2019年05月22日公開
2019年05月22日更新
まどマギの胸に響く名言・名セリフ集!印象に残った名シーンも紹介【完全保存版】
まどマギは、主人公である「まどか」、その親友の「さやか」のクラスに謎めいたセリフを話す「ほむら」が転校してくるところから始まります。「ほむら」は謎の生命体「キュゥべえ」の命を狙っているような行動やセリフも繰り返します。まどマギは可愛らしい絵柄とは裏原に、悲しく切ないストーリーが話題を呼び、数多くの名言セリフを生みました。この記事では、まどマギのまどか達の名言などに注目して紹介していきます。
目次
まどマギとは?
まどマギの作品情報
謎の生命体「キュゥべえ」は、少女の願いを叶える代わりに「魔法少女」となり「魔女」と戦う使命を与えます。一見よくある「魔法少女物」という印象を与えますが、ダークファンタジーを主として描いており、ファンからは「鬱アニメ」と語られています。原作はなく、シャフト制作のオリジナルアニメとなっています。
まどマギの概要
まどマギは、2011年1月から全12話を放送し、先の読めない展開が視聴者を惹きつけ、最終回終了後は続編を求める声が殺到しました。その人気から、漫画、小説、ゲームへと様々なメディアで広がり、2012年に総集編映画が公開され、2013年には続編である劇場版が公開されました。これは深夜アニメ作品としては史上初となる、興行収入20億円を超える大ヒットとなりました。
さらに、2019年内に「マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝」のテレビアニメが放送される予定となっており、まどマギの人気は衰えを知りません。この記事では、そんな「まどマギ」のあらすじや、名言などを詳しく紹介していきます。
まどマギのあらすじ
鹿目まどかの通う中学校に「ほむら」という女子生徒が転校してきました。ほむらはまどかに、「魔法少女になってはならない」と忠告めいたことを語りかけてきます。そんなおり、まどかは親友のさやかと魔女の結界に入ってしまい、学校の先輩である巴マミが魔法少女となって2人を救出します。マミに助けられたまどかたちは、キュゥべえという可愛らしい白い動物から、魔法少女になるように話かけられます。
ですが、マミは魔法少女についての覚悟などを話し、2人によく考えるように告げます。まどかとさやかは、安易に魔法少女に憧れを抱きますが、マミが魔女に残酷に食い殺される姿を見て現実を認識します。しかし、さやかは想い人である恭介が事故により手が不自由になったことから、恭介の手を治すという願いと引き換えに魔法少女になります。
ある日、別の街から「佐倉杏子」という魔法少女が訪れ、自分のテリトリーを拡大するためにさやかを殺そうとします。その場は収まりましたが、仲は険悪となりその後も争いが続きました。ですが、幸か不幸か、それを止めようとしたまどかによって、魔法少女の残酷な運命が明らかになりました。魔法少女になると、その魂はソウルジェムという宝石に移され、そのソウルジェムが壊れると死ぬということでした。
そのため魔法少女は肉体の痛みは感じなくなっていたのです。キュゥべえは戦うために邪魔な痛みを取り除いてあげたと悪気なく言います。かくして真実を知ったさやかは自暴自棄になり、「穢れ」をためていき、そして、さやかは自分を保てず魔女になってしまうのでした。
まどマギの鹿目まどかの名言・名セリフ集
鹿目まどかの名言①「叶えたい願い事とか…」
まどマギ・まどかの名言その①は「叶えたい願い事とか、私には難しすぎてすぐには決められないけど(略)こんな私でもあんな風に誰かの役に立てるとしたら、それはとっても嬉しいなって。」です。不思議な力で少女を魔法少女にするキュゥべえは、少女の願いを叶える代わりに魔法少女として魔女と戦う使命を与えます。
まどかは魔法少女の先輩である「マミ」が人々を助けるために魔女と戦う姿を見て、次第に自分も人の役に立ちたいと思うようになります。しかし、まどかにはこれと言って願いがありません。まどかは自分のための願いなど興味がなく、純粋に人の役に立つために魔法少女になりたいと思うのでした。
鹿目まどかの名言②「私は覚えてる…」
まどマギ・まどかの名言その②は「私は覚えてる。マミさんのこと忘れない。絶対に!ほむらちゃんのことだって私は忘れないもん!」です。マミが魔女との戦いで死亡した際、魔法少女になるということは、死と常に隣合わせでいるという現実を目の当たりにしたまどかのセリフです。
まどかはほむらに、今までどれだけ戦ってきたのか、マミが死んだことは誰も気がつかないのかなど質問をします。ほむらはどこか諦めたようにまどかに淡々と答えていきます。その回答を聞いて、まどかは、大切な人を忘れない!と強くほむらに訴えるのでした。
鹿目まどかの名言③「ほむらちゃん、ごめんね…」
まどマギ・まどかの名言その③は「ほむらちゃん、ごめんね。私、魔法少女になる」です。ワルプルギスの夜との戦いで、ほむらは一人で戦い、敗れます。しかし、ほむらはまどかを魔法少女にさせないために戦い続けようとします。
