2018年08月28日公開
2018年08月28日更新
ダンまちのシル・フローヴァの正体はフレイヤ?同一人物説やかわいい魅力を紹介
大人気ライトノベル・アニメ!ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(通称ダンまち)について知っている人も多いのではないでしょうか?この記事では、そんなダンまちに登場するシル・フローヴァの正体について徹底考察していきます!シルは、作中に登場する豊穣の女主人という店の看板娘ですが、そんなシルの正体は美の女神フレイヤではないかと噂されています。その理由やシルのかわいい魅力についても迫っていきます!
目次
ダンまちのシル・フローヴァの正体はフレイヤ?かわいい魅力も紹介!
みなさんは、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(略してダンまち)というライトノベルやアニメを知っていますか?この記事では、そんなダンまちに登場するシル・フローヴァの正体について徹底考察していきます!また、同時に豊穣の女主人で働くシル・フローヴァのかわいい魅力についても徹底解明していきます!この記事を読めば、シルの新たな魅力やかわいさを再発見できること間違いなしです!
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)とは?
ダンまちの基本情報を紹介!
まずは、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」略して「ダンまち」について紹介していきます!ダンまちは大森藤ノのデビュー作で、WEB投稿サイト「Arcadia」に投稿されたのが始まりでした。投稿されたのを機に着実に人気が出始め、しばらくしてライトノベル書籍化も果たしました。そして、その後2015年にテレビアニメ化を果たしました。また、外伝小説や漫画も出版されています。
ダンまちのあらすじを紹介!
そんなダンまちですが、どんな物語なのでしょうか?次は、ダンまちのあらすじについて簡単に紹介していきます!地下に眠る迷宮「ダンジョン」を中心として栄えている都市オラリオがダンまちの舞台です。そんなオラリオに英雄譚に憧れる一人の少年がいました。それがダンまちの主人公ベル・クラネルです。ベルは、へスティアファミリアに入団したばかりの新人冒険者です。
まだ冒険者になって間もない賭け出しの冒険者であるベル・クラネルは、初めてのダンジョンで偶然にも本来は中階層にいるはずのミノタウロスに遭遇してしまいます。まだ冒険者になって日の浅いベルは、成すすべなくミノタウロスに殺されそうになって絶体絶命のピンチに陥ります。そんなベルのピンチに駆けつけたのは、オラリオでも二大勢力に数えられるロキ・ファミリアに所属する剣姫アイズ・ヴァレンシュタインでした。
しかしベルは危ないところを助けられたにも関わらず、己の弱さに対する羞恥でお礼も言わずにアイズ・ヴァレンシュタインから一目散に逃げ去ってしまいます。これを機にベルは自分の弱さを思い知り、アイズ・ヴァレンシュタインという憧れの存在もできたことで、ベルは急成長を遂げていきます。このダンまちという物語は、主人公ベルの成長とたくさんの人との出会いを描いた物語です。
ダンまちのシル・フローヴァはどんなキャラ?かわいい魅力に迫る!
シルは豊穣の女主人の看板娘!
シルはダンまちに登場するかわいい女性キャラクターのひとりで、豊穣の女主人という酒場の看板娘をしています。豊穣の女主人というお店は女性店員ばかりで、ダンまちの冒険者が癒しを求めてやってくるお店です。また冒険者の心を癒すだけではなく、冒険者同士の貴重な交流の場でもあり様々な情報が集まりやすい場でもあります。
そんな豊穣の女主人で働くシルは、ダンまちの主人公であるベルを豊穣の女主人に導いた張本人です。ベルはダンジョンからの帰りなど事あるごとに豊穣の女主人で飲食をすることも多く、そのためベルは何かと重要なイベントや面倒事に巻き込まれることもしばしばで、まるでシルに導かれているようです。
しっかり者そうだけど実はドジっ子!
豊穣の女主人で働くシルは仕事をテキパキとこなし、いつも明るく笑顔でお客さんと接している非のうちどころのないかわいい店員さんです。しかしその一方で、しっかり者に見えるシルには実はドジッ子属性のかわいい一面もあるのです。というのも、シルには祭りに行くのに財布を忘れていってしまうというようなエピソードが多くあります。
そして、そのようなシルのドジっ子エピソードには必ずベルが巻き込まれてしまいます。シルが祭りに行くのに財布を忘れていってしまったときには、ベルがシルに財布を届けに行って事件に巻き込まれてしまいました。このように、シルのドジには必ずベルが巻き込まれてしまうのです。そのため、シルのドジっぷりはわざとではないかとファンの間では囁かれています。
ベルが大好き!
