【ダンまち】リヴェリアは最強の魔法使い!強さや冒険者になった理由は?

ダンまちに登場するキャラクターであり、ロキ・ファミリアに所属する冒険者リヴェリア。最強の魔法使いと目される彼女の強さについて解説いたします。そして、リヴェリアが冒険者となった理由はいったい何なのか?その理由に関しても触れてまいります。ダンまちはアニメ化もされている作品ですので、もちろんリヴェリアにもいる担当声優もチェック!感想や評価なども交えながら、リヴェリアの魅力を余すところなく伝えてまいります。

【ダンまち】リヴェリアは最強の魔法使い!強さや冒険者になった理由は?のイメージ

目次

  1. リヴェリアとは?
  2. リヴェリアは最強の魔法使い!強さやスキルは?
  3. リヴェリアが冒険者になった理由
  4. リヴェリアの声優
  5. リヴェリアに関する感想や評価は?
  6. リヴェリアについてまとめ

リヴェリアとは?

本記事では、人気ライトノベル作品ダンまちに登場する魔法使い、リヴェリアを取り上げてまいります。作中でも最強クラスの魔法使いであるリヴェリアの強さの秘密や、リヴェリアがなぜ冒険者を目指すようになったのか、その理由についても触れてまいります。

ダンまちの作品情報

ダンまちとは、ライトノベルである「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の略称になります。長文が定番のラノベタイトルの中では短い方でしょうか?作者は大森藤ノ、イラストはヤスダスズヒトです。ダンまちはアニメ化されているだけではなく、「ソード・オラトリア」「ファミリアクロニクル episodeリュー」といった外伝作品も生まれるほど人気を博しております。

英雄譚に憧れる少年ベル・クラネル、彼は最初は運命的な出会い(異性との)を探し求めて冒険者となり、ヘスティア・ファミリアに入団します。徐々に戦うことや冒険者としての自分を見つめなおし、最初は1人だけだったファミリアに加わっていく仲間とともに成長していく冒険譚となっております。

リヴェリアのプロフィール

迷宮都市オラリオに数多く存在するファミリアの中でも、屈指の実力を持つロキ・ファミリア。リヴェリアはそのロキ・ファミリアにおいて副団長のポジションに就いています。様々な人種の登場するダンまちの世界ですが、リヴェリアはエルフの女性で、数少ないレベル6の第一級冒険者となります。ちなみにフルネームは、リヴェリア・リヨス・アールヴと長めなので、作中では専らリヴェリアとしか呼ばれません。

リヴェリアとガレスは仲が悪い?

ガレスとは、リヴェリアと同じくロキ・ファミリアに所属するドワーフです。ロキ・ファミリアの団長であるフィン、リヴェリア、ガレス。この3人は、ロキ・ファミリアの中では中枢となる最古参メンバーで、主神のロキとともにファミリアの方針を決めたり、遠征の際にチームを分ける時は互いに集団を指揮するほど、ロキ・ファミリアにおける重要メンバーになります。

しかし、リヴェリアとガレスは、ロキ・ファミリア結成当時はあまり仲が良くありませんでした。と言うのも、高潔なハイエルフであるリヴェリアと、豪胆でがさつなドワーフのガレス。種族的なものや元来の性格も相まって衝突ばかりしていました。本音でぶつかっていた過去があるからこそ、今では強固な絆で結ばれています。

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リヴェリアは最強の魔法使い!強さやスキルは?

ダンまち世界にも数多く存在する魔法使い。その中でも、リヴェリアが最強の魔法使いと言われる所以はどういったところにあるのか?強さの元になっているポイントや、リヴェリア特有のスキルの内容から、その秘密に迫ってまいります。

リヴェリアの強さ①九魔姫という二つ名

ダンまちでファミリアに所属する冒険者たちは、自身のレベルが2に到達すると神々から二つ名という称号が贈られます。神様たちの話し合い(通称:神会)にて二つ名は決定しますが、真面目に命名されるもの、その場のノリで決まってしまうものなど様々です。

剣姫(けんき)、猛者(おうじゃ)、凶狼(ヴァナルガンド)、万能者(ペルセウス)といった格好いい二つ名が付けば当たり。無難なものに収まればまだ良いものの、超凡夫(ハイ・ノービス)、「絶†影」、泥犬(マドル)など名乗るのも呼ばれるのも可哀そうな二つ名まであるあたり、神様たちにとっては数ある娯楽の1つに過ぎないのかもしれません。

