【まどマギ】杏さやカップリング画像集！仲良しコンビの公式エピソード集

『杏さや』の公式画像やエピソードについて紹介する前に、『まどマギ』についての作品情報を紹介していきます。『まどマギ』とは一体どんな作品であるのかを詳しく解説し、物語のあらすじも知る事が出来ますので、ぜひご覧下さい!

『まどマギ』は、アニメーション制作会社『シャフト』によって制作され、2011年から全12話が放送されたアニメ作品です。可愛い絵柄によって描かれた魔法少女の物語となっていますが、従来の魔法少女作品とは一線を画しており、ダーク・ファンタジーに位置付けられています。原作漫画が存在しない事で先の読めないストーリーや、その意外性が視聴者に受けた事で『近年最大の意外性』とまで称されるほどに人気となりました。

また、2017年にNHKで行われた『あなたが選ぶアニメベスト100』では男性票で1位を獲得するという偉業を達成し、『東京アニメアワード テレビ部門優秀作品賞』をはじめとした数々の賞を受賞しました。これほどの評価を得た事から漫画やゲーム、フィギュアなど様々なジャンルにメディアミックスされるようになっただけでなく、外部の映画作品などにも影響を与えるほどの影響力を持つほどとなりました。

鹿目まどかはその日、夢を見ました。夢の中では自分と同い年くらいの少女・暁美ほむらが謎の怪物と戦かっており、次の瞬間見た事も無い生物・キュゥべえが『僕と契約して魔法少女になってよ』とまどかに告げてきます。不思議な夢を見たまどかは目を覚まして学校へ行くと、なんと夢に出てきたほむらが自分のクラスに転校してきて、まどかに『魔法少女になってはいけない』と忠告してきたのです。

何の事か分からないまどかはその日、友達の美樹さやかと共に下校していると魔女の結界に入り込んでしまい、そこで魔法少女・巴マミに救われます。魔法少女という存在が本当にあるのだと知ったまどかとさやかは、キュゥべえから執拗に魔法少女になるようにと勧誘を受けます。まどかとさやかは、マミとも親しくなり、憧れを抱くようになった事から魔法少女になりたいと強く思うようになっていきます。

魔法少女になって悪と戦うという事にワクワクしていたまどかとさやかの2人でしたが、まもなくマミが魔女によってあっけなく殺害されてしまいます。あまりに壮絶で惨たらしい最期にまどかは魔法少女になるという決心が揺らぎ始めますが、そんな中さやかは魔法少女になって魔女と戦うようになり、別の魔法少女・佐倉杏子もやって来た事で、まどかは魔法少女達の戦いを目撃していく事となっていきます。

『杏さや』とは劇中に登場する魔法少女である美樹さやかと佐倉杏子のカップリング・コンビです。『まどマギ』の序盤で出会った当初の2人は馬が合わず、喧嘩ばかりしていました。しかし物語が進むにつれて仲良くなり、『杏さや』という言葉が生まれるまでとなりましたが、ここでまずさやかと杏子のプロフィールを紹介する事によって、後述する『杏さや』の公式エピソードをより一層楽しめるようにする事に致します。

『まどマギ』に登場する佐倉杏子は、まどかが住んでいる見滝原市の隣町である風見野市に住む魔法少女で、マミが死んだ事で見滝原市を自分の陣地とするべくやってきました。マミとは全く違うタイプの魔法少女で、口調が荒々しく自分のためだけに魔女と戦っている事が特徴です。強盗などの犯罪をする事も厭わない性格で、それによって得た金は、大好きなジャンクフードを購入するためなどに使っています。

杏子がこのような性格になったのは過去の出来事が大きく関係しており、聖職者であった父のためを思って魔法少女になったにも関わらず、父に魔法の力を疎ましく感じられて魔女と罵られ、さらには自身を残して家族全員心中してしまったという辛い経験によるものでした。そのため魔法は自分のためにしか使わず、他人の犠牲を気にしなくなっています。しかし、このような性格はさやかとの関係によって少しずつ改善されていきます。