ですが、まどかはほむらを放ってはおけず、あれだけほむらに止められていた魔法少女になる決意をしてしまうのです。まどかは自分の叶えたい願い事がやっと見つかったと話、ほむらに謝罪しながら魔法少女となり、自分の命を使いワルプルギスの夜を倒すのでした。
◆まどマギの美樹さやかの名言・名セリフ集
美樹さやかの名言①「まあきっと、私達がバカ…」
まどマギ・さやかの名言である「まあきっと、私達がバカなんだよ。そう、幸せバカ。別に珍しくなんかないはずだよ?」は、キュゥべえの存在や、願い事と引き換えに魔法少女になるという話を聞いたさやかが言った名言です。魔法少女になることに興味をもったさやかは、願い事を考えます。
ですが、まどかもさやかもいざとなると何も思いつきません。このことに対して「私達はその程度の不幸しか知らないのに、願い事を叶えるチャンスに恵まれすぎてバカになっちゃってるんだよ。」と続けて話しました。
美樹さやかの名言②「いざとなったら頼むかも…」
まどマギ・さやかの名言その②は「いざとなったら頼むかも。でも今はやめとく。私にとっても大事な事だから。」です。まどかと一緒にいるとき、偶然にも魔女の結界を見つけてしまったさやか。魔法少女でないさやかは、まどかにマミを呼んでくるように告げ、自分はその場を見張ります。
そんなさやかにキュゥべえは、魔法少女になるように助言します。ですが、さやかは前述のセリフをキュゥべえに告げ「いい加減な気持ちで決めたくない。」と拒否するのでした。
美樹さやかの名言③「私は人の為に祈った事を…」
まどマギ・さやかの名言その③は「私は人の為に祈ったことを後悔してない。そのキモチを嘘にしないために、後悔だけはしないって決めたの」です。さやかは、想い人である恭介の手を治すために魔法少女になりました。
ですが、恭介はさやかの親友と恋人になってしまいます。それを知った杏子は、さやかをバカにしながらも心配します。さやかは、それに対して「恭介を想った気持ちを嘘にしたくない。後悔しない。」という気持ちを語るのでした。
まどマギの暁美ほむらの名言・名セリフ集
暁美ほむらの名言①「鹿目まどか。貴女は自分の人生が…」
まどマギ・ほむらの名言その①は「鹿目まどか。貴女は自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」です。まどかのクラスに転校してきたほむらは、キュゥべえにまどかを魔法少女にさせないために、何度も同じ時を繰り返している存在です。ほむらは、まどかに人生や家族が大切なら「今とは違う自分(魔法少女)になろうだなんて思わないことね」と、まどかに釘を刺したのでした。
暁美ほむらの名言②「貴女は鹿目まどかのままでいればいい…」
まどマギ・ほむらの名言その②は「貴女は鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」です。名言その①と同様、まどかを魔法少女にしたくないほむらは、違う自分に憧れるまどかの思いを止めるため、まどかは今のままで充分だと話します。キュゥべえの力で魔法少女になるということは、いずれは魔女となり、悲劇を生むため、まどかをそんな目に二度と合わせたくないというほむらの強い思いが感じられます。
暁美ほむらの名言③「貴女は優し過ぎる…」
まどマギ・ほむらの名言その③は「貴方は優しすぎる。忘れないで、その優しさがもっと大きな悲しみを呼び寄せることもあるのよ」です。ほむらはキュゥべえからまどかを守るために、日夜見守っています。しかしまどかは優しすぎるため、人のためにその命を代償に魔法少女になる可能性を秘めています。
しかし、まどかが魔法少女になるということは、まどかが史上最凶の魔女になり、命を落とすことになるのです。そんなまどかを心配して話した名言となります。
まどマギのその他名言・名セリフ集
キュゥべえの名言「僕と契約して魔法少女になってよ…」
続いては、まどマギの暗役者であるキュゥべえの名言です。まどマギのストーリーの全ての始まりと言ってもいいキュゥべえは「僕と契約して魔法少女になってよ」と、願い事を叶えるという甘い話を言い、少女たちを次々と悲劇の魔法少女にしていきます。
出典: https://festy.jp
魔法少女となった少女は、その力が尽きると魔女と化し人間ではなくなってしまうのです。このキュゥべえの言葉は、まさに悪魔の囁きに等しいと言えるでしょう。
佐倉杏子の名言「命を危険に晒すってのはな…」
まどマギ・佐倉杏子の名言は「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他にない奴だけがやることさ。そうじゃない奴がクビを突っ込むのはお遊びだ」です。佐倉杏子は、自分の父親のために魔法少女になりました。ですが、父親はそのことに気がつき、気をおかしくして杏子を残して心中してしまいました。杏子はそのことから、人のために生きるのをやめ、自分のためだけに生きることを決めました。
そのため、人のために戦うマミや、それに憧れているさやかやまどかが気に入りません。戦いに関してもシビアに捕らえており、命に関しても生半可な覚悟で魔法少女になるものじゃないと、まどかに指摘するのでした。
