ジョジョのフー・ファイターズの名言集!F・Fのスタンド能力を解説

ジョジョ・6部に登場したフー・ファイターズは、プッチ神父によって生み出された知性と能力を持つプランクトンであり、徐倫との決闘を経て仲間に加わりました。また、作中では多くの名言を残す一方、仲間・徐倫のための命がけの決断と最期に、多くの衝撃が走りました。本文では、ジョジョのフー・ファイターズの基本情報から、スタンド能力・F・F、名前の由来、名言、作中での活躍などを紹介します。

ジョジョのフー・ファイターズの名言集!F・Fのスタンド能力を解説のイメージ

目次

  1. ジョジョのフー・ファイターズとは?
  2. ジョジョのフー・ファイターズの名言集
  3. ジョジョのフー・ファイターズのスタンド能力
  4. ジョジョのフー・ファイターズの声優
  5. ジョジョのフー・ファイターズの活躍
  6. ジョジョのフー・ファイターズのグッズ・フィギュア集
  7. ジョジョのフー・ファイターズに関する感想や評価は?
  8. ジョジョのフー・ファイターズの名言まとめ

ジョジョのフー・ファイターズとは?

ジョジョ6部にて、父・承太郎の記憶のDISCを奪還するべく、湿地帯にある格納庫に近づいた徐倫たちの前に登場したF・F(フー・ファイターズ)。以下では、知能とスタンド能力を有したプランクトンであるフー・ファイターズの名言・強さやスタンド能力、ジョジョ6部での活躍等を紹介します。

ジョジョの奇妙な冒険の作品情報

フー・ファイターズが登場する「ジョジョの奇妙な冒険」は、漫画家・荒木飛呂彦先生の作品で、1987年から週刊少年ジャンプ、2005年からはウルトラジャンプで長期連載されている人気漫画です。「人間賛歌」を作品全体のテーマに掲げ、仲間達との絆や強敵との戦いをベースに、スタンド能力を始めとする独特の表現方法と、サスペンスホラーを加えた世界観に高い評価を得ています。

ジョジョの奇妙な冒険の概要

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年に連載開始以降、計124巻が刊行されている長編作品であり、2006年には、日本のメディア芸術100選・マンガ部門2位に選ばれました。ジョジョのストーリーは、パートごとに主人公と舞台が異なり、それぞれPart1~Part8まで連載されています。

また、ジョジョのメディア展開も、各パートごとにアニメ化・ゲーム化・映画化が制作され、それぞれのパートごとに人気を博しています。

ジョジョの奇妙な冒険のあらすじ

現在も連載が続けられている漫画「ジョジョの奇妙な冒険」は、主人公サイド・ジョースター家と、悪役サイド・ディオとその後継者たちによる戦いを描いた大河群像劇です。フー・ファイターズが登場するジョジョ・第6部では、シリーズ初となる女性主人公が起用され、3部の主人公・空条承太郎の娘・空条徐倫(通称:ジョリーン)が登場します。

ジョジョ6部では、DIOの陰謀によって刑務所に収監された徐倫が、承太郎の手引きによってスタンド能力を覚醒させ、プッチ神父のスタンドによって抜き取られた、承太郎の記憶とスタンド能力・DISCを奪還するべく、刑務所を脱獄し死闘を繰り広げるまでの一連のストーリーが描かれました。

フー・ファイターズの基本情報

ジョジョシリーズでは、本体がスタンドという珍しいスタンド使いであり、プッチ神父によって生み出されたF・F(フー・ファイターズ)の基本情報を以下に紹介します。

フー・ファイターズのプロフィール

フー・ファイターズのプロフィール・イメージ画像

以下は、女囚人エートロの体を乗っ取った時のフー・ファイターズのプロフィールです。

  • 身長 :165cm
  • 罪状 :毒殺(誘拐)
  • 刑期 :6年(7年)
  • 房番号:241
  • 囚人番号:FE-39423

フー・ファイターズはジョジョ6部で登場

F・Fとも呼ばれるフー・ファイターズは、ジョジョ第6部で登場したプランクトンのスタンド使いです。動物のスタンドの究極とも言われるF・Fは、チップ神父が湿地帯の水にスタンドのDISCを差し込んで生まれた「知性」を持つプランクトンです。