魔法少女としての杏子は、画像にある通りノースリーブにスカートという服装に変化し、武器は多節棍である槍となっています。戦いの際は近距離戦を得意としており、重い攻撃と素早い動きで相手を圧倒します。しかし攻撃は最大の防御といった戦法の杏子は、実際の防御が脆いという欠点があります。

『まどマギ』の美樹さやかは、年齢14歳、身長158センチで、主人公であるまどかと同じクラスに通っている親友です。まどかと共に魔法少女の存在を知り、まどかよりも先に魔法少女となりました。魔法少女となった理由は、幼馴染でずっと好意を寄せている男子・上条恭介が怪我によってバイオリニストになるという夢を絶たれてしまったため、また夢を追いかけてほしいという事からです。

さやかは先輩魔法少女であり憧れの存在であるマミの考えに同意しており、自分のためではなく他人のために魔法を使うという信条を持っています。そのため自分のためだけに魔法を使うという考えの杏子とは真逆の考えであったため対立していました。魔法少女となったさやかは、画像にもある通りビスチェのような服にマントを羽織っており、武器は刀剣で、近距離戦を得意としながらも攻守ともにバランスに優れています。

こちらは水中で仲良さそうに手を取り合っている『杏さや』の画像になります。考え方の違いから当初は仲が悪かった2人ですが、この画像をみると信頼関係で結ばれている事がよく分かります。また、普段は見る事の出来ないドレス姿がとても似合っており、『杏さや』ファンにはたまらない1枚です。

こちらの画像は、『シャフト』のオンラインショップである『シャフトテン』が1周年を記念して公式ラインにて配布した『杏さや』のオリジナル壁紙となっています。泣いているさやかを杏子が優しい笑顔で手をとっているという美しさもありながら少し切なさも感じさせる1枚で、イラストはアニメのキャラクターデザインを担当した漫画家・蒼樹うめが担当しています。

こちらの画像は、『杏さや』人気が爆発してきた事で公式で作られたピンナップ絵で、さやかと杏子が仲良くお泊り会をしているというシーンになっています。2人の表情を見てみると会話も弾んでいるようで、元々根は一緒である『杏さや』が会話を心から楽しんでいる事が分かる1枚となっています。

こちらの画像は、魔法少女の姿をしている『杏さや』が笑顔で話しているショットです。とても仲良さそうに指をルンルンに揺らしながら楽しい会話をしている事がうかがえます。頬を赤らめながら隣にいる『杏さや』の姿を見ていると、つい友達以上の関係にも見えてしまう1枚です。

こちらの画像は、2013年に公開された映画『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』で製作された『杏さや』のポスターになります。色違いで同じデザインのドレスを着て2人で手を繋いでいるという可愛いものとなっており、『杏さや』ファンはぜひ欲しいものとなっています。

『杏さや』の2人は出会った頃は喧嘩ばかりしており、2人とも魔法少女であるため壮絶なバトルへと発展していました。さやかは『魔法は他人のために使うもの』、杏子は『魔法は自分のために使うもの』といったように気持ちが良いほど真逆な考えであったため、魔女と戦う理由だけでなく様々な目的が違っていたのです。しかしお互いに譲らないという性格は、根本で言えば共通点でもありました。

出会えば口論ばかりしていた『杏さや』ですが、『まどマギ』の7話になってくると杏子の方からさやかに心を許し始めます。きっかけとなったのは、さやかがキュゥべえから魔法少女とは『ソウルジェム』の穢れが溜まっていくと最終的に魔女になってしまうという真実を聞かされ、さらに恋愛も上手くいっていなかった事からかなり落ち込んでおり、それを杏子が心配した事でした。

杏子は、これからは自分のために魔法を使うように勧め、リンゴを1つ差し出しますが、やはりさやかはその考えに賛同できずにリンゴを払いのけてしまいます。食べ物を粗末にする事を許さない杏子は激怒しますが、もし自分が魔女になってしまう事になってもやはり他人のために魔法を使う事を心に誓います。そして『ソウルジェム』にはどんどん穢れが溜まっていくのでした。