このように何かとベルを面倒事に巻き込んでいるシルですが、ベルのことが大好きな女の子のひとりに違いはありません。シルはいつもベルのことを影ながら見守り応援しており、ベルが落ち込んでいると元気づけるような一言をかけてあげるのもシルの役目です。そんなかわいいシルの恋心を同僚であるリューも知っており、二人の恋の行方を応援しているようです。
ダンまちのシル・フローヴァの正体とは?フレイヤと同一人物説も考察!
前項でダンまちのシル・フローヴァのかわいい魅力についてわかったところで、今度は何かと不可解な行動の多いシル・フローヴァの正体について徹底考察していきます!シル・フローヴァは美の女神フレイヤだという説やフレイヤの娘だという説もありますが、真実はどうなのでしょうか?
シルの正体はフレイヤ?娘だという説も!
いつもベルをあたたかく見守っているかわいいシルですが、実はそんなシルの正体を巡って様々な議論がなされています。中でも、有力なのはシルの正体がフレイヤだという説です。その他にもシルの正体はフレイヤの娘だという説もあります。そこで、ここからはシルの正体について徹底考察していきます!
シルとの関係性を疑われているフレイヤとは?
では、まずシルとの関係性を疑われているフレイヤがどんな人物なのかを紹介していきます!そもそも、ダンまちに登場するフレイヤとは一体誰なのでしょうか?フレイヤは、フレイヤ・ファミリアの主神であり美の神です。美の神は一人ではなく何人も存在していますが、その中でもフレイヤはトップクラスの美貌を持ち男性だけでなくモンスターでさえも己の虜にしてしまう「魅了」を使うことができます。
フレイヤ・ファミリアは、迷宮都市オラリオの中で剣姫アイズが所属するロキ・ファミリアと勢力を二分しています。しかし、実際にはフレイヤ・ファミリアには最強レベルの冒険者が多数所属しているため本気で活動すればロキ・ファミリアよりも勢力の強いファミリアであるといわれています。そのため、フレイヤ・ファミリアに逆らえるファミリアはほとんどいないと考えられるのです。
シルの不可解な行動とは?
では、次にシルの不可解な行動について考察していきます!最初にシルに対して読者が不信感を抱いたのは、リリがベルからへスティアナイフを盗んだときに見せたシルの表情ではないでしょうか?下の画像のように、普段のかわいい笑顔のシルからは想像できないほどの怖い表情をシルが見せています。この怖い表情を見たファンは、確実にシルにはただならぬ何かがあると確信したようです。
出典: https://festy.jp
また、その後もシルには不可解な行動が多数見受けられます。前述しましたが、怪物祭(モンスターフィリア)の事件にベルが巻き込まれる原因を作ったのも、シルが財布を忘れて祭りに行ったことがそもそもの始まりでした。また、ベルが魔法を習得できたきっかけを作ったのもシルでした。このときは豊穣の女主人に客が忘れていった魔導書をシルがベルに貸して、偶然にもベルがその魔導書を読むことで魔法を習得しています。
このように一見偶然に思えるシルの行動ですが、全ての行動が偶然ではないとも考えられます。仮にシルの行動が単なる偶然ではないと仮定するとシルの行動の真意は一体何なのでしょうか?シルの行動はまるでベルが成長していくために必要な試練やイベントをわざと与えているようにも見えます。
シルが働く豊穣の女主人とは?
実は、シルが看板娘と働いている豊穣の女主人というお店にはある秘密があったのです。豊穣の女主人で働いている従業員には、それぞれ変わった過去のある人物ばかりが集まられています。リューも、一見ただのメイドさんに見えて凄腕の冒険者です。さらに、豊穣の女主人の女将であるミア母さんも元冒険者でなんとフレイヤファミリアの団長だった人物です。
そして、そんな異質な酒場である豊穣の女主人の従業員の中で唯一普通の存在だと思われていたシルにも、不穏な一面が見え隠れしています。そのため、一見普通に見えるシルにも何かただならぬ過去があると考える方が自然なのではないでしょうか?
ダンまち原作8巻でシルとフレイヤの行動が一致!
