【ダンまち】フィン・ディムナは最強レベルでかっこいい団長！名言や求婚の真相も

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」通称ダンまちは、2013年から『GA文庫』で刊行されている大森藤ノによるライトノベルです。イラストを担当しているのはヤスダスズヒトさんです。ダンまちは、第4回「GA文庫大賞」で大賞を獲得し大森さんのデビュー作にしてヒット作となりました。第3回「ラノベ好き書店員大賞」では第1位、第2回「SUGOI JAPAN Award」ではラノベ部門1位を獲得しました。

ダンまちは迷宮都市「オラリオ」を舞台に、冒険者がダンジョン攻略に挑む勇者と彼らに恩恵を与える神々の物語となっています。オラリオは、世界中で唯一モンスターが生まれるとされる地下迷宮「ダンジョン」がある場所です。ダンまちは主人公をベル・クラネルで展開され、ベルは。ヘスティア・ファミリアの団長です。ベルが憧れる女性アイズが所属するロキ・ファミリアの団長を務めるのがフィン・ディムナです。

ダンまちはベル・クラネルを主人公にしていますが、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』というアイズ・ヴァレンシュタインを主人公にしたスピンオフ作品も刊行されています。こちらのイラストは、「とあるシリーズ」でも知られるはいむらきよたかさんが担当しています。本編および外伝は共にコミカライズされており、2015年にはアニメ化もされ大勢に認知される作品となりました。

2016年には『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかリュー外伝 グラン・カジノをぶっつぶせ！』というリュー・リオンを主人公にしたスピンオフ作品が刊行、2017年にはダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー』が文庫化しました。

本編のダンまちは現在14巻まで刊行されています。本編は、1巻～3巻を第1部、4巻～8巻を第2部、9巻～11巻を第3部、12巻～14巻を第4部として構成されています。

ダンまちは、2015年に第1期となる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」が監督山川吉樹さんでアニメ化され、2017年には「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」が監督鈴木洋平さんでアニメ化されました。

2019年2月には大森さん書き下ろしの脚本と監督桜美かつしさんで劇場版「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-」が公開されました。また、同年7月には第2期となるテレビアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」が監督橘秀樹さんでアニメ化される予定です。

フィン・ディムナは、ダンまちの外伝であるソード・オラトリアの主人公アイズが所属するロキ・ファミリアの団長です。見た目は子どもなのですが頭脳明晰の列記とした大人フィン・ディムナは、ソード・オラトリアでは1、2位を争う人気を誇っています。ソード・オラトリアのアニメ放送で女性のファンが増えたと言います。親指がうずく王子様フィン・ディムナは一体どんな人物なのでしょうか？

フィン・ディムナには「勇者（ブレイバー）」という通り名があります。フィン・ディムナは、ロキ・ファミリアというオラリア内でもレベルの高い冒険者が所属する最大派閥に所属しており、また、そのロキ・ファミリアでは団長を務めています。フィン・ディムナはレベル6の冒険者で、フィン・ディムナの通り名である「勇者(ブレイバー)」は、レベル2以上の冒険者にしか与えられないとされています。

フィン・ディムナは小柄ですがイケメンでかっこいいと評判です。そんなフィン・ディムナは”強くて賢い勇者”というまさに女性の理想とする男性であるため、オラリオ内では女性からの人気が凄まじいのです。ですが、フィン・ディムナは「小人族（パルゥム）」という種族であるがために”小柄”というコンプレックスがあります。

「小人族（パルゥム）」では架空の女神「フィアナ」を信仰・崇拝しています。「小人族（パルゥム）」は他の種族に比べると幼く、全体的に小さな印象を与える外見が特徴的であることから、たびたび他の種族から見下されやすいです。フィン・ディムナはそんな”「小人族（パルゥム）」の再興”を目標に奮闘し、ある人物に求婚することになります。

ソード・オラトリアに登場するロキ・ファミリアの団長フィン・ディムナは、頭脳明晰で賢く身体能力も高い頼れる団長として描かれています。では、そんなフィン・ディムナの頼れる能力とされる2点についてまとめています。

フィン・ディムナは、ロキ・ファミリアの団長として以外にもダンジョン探索や戦闘を率いる指揮官としても活躍しています。戦闘では常にファミリア全体の動きを把握し指揮しなければなりません。フィン・ディムナの頭脳明晰な判断力は欠かせず、数ある窮地をフィン・ディムナの判断と指揮で乗り越えてきました。

フィン・ディムナは小柄で一見レベル6には見えないかもしれませんが、他にレベル6という仲間はオラリオ内では数人しかおらず、実はかなりの強さを持つ人物なのです。フィン・ディムナは長槍を装備しその小柄な体格を活かし槍術を駆使しています。そのため戦闘能力は高く、自分よりも大きく強いモンスターにでさえ臆することなく立ち向かっていく「勇者(ブレイバー)」という名に相応しい身体能力が高い人物です。

