでしょうか。

主人公のエレンを含む調査兵団で三重の壁の秘密を握り、唯一壁の秘密に近づけるチャンスがニック司祭が死んだことによって無くなってしまいました。今後は壁の謎を解く糸口はつかめるのでしょうか。ニック司祭が死んだことによりますます気になる展開となります。

信仰心のあついニック司祭を評価

壁の秘密を死守するニック司祭は憲兵団の拷問の中でも秘密を漏らすことはありませんでした。そんなニック司祭は根っからの信者であったことがうかがえますが、やはり神だと崇める存在が巨人だと知っていても信じ続けるのには心の弱さを隠す手段でもあったとの評価があります。

ニック司祭は爪を全部抜かれるまで拷問に耐え抜き死にました。この事実によってニック司祭が秘密を守ったことが判明したのですが、死ぬまで信仰を信じ続けた意思に尊敬との声があります。ニック司祭だからこそ耐え抜いたと言えますが、もし、通常通り信仰心が薄く秘密を漏らしたのであればどのような展開になったのかも気になります。

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ニック司祭の目的や死んだ真相を考察まとめ

ニック司祭の目的は「三重の壁の秘密を守る」という事が分かりました。そして、ニック司祭が死んだ真相が、調査兵団よりも地位の高い憲兵団と関係しているということから、秘密が王政との関係まで発展してしまうほどだったのです。しかし、ウォール教と王政の繋がりは判明したものの、まだ具体的な繋がりまでは判明していません。ついに、ニック司祭の登場から壁外への謎まで発展していく事になり、上層部は人類の味方なのか否か…。

今後の展開は秘密を握るウォール教の関係者から、壁内が抱える闇が暴露される可能性など憶測が立ちます。最終的には調査兵団と壁外の人物VS王政・ウォール教となることも十分に考えられるので、ますます展開は面白くなってくるでしょう。もしかすると、ニック司祭の登場シーンには今後の物語における重要なヒントが隠されているかもしれません。是非、この機会にニック司祭、ウォール教へ注目して理解を深めてください。

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