以上のように一見普通に見えるシルの不可解な行動を考察してきましたが、とうとうダンまち原作の8巻でその疑惑を決定付けさせる出来事がありました。ダンまち原作の8巻ではフレイヤが戦争イベントで遠征に出かけていますが、その間シルも豊穣の女主人を休んでいるのです。これは、間違いなく作者が意図的に二人の行動を一致させているとしか思えない描写だとファンの間で話題になりました。
出典: https://anibu.jp
このようにダンまち原作8巻での出来事がこれまでのシル=フレイヤ説の疑惑を一気に高める結果となりました。これだけではシル=フレイヤだと断言する証拠にはなりませんが(シル=フレイヤの関係者説も否めない)少なくともシルはただのかわいいメイドさんではないということが証明されました。
北欧神話のフレイヤとは?
そして、さらに決定的なのがフレイヤのモデルとなったとされる北欧神話に登場するフレイヤ神に関する設定です。北欧神話のフレイヤは女性の美徳と悪徳を全て併せ持った女神で大変美しく、自由奔放な性格だったとされています。たしかに、ダンまちに登場するフレイヤにもそのような印象を受けます。また、北欧神話のフレイヤには多くの愛人がいましたがその中で特にお気に入りだったのがオッタルだったといわれています。
オッタルは、ダンまちにも登場しています。フレイヤ・ファミリアに所属している凄腕の冒険者で、フレイヤはオッタルを自身の右腕として常にそばに置いています。このように、北欧神話のフレイヤとダンまちのフレイヤにはいくつもの共通点があり、ダンまちのフレイヤのモデルとなったのは北欧神話のフレイヤで間違いないと考えられます。
そして、北欧神話のフレイヤに関する情報を探っていくとさらに意外な共通点が見えてきます。それは、北欧神話のフレイヤの夫となったオッタルが行方をくらまし、それを探すためにフレイヤは偽名を使って各地を巡ります。その際に使われた偽名の一つが「Syr(スュール、シル)」だといわれています。そう、ここで意外にも「シル」の名前が登場するのです。
つまり、ダンまちのフレイヤのモデルとなった北欧神話のフレイヤの偽名がシルだったということです。この情報は、シル=フレイヤ説をより濃厚にしました。シルの不可解な行動の意味もあわせて考えると、やはりシル=フレイヤである可能性が高いと考えられます。
外伝エピソードリューから考察!
では、最後にダンまちの外伝エピソードリューからシルの正体を考察していきます!外伝エピソードリューでは、シルが賭博の異常な強さを発揮します。シルの賭博の強さは、ポーカーフェイスなどが通用するレベルではなくまるで手の内すべてが見透かされているような強さだといわれています。いつものかわいいシルの姿からはかけ離れた意外なシルの一面です。
さらに、そんなシルの賭博の異常な強さを「まるで神様と勝負をしているみたいだ」と表現しているセリフ(上の画像参照)も存在します。このセリフは、シルが神フレイヤであることを示唆しているセリフではないかとファンの間で話題になりました。
また、外伝エピソードリューでは上記の画像のようにシルが口元に手を当てて微笑んでいる描写が存在します。笑っているのはシルですが、この笑い方は間違いなくフレイヤと同じに見えませんか?ベルがお気に入りで、いつも影から見守っている感じもシルとフレイヤは一致しています。やはり、シル・フローヴァとフレイヤは同一人物なのでしょうか?
ダンまちのシル・フローヴァの声優を紹介!
では、最後にシル・フローヴァのかわいい声を演じる声優を紹介していきます!ダンまちのシルの声を担当しているのは、声優の石上静香さんです。石上さんは、「魔法陣グルグル」のニケ役や「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の華城綾女役など様々なアニメに出演している人気声優です。
石上静香さんは、「誤爆の達人」などの面白いあだ名が多数つけられているほど明るい性格の人物です。そのため、石上さんの演じるシル・フローヴァは石上さん自身の明るさも反映されているのかとてもかわいいと話題になっています。また、石上静香さんは漫画家だった経験もあり絵がうまいことでも有名です。声優としては2010年からデビューされているため、これからの活躍が大いに期待されている若手声優です。
ダンまちのシル・フローヴァの正体まとめ!
さて、ここまでダンまちのシル・フローヴァの正体やかわいい魅力について考察してきましたが、いかがだったでしょうか?ダンまちのシルの正体が本当にフレイヤなのかどうかはまだダンまち本編で明かされていないためわかりません。そのため、ダンまちの今後の展開に注目しながらシル・フローヴァと一緒に主人公ベル・クラネルの成長を見守っていきましょう!