【ジョジョ】シルバー・チャリオッツ・レクイエムの強さは？スタンド能力を考察

本記事では漫画ジョジョの奇妙な冒険に登場するポルナレフのスタンドシルバー・チャリオッツ・レクイエムについてその強さや能力などをご紹介していきます。また記事の後半ではシルバー・チャリオッツ・レクイエムに関する感想もご紹介しますので、是非最後まで本記事をお楽しみください。ではまず初めにジョジョの奇妙な冒険の作品情報やあらすじ、シルバー・チャリオッツ・レクイエムの基本情報などをご紹介します。

ジョジョの奇妙な冒険は1987年から連載を続けている荒木飛呂彦の漫画作品です。漫画ジョジョの奇妙な冒険は波紋とスタンドを使用して悪と戦うバトル漫画であり、今現在合計8部におよぶ長編物語となっています。そんな漫画ジョジョの奇妙な冒険は日本国内だけで累計発行部数7000万部を突破しており、様々な世代から愛されている少年漫画です。またケンドーコバヤシや中川翔子など芸能界にも多数のファンを集めています。

さらにジョジョの奇妙な冒険は日本以外にも絶大な人気を集めており、海外の有名ブランドなどがデザインとして起用しています。このことで漫画ジョジョの奇妙な冒険は文化庁が行ってる「日本のメディア芸術100選」マンガ部門第2位を受賞しました。またジョジョの奇妙な冒険は絶大な人気からアニメや派生作品が非常に多く制作されており、日本を代表する漫画といわれています。

漫画ジョジョの奇妙な冒険は各パートで物語が変わっています。まず第1部から第2部まではディオや史上最強の強さを持つカーズに波紋の力を使って立ち向かう様子が描かれています。そして第3部以降は波紋の力によって生み出されたスタンドといわれる亡霊を使用して主人公と悪人が戦う物語が描かれています。このように物語が各パートごとに変わっていることから最後まで飽きることなく漫画を楽しむことが出来ます。

そんなジョジョの奇妙な冒険の長きに渡る物語において本記事の主役であるスタンドシルバー・チャリオッツ・レクイエムの使い手ポルナレフは第3部から第5部に登場します。またポルナレフは当初悪人であったものの心を入れ替えて主人公をサポートします。

スタンドシルバー・チャリオッツ・レクイエムを使うのはジャン＝ピエール・ポルナレフです。ポルナレフは8センチに及ぶ巨大なタワーのような髪型をしている人物であり、主に物語のギャグ担当を務めています。ポルナレフは生まれた時にスタンド能力を持っており、家族を殺害されたことで復讐の旅に出ます。そこでポルナレフはディオに肉の芽を植え付けられたことで主人公達に牙を剥けます。

そして承太郎が肉の芽を取り除いたことで正気を取り戻し、ポルナレフは主人公一行と旅に出ます。ポルナレフは感情的で女好きという性格をしているものの、やる時はやる勇気を持つ人物であり、ラスボスであるディオに立ち向かいます。そしてポルナレフはディオとの戦いで生き残り、一人放浪の旅に出ます。その後ポルナレフは第5部で再登場し、5部のラスボスであるディアボロと一戦を交えることになります。

シルバー・チャリオッツ・レクイエムはポルナレフが自分のスタンドであるシルバーチャリオッツをスタンドの矢で貫いたことで出来た進化したスタンドです。白銀の鎧を纏ったシルバーチャリオッツはシルバー・チャリオッツ・レクイエムに進化したことで漆黒の鎧となり、テンガロンハットのような帽子を被った姿に変貌を遂げます。その姿はまるで感情の無いスタンドのように見えます。

進化したスタンドシルバー・チャリオッツ・レクイエムは新たに「生命の魂」を支配する無限大の力を秘めた能力を手に入れます。それは周囲にいる生き物を眠らせ、周囲にいる人の魂を入れ替えることが出来る能力であり、非常に恐ろしい強さを秘めています。スタンドの矢を守るために生まれたシルバー・チャリオッツ・レクイエムに攻撃したスタンドはこの能力の影響を受けてそのスタンドの持ち主へ攻撃を始めてしまいます。

シルバー・チャリオッツ・レクイエムはスタンドの矢で射貫かれて誕生したことによりスタンドの矢を守る意思だけで暴走したスタンドとなってしまいます。しかし完全自立型のスタンドに見える反面ポルナレフの手におえるスタンドではなくなっています。またポルナレフの精神が衰弱していることからシルバー・チャリオッツ・レクイエムは持ち主のいない暴走したスタンドへとなり果ててしまいます。

