おそ松さんの十四松はかわいいけど性格がヤバい？奇行や不安要素など深い闇を検証

『おそ松さん』に登場する十四松は、主人公である松野家の六つ子の五男で、イメージカラーは黄色です。誕生日は他の兄弟と同じく5月24日のふたご座で、血液型はA型、明るく天然な性格ですが、誰も考えもしない奇行に走る事があるので六つ子の中でも核弾頭的な存在となっています。公式プロフィールには『異常に明るく、異常にバカ』と載せられていましたが、劇中の数々の奇行を経て『よくわからない性格』へと変更されています。

見た目は焦点の合っていない目と常に開いた口が特徴で、驚いた時などにはエジプトの壁画や猫を思わせるような大きな黒目になる事が特徴です。『おそ松さん』のキャラクターデザインを担当した浅野直之によると、十四松と四男の一松のみ目のハイライトを入れておらず、ベタ目という公式設定になっています。しかし、十四松は劇中で感動した時などは目をキラキラさせる事があり、そのような場合には目にハイライトが加わっています。

頭のつむじにアホ毛が1本立っている事も特徴で、浅野直之は『もしかするとアホ毛ではなくアンテナかもしれない』と述べていました。『おそ松さん』の1期17話『十四松と概念』では、十四松が『十四松って何なんだろう?』と屋根の上で考えていた際にアホ毛を引っ込めていたので、自由に出し入れ出来ると考えられます。また、『おそ松さん』の劇中で何度かアホ毛が2本存在した事もあるので、増やす事も出来る可能性があります。

そんな十四松の年齢は『おそ松くん』時代は小学5年生という設定でしたが、数年後の物語である『おそ松さん』では20代前半で、他の六つ子と同じく職に就いていないニートなので親の脛をかじって生活しています。一時期はアルバイトが内定してデカパンが用意してくれたアパートで1人暮らしをした事もありましたが、骨折をしてしまったのちにセンバツへの出場が決定したため断念し、すぐに松野家に戻って元の生活へと戻りました。

居酒屋での好きなメニューはハイボールとグレープフルーツジュースで、つまみはあまり気にせずに何でも食べる事が出来るという事です。プロレスも好きで、アントニオ猪木に変身するなどしてよくプロレスごっこをしています。プロレス以外にも格闘技やスポーツに関心が深い十四松は特に野球が大好きで、野球盤で遊んでいたり扶養ドラフト会議で1人だけ楽しそうにするなど、野球に関する事でテンションが上がる描写が見られます。

しかし『おそ松さん』の1期6話や1期21話では空振りや暴投をしてしまっていた事もあるため、特にそこまで得意ではない事が分かります。さらに、1期25話では野球のルールをあまり理解していないという衝撃の事実が分かっただけでなく、野球の試合をした事が無いという事も判明しました。それでも野球が大好きという気持ちは誰にも負けず、『侍ジャパン』と『おそ松さん』のコラボの時には六つ子を代表してコメントしていました。

『おそ松さん』で、五男・十四松の声を担当した声優は小野大輔です。高知県高岡郡出身で1978年5月4日生まれの2019年現在41歳で、2001年から声優としての活動を開始しました。元々は大学でテレビ番組制作を学んでいましたが、大人数へのディレクションを上手く出来なかった事から途中でラジオ番組制作の仕事に転向し、とあるラジオドラマの制作に関わっていた時に出演者不足で出演する事になったのが声優になるきっかけでした。

デビュー当初は主に海外ドラマ・映画の吹き替え声優としての活動をしていましたがいまいち知名度が伸びず、厳しい時代を過ごします。声優としてブレイクするきっかけになったのは2006年から放送されたテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のメインキャラ・キョンの担当声優に抜擢された事で、人気を爆発的に上げました。それからは甘い低音ボイスで人気声優となり、『小野D』の愛称でファンから親しまれるようになっていきました。