頭脳明晰で駆け引き上手なうえに、小柄な体格で細やかなすばしっこい戦闘振りはまさに団長であり指揮官として相応しい人物です。また、フィン・ディムナの武器である「ファルティア・スピア」という長い柄をした黄金の穂先をした長槍は「勇気の槍」という意味があり、小柄なフィン・ディムナはこの長槍を巧みに使いこなす優れた身体能力を持っているのです。

フィン・ディムナの魔法名には「ヘル・フィネガス」と「ティル・ナ・ノーグ」があります。フィン・ディムナは戦闘の際には物理攻撃をメインとし魔法を使用することはあまりありません。魔法の1つ目である「ティル・ナ・ノーグ」は、投擲魔法でレベル等によって威力が上昇するという攻撃魔法であり物理攻撃でもあります。この魔法をレベル6であるフィン・ディムナが使用すれば絶大な威力をもたらすことでしょう。

もう1つの魔法「ヘル・フィネガス」は威力が凄まじく、使用した術者の戦闘意欲を引出しパラメーターを大幅に引き上げてしまうという特徴があります。ですが、この魔法は要注意とされており、強大な力の代わりに正常な判断力を失ってしまうという欠点があります。フィン・ディムナがこの魔法を使用した際、理性を失い攻撃的になってしまったフィン・ディムナが描かれました。

フィン・ディムナは40歳を超えていることを知っていましたか？「小人族（パルゥム）」は小さいがために実年齢よりも幼く見られがちです。それは、「小人族（パルゥム）」には神々から「恩恵（ファルナ）」を与えられたために肉体の老化が抑制されるという特性があるためです。見た目は幼くともフィン・ディムナように実年齢が高い場合は度々あります。

落ち着いた雰囲気で穏やかな物腰であることからフィン・ディムナが40歳を超えているというのは頷けます。見た目は美少年、中身は穏やかで余裕のある大人であるフィン・ディムナが女性からの人気が高い理由は分かることでしょう。

フィン・ディムナには元ネタとなる人物がいました。それはフィン・マックールという神話に登場する人物です。また、フィン・ディムナの「親指がうずく」に関するエピソードの基になったものもありました。では、フィン・ディムナの元ネタであるフィン・マックールは一体どんな人物なのでしょうか？

フィン・ディムナの元ネタの人物は、ケルト神話に登場するフィアナ騎士団の首領フィン・マックールだとされています。ダンまちやソード・オラトリア内でも世界の様々な神々が登場しており、あらゆる神話が基になっています。ロキやフレイヤは北欧神話が元ネタとなっているのは有名です。他にも登場人物等、基になった神話がありますので気になった方は他の記事も参考にしてみてください。

ソード・オラトリアでは、フィン・ディムナには特有のスキル（症状）である「親指がうずく」という勘が働くことがあります。「親指がうずく」時は、フィン・ディムナや仲間の危険を感じた時に起きる症状です。いつ死ぬか分からないダンジョン探索では、この「親指がうずく」という勘によって何度もロキ・ファミリアの窮地や危機を救いました。

危険を察する「親指がうずく」という特有の勘の真相は明かされていませんが、「ある意味名言」などとも言われています。「親指」の元ネタとされるフィン・マックールには「焼いている最中に脂が親指にはね火傷をしたので、傷をなめた」というエピソードである「知恵の鮭」というものがあります。

フィン・マックールはこのエピソード以降、難解な問題に立ち向かう際には”親指”を舐めることで知恵を得られるようになったとされ、フィン・ディムナの「親指がうずく」というのはこれらのエピソードが基になっていると考えられます。「親指がうずく」に元ネタがあったことでフィン・ディムのファンは神話に興味を持った方もいることでしょう。

ソード・オラトリアでのフィン・ディムナの名言その1は、「君たちに「勇気」を問おう！」です。フィン・ディムナは、頭脳明晰・身体能力が高いだけでなく仲間の士気を上げ焚きつける天才と言っても過言ではありません。強大な敵を目の前に心が折れそうになる仲間を今一度奮起させるべく、言葉巧みに戦う意識を与えた名言となりました。団長として指揮官として相応しい役職・天職と言ってもいいでしょう。

ソード・オラトリアでの名言その2は、「それとも、ベル・クラネルの真似事は君たちには荷が重いか？」です。こちらも名言1と同様に、強大な敵を目の前に怯んでしまっている仲間に対して放った鼓舞させる名言です。他にも同様の場面での名言はありますが、ほとんどが志や意図は同じです。人の上に立ち仲間を率いる人間として相応しい人物であることに変わりがないと再度確信させてくれるフィン・ディムナの名言でした。

フィン・ディムナは「ダンまち」原作8巻でリリルカ・アーデ（声優・内田真礼）に求婚します。フィン・ディムナが求婚したリリルカ・アーデとは、ソード・オラトリアの主人公ベルのサポーターであり、また、ダンまちのヒロインの1人でもある少女です。リリルカ・アーデはフィン・ディムナと同じく「小人族（パルゥム）」であり、ソーマ・ファミリアに所属しています。

冒険者としての才能がないリリルカ・アーデは、ダンジョン探索時では荷物持ちや雑用など裏方役として雑務をこなす専業サポーターをしていました。ですが、そんな日々が続いたリリルカ・アーデは冒険者たちに不満を抱いていた時に、駆け出しの冒険者ベル・クラネルと出会いパーティを組むことになったのです。