『まどマギ』の8話になると、ついにさやかの『ソウルジェム』は穢れきってしまい、さやかは魔女へと変貌を遂げてしまいます。それを目の当たりにした杏子はさやかを助けるために戦いますが、魔女になってしまった魔法少女は二度と元には戻れない事を知ります。そして杏子は『杏さや』という言葉が生まれたきっかけとなった選択をするのです。

杏子は『独りぼっちは、寂しいもんな』という一言を残し、魔女になったさやかもろとも自爆します。自分のためだけに魔法を使ってきた杏子が、最後に他人のために魔法を使ったという悲しくも感動的な場面で、杏子がさやかとの出会いによって考えが変わってきた事が分かる名シーンとなりました。

2013年に公開された劇場版『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』では、『杏さや』の仲良しなシーンを多く見る事が出来ます。物語が始まると、平和な日常のシーンとなっており、なんとさやかと杏子は同居をしています。さらに一緒に学校に行く様子や手を繋いでいるところも見る事が出来ます。『杏さや』ファンには嬉しいシーンが目白押しですが、すべては魔女の結界の中の話なのでした。

『杏さや』のほのぼのとしたシーンを多く見る事が出来る『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』ですが、一緒に魔女と戦う戦闘シーンもあります。息の合った連係プレイで敵を撃退していく2人ですが、さやかは『円環の理』の1部となっていたため自分が魔女となった事実を覚えており、杏子は自爆してしまったため当時の事は覚えていませんでした。そして2人はお互いの気持ちを打ち明けます。

さやかは杏子を残してきてしまった事が心残りだったと語り、杏子はさやかが居なくなってしまった夢を見た事でとても怖かったと語りました。テレビアニメ版で『杏さや』がお互いの事を想っていた事が劇場版で明らかになり、『公式の作った同人作品』とまで発言するファンも少なくなかったほどです。

『まどマギ』のDVD&BD5巻に、第9話のテレビ未放送ED曲『and I'm home』が収録されています。これは『杏さや』によるデュエット曲となっており、作詞作曲はボカロPのwowataが担当となっています。歌詞はさやかと杏子の最期の別れを表現した悲しい内容となっており、曲調も哀愁漂う悲しげなメロディーである事が特徴です。

テレビアニメでは9話にはEDが存在しませんでしたが、DVD&BDの9話ではこの曲が流れ、映像のイラストは『まどマギ』のキャラクターデザインを担当した蒼樹うめが描き下ろしています。ショートバージョンとフルバージョンが存在し、ショートバージョンでは前述した歌詞の内容となっていますが、フルバージョンでは5人の魔法少女についての内容となっています。

『杏さや』が可愛いというファンによる感想は非常に多くあります。2人とも美少女である事はもちろん、お互い強がりで素直になれないという関係性が、『杏さや』が可愛いと言われて人気となっている大きな理由になっています。また、『杏さや』がきっかけで『まどマギ』にハマりだしたというファンも少なくありません。

『杏さや』の2人は考えの違いを乗り越え、絆で結ばれましたが、結局は公式エピソードで前述したようにさやかは魔女になってしまい、杏子の魔法によって共に爆発するという悲しい結末となりました。お互い素直になれた瞬間での別れとなったため、『切ない』という感想を持つファンは非常に多くいます。

ツイッターにて『杏さや』という言葉を知った事で、喜びを隠せないというツイートをしているファンがいます。もはや『まどマギ』の中でもファンなら知らない人はいないほどのトレンドとなった『杏さや』のタグで、多くのファンが『杏さや』について語り合っています。

アニメ『まどマギ』に登場する『杏さや』こと美樹さやかと佐倉杏子の関係性について、公式エピソードなども交えながら紹介してきましたが、深い絆でつながっている事が分かります。百合のような関係性も見せる『杏さや』ですが、ファンはこれからも仲の良い2人の関係を微笑ましく見ていきます。