代表作は2008年から放送された『黒執事』のセバスチャン役や、2014年から放送された『ジョジョの奇妙な冒険』の2nd Season『スターダストクルセイダース』の空条承太郎役、2013年から放送された『宇宙戦艦ヤマト』の古代進役などがあり、主人公を多く演じてきています。声優としての実力も評価されており、『声優アワード 主演男優賞』や『アニメグランプリ声優部門』でグランプリを獲得するなど数々の賞を受賞しています。

イケメンな外見も人気声優となっている理由の1つで、同じく声優の宮野真守と共にファッション雑誌『anan』で『イケメン声優』と紹介された事があります。そんなかっこいい小野大輔は性格もイケメンだという事で、穏やかで誰にでも優しくし両親の事も大切にしていますが、少し人見知りな部分もあるという事です。また恋愛に関しては『相手からは告白させない、告白は自分からする』と述べており、自分をしっかり持った声優です。

声優界での交友関係は広いですが、同い年である近藤孝行とは特に仲が良く、プライベートでよく神社巡りをする事が定番になっているという事です。小野大輔と近藤孝行は神社や仏閣好きの声優である事も知られており、2人が原作を担当している『ナヴァグラハ-DefenD 9 Triggers-』が『月刊シリウス』で連載中となっています。また先輩声優である鈴村健一とも仲が良く、2人で頻繁に吉野家に行っていた時期があるという事でした。

『おそ松さん』の松野家の五男・十四松の名前の由来は鳥の『十姉妹』からきています。十姉妹は『プ、プ』と電子音のような鳴き声が特徴のかわいい小鳥で、ペット用としても愛されています。十四松の鳥のようにピーチクパーチクうるさい性格もここからきています。『おそ松さん』の赤塚不二夫である赤塚不二夫は、大人数の兄弟の名前には数字が入る事が多い事から、十四松に数字を入れたと『シェー!!の自叙伝』にて述べていました。

『おそ松さん』に登場する松野家の六つ子はそれぞれ特技を持っていますが、五男の十四松は『おそ松さん』の1期EDタイプAによると『めちゃくちゃ足が速い』という特技の説明がされています。それが分かるシーンとして、『おそ松さん』の9話『恋する十四松』ではラストで新幹線と並走していました。アニメ本編以外ではスマホアプリ『おそ松さんのへそくりウォーズ』で六つ子の中で1番移動速度が速いキャラクターとなっています。

『F6』とは『おそ松さん』の六つ子がいつもの絵柄ではなく、リアル頭身のイケメンで描かれたアイドルグループの名前で、『びっくりするほどルックスの良い』生徒だけが在校している『BL学園』に通っています。『F6』の『F』とは赤塚不二夫のイニシャルから取られたもので、『6』は六つ子からきています。世界線も絵柄も『おそ松さん』本編とは全く異なるものとなっているので、六つ子は多少の性格の違いが生じています。

『F6』の十四松はかなりのイケメンで、『スイートプリンス』や『1万人斬りの王子様』といった異名まで付いています。しかし元の十四松の性格を色濃く残している事が分かるシーンが多々あり、女子から壁ドンを求められた時にはパチンコ台にもパンチするという変わらずの奇行に走っていました。しかし、敵意のある男性の額にキスをしてうっとりさせる事で戦闘不能に追い込むなど、性別を問わずにモテ男ぶりを発揮していました。

『じょし松』とは松野家の六つ子の女の子バージョンですが、女体化や女装という訳ではなく彼らの友達という設定となっています。『じょし松』の十四松は焦点の合わない目は同じですが、金髪にガングロという一昔前に流行ったコギャルを思わせる見た目をしており、イメージカラーの黄色のカラコンをしている事が特徴です。自分の格好にこだわりを持っており、まつげビューラーでつけまつげを整えているシーンが多くあります。

本編での十四松は完全な天然キャラですが、『じょし松』の十四松は天然キャラを気取ってかわいく見られようとしている小悪魔な性格をしています。また嘘泣きをして他の『じょし松』の様子を窺うというズルい面もあり、泣く事によって周りの気を引こうとするなどかまってちゃんな性格が目立ちます。『じょし松』達の数十年後を描いているシーンがありましたが、十四松は老年になっても相変わらずのファッションを貫いていました。