シルバー・チャリオッツ・レクイエムはスタンドの矢を守る使命で動いているスタンドになるので、相手から攻撃してこない限り戦うことはありません。しかしその強さはポルナレフが操らないことから自由となっており、ポルナレフが使用する以上の強さを秘めています。またシルバー・チャリオッツ・レクイエムは自身の暴走によって世界を危機に陥らせており、このことからその強さはスタンドの中で最強といっても過言ではありません。

ポルナレフは第5部でラスボスであるディアボロの情報をジョルノ達に伝えるためにローマのコロッセオでディアボロを待ち伏せました。第5部においてポルナレフは1番最初にディアボロと交戦していました。ディアボロはスタンドに大きな関係があるスタンドの矢を持ち出した青年であり、ポルナレフはディアボロと戦います。しかしポルナレフは敗北し、車椅子を使わないと動けなくなってしまいます。

その後ポルナレフはディアボロを倒せる人物を見つけ出すために世間の目から隠れて生活を送ります。そんな中ポルナレフは第5部の主人公であるジョルノと出会います。ポルナレフはジョルノの使うパソコンを逆探知してジョルノへの接触を試みます。そしてポルナレフは逆探知したパソコンの画面越しで初めてジョルノと対面することになったのでした。

コロッセオで待ち合わせをしていたポルナレフとジョルノ達はそこでラスボスであるディアボロに襲撃されてしまいます。その際過去にディアボロに敗北したポルナレフは自身のスタンドであるシルバーチャリオッツにスタンドの矢を突き刺します。すると白銀の鎧を纏ったシルバーチャリオッツはスタンドの矢の能力によって漆黒の鎧を纏ったシルバー・チャリオッツ・レクイエムに進化を遂げます。

しかし精神が衰弱しているポルナレフはシルバー・チャリオッツ・レクイエムを操ることが出来ず、シルバー・チャリオッツ・レクイエムは暴走状態となってしまいます。それはポルナレフにとって驚異的な強さを持つディアボロからスタンドの矢を守るための賭けであったのです。スタンドの矢で射貫かれたスタンドは周囲にいる生物の精神を支配する能力を手に入れます。

そこでジョルノ達はディアボロよりも先にシルバー・チャリオッツ・レクイエムに刺さった矢を奪おうとします。しかし暴走したシルバー・チャリオッツ・レクイエムはポルナレフの魂を亀と入れ替えてしまいます。その後亀の姿となったポルナレフはジョルノ達と行動を共にします。そしてジョルノがディアボロを倒したことで人々の入れ替わった魂が元に戻ります。しかしポルナレフは亀の姿から戻ることがありませんでした。

実はポルナレフの肉体はディアボロによって殺されており、戻ることが出来なかったのです。もし魂が戻ると死んでしまうので、ポルナレフは必死に亀から魂を引きはがされないようにしていたのです。そしてポルナレフは幽霊として亀に住むことにし、ギャングへと成長するジョルノ達を静かに見守るのでした。

シルバー・チャリオッツ・レクイエムに関する感想ではシルバー・チャリオッツ・レクイエムの姿がかっこいいという感想が多く寄せられていました。シルバー・チャリオッツ・レクイエムは漆黒の鎧に覆われた騎士の姿をしており、非常に中二心をくすぐられるデザインとなっています。

シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力は周囲の人間の魂を入れ替えることが出来、非常に驚異的な強さを秘めています。このシルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力はまるで大人気アニメ映画「君の名は。」を連想させます。このことからシルバー・チャリオッツ・レクイエムに関する感想には「君の名は。」を連想させる感想が多く見受けられました。

シルバー・チャリオッツ・レクイエムは魂を入れ替える能力を秘めた暴走したスタンドであり、ジョジョの中でも非常に強力な強さを持っています。また漆黒の鎧を身にまとっており、上記の感想の通りシルバー・チャリオッツ・レクイエムは終末感を感じられるスタンドとなってます。

本記事では漫画ジョジョに登場するポルナレフのスタンドシルバー・チャリオッツ・レクイエムについてその能力や強さをご紹介しました。シルバー・チャリオッツ・レクイエムは魂を入れ替える能力を持ったスタンドであり、ポルナレフでも制御できません。このことからシルバー・チャリオッツ・レクイエムはジョジョの中でも最強のスタンドといえるでしょう。