【キングダム】桓騎軍のオギコ千人将が可愛い？強さや魅力を考察

本記事では大人気歴史漫画キングダムに登場する驚異的な強さを持つ桓騎軍の千人将を務めるオギコについて可愛いと注目を集める理由やその強さを考察紹介させて頂きます。またオギコ以外の桓騎軍のメンバーや強さが分かる活躍などもご紹介しますので、是非キングダムファンは本記事を最後までご覧ください。ではまず初めに可愛いと噂されるオギコが登場する漫画キングダムの作品情報や時代背景をまとめてご紹介します。

可愛いと噂あれるオギコが登場するキングダムは2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている原泰久の漫画作品です。漫画キングダムは実在する古代中国の春秋戦国時代を舞台にした作品であり、中国初の皇帝始皇帝と大将軍を目指す信の成長を描いた漫画です。そんな漫画キングダムは優れた画力とストーリーの面白さから累計発行部数3300万部を超える大ヒットを記録しました。

この人気から漫画キングダムは第17回手塚治虫文化賞で大賞を受賞し、ゲームや「VOMIC」といわれるラジオドラマなど派生作品が多数制作されています。さらに漫画キングダムは2011年から2014年にかけてNHKで2クールに及ぶアニメが放送され、2019年4月19日には山崎賢人主演で実写映画が放映されることになりました。

漫画キングダムは古代中国の春秋戦国時代末期を時代背景にした作品です。この春秋戦国時代は実際にあった時代であり、秦・楚・斉・趙・魏・燕・韓の7ヶ国が500年に渡って激突した動乱の時代です。そんな春秋戦国時代において後に中華全土を統一した始皇帝である嬴政と秦の大将軍である李信がモデルといわれている信を主人公に、激動の時代を駆け抜ける二人の姿を描いたのが漫画キングダムです。

漫画キングダムは上述の時代背景でご紹介した通り、7つの国が覇権を争っています。この7つの国には驚異的な強さを誇る名将がそれぞれ仕えており、名将と名将の熱い戦いが繰り広げられます。その中で本記事の主役である可愛いオギコは桓騎軍の元で千人将を務めています。ではここからは漫画キングダムに登場する圧倒的強さを持つ軍勢をまとめてご紹介します。

秦国は漫画キングダムの主人公である信が属している大国です。大国秦は後に中華全土を統一する国であり、春秋戦国時代一の国土を持っています。また秦国は昌文君や呂不韋、白起など優れた名将・軍師を多数抱えており、軍事力・政治力両方が漫画キングダムでトップクラスの強さを誇っています。そんな圧倒的強さを持つ大国秦において主人公の信は天下の大将軍になるために、数々の戦場を駆け巡ります。

羌瘣は漫画キングダムにおいて主人公信が率いる飛信隊の副隊長を務める女性です。羌瘣は伝説の刺客一族といわれている「蚩尤」の末裔であり、まるで舞踊を見ているかのような美しい剣技で敵と戦います。羌瘣も実在した人物であり、実際の歴史では超を滅ぼす戦果を挙げた名将です。漫画キングダムでも羌瘣は趙の将軍を討ち取るなどの功績を挙げており、大将軍を目指す信を様々な面でサポートします。

呂不韋は漫画キングダムにおいて秦国第2位の権力を持つ老人です。呂不韋は昌文君や李斯など呂不韋四柱を率いる人物であり、その実力は昌文君から絶賛されていました。実は元々呂不韋は商人であり、優れた智謀と話術で成り上がりました。かつて漫画キングダムにおいて呂不韋は後の始皇帝である嬴政に舌戦を挑みます。しかし呂不韋は嬴政を論破することが出来ず、舌戦に敗れた呂不韋は嬴政の成長に涙を流しました。

嬴政は後の中華全土を統一する始皇帝になる人物であり、漫画キングダムにおいて第2の主人公です。嬴政は元々秦で生活を送っており、すさんだ心を持っていました。しかし紫夏と出会ったことで心を取り戻し、天下と統一するために秦の王都を奪還することを決意します。そして嬴政は秦国王都を奪還した際、呂不韋を政争を繰り広げることになります。その後類いまれなる才能を身に着けた嬴政は呂不韋を屈服させ秦を統一しました。

騰は漫画キングダムにおいて秦国随一の強さを持つ王騎の副官を務める人物です。騰は「トゥルル」や「フェルル」など独特な口調で話すのが特徴であり、王騎からも非常に信頼されるほどの強さを持っています。そんな騰はキングダムの作中において趙の将軍を討ち取り、王騎軍の指揮権を授与されます。その後騰は数々の戦果を上げ、王騎将軍死後秦国第二位の地位にあたる大将軍の官職が与えられました。