『おそ松さん』にはよく『死亡ネタ』が使われるため、登場人物が死ぬ事は珍しくありませんが、十四松はその中でも屈指の『よく死ぬキャラ』となっています。十四松は『おそ松さん』の3話『OAW(OSO)』では宇宙に行った際に宇宙空間で窒息死し、7話のAパートでは六男のトド松に暴言の矢を連発で放たれた事で大ダメージを受けて瀕死の状態になっていました。ちなみに『おそ松さん』で1番初めに死んだキャラはトト子ちゃんです。

『おそ松さん』の主人公である松野家の六つ子は非常に容姿が似ており、服装が同じだと一見見分けがつかず、六つ子同士でもたまにお互いが分からなくなる事があるようです。しかしよく見ると六つ子それぞれに特徴があり、それによって誰かを判別する事が出来ます。画像の右から2番目が今回の主役・十四松となっていますが、他の六つ子と違ってアホ毛が1本、口が常に開いている状態である部分によって十四松であると分かります。

また、こちらの画像でも十四松は右から2番目となっていますが、私服だと余計に判別がしやすくなります。私服の十四松はいつもイメージカラーである黄色のダボっとした上着を着ており、両手が隠れている事が特徴です。さらに他の六つ子と違いいつも半ズボンを履いていますが、これは『おそ松さん』の監督を務めた藤田陽一のTwitterによって海パンである事が明かされました。

十四松が海パンを履いている事について浅野直之は、『十四松は熱いから短パンを履いている。でも海パンしか家に無かったからこれでいいやという十四松の適当でぶっ飛んだ思考から来ている』と述べていました。他にも見分ける方法があり、十四松は足や腕を曲げている事が多くありますが、まるで関節が存在しないように綺麗にうねっています。また、表情は固まっており、常にかわいい顔で笑っている事も十四松の特徴です。

持ちネタが『マッスルマッスル!ハッスルハッスル!』の松野家の五男・十四松は異常に明るい性格で、子供の頃のピュアな心を持ったまま大人になったとされています。六つ子の中でも屈指の元気さであるため、他の兄弟は十四松の行動についていけない事がしばしばあります。しかし、いつも元気でかわいい十四松は奇行に走る事が非常に多くありますが、実はボケてみんなを笑わせるために考えた末の行動である事が分かっています。

監督を務めた藤田陽一によると、『十四松は明るくボケているが、天然な子が無理してボケているためいつも収集がつかなくなる』という事でした。そんな十四松は公式PVでも『明るい狂人』と紹介されており、アニメ情報雑誌『アニメージュ』の2015年10月号によれば、『おそ松さん』の前作『おそ松くん』での子供時代に普通では中々起こらない出来事ばかりに巻き込まれてきたためぶっ壊れてしまったという紹介が書かれていました。

十四松は松野家の他の六つ子と比較して優しい性格をしており、子供のようにピュアなため泣いてしまう事もしばしばあります。十四松の初のメイン回となった『おそ松さん』の9話Bパート『恋する十四松』では、好きな女性に告白しますが立ち去られてしまい、その後兄弟と入ったおでん屋の屋台で大声で泣いてしまっていました。また他の六つ子とは違って喧嘩が好きではありません。しかし六つ子の悪事に加担してしまう事はあります。

悪巧みばかりしている他の六つ子とは違って、五男・十四松は優しい性格をした清純派なため『かわいい天使』と視聴者から人気となっています。嘘をつく事も苦手なため悪事を働く事は向いておらず、他の兄弟に騙されてしまう事も少なくありません。また、明るく振舞ってはいますが六つ子の中で存在感が薄い事を気にしており、イヤミに相談に乗ってもらうという回もありました。歌う事も大好きな十四松は六つ子の清純派担当です。

