【とあるシリーズ】最強の超能力者（レベル5）一覧！強さや能力を考察

「とある」シリーズ」には学園都市と呼ばれる架空の街が存在し、学園都市で暮らす総人口230万人のうち8割が完全独立教育研究機関の生徒であり、生徒のほとんど全員がレベル0〜レベル5の能力を持っています。特に、レベル5は超能力者で、大勢いる生徒の中でもわずか7人しかいない最優秀生徒です。しかし、その7人のうちの殆どが精神的に異端で、人格破綻者であることで知られています。

ただ、レベル5の強さは他の生徒とは全く異なり、たった1人で軍隊とたたかうことができるほどの強さを持っつとされています。今回は、そんなレベル5の超能力者7人をランキング形式でご紹介し、その能力や強さをみていきます。その前に、まず「とある」シリーズの作品情報をみていきましょう。

「とある」シリーズのうちの1つ「とある魔術の禁書目録」は2004年からメディアワークス（KADOKAWA）で連載されている鎌池和馬先生のライトノベル作品です。この「とある魔術の禁書目録」とスピンオフ作品である「とある科学の超電磁砲」や「とある科学の一方通行」などを総称して、「とある」シリーズと呼ばれています。

「とある」シリーズのアニメ化作品について、時系列で並べると次のとおりになります。2008年10月〜2009年3月には第1期「とある魔術の禁書目録」が放送されました。2009年10月〜2010年3月にはスピンオフ作品である「とある科学の超電磁砲」が放送され、2010年10月〜2011年4月には第2期「とある魔術の禁書目録Ⅱ」が放送されました。

2013年4月〜9月にはスピンオフ作品の第2期「とある科学の超電磁砲s」が放送され、2018年10月〜2019年4月には第3期「とある魔術の禁書目録Ⅲ」が放送されました。また、2019年7月にはスピンオフ作品である「とある科学の一方通行」の放送が予定されており、放送日程未定ながらスピンオフ作品の第3期「とある科学の超電磁砲」の放送も予定されています。

ここでは、レベル5の超能力者ランキング7〜4位の能力者の強さや能力を一覧でご紹介していきます。

レベル7の超能力者、第7位は削板軍覇（そぎいた ぐんは）です。削板軍覇は「ナンバーセブン」と呼ばれており、白い特攻服が特徴的な少年です。削板軍覇は口癖が「根性」という熱血漢で、傷つき困っている人に遭遇すると、必ず助けてしまうほどの正義感と責任感を持っています。しかし、その能力の詳細は不明とされています。

削板軍覇の能力は、自然と開花したものであり、学園都市によって人工的に作られた超能力ではありません。そのため、削板軍覇の能力がどういった原理で発揮されるのか、詳細は明らかになっていないのです。さらに言えば、そんな彼の能力をレベル5の超能力と言っていいのかさえも分からず、削板軍覇自身でさえ、自分の能力を大まかにしか理解していません。

例えば、削板軍覇の必殺技、念動砲弾（アタッククラッシュ）は拳によって、遠くからでも相手を殴り、ぶっ飛ばす能力です。これついて、アンバランスな念動力の壁を刺激することで爆発を促していると言われていますが、原作ではそんな念能力の作用はないと明言されているそうです。このように、削板軍覇の分かりやすい性格とは対照的に、その能力については謎が多いと言われています。

レベル5の超能力者、第6位は藍花悦（あいはな えつ）です。藍花悦に関しても、名前と所属している学校しか分かっておらず、能力が何であるか謎とされています。そればかりか、藍花悦はレベル5の第6位の能力者であること以外は、藍花悦は学園都市で影を潜めているため、性別、年齢、容姿でさえも謎に包まれている人物となっています。

そんな藍花悦ですが、姿を表したとされるシーンがあると言われています。それは、コミック「新約とある魔術の禁書目録」の7巻で、黒革のジャケット姿の男の子が自身を「藍花悦」と名乗っています。しかし、レベル5の第5位の超能力者・食蜂操祈によって、その男の子は偽物で藍花悦ではないと否定されています。