F・F(フーファイターズ)を生み出したプッチ神父は、F・Fに自分にとって都合の良い情報だけを与えて、所内農場にあるディスク保管庫の番人に仕立て上げられていました。そのため、F・Fの持つ知性は、納屋に近づく不審者を始末することだけが、インプットされている状態でした。しかし、徐倫との出会いを通じて、F・Fは、自我を持ち始め、知性とは何なのかを模索し始めます。

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ジョジョのフー・ファイターズの名言集

フー・ファイターズの名言・イメージ画像

ジョジョシリーズのテーマである「人間賛歌」を身を持って体感したジョジョ6部の登場キャラクター・F・F(フー・ファイターズ)の名言を紹介します。

フー・ファイターズの名言①「気に入ったーッ…」

フー・ファイターズの名言「気に入ったーッ!!」。生みの親であるプッチ神父の捨て駒のように扱われていたF・F(フー・ファイターズ)でしたが、徐倫たちとの戦いを経て、初めて自分の存在意義を感じられた名言でしょう。

フー・ファイターズの名言②「おまえの気持ち…」

フー・ファイターズの名言「おまえの気持ち、なんだかよく理解できないが、おまえらとはもう闘う気がしない、そして、私の負けだ、完璧に」。プランクトンでありながら、能力と知性を兼ね備えたフー・ファイターズにとって、徐倫の存在は彼女に衝撃を与えると同時に、新鮮さを感じられたでしょう。

フー・ファイターズの名言③「徐倫のことを考えると…」

フー・ファイターズの名言「徐倫のことを考えると、勇気がわいてくる。これこそが「思い出」なんだ、これが「知性」なんだ」。徐倫に出会うまでは、プッチ神父の命令に従うだけだったフー・ファイターズが、徐倫たち仲間のために命を懸けて闘う姿勢が感じ取れる名言です。

フー・ファイターズの名言④「あたしの一番怖い事は…」

フー・ファイターズの名言「あたしの一番怖い事は、友達に「さよなら」を言う事すら考えられなくなることだった。でも、最後の最後に、それを考えることができた」。重傷を負ったアナスイの体内に入ったフーファイターズは、彼の体を回復させると体を返し、魂となって徐倫の前に現れます。天国に旅立つ前に、徐倫にさよならの言葉を残したフー・ファイターズの名言です。

ジョジョのフー・ファイターズのスタンド能力

本体がスタンドという、ジョジョシリーズでは珍しいスタンド使いだったフー・ファイターズのスタンド能力を以下に紹介します。

スタンド能力はF・F(フー・ファイターズ)

ジョジョでは珍しい本体がスタンドのF・F(フー・ファイターズ)は、姿を変化自在に変えることや、水分のある人間の体を乗っ取り操る能力を持っています。また、人間の姿では、手を銃の形に変え、プランクトンの塊を撃つF・F弾が披露されました。F・Fは、戦闘だけでなく応急処置にも活躍し、傷口にプランクトンを詰め込んで止血を促すことが可能です。

F・F(フー・ファイターズ)の強さ

F・F(フー・ファイターズ)のスタンドの強さは、破壊力:B、スピード:A、射程距離:C、持続力:A、精密動作性:C、成長性:Bです。湿地のように水分の多い場所での戦闘では防御力が上がるため、物理的な攻撃を受けてもすぐに回復できる能力や、徐倫との心理戦のように戦闘に特化した高い知能は、フー・ファイターズの大きな強みです。

一方で、プランクトンの増殖に必要な水分が必要であり、湿地以外の場所では、体を維持するために水分補給が欠かせないなど、水分不足が弱点に挙げられます。ジョジョ6部では、プッチ神父にお湯をかけられたことで一時消滅の危機に瀕する場面があるも、再び水分を与えることで回復することができました。

F・F(フー・ファイターズ)の元ネタ

F・F(フー・ファイターズ)の名前の由来は、アメリカのロック・バンド「Foo Fighters」がモデルとされています。Foo fihgtersは、1995年にデビューしたロック・バンドで、2012年までにグラミー賞を11回受賞、総売り上げ2000万枚以上を記録しました。バンド名は「FF」と略称され、戦時中に使用された未確認物体を指すスラング用語「フー・ファイター」から命名したと言われています。