『おそ松くん』での子供時代は比較的おとなしく普通の少年であった十四松は、十数年後を描いている『おそ松さん』では完全に違うキャラと言っても過言ではないほどに変貌を遂げました。他の六つ子とは比較にならないほど常にハイテンションで、よく分からない謎の行動をとります。公式サイトで『異常に明るく、異常にピュア』と称されているように昔の面影は残っておらず、唯一歌が好きな部分だけ共通している部分となっています。

十四松は『おそ松くん』での子供時代は普通の少年であったため、一体いつから現在のような壊れた性格になったのかという事について、『おそ松さん』の17話で他の兄弟が話し合う事にしてみました。すると十四松と1番仲の良い四男の一松が、『十四松にちょっと前まで闇を感じてた。でも違った、闇は無い。あいつはただ十四松なだけなんだ。頭のてっぺんから足のつま先まで十四松。十四松というジャンルなんだ。』と語り出します。

その説明でもよく分からない兄弟達はアルバムを見て確認してみる事にしました。六つ子が中学から高校へと上がる時の写真を見てみると、十四松は現在の十四松になっていました。六つ子達はアルバムをさらに遡り、赤ん坊の頃の十四松を確認してみる事にします。すると母親と一緒に寝ている十四松の姿は、画像にあるようにすでに現在の十四松の姿となっていました。六つ子は怖くなってアルバムを封印し、外に飲みに出かけるのでした。

十四松は初のメイン回となった『おそ松さん』の9話『恋する十四松』で、朝起きるとハイテンションで家族におはようの挨拶をして朝食を食べた後、バットに一松を縛り付けた状態で素振りをしていました。一体どういう考えでバットに人間を縛り付けて素振りしようとしたのかは謎となっており、ファンを困惑させました。また、大人である一松をいつもの笑顔で素振りし続ける十四松の筋力が計り知れないという事が分かるシーンでした。

松野家の六つ子達は1日の終わりに必ず全員で銭湯に行く事が日課になっています。五男・十四松も1日中ハイテンションに動き回った汗をここで流しますが、十四松はゆっくり湯舟に浸かっている他の兄弟をしり目に本気のバタフライをして湯舟を何往復もします。明るく元気な事は良い事ですが、あまりにも有り余る元気さと他の客が居ないからといって銭湯で遠慮無しにバタフライをする姿にファンが唖然としたシーンとなりました。

『おそ松さん』の1期の2話で、暇を持て余していた長男・おそ松がふてくされて道をとぼとぼと歩いていると、野球のユニフォームを着ながら川でバタフライをしている五男・十四松の姿を目撃しました。野球の練習をしていて暑くなったから川で泳いだとも考えられますが、なぜ服を着たまま泳いでいたのかは謎となっており、視聴者を驚かせました。この時におそ松は、十四松の知られざる一面を目撃した事で苦笑いしていました。

『おそ松さん』の1期の14話で、松野家の六つ子全員が風邪をひいてしまった回がありました。この時は良くなった人から他の兄弟の看病をする事になりましたが、最後に体調が良くなってきた十四松は細胞レベルまで小さくなってかわいい姿となり、さらに無数にまで増殖して兄弟達の身体に入り込んで病原菌を撃退するという芸当を見せました。

しかしこの時、十四松は兄弟達の人格まで乗っ取ってしまい、みんな十四松のような明るく元気なハイテンション人間になってしまいました。もはや人間に出来る技では無かった事から、『十四松って何者?』と多くの視聴者を困惑させました。

松野家の五男・十四松は20歳を過ぎた成人男性ですが、今でもサンタクロースの存在を信じるピュアな心を持っています。ここまでは女性ファンを中心に『かわいい!』と言われていたのですが、実際にサンタクロースが松野家にやって来ると十四松はサンタクロースをトナカイもろともロープでぐるぐる巻きにして捕獲してしまい、ファンをドン引きさせていました。驚く他の兄弟達でしたが、十四松は大喜びしてはしゃいでいました。