また、コミック「新約とある魔術の禁書目録」の12巻に登場した上の画像のフードの男の子が藍花悦ではないか？と噂になったこともあるそうです。しかし、彼の正体は加納神華という男の子で、藍花悦ではありませんでした。それでは、藍花悦は全く作中で活躍していないのでしょうか？実は、藍花悦は全く活躍していないわけではありません。

窮地に立たされている人物がいた際には、自らの「藍花悦」の個人情報と、レベル5の第6位の超能力者という身分を貸与し、その人物が危機から脱するのをサポートしたそうです。藍花悦本人が言うには、自分自身の問題はきちんと自分自身で解決すべきであり、その手助けをしたのだそうです。

レベル5の超能力者、第5位は食蜂操祈（しょくほう みさき）です。食蜂操祈は学園都市の中でも名門お嬢様学校として知られる常磐台中学校に通っています。星の輝く瞳に金色の長い髪、中学生とは思えないほどのスタイルの良さと美貌が魅力のキャラクターです。しかし、その美しい魅力とは対照的に、陰湿でかなり常識や倫理観が欠如した性格をしていると言われています。

そんな食蜂操祈の能力は心理掌握（メンタルアウト）で、学園都市の精神系の能力者の中で最も強力な能力者とされています。その能力は、洗脳や読心、記憶操作、念話などで、精神に関わることならどんなことでもできるというオールラウンドな能力者です。しかし、その対象は人間に限られており、人間以外の動物や機械には通用しません。

また、食蜂操祈の能力は応用力が効きすぎるため、能力操作が安定しないという欠点があります。そのため、食蜂操祈は普段からリモコンをバッグに入れて持ち歩き、能力を発動するときに使用します。そうすることで、ようやく食蜂操祈は能力を発動する時に安定して能力を使うことができるようになるのです。

また、食蜂操祈はその常識外れの性格から、他者を洗脳することに一切のためらいはありません。しかし、自分がコントロールした対象を最後まで面倒みるという独自のルールを作って実行しています。その点においては、食蜂操祈も良心や常識を持っていると言えるでしょう。

レベル5の超能力者、第4位は麦野沈利（むぎの しずり）です。麦野沈利は学園都市の暗部組織の1つに数えられる組織「アイテム」でリーダーを務めるキャラクターです。長身のスラリとした美女で、ウェーブ気味の茶色い髪が魅力的だと言われています。

麦野沈利はリーダーとして、一見、面倒見の良い人物に思われますが、実はプライドが高く、激昂しやすい自分本位な性格をしています。そんな麦野沈利の能力は原子崩し（メルトダウナー）で、電子を「波形」と「粒子」の境目の「あいまい」な状態で固定し、無理やり操作することができる能力です。

そのように、麦野沈利に曖昧な状態のまま固定された電子は、質量のない「壁」となります。そして、それを麦野沈利は高速で発射することで強烈な破壊力を持つことができます。要するに、麦野沈利の「原子崩し」という能力は、ビームを全身から発射することのできる能力なのです。さらに、そのビームは「粒機波形高速砲」という名前で「りゅうきはけいこうそくほう」と読みます。

このビームで攻撃されれば、イージス艦でも輪切りにされると言われています。しかし、粒機波形高速砲はそんな強大なパワーを秘めていますが、そのパワーの強さ故に正しく計算してビームを発射しなければ、自分もそのビームでぶっ飛ばされてしまうという欠点もあります。

ここでは、レベル5の超能力者ランキング3〜1位の能力者の強さや能力を一覧でご紹介していきます。

レベル5の超能力者、第3位は御坂美琴（みさか みこと）です。御坂美琴も食蜂操祈と同じく名門お嬢様学校として知られる常磐台中学校に通っており、セミロングの茶色い髪と端正な顔立ちが魅力のキャラクターだと言われてます。御坂美琴はレベル5の超能力者には珍しく常識のある人間で、やや気の強い性格ではあるものの活発で良識を持ち合わせています。