巴マミの名言「後悔しているわけじゃないのよ…」
まどマギ・巴マミの名言は「後悔しているわけじゃないのよ。今の生き方もあそこで死んじゃうよりよほど良かったと思ってる。でもね、ちゃんと選択の余地がある子にはキチンと考えた上で決めて欲しいの。」です。マミは、選ぶ余地などない状況で魔法少女になりました。
後悔はしていないものの、魔法少女になるということは魔女と命をかけて永遠に戦い続けるということになります。マミに憧れるまどかに対して、経験者として優しくマミはアドバイスをするのでした。
鹿目詢子の名言「ずるい嘘ついたり…」
まどマギの鹿目詢子の名言は「ずるい嘘ついたり、怖いものから逃げ出したり。でもそれが、後になってみたら正解だったってわかることがある。」です。まどかの母親である鹿目詢子は、日に日に落ち込んでいるまどかを心配していました。ですが、まどかは詳しく話そうとしません。そんなまどかに対して、何かを察したように「いっそ思い切って間違えちゃうのも手なんだよ。」と、セリフを続けるのでした。
まどマギの名シーン集
まどマギの名シーン①巴マミの最期
マミは魔女との戦いに敗れ、頭から食べられてしまいました。それまでは、魔女との戦いを「カッコイイ」というミーハーな気持ちで見ていたまどかとさやかでしたが、このマミの死によって、魔法少女になることについて、現実を認識することになります。それまでは、可愛い魔法少女物という印象のまどマギでしたが、これを機に、物語はどんどん暗く、悲しいストーリーを見せていくことになりました。
まどマギの名シーン②さやかの問いかけ
さやかは恭介のために魔法少女になりましたが、当の恭介はさやかの気持ちも知らず、さやかの親友と恋人になってしまいます。さやかはそのことを祝福できない自分を嫌悪するようになり、何のために魔法少女になったのかわからなくなってしまいます。さやかは次第に穢れを溜め、魔女と化してしまうのでした。
まどマギの名シーン③さやかと杏子
穢れを溜め、魔女となってしまったさやかを杏子は命がけで止めようとします。そして、まどかと一緒に、さやかが人間に戻れるように必死に問いかけます。しかし、魔女となってしまったさやかが人間に戻る方法はありませんでした。杏子はまどかを逃がし、自分は「一人じゃ寂しいだろ」と呟き、自らの命を燃やしてさやかを倒すのでした。
まどマギに関する感想や評価は?
#まどマギ 全話みた感想。事前知識(まみられ、魔女化など)があったせいかあまり精神的ダメージはなくて、この物語での“契約”とはなにか、なぜ“彼女ら”が“そう”なったかを考えながらみることができたよう思います。キュゥべえの言い分も、決して悪意はないことも納得はできます。悪質だけど。
— yuri (@syoyuri) December 23, 2018
まどマギは、可愛らしい絵柄とは裏原に、鬱要素を多く含んだ深い作品です。悪役として登場するキュゥべえに関しても、キュゥべえ自身には全く悪意が存在しません。わかりやすく悪が描かれない物語として、ファンの間では長きにわたり議論や考察が飛び交っています。
映画「魔法少女まどか☆マギカ」前編 後編 感想
— 大嶋 航矢 (@nyarot) March 7, 2019
前編はなんかジメッとした陰湿で暗い話だなぁって思ってたけど、後編でなんかやっぱり暗いんだけどすごく壮大な話になってびっくり!戦闘シーンの絵のタッチがアートっぽくて好き。#まどマギ#Netflix映画
まどマギは、序盤は明るい話が多く描かれていましたが、次第に暗く切ない話へと移行し、壮大な物語になっていきました。そのことに驚いたファンも大勢いたといいます。
はい、まどマギ全話見終わった感想。
— 黒空風 (くろそら)@ゆっくり実況者になったよ! (@Kurosora1210) May 5, 2019
最後らへん、
魔法少女ほむらマギカ やん。
はい、普通に良きです。
鬱アニメの代表作と呼ばれているけれどほかの鬱アニメよりは欝要素少なめな気がします。
まぁ、鬱アニメ見始める人には、十分じゃないでしょうか。#まどマギ#アニメ感想
まどマギはその内容から、鬱アニメの代表とも呼ばれています。しかし、ただ暗いだけでなく、ストーリーもしっかりしています。そのため、鬱アニメに耐性がない方でも見やすいものになっていると言われています。
まどマギの胸に響く名言・名セリフ集まとめ
まどマギの名言をご紹介しましたが、この記事で紹介した以外にもまだまだ数多くの名言、名シーンが存在します。まどマギの主人公は「まどか」であり「ほむら」でもあると言われています。まどマギのテレビアニメは全12話とかなり短いですが、だからこそ内容に無駄がなく、とても濃い作品となっています。テレビアニメ「まどマギ」の続編として、劇場版も公開されました。
劇場版はまどマギのもう一人の主人公「ほむら」視点で進行しており、「ほむら」の物語となっています。まだ未見の方はご覧になってはいかがでしょうか?テレビアニメでは語りきれなかったことが語られており、さらにまどマギの世界感を深めている作品となっています。