『おそ松さん』の15話にて、松野家の五男・十四松は、長年のニート生活に終止符を打つため会社の面接を受けに行く事にしました。面接官が待っていると、なんと十四松はお尻を出した状態で面接の部屋に現れ、画像のように面接官の目の前に自分のお尻を突き出しました。さすがに会社の面接でのこの奇行には視聴者も驚きましたが、十四松のとんでもない行動はこの後も続いていくのでした。

『おそ松さん』の1期の20羽で、五男・十四松は画像にあるように犬の着ぐるみを着て四男・一松にリードを持ってもらって本物の犬さながらに散歩をしていました。一松は『嫌じゃないの?』と気遣って聞いていましたが、十四松はかなり楽しんでいるようでした。こちらも十四松の奇行と言うべき行動となっていますが、十四松のファンの多くはかわいい犬の着ぐるみを着た十四松にキュンキュンしていたようです。

お尻を出して面接室に入室してきて奇行を繰り返す五男・十四松に手が負えなくなった三男・チョロ松は、長男・おそ松に面接官を代わってもらう事にします。しかし十四松の奇行は止まらず、おそ松が面接のために入室すると画像のように身体を巨大化させた十四松の姿がありました。もはや魔法としか考えられない十四松の奇行によって視聴者は唖然とし、元気良く面接室に入っていったおそ松はすぐに退室していったのでした。

五男・十四松はお尻を出しながら面接室に入室し、三男・チョロ松による面接を受けますが、チョロ松の質問に対して十四松は悪気はないもののおかしな返答と行動をし続けました。するとそこに四男・一松が野球のユニフォームを着てやって来て、画像のように十四松とトスバッティングの練習をしだしてしまったのです。この行動によってついに疲れが限界に達したチョロ松は面接室から退室し、おそ松に全てを託すのでした。

『おそ松さん』の1期の最終話で、松野家の六つ子は野球の試合をする事になりましたがなかなか点が取れないでしました。そこで六つ子の中でも1番野球が好きな十四松に期待が寄せられましたが、十四松は野球マンに扮して試合会場に現れ、両手には血の付いたバットを握りしめていました。野球が大好きで、普段は野球の練習を欠かさない十四松ですが、実は野球のルールを知らなかった事が分かった衝撃的なシーンとなりました。

松野家の五男・十四松は『おそ松さん』の1期の9話『恋する十四松』でかわいい彼女が出来た回がありました。十四松は彼女とのデートの途中、彼女を笑わせるために画像のように顔中の穴という穴から水を噴射するという新たなギャグを披露していました。デートの最中でのこの奇行には多くのファンが唖然としましたが、彼女は十四松らしさが爆発したこのギャグを気に入り、かわいい笑顔で笑ってくれていました。

松野家の五男・十四松は、他の六つ子と違って外出する際には基本的にスリッパを履いて出かけます。100歩譲ってそこまでを許したとしますが、十四松は帰ってくるとスリッパのまま部屋に上がるのです。なぜ靴を履かないのかという事についてのファンによる考察があり、『十四松は学生の時に靴を隠されるいじめを受けており、それによるトラウマから靴を履かなくなった』というものですが、真相は明らかになっていません。

しかし、十四松は必ずしもスリッパしか履かないという訳ではなく、スーツなどの正装をした時や作業着を着た時などは他の兄弟と同じように靴を履いている場面が何度かありました。

六つ子の五男・十四松は画像にもあるようにいつも袖が伸びているパーカーを着ています。これによって手が見えなくなっていますが、理由についてファンによる考察によると、『いじめられっ子に袖を引っ張られた事で伸びてしまった』というものが有力なものとなっています。しかしこのパーカーは十四松も気に入っているようでヘビロテで着ており、十四松ファンにも『かわいい!』『似合ってる!』と好印象となっています。

『おそ松さん』の1期の13話にて、短編『実松(さねまつ)さん』が突然開始されました。主人公・実松はうだつの上がらない冴えないサラリーマンで、1人暮らしをしていますが妄想上で六つ子と一緒に暮らしています。そんな実松の声優を務めているのはなんと十四松の声優を担当している小野大輔であるため、ファン達は実松をパラレルワールドでの十四松なのではないかと考察しています。