御坂美琴は校則もきちんと守り、日頃から制服を着用しています。さらに、制服のスカートの下にはいつもハーパンを着用しています。そんな御坂美琴の能力は、電撃使い（エレクトロマスター）で、名前の通り、電気系の能力者です。

その能力は発電のほかに、磁力をいじって金属を変幻自在に操って防衛のための盾を作ったり、足場にしたりすることが出来ます。また、砂鉄を操り、金属の表面を高速で振動させることで、切れ味の良い剣を作ることができ、防御面にも攻撃面にも活かせる万能な能力だと言えます。

特に、超電磁砲（レールガン）という必殺技は、御坂美琴の代名詞にもなっており、指で弾いたコインを使って音速の3倍以上のスピードで砲撃を発射することができます。その超電磁砲の威力は凄まじく、ビルの外壁に直径2ｍほどの穴を開けてしまえるほどだと言われています。

レベル5の超能力者、第2位は垣根帝督（かきね ていとく）です。垣根提督も学園都市の暗部組織の一つに数えられる組織「スクール」でリーダーを務めています。垣根提督は長身に茶色い髪をした少年で、基本的に敵意のない一般の人には手を出しません。また、自身の脅威にならないと見なした敵を逃がす器の大きさがあります。しかし、その寛容さとは対照的に、目的を成し遂げるためには手段を選ばない冷酷で残虐な一面もあります。

そんな垣根提督の能力は未元物質（ダークマター）で、この世に存在していない素粒子を作り出し、それを自由にコントロールすることのできる能力です。しかし、垣根提督の作り出した素粒子は本来、この世に存在しない存在です、そのため、垣根提督の作り出した素粒子は、自然の物理的な法則に従うことがなく、独自の法則に従って動くことになります。

つまり、垣根提督は未元物質という能力を使えば、自然界に存在している物理的な法則を上書きすることができるのです。例えば、垣根提督が能力を発動するときに開く、天使のような6つの翼。垣根提督は、それを使って飛行する、攻撃を防ぐ、爆風を発生させる他に「太陽光がこの翼を通過したときには、殺傷能力を持った光線に変化する」といった能力を使うことができます。

このように、垣根提督の能力は自然界では絶対に存在しないような法則を生み出す「特異」とも言える能力なのです。

レベル5の超能力者、第1位は一方通行（アクセラレータ）です。一方通行は、学園都市が誇る7人のレベル5の最優秀生徒の中でも最強と言われる能力者であり、能力の強さだけでなく最高の頭脳も有している少年だと言われています。しかし、その本名は明らかになっておらず、能力名で呼ばれています。また、一方通行の容姿は、真っ白い肌と同様の白い髪、赤い瞳に華奢な体格が特徴的です。

一方通行の性格は、感情を他者に向けることがあまりなく、周囲の人間を拒絶するような態度をとります。そんな他者に対して無関心を貫く一方通行ですが、戦闘のときには気持ちが昂り、暴力的な言動と残虐な戦いを見せます。そんな一方通行の能力は、呼び名にもなっている「一方通行（アクセラレータ）」です。

「一方通行」という能力は、自分の身体の表面に触れた、熱量、運動量、電気量、すべての力のベクトル（向き）などを変幻自在に変化させることのできる能力です。その能力の強さは桁外れで、力のベクトルを適度にコントロールし、ほんの僅かな力を加えて地面やビルを木端微塵にすることができるほどです。また、一方通行の能力は攻撃面だけでなく、風の向きを操作して空を飛んだり、高速で移動したりすることもできます。

さらに、一方通行が得意としている能力が「反射」です。自分に向けられた攻撃のすべてを、オートマティックにそして正確に相手に跳ね飛ばすことができます。これは一方