なぜフィン・ディムナは戦闘能力に恵まれないリリルカ・アーデに求婚をしたのでしょうか？それは、フィン・ディムナの目的である”「小人族(パルゥム)」の再興”にあり、また、リリルカ・アーデに求婚したのは彼女が「小人族（パルゥム）」だった為でもありました。

フィン・ディムナは、「小人族(パルゥム)」として自分を台頭に「小人族(パルゥム)」の旗頭になろうと考えていましたが、それはただ一瞬の栄光にしかなりません。永らく一族を栄光させるためには後継者が必須と考えたフィン・ディムナは、「勇気」を持つ女性を探し求婚しようと考えていたのでした。ですが、残念ながらリリルカ・アーデはベルが好きなためフィン・ディムナからの求婚を断りました。

ソード・オラトリアでは、フィン・ディムナはリリルカ・アーデに求婚しますが、一方フィン・ディムナに恋をする少女がいます。それは、ロキ・ファミリアに所属しているティオネ・ヒリュテ（声優・高橋未奈美）です。ティオネ・ヒリュテには双子の妹ティオナがいます。ティオネ・ヒリュテは一見落ち着いていますが、その本性は第1級冒険者でもあり双剣を装備するアマゾネス本来の狂戦士的な性格の持ち主なのです。

そんなティオネ・ヒリュテは、団長であるフィン・ディムナに対し熱烈な恋心を抱いており、常日頃積極的なアプローチをしています。女性から1、2位を争う人気のあるフィン・ディムナには常に女性が近寄ってきます。そんなフィン・ディムナの近辺をうろつくあらゆる女性に怒り狂って暴走するなど熱烈な想いがあります。リリルカ・アーデにフィン・ディムナが求婚したことを知った時のティオネ・ヒリュテはどうなるのでしょうか？

ソード・オラトリアに登場するフィン・ディムナの声優を担当したのは、声優の田村睦心（たむらむつみ）さんです。田村さんはハスキーボイスを活かした声優として知られており、少年の役を多く務めています。また、このことに何ら関係はないとされていますが、「田村少年」という愛称があります。

声優・田村睦心さんは、1987年6月19日生まれのO型、身長153cmと小柄で青森県出身です。アイムエンタープライズに所属しています。日本ナレーション演技研究所を経て2007年にテレビアニメ「ef - a tale of memories.」で声優デビューしました。特技や趣味は書道とフルートで、書道の師範代でもあります。

声優・田村睦心の出演作は、テレビアニメ「バトルスピリッツ 少年突破バシン」、「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」、「11eyes」、「ぼくチロ!」、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、「境界線上のホライゾン」、「キルミーベイベー」、「ヨルムンガンド」、「未来日記」、「バディ・コンプレックス」、「バトルスピリッツ 烈火魂」、「小林さんちのメイドラゴン」、「宝石の国」などがあります。

フィン・ディムナが活躍する「ソード・オラトリア」は、2017年10月10日～10月19日までの期間にオラトリア・クロニクル ～眷族と絆～」というイベントでチェインクロニクルとコラボをしていました。「ソード・オラトリア」コラボフェス期間中にガチャを20回引くとSSR騎士「【勇者】 フィン・ディムナ」がプレゼントされるということで非常に盛り上がりを見せたイベントとなりました。

チェインクロニクルは、2013年にセガゲームスより配信されているスマートフォン向けのオンラインカードバトルRPGです。iPhone / iPod touch / iPad（iOS）/ Android / Windowsに対応しています。現在は改題され「チェインクロニクル3」となっています。現在800人以上のキャラクターが登場しており、幅広い年齢層の方にプレイされているスタンダードなゲームとなりました。

大人気シリーズとなったダンまちは、フィン・ディムナの人気が高まりつつあります。「圧倒的にかっこいい」という感想や「惚れた」等の感想が多く見受けられました。また、フィン・ディムナの声優を担当している声優の田村睦心の人気もあり、キャラクター・声優ともに人気の高い感想が多くありました。

本編の「ダンまち」よりも外伝の「ソード・オラトリア」の方が面白いといった感想も多くありました。「ソード・オラトリア」ではフィン・ディムナの名言が多数続出し、またフィン・ディムナの魅力が溢れる作品となっています。名言が続出しリリルカ・アーデに求婚するといった熱い想いを抱くフィン・ディムナが見たい方はぜひ「ソード・オラトリア」もおすすめです。

ロキ・ファミリアの団長であるフィン・ディムナの「親指がうずく」と舐める仕草は、元ネタとなったフィン・マックールから来ていることで納得している方が多くいらっしゃいました。名前も似ていますし、「親指がうずく」基になったエピソードもあったことで、神話に関心を寄せる方もいます。

以上、大人気シリーズ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」、「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」に登場するフィン・ディムナについて紹介してきました。親指がうずいたり、リリルカ・アーデに求婚したり、また、子どもに見えて40歳を超えているという衝撃の事実を持つフィン・ディムナでした。サイト内には他の記事もあるのでぜひ参考にしてみてください。