さらに深く考察しているファンによると、『実松さん』のパラレルワールドである『おそ松さん』も、実は十四松しか存在せず、他の兄弟達は実は十四松による想像上の人物なのではないかという考えが生まれています。

松野家の五男・十四松は、いつも笑顔でかわいいと称される事も多いですが、あまりにハイテンションで予想もつかない行動を繰り返すため、ファンの中には『こんな明るい性格になったのには壮絶な過去があったからではないか?』と考察する人もいます。その過去というものもいくつかの推測があり、例えば『過去に壮絶ないじめを受けて自殺未遂をした事で、脳に障害が残ってしまった』というものがあります。

時にはハイテンション過ぎる奇行もファンに『かわいい』と捉えられる事も多い十四松ですが、あまりに度を過ぎた行動の数々によって、たびたび視聴者や『おそ松さん』の登場人物達に心配されています。しかし画像にもあるようにいつも元気な笑顔の十四松を、ファンは基本的には愛しています。

『数字松』というのは画像にある2人、四男・一松と五男・十四松によるコンビです。名前に数字が入っているのは彼らだけであり、公式ではなくファンによる呼び名となっていますが、とても分かりやすいものとなっています。卑屈な性格をしている一松ですが、いつも奇行に走る十四松のストッパーとして気苦労が絶えません。

『末松』というのは画像にある2人、五男・十四松と六男・トド松のかわいい末っ子コンビです。十四松はいつも考え無しに奇行ともとれるボケを繰り返していますが、コミュニケーション能力の高いトド松が一緒にいると拾ってくれるため、ボケとツッコミが上手く出来るお笑いのようなコンビと言ってもいいでしょう。

『筋肉松』とは画像にある2人、次男・カラ松と五男・十四松によるコンビです。カラ松は『おそ松くん』時代、力自慢のパワー型として六つ子の中でも一番喧嘩の強いキャラでした。十四松は『おそ松さん』で人間離れした驚異の運動神経を見せているため、この2人は強力なコンビとなっています。

『若葉松』とは画像の2人、三男・チョロ松と五男・十四松によるコンビです。コンビ名の由来は2人のイメージカラーを合わせると若葉マークになる事からで、この2人が一緒にいると比較的常識人であるチョロ松が十四松にツッコミを行う事が多くなっています。

『馬鹿松』とは画像の2人、長男・おそ松と五男・十四松によるコンビです。コンビ名の由来は、公式サイトでおそ松は『小学生のまま成長した奇跡のバカ』、十四松は『異常に明るく異常にバカ』と紹介されており、2人とも『バカ』というところが共通している事から来ています。『おそ松さん』の1話でこの2人は抱き合っており、『かわいい』と胸キュンしたファンが多くいます。

『おそ松さん』のさらに先の未来の物語が、1993年に発売された『ビッグコミック』のサッポロ黒ラベルとのタイアップ広告『大人になったおそ松くん』で描かれていました。そこでの十四松は医者になっているようでしたが、どうやら人を救うだけの技術は習得していないようでした。

『おそ松くん ベスト・セレクション』にて、中年になった松野家の六つ子のイラストが描かれています。十四松は画像の1番下の真ん中におり、40歳になっているようです。髪の毛がボサボサになっており、口ひげが生えている事が特徴です。

『おそ松さん』の9話『恋する十四松』にて、十四松の彼女が登場していました。見た目は画像にあるように笑顔がかわいいゆるふわ系の女性で、十四松のギャグにいつも笑ってくれるという相性の良さを見せていました。六つ子の中で彼女がいた描写があるのは十四松のみとなっており、9話は『おそ松さん』の物語の中でも珍しい感動回となっていました。

『おそ松さん』の登場人物・十四松について画像付きで紹介してきましたがいかがだったでしょうか?かわいい反面、ハイテンション過ぎる性格や奇行に走るサイコパスのような行動のためファンを驚かせる事も少なくありませんが、愛すべきバカという言葉がよく似合う面白いキャラクターです。