王騎は漫画キングダムにおいて秦国六大将軍の一人にあたる人物です。王騎は女性のような喋り方をする人物ですが、その強さは非常に恐ろしく、天下最強といわれるほどの強さを持っています。また王騎は強さの他に優れた知略を有しており、秦国六大将軍を代表する人物です。王騎はその類いまれなる強さと頭脳を信に引き継ぐのですが、龐煖との一騎討ちで重症を負い、信や騰達に秦国を託して絶命しました。

李牧は漫画キングダムにおいて趙国三大天筆頭を務める人物です。趙国に仕える李牧は強さと賢さを兼ね備える知勇兼備の将であり、秦国随一の強さを誇る王騎を打ち破りました。この功績から李牧は趙国宰相の官職を与えられ、燕との戦いで戦果を挙げました。しかし李牧は秦国との戦いで敗北を喫し左遷されてしまいます。趙国の王は無能であり、もしかすると優秀な李牧は影の王になろうと考えていたのかもしれません。

龐煖は漫画キングダムにおいて趙国三大天の一人にあたる将軍です。龐煖は化物のような強さを持つ人物であり、周囲からは武神とあだ名されています。当初龐煖は秦国との戦いで王騎に敗退を喫してしまいます。その後龐煖は王騎への復讐を誓い、李牧と共に再度秦国に戦いを挑みます。そして龐煖はその戦いにおいて王騎に致命傷を与えるという大戦果を挙げます。王騎は龐煖の傷が原因で死亡することになりました。

本記事の主役である可愛いと噂されるオギコが千人将を務める桓騎軍の頂点に立つのが秦国将軍桓騎です。桓騎は野盗出身ということもあり、常人には考えつかない戦略を披露します。この予想外な戦略と強さから桓騎は「首斬り桓騎」という異名で恐れられています。桓騎は普段非常に残忍な性格をしており、敵には容赦ありません。しかしオギコが戦果を挙げると素直に褒めるなど味方に対しては非常に優しい顔を見せてくれます。

ここまで漫画キングダムに登場する軍勢を率いる人物達をご紹介しました。キングダムの作中において桓騎は周囲から「首斬り桓騎」と恐れられるほどの実力を持った人物です。では果たしてそんな知勇兼備の将である桓騎の下で千人将を務めるオギコはどれぐらいの強さを持っているのでしょうか。ここからは本記事の本題であるオギコの強さや可愛いといわれる理由になっている魅力についてご紹介させて頂きます。

本記事の主役であり、キングダムファンから可愛いといわれているオギコは相手に容赦しない残忍な桓騎軍で千人将を務めるキャラクターです。オギコはモヒカンヘアーと花輪が非常に特徴的であり、どこかの部族出身であると考えられます。普通千人将とは千人を束ねる将であり、冷静さと強さが必要です。しかしオギコは冷静さを一切持っていない人物であり、落ち着きの無さから飛信隊に怪しまれてしまうことになりました。

可愛いといわれているオギコですが、実は当初イメージがあまり良くありませんでした。オギコはモヒカンヘアーと鼻輪という少し気持ち悪い容姿をしています。さらにオギコは弓が超絶的に下手くそであり、千人将とは思えないほど強くありません。このことを考えるとイメージが悪いといわれても仕方ありません。しかし現在オギコはその独特なキャラクターが逆に好印象となり、可愛いと人気を集めることになりました。

可愛いといわれている桓騎軍の千人将オギコは漫画キングダム第276話「鳳明の手」で初登場しました。桓騎軍はキングダムにおいて特に残酷で荒っぽい集団であり、秦国の中でも異質を放っていました。そんな目立つ桓騎軍の中でもオギコは初登場ながら一番目立っていました。オギコはその際目立ちすぎる行動をしたことから周りの人々はオギコに対し強い不安を抱いてしまっていました。

漫画キングダムに登場する桓騎軍千人将のオギコですが、皆様はオギコのモデルとなった人物をご存知でしょうか。漫画キングダムの作者である原泰久は元々大学を卒業して電気メーカーに就職し、プログラマーを務めていました。その後原泰久は会社を27歳で退社し、漫画キングダムを誕生させました。そんな原泰久には荻野という会社員時代の友人がいました。この友人の荻野をモデルにしてオギコが誕生することになりました。

さてキングダムにおいて桓騎軍の千人将を務めるオギコですが、どれほどの強さを秘めているのでしょうか。残念ながらオギコはキングダムの作中において目立った活躍はしておらず、弓が非常に下手な姿しか描かれていません。しかし千人将という官職はそれ相応の強さを持っていなければ与えられることはありません。またオギコは非常に筋肉質な肉体を持っており、他の一般兵を凌駕する武力を持っていると予想できます。

