【まどマギ】キュゥべえのセリフや名言まとめ！正体や声優・名シーンまとめ

大人気アニメまどマギに登場するキュゥべえ。最初は誰もが可愛らしい魔法少女モノに登場するマスコット的なキャラクターだと想像していましたが、実は非常に腹黒いキャラクター。無慈悲でビジネスライクなキュゥべえ。しかし、どうして魔法少女と契約しなければいけなかったのでしょうか？キュゥべえの正体は？そもそも、キュゥべえってなに？

「魔法少女まどか☆マギカ」は2011年に放送されたテレビアニメです。願いを叶えたかわりに魔法少女となり、人類の的である魔女と戦う女の子たちのお話です。たったひとつの願い事を叶えてもらったかわりに、過酷な運命と立ち向かう主人公まどかを中心に描かれます。

キャラクターデザインは、可愛い女の子を書くことに定評があるうめが担当。また、魔法少女たちが魔女と戦う異空間の描写では劇団イヌカレーが起用されたことで話題になりました。

犬や猫のような見た目と、ふさふさの毛並み、そして丸くて真っ赤な目など、愛らしい要素がたくさんあるキュゥべえですが、本当は怖い存在。魔女と戦わせるために、ひとりでも多くの少女を魔法少女にさせるためにやってきた異星人です。

魔法少女になれそうな女の子とテレパシーが使えます。そして、彼女たちが「願いを一つ叶えるために」魔法少女になる契約へ誘導するために、会話をする知性を持ちます。キュゥべえは願いを叶えてくれる天使？それとも悪魔？不気味なキュゥべえの名言や魅力を紹介します！

まどマギのグッズはたくさんありますが、なかでも多いのがキュゥべえのグッズ。可愛いフォルムから残虐なキャラクターは想像できませんが、アニメファンだと知られたくない人もつけやすいグッズです。

キュゥべえにはたくさん名言があります。その多くが、希望を持っていた魔法少女を裏切るようなモノがばかり。どのようなシーンでキュゥべえが発した言葉なのかそのシーンの画像と一緒に紹介します！！

「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」キュゥべえのセリフの中で一番有名なセリフです。魔法少女になる素質がある少女に魔法少女になる契約に持ちかける時にいうセリフです。

魔法少女になるために必要なのは「約束」ではなく「契約」。親身なって相談事を聞いてくれるキュゥべえですが、少女たちがピンチな局面になると彼女たちを切り捨てるビジネスライクな一面が垣間見れる名言です。

「僕は、君たちの願い事をなんでも一つ叶えてあげる。何だってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ。」魔法少女に希望を持たせるひとこと。この甘い言葉を武器にキュゥべえは魔法少女の素質のある女の子を口説いてきました。

「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ。」魔法少女の素質がある女の子を口説き落とす時の文句。魔法少女になる契約には、「願い事を一つ叶わせてあげる」代わりに魂をソウルジェルに預け、魔女と生死のかけた過酷な戦いに出なければなりません。

「願いから生まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ」キュゥべえが魔法少女とはなにか？を説明しているシーン。この頃はキュゥべえが恐ろしい存在とは誰も気づかず、自分たちの願いを叶え、地球を救うマスコットだと思われていました。

「二人とも！　今すぐ僕と契約を！まどか！さやか！願い事を決めるんだ、早く！」まどかたちの先輩である魔法少女のマミさんが魔女のシャルロットに殺されてしまいました。魔女に怯える二人をみて、キュゥべえは二人に魔法少女になるように促します。

「お別れだね。僕はまた、僕との契約を必要としてる子を探しに行かないと。短い間だったけど、ありがとう。一緒にいて楽しかったよ、まどか」強引にまどかに契約させるかと思いきや、まどかを魔法少女にすることを諦めたようなそぶりを見せるキュゥべえ。契約の交渉には「押してもダメなら引く」ことも大切。

「この国では、成長途中の女性のことを、少女って呼ぶんだろう？だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね。」この国では、成長途中の女性のことを、少女って呼ぶんだろう？だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね。」

キュゥべえはさらりと魔女は魔法少女の呪いから生まれた存在であることを明かします。魔法少女になったさやかもまどかも最終的には魔女になる運命であることを知ります。少女たちは絶望しますが、キュゥべえは何食わぬ顔をしています。