その中で、リヴェリアは九魔姫(ナイン・ヘル)という当たりに入る部類の二つ名を授かっています。ダンまちでは、魔法使い1人が詠唱できる魔法の種類はあまり多くありません。そんな中、リヴェリアは魔法を9つも使い分けることができます。そのことに起因する二つ名であり、強力な魔法使いであることを明示しています。

リヴェリアの強さ②並行詠唱

ダンまち世界における魔法は、長い詠唱を必要とし、失敗や魔力の暴発を防ぐために足を止めて詠唱するのが基本です。そのため、詠唱中の魔法使いをいかに守り抜くかが戦況を左右するポイントとなるのですが、リヴェリアは移動しながら詠唱する「並行詠唱」を会得しています。強力な砲台である魔法使いが足を止めずに自律移動してしまうわけですから、リヴェリアの強さが如何ほどかうかがい知れます。

リヴェリアの強さ③レヴィスとの戦い

外伝作品「ソード・オラトリア」の主人公であるアイズ・ヴァレンシュタイン。彼女はダンまち本編の主人公ベル・クラネルにとって憧れであり超えるべき存在です。そのため、本編では鬼人のごとき力を発揮し、作中最強クラスの1人に数えられます。しかしソード・オラトリアでは、彼女ですら苦戦する相手として、宿敵の怪人レヴィスが存在します。

レヴィスは、見た目はただの人間ですが、モンスターの魔石を喰らってパワーアップする特性を持ちます。そのため成長速度が尋常ではなく、アイズはとある闘いで窮地に陥ります。そこにリヴェリアとフィンが参戦、事態が一気に好転しますが、もう少しで止めを刺せる、というところで逃してしまいました。アイズが歯が立たない相手を退ける、リヴェリアの強さを認識できる一幕でした。

リヴェリアのスキル①妖精王唱

リヴェリアの保有するスキルの中に、妖精王唱(フェアリー・アンセム)というものがあります。魔法の効果を増幅させ、その射程を伸ばすことができる、というのがスキルの詳細となります。また、付加要素として、詠唱する量が増えるほど魔法の威力に補正がかかるという効果も確認されています。

射程が伸びるということは、敵からの距離を確保した状態でも魔法が届きます。更には、リヴェリアは並行詠唱が可能ですので、より詠唱中の安全を確保しやすくなります。つまり、リヴェリアは自分にとって非常に有利な状況下で、長い詠唱により魔法を強化できるということになります。安全性だけでなく威力まで底上げできる、ダンまちでも有数の強力スキルです。

リヴェリアのスキル②妖精王印

妖精王印(アールヴ・レギナ)のスキルは、展開した魔法円(マジックサークル)にいるエルフの魔法効果を増大させます。そして、魔法で消費された魔法円内の魔素を精神力(マインド)へと変換、回復することができます。つまり、リヴェリアと同族であるエルフの魔法使いたちは、魔法円にいる限り強化された魔法が打ち放題という、とんでもない強さを発揮できる部隊へと変貌します。

実際にソード・オラトリアの劇中では、ロキ・ファミリアのエルフを集約させた妖精部隊(フェアリーフォース)を結成。尽きることのない精神力をもって、強力な魔法を打ち続けて進軍するという、頼もしくも敵からすれば大変恐ろしい活躍を見せます。自身の火力も高く、加えて仲間のサポートも可能、集団戦においてはチートじみた強さを持つリヴェリアです。

リヴェリアはロキ・ファミリアに必要不可欠

ロキ・ファミリアの最古参メンバーであることから、上層部の会議でも重要な役割を果たします。それだけでなく、アイズにとっての母親役であり、同じエルフである若手メンバーのレフィーヤの育成も担当しています。強さ的にもリヴェリアの存在は重要ですが、ロキ・ファミリア内の繋がりを強固にする意味でもリヴェリアの存在は必要不可欠となっています。

リヴェリアが冒険者になった理由

ダンまちでは、様々な理由で冒険者が迷宮都市オラリオへと足を運んでいきます。リヴェリアは一体どのような理由で冒険者となったのでしょうか?その理由について解説してまいります。

リヴェリアは元々王族だった

リヴェリアは、エルフの中でも上位に属する存在であるハイエルフです。ハイエルフ自体が王族を指し示すことから、リヴェリア自身も王族の出身であることが分かります。「妖精王唱」「妖精王印」といったスキル名からも、その片鱗がうかがえます。しかし、王族と冒険者…一見すると結びつかない関係性です。

リヴェリアが冒険者になった理由は夢の為?