さらにオギコは漫画キングダムのガイドブック「覇道列伝」では武力84と表記されていました。なのでオギコの肉体美やガイドブックの能力値を見ると、今後本当の強さが発揮される可能性は極めて高いです。一方でオギコの知力はガイドブックでも5と表記されており、桓騎のような知勇兼備の将にはならないでしょう。これは余談ですが、ガイドブックでオギコはキュート度99を記録しており、公式からも可愛いと認められています。

可愛いと注目を集めるオギコは桓騎軍の中で一番明るい性格をした人物です。頭は悪くとも、その可愛い無邪気な姿は周囲の人間を元気にさせます。千人将という一軍の指導者には武勇や知力の他に周囲から信頼される能力も必要です。おそらく桓騎はオギコが持つ周囲を勇気づける性格に惹かれ、オギコを千人将に抜擢したと考察できます。オギコの明るさや天然さは作中で多くの兵士を元気にさせ、士気向上に役立っています。

桓騎軍のトップに立つ桓騎は元々野盗であり、蒙驁将軍に引き立てられたことで秦軍に所属しました。桓騎は吊り目をした美貌と優れた軍略を持つ人物であり、秦軍を代表する将軍の一人です。また桓騎は残忍な性格をしていることから「首斬り桓騎」というあだ名が付けられています。そんな桓騎は忠誠心の篤い義に溢れた人物であり、秦国の将軍であり張唐から秦国を背負う将軍だと評価されました。

摩論は桓騎軍の参謀を務める人物であり、5千人将の官職が与えられています。摩論は中華全土の名将の名前を憶えているなど非常に知識が豊富な人物であり、丁寧な口調で桓騎軍をサポートしています。また摩論は5千人将を務めるほどの実力を持つ人物であり、趙の金毛軍と激戦を繰り広げました。そんな摩論の実力を桓騎は認めており、兵糧不足から鄴攻め撤退を進言する魔論に従いました。

雷土は左目に円形の刺青を入れているのが特徴の人物であり、桓騎軍のナンバー2に位置しています。桓騎軍ナンバー2の雷土は優れた武勇と知力を兼ね備える人物であり、桓騎に唯一進言することを許されています。しかし雷土は荒っぽい性格が玉に瑕であり、桓騎軍と飛信隊が対立してしまった際に信に殴りかかってしまいました。

那貴は右頬に刺青を入れた人物であり、オギコと同じ桓騎軍の千人将を務めていました。しかし那貴は飛信隊に入隊した際、飛信隊のご飯がおいしいという理由で桓騎軍を脱退し、飛信隊に加入します。そんな那貴は戦場の動きを察知する洞察力の持ち主であり、誰よりも冷静な判断をすることが出来ます。また那貴は怒ると雷土より荒っぽくなるといわれており、武勇においても優れています。

黒桜は桓騎軍の副将兼5千人将を務めている女性であり、美貌とセクシーな巨乳の持ち主です。黒桜は矢を一度に2本放つほどの武勇を持った人物であり、周囲からは「姐さん」といわれ尊敬されています。また優れた知力も持っており、作中では絶妙のタイミングで援軍を派遣していました。そんな黒桜は桓騎に心酔しきっており、桓騎が命じる残酷な任務も完璧に遂行します。

厘玉は尖った頭とピエロに見える刺青が特徴の人物であり、桓騎軍の騎馬隊を率いています。残虐な行為を平気でする桓騎軍の中で唯一常識のある人物であり、桓騎軍が行う拷問に嘔吐するなど桓騎軍に対して耐性を持っていません。黒羊丘の戦いで桓騎軍と飛信隊が仲間割れをして衝突します。その際厘玉は尾平を仲裁として任命し、見事桓騎軍と飛信隊の仲間割れを解決しました。

巴印は桓騎軍において雷土率いる部隊にいる将です。巴印は尾平と共に行動しており、村で略奪した宝を尾平に渡しました。しかし信は略奪という行為を許すはずがありません。信は尾平が略奪した宝を受け取ったと知って激怒し、巴印は信に殺されそうになってしまいました。

桓騎軍のメンバーである馬印は黒羊丘の戦いの際、伝達係として飛信隊へ動いた人物です。漫画キングダムの物語で描かれた黒羊丘の戦いで信率いる飛信隊は失態を冒してしまいます。その際桓騎はその責任を取らせるために信へ片腕を渡すよう命じます。しかし信はこの桓騎の命令に反対し、馬印は信から逆に腕を斬られそうになりました。

ゼノウは顔に十字の刺青をした男性であり、桓騎軍の中で一番狂暴な性格をした人物です。ゼノウは「手づかみで大牛を切ることが出来る怪力を持つ」といわれるほどの力を持っており、敵味方問わず攻撃してしまう諸刃の剣です。またゼノウにはゼノウ一家という部隊がおり、桓騎軍の中で一番強力といわれています。その強さを表すかのようにゼノウは黒羊丘の戦いで趙軍を完膚なきまで叩き潰しました。