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ジョジョのフー・ファイターズの声優

フー・ファイターズの声優・イメージ画像

ジョジョ6部にて登場したフー・ファイターズは、漫画・アニメ共に人気の高いキャラクターです。以下では、ジョジョ6部のアニメ版フー・ファイターズの声優のプロフィールや出演作を紹介します。

フー・ファイターズの声優は白石涼子

アニメ版ジョジョのフー・ファイターズの声は、声優の白石涼子さんが演じました。声優・白石涼子さんは、2002年に声優活動を、2003年からは歌手活動も開始させており、主にテレビアニメや、海外映画及びドラマの日本語吹き替えを中心に活躍しています。

白石涼子のプロフィール

プロフィール紹介・イメージ画像

声優・白石涼子さんは、1982年生まれ、奈良県出身で、声優養成学校を経て、2002年に「GetBackers-奪還屋-」でデビューを果たします。2007年「ハヤテのごとく!」で主人公・綾崎ハヤテ等で注目を集め、主要キャラクターを多く演じています。役柄については、幼女・成人女性からハイティーンの少年まで様々なキャラクターを演じています。

白石涼子の主な出演作

以下は、声優・白石涼子さんの主な出演作です。

  • まほろば Heartful Days:白鳥隆士役
  • 魔法先生ネギま!:長瀬楓役
  • ハヤテのごとく!:綾崎ハヤテ
  • BORUTO-ボルト-:秋道チョウチョウ

ジョジョのフー・ファイターズの活躍

本体にスタンド能力を有するフー・ファイターズは、ジョジョ6部・66巻~74巻に登場した知能を持つプランクトンです。先中では、乗っ取った囚人の体を用いて徐倫たちと行動を共にしました。以下では、ジョジョ6部のフー・ファイターズの活躍を紹介します。

フー・ファイターズの活躍①最初は敵

湿地帯での戦闘・イメージ画像

湿地帯のトラクターのタイヤの中に隠された承太郎のDISCを奪還するべく、徐倫たちは、行方不明となった囚人の捜索を口実に内部に侵入します。一方、承太郎のDISCを隠したプッチ神父も、知性と能力を持ったプランクトンF・Fを生み出し、徐倫たちの前に立ちふさがります。

水分を失うことがフー・ファイターズの弱点だと知った徐倫たちは、知能を持つF・Fとしのぎを削る頭脳戦を繰り広げ、裏をかかれたフー・ファイターズは窮地に追い込まれます。そして、瀕死状態に陥ったF・Fにエルメェスがとどめを刺そうとした瞬間、徐倫はエルメェスを制止して水分を与え始め、フー・ファイターズの回復を促します。

そして、F・F(フー・ファイターズ)は、プッチ神父に利用されていただけであり、人間でなければ罪は問われないと話す徐倫の姿に感銘を受け、徐倫を守ることを約束して仲間に加わります。

フー・ファイターズの活躍②仲間に

事故の影響で亡くなった女囚・FE-39423の体を乗っ取ったF・Fは、承太郎のDISCをプッチ神父から奪還するべく、徐倫は「懲罰房」へ向かい始めます。徐倫を助けたいフー・ファイターズは、懲罰房に辿り着くために幽霊部屋に向かいます。そして、徐倫の惚れているアナスイに協力を要請し、プッチ神父が繰り出した刺客を振り払って刑務所からの脱出を試みます。

しかし、彼女たちの前に遠隔操作型のスタンド「ヨーヨーマッ」が姿を現します。徐倫たちと別行動を取ったフー・ファイターズによって本体のDアンGは、窮地に追いやられたその時、F・Fことフー・ファイターズを生み出したプッチ神父が姿を現します。そして、生みの親とDアンGのどちらを倒すか選択を迫られます。徐倫を助けるべく、F・Fは、DアンGに攻撃を仕掛けます。

プッチ神父に一瞬迷いを見抜かれたフー・ファイターは、デスクをプッチ神父に抜かれることを予期し、こめかみに向けて銃を撃ちます。そして、すぐさまDアンGの体内を乗っ取り、DアンGを破壊します。そして、空気中にスタンド姿がむき出しになったF・Fは、体を分裂させてプッチ神父の気を引き、片方の体で水道に向かい、水分補給を行います。