世界中を旅する…それがリヴェリアの抱いていた夢でした。自分自身の力で未知の世界を切り拓く、冒険者はまさにリヴェリアの夢を実現するためにうってつけの職業だったのでした。しかし、今もその夢を強く願っているということは、ロキ・ファミリア、そして迷宮都市オラリオからもいずれ去るつもりなのかもしれません。

ちなみに、ダンまち世界におけるレベルとは、単にモンスターを倒して経験値を積むだけのものではありません。格上の相手を倒す、何かしら偉業を成し遂げる、といった冒険がレベルアップの条件に含まれます。レベル6まで上り詰めたリヴェリアは、既に数多くの冒険をしてきたことになります。

レベルアップのイラスト

リヴェリアの声優

ダンまちは、本編及び外伝のソード・オラトリアがそれぞれアニメ化されています。しかし、リヴェリアの声優は作品毎に異なっています。なぜ声優が変更になったのか、そしてそれぞれの声優についてもご紹介いたします。

リヴェリアの声優①種田梨沙

最初にアニメ化されたダンまち本編では、種田梨沙がリヴェリアの声優を担当していました。「新世界より」の主人公・渡辺早季役で注目を浴び、「食戟のソーマ」薙切えりな、「ストライク・ザ・ブラッド」姫柊雪菜、「きんいろモザイク」小路綾、「ゆゆ式」日向縁などの声優も務めております。

しかし、2016年に病気療養を理由として長期休養、声優としての仕事も中断することになりました。ソード・オラトリアのアニメ化が療養中だったため、リヴェリアの声優も代役を立てることになったのでした。なお、2017年には無事に復帰を果たし、今では順調に声優活動を継続しております。

リヴェリアの声優②川澄綾子

種田梨沙が療養中のなか、ソード・オラトリアでリヴェリア役の代わりとなったのが川澄綾子でした。彼女は「Fateシリーズ」のセイバー、「のだめカンタービレ」の野田恵、「藍より青し」の桜庭葵、「テラフォーマーズ」の秋田奈々緒、「RAVE」のエリーなど、アニメ・ゲームでヒロインの声優を数多く担当しております。

リヴェリアに関する感想や評価は?

ダンまちの小説やアニメのファンにとって、リヴェリアはどのような感想や評価を受けているのでしょうか?代表的な感想や評価をご紹介いたします。

作中では、まだロキ・ファミリアに加入したばかりで幼かったアイズの世話役だったこともあり、ロキから「ママ」とからかわれる場面があります。本人はそれを嫌がっていますが、それによってファンからも「ママ」という愛称で呼ばれることがあります。それだけ頼りがいがあるということです。

ダンまち本編では、リヴェリアの強さが遺憾無く発揮されるシーンは実はありません。だからこそソード・オラトリアでの活躍が際立つわけですが、アニメ最終回ではリヴェリア・ガレスともに敵からの攻撃で瀕死の重傷となります。その状態から、仲間の鼓舞で復活して活躍する場面があり、ファンの印象にも残っております。

冒険者たちのパラメータを表す数値、いわゆるステイタスは冒険者の背中に記されています。それだけでは他の冒険者からも丸見えですが、神聖文字(ヒエログリフ)という特殊な文字のため普通は読めません。しかし、リヴェリアはその神聖文字を読むことができます。そのためリヴェリアは、主人公ベル・クラネルの異常なまでの成長速度を把握していた貴重な人物でした。

実際なぜ神聖文字をリヴェリアが読めるのかは明らかにされていませんが、かつては王族だったことから、そのような素養も会得していたのでは、という推測がファンからなされています。そのくらい、リヴェリアは強さだけでなく教養面でも特徴的なキャラクターとなっております。

リヴェリアについてまとめ

ここまで、ダンまち最強の魔法使いであるリヴェリアの強さの秘密や、冒険者になった理由を紐解いてまいりましたが如何だったでしょうか?移動しながら並行詠唱で魔法を発動できたり、仲間のエルフと陣形を組んで強化魔法が打ち放題であったりと、魔法使いのイメージを覆すレベルでの強さを有していることが分かりました。ロキ・ファミリアの強さの一角を担っているのも頷けます。

また、エルフというだけで高潔、他の種族とはあまり交友を持たない印象がありますが、それに加えて王族出身ということで、その情報だけでは他人を一切寄せ付けないキャラクターなのでは?となります。しかし、世界中を旅したいがために故郷を飛び出したことや、アイズとのやり取りからはその印象を払拭するだけのインパクトがあります。だからこそ、リヴェリアはダンまちにおいて人気を得られるキャラクターとなったのでしょう。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」も「ソード・オラトリア」も、まだまだ未完(2019年4月現在)の作品です。これからも、リヴェリアの更なる強さや魅力が登場することになります。興味を持たれた方は、ぜひ今の内にチェックをしてみてください!

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