砂鬼は桓騎軍に所属する部隊の名称であり、全員が仮面と槍を携えているのが特徴です。砂鬼は拷問などを担当する部隊であり、その凶悪さと残酷さは桓騎軍で一番といわれています。また砂鬼は自らの残虐さを知らしめるかのように拷問で殺した相手の一部を装飾品にしており、死臭を体中から漂わせています。そんな砂鬼が行う拷問は中華一残虐とされており、誰もが嘔吐してしまうほどといわれています。

オギコが所属する桓騎軍のリーダーである桓騎は元々秦の将軍である蒙驁の副将を務めていました。かつて秦と韓の間で戦争が勃発し、蒙驁将軍は秦の兵士20万人を率いて出撃します。作中においてこの戦は深く語られていませんでしたが、桓騎は蒙驁将軍の副将として韓侵攻作戦に参加しました。

山陽の戦いは廉頗率いる魏軍と蒙驁率いる秦軍との戦いです。この時桓騎はまだ一軍を率いる将でなく、蒙驁将軍の副将として参陣していました。この戦いで桓騎は優れた軍略を発揮し、敵将介子坊を混乱させるゲリラ戦を行いました。そして魏軍は将軍を介子坊から玄峰に変更された時を突き、魏軍に扮した桓騎は玄峰を討ち取りました。

その後桓騎は少数で魏軍本陣に攻撃を仕掛けます。そして桓騎の攻撃を受けた魏軍は本陣を失い、総大将であった白亀西が戦死します。この桓騎の大活躍により、山陽の戦いは秦軍に軍配が上がりました。

趙国の宰相である李牧は強大な国を築きあげる秦を討つべく、6つの国を連合させた「合従軍」を発動させます。突如6つの国から攻撃を受けた秦国は桓騎軍に張唐将軍と蒙驁将軍と共に函谷関で韓・魏連合軍を迎え撃つよう命令します。桓騎と張唐は敵が使用する巨大井蘭車を利用し、韓・魏連合軍の陣に奇襲を仕掛けます。そして桓騎は韓軍の総大将を討ち取り、見事韓・魏連合軍を撃退しました。

秦国の有能な宦官であるロウアイは北の辺地で「ロウ国」という国を詐称し、反乱を起こします。実はその反乱は嬴政と対立する呂不韋の策でした。その反乱軍は昌文君率いる鎮圧部隊に敗北し、敗走します。その敗走に攻撃を加えたオギコ含む韓騎軍は反乱軍を討ち破り、ロウアイを捕らえることに成功するのでした。

秦国を統一することに成功した嬴政は天下を統一するために趙国へ攻撃を開始します。その際桓騎軍は飛信隊と共に合計5万8千という大軍で趙へ侵攻します。戦場となったのは趙国にある黒羊丘であり、趙は紀彗に命じて秦軍を迎え撃ちます。オギコが所属する韓騎軍は飛信隊と共にある作戦を実行し、勝利を飾ります。そして桓騎は趙の黒羊丘を占領することに成功するのでした。

キングダムに登場するオギコに関する感想で非常に多く寄せられたのはオギコが可愛いという感想でした。オギコはモヒカンと鼻輪というあまりかっこよくない見た目をしています。また戦いにおいてもあまり目立った活躍をしておらず、当初イメージは非常に悪いものでした。しかし弓を当てた時の無邪気さや常に明るい性格が多くの読者の心を掴み、今ではキングダムで一番可愛いキャラクターといわれるようになりました。

オギコに関する感想ではキングダムのキャラクターの中で一番オギコが好きという感想も多く寄せられていました。上述でご紹介した通りオギコはあまり目立った活躍もなく、決して強いとはいえないキャラクターです。しかし周囲を元気づける明るさから人気を博し、現在多数のファンを抱えるキャラクターへと成長を遂げました。

オギコに関する感想では実写映画版キングダムにオギコが出ていないことに不満を感じる感想も多く見受けられました。オギコは残念ながら実写映画のキングダムに登場しておらず、多くのオギコファンを悲しませました。しかしもし続編が制作されるとなるとオギコが登場する可能性が非常に高くなるので、今後の発表に期待が集まります。

本記事では漫画キングダムに登場する桓騎軍千人将オギコについて可愛いといわれる魅力や強さなどをまとめてご紹介しました。オギコは無邪気で天然な性格から可愛いと人気を集めるキャラクターであり、多数のファンがいることが分かりました。しかし未だオギコが戦場で活躍する様子が描かれておらず、多くのオギコファンからは今後の活躍に期待する声が集まっています。