フー・ファイターズの活躍③最期

徐倫たちに危険を知らせることができることに安堵したのもつかの間、水道から流れるお湯によって、フー・ファイターズの体は崩れ始めます。プッチ神父の策により、水がお湯に変わるスタンドが発動され、F・Fは消滅の危機に瀕します。しかし、機転を利かせたフー・ファイターズによって、徐倫たちが駆けつけます。

そして、状況を察したウェザー・リポートによってあたりは豪雨と化し、フー・ファイターズも体も徐々に回復していきます。そして、ウェザーと合流したフー・ファイターズは、湿地帯で徐倫・アナスイと合流し、お互いの無事に安堵します。その時、ウェザーになりすましていたプッチ神父の攻撃を受けたアナスイはその場に倒れ込み、一同は混乱します。

そして、正体を明かしたプッチ神父と徐倫は、承太郎の記憶のDISC・F・F(フー・ファイターズ)のDISC・徐倫の命を懸けた決戦が始まります。戦いは徐倫が優勢となる中、プッチ神父は承太郎のDISCを瀕死のアナスイに投げ入れ、アナスイの死と共に破壊を目論みます。しかし、状況を察したフー・ファイターズは、アナスイの体内に入り込み、傷を回復させると同時に、承太郎のDISCを体外に放出させます。

そして、アナスイに体を返したF・F(フー・ファイターズ)は、自らの死を受け入れます。そして、魂の姿となったフー・ファイターズは、徐倫に対して別れの言葉を告げます。

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ジョジョのフー・ファイターズのグッズ・フィギュア集

フー・ファイターズのグッズ・イメージ画像

ジョジョシリーズの中で、人気の高い登場キャラクター・フー・ファイターは、関連グッズやフィギュアも人気を呼んでいます。

グッズ①プランクトン状態のフィギュア

本来の姿であるプランクトンとスタンドのF・F(フー・ファイターズ)の2体がセットになった、フー・ファイターズのフィギュアです。

グッズ②エートロ状態のフィギュア

事故に巻き込まれて亡くなった女囚人の死体を乗っ取って人間の姿になったフー・ファイターズのフィギュアです。手元には、必須アイテムの水分が備えられています。

グッズ③コスプレ用

フー・ファイターズのグッズは、上記のフィギュアだけでなく、コスプレ衣装も人気があり、ウィッグと合わせて楽しむファンもいます。

ジョジョのフー・ファイターズに関する感想や評価は?

フー・ファイターズに関する感想や評価を紹介・イメージ画像

ジョジョシリーズ初となる女性主人公や、これまでにない絶望的な展開で多くのファンに衝撃を与えてきたジョジョ6部の登場キャラクター・フーファイターズに関する感想や評価を紹介します。

感想1フー・ファイターズの活躍に高評価

知能とスタンド能力を持った異色のプランクトンでありながら、主人公・徐倫との出会いを通じて大きな成長を見せたフー・ファイターズは、ジョジョ6部で人気のあるキャラクターの1人です。ファンの間では、強いだけでなく、かわいい見た目も注目されています。

感想2:フー・ファイターズの最期に涙

当初は、プッチ神父の命令によって動かされてきたフー・ファイターズでしたが、自らの命を投げ打ってまで徐倫を助ける姿や、作中で披露した数多くの名言に、フー・ファイターズの最期は涙無しでは読めなかったでしょう。

感想3:これまでにない衝撃的な展開

ジョジョファンの間で、徐倫が主人公の6部「ストーン・オーシャン」は、シリーズの中で最も絶望的なストーリーだったと語られ、その結末に大きな衝撃を与えました。それは、徐倫の父親で3部の主人公・空条承太郎の変わり果てた姿やプッチ神父のスタンドなどが挙げられ、予測不可能なストーリー展開となっています。

ジョジョのフー・ファイターズの名言まとめ

ジョジョ・6部の登場キャラクター・フー・ファイターズの名言、スタンドF・Fの能力と強さ、作中での活躍、アニメ版声優について紹介しました。徐倫を助けるための決死の行動とフー・ファイターズの最期は、多くのジョジョファンに衝撃を与えました。

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