「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」ついに本性をあらわにしたキュゥべえ。さやかが魔女になり、ひとりぼっちにならないように一緒に杏子が死んでしまいました。

キュゥべえはまどかに魔法少女は宇宙のために死んでしまう存在であることを教えます。その魔法少女を育てるためにキュゥべえはインキュベーター （インキュベーターとは生まれたばかりの子供を育てる保育器のこと。）として地球にやってきたことを伝えます。

「訳が分からないよ。どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい？」キュゥべえのセリフで一番有名なセリフ。「わけがわからないよ」というフレーズは聞いたことがある人もいるのではないでしょうか？このシーンは、さやかがライバル関係にあった杏子と魔法少女の力をつかって戦っていたときのこと。

戦う二人をみていたまどか。二人の戦いを終わらせようと、さやかのソウルジェムを歩道橋から車道に投げ捨てます。ソウルジェムは魔法少女の魔力の源。魔法少女になると、ひとりひとつ持つことになります。魔法少女の力の源がなくなればさやかは普通の女の子に戻っていると思っていたまどか。しかし、さやかはその場で崩れ落ちてしまった。目を覚まさないさやか。ほむらは急いでさやかのソウルジェムを取りに行きます。

ソウルジェムを本人のところに戻すと、さやかは息を吹き返します。さやかは何が起こったのかわかりません。ほむらと杏子がキュゥべえに何が起こったのか言及しました。キュゥべえは顔色ひとつ変えずいいました。キュゥべえと契約した時点で、魔法少女の魂は肉体ではなくソウルジェムに移動したというのです。つまり、さやかの体にさやかの魂はありません。

さやかはじぶんの体に魂がなく、ゾンビのような状態であることに絶望します。そこでキュゥべえは、（どうして自分の体に魂がないといけないと魔法少女が思っているのか）「わけがわからない」と言うシーンです。

魔法少女を希望と絶望に追いやるキュゥべえですが、キュゥべえの目的は一体何なのでしょうか？キュゥべえには感情がない？キュゥべえは魔法少女から搾取している？キュゥべえの最後は死ぬの？いきてるの？など紹介します。

キュゥべえは地球外生命体で、インキュベーターと呼ばれる宇宙人です。まどかたちはその事実を知らずに、魔法少女にさせるためにやってきた喋るペットのようなものだと思っていました。しかし、まどか達とは違って何度も時間をループして行きている暁美ほむらはキュゥべえの正体を知っていたのでした。

キュゥべえはなぜ地球にやってきたのでしょうか？キュゥべえの仲間の宇宙人は人間が抱く感情を宇宙のエネルギーに変換することができる技術をてにいれました。しかし、キュゥべえは作中でも無表情であるように、気持ちや感情がない生物。魔法少女の感情に共感ができないので、次々と死んで魔女になる魔法少女たちに無慈悲です。

感情を持つ生き物、つまり人間の気持ちを利用して宇宙のエネルギーにするために地球にやってきたキュゥべえは、感情のエネルギーが強い少女たちをターゲットにしました。感情のエネルギーを宇宙のエネルギーに変換するソウルジェムに少女たちの魂をとじこめる契約をするために、中学生ぐらいのまどかたちに近づいたのでした。

魔法少女になる素質がある少女とは、感情の波が大きく希望と絶望に揺れる少女たちです。登場する魔法少女たちはけして幸せとは言えない身の上を持っています。さやかは自分の好きな人が病気になっています。治療は絶望的。しかし「病気が治ってほしい」という希望を持ち、魔法少女になりました。

キュゥべえはまどかに「君には宇宙の法則も捻じ曲げることができるような魔法少女になれる才能がある」といいました。これはまどかの心に大きな希望が宿っている一方で、死んでいく魔法少女たちに大きな絶望を抱えているからです。多くの魔法少女は願いをひとつだけ叶えるために魔法少女になります。しかし、彼女たちに待っているのは魔女と戦わねばらならないという絶望。

戦いに疲れた少女の魂＝ソウルジェムは黒く濁ってグリーフシードになってしまいます。魔法少女の肉体は変化し、魔女になってしまいます。願いが叶ったときの希望のエネルギー、そして魔女化したときの絶望のエネルギーを効率よく搾取して、やがて宇宙のエネルギーに変えるのがキュゥべえの目的なのです。

ほむらはキュゥべえの思惑を全て知っています。そのため、大切なまどかだけは魔法少女になる契約をさせないために、まどかを守ります。しかし、最強の魔女とされている「ワルプルギスの夜」が訪れてしまうのです。強いほむらでも全く歯が立たないワルプルギスの夜に、まどかが自らが魔法少女になることを誓います。まどかの願いは「絶望して魔女化する魔法少女たちを助けて、魔女を産まないこと」でした。

つまり、キュゥべえが少女たちの希望や絶望を搾取するという構造を壊すことでした。とんでもない魔法少女になると予言されたまどかだからこそ、叶えられる願いでした。少女たちのエネルギーを搾取することができなくなったキュゥべえは魔法少女を魔女と戦わせるかわりに、魔獣と戦わせます。

魔獣が死んでしまったときに発生する力「コア」を利用して宇宙のエネルギー源を維持します。テレビアニメ「まどマギ」の続編となる『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』でもキュゥべえは残酷で腹黒いキャラクターのままです。しかし、映画の最後では然るべき罰が与えられているのでぜひチェックしてみてください。

可愛らしくて思わず飼いたくなってしまうキュゥべえ。その声はとってもキュートです。とっても悪いキャラクターのキュゥべえですが、声色は終始変わらず、無表情です。そんな声を担当するのは誰なのでしょうか？徹底調査してみました。

腹黒くて残酷なキュゥべえの声優を担当するのは加藤英美里さん。1983年、東京生まれの声優さんです。高校時代に同級生の友達から声優の専門学校に見学したことをきっかけに声のお仕事を目指すようになりました。同級生のお友達とは鹿野優以さん。

鹿野優以さんといえば、アニメ「すもももももも」で主人公のももこ役をしていた声優さんです。ひょんなことから声優を目指した加藤英美里さんですが、声優アワードで二回受賞されています。

とっても可愛い声優さんですが、週刊誌に結婚の記事が出たことががありました。その結婚相手とは同じ声優の小野坂昌也さん。二人はプライベートでも仲が良く、一緒に食べに行ったりすることもあるそうです。年がかなり離れている二人ですが、同棲疑惑まで出てしまったそうです。

また、加藤英美里さんには一般人との結婚報道もありました。その二つの結婚報道について加藤英美里さんは「私は何回結婚するんですか。プンプン」といったツイートをしているため本人は否定しています。

加藤英美里は可愛い声が特徴的な声優さん。たくさんの作品に出演しています。まどマギを作ったアニメ会社シャフトでは、「化物語」に八九寺真宵役として出演しています。また、「電波女と青春男」では御船流子役。「ゆるゆり」では大室櫻子役などで活躍されています。

キュゥべえに関する評価や感想には、魔法少女の希望と絶望を利用する姿に非難の声が多くみられます。また、最初はマスコット的な魔法少女ものによくあるキャラクターだと思われていたキュゥべえですが、アニメのお話が進むにつれて腹黒いところが露呈していきます。二面性に驚く声が一番多かったです。

最初は魔法少女のお供をする可愛らしい存在のキュゥべえ。しかし、どんどん恐ろしく無慈悲な存在であることが露呈してきます。騙された人も多いのでは？キュゥべえの声優を担当された加藤英美里さんも最初はスタッフから「ただただ可愛く演じてください」と言われていました。しかし、本性がわかるようになってからはキュゥべえの心まで演じるようになったそうです。

感情を持っていない宇宙人のキュゥべえは、感情のある人間の少女の力を利用して宇宙のエネルギーを作ろうとしています。キュゥべえは何も遊びでやっているのではなく、キュゥべえなりの理由があって仕方なく仕事をしているのです。そのため、キュゥべえの気持ちを汲む意見もみられました。

一見可愛い小動物のようですが、本当は恐ろしい存在のキュゥべえのプロフィールと名台詞紹介まとめいかがだったでしょうか。この機会にぜひ、まどマギのアニメや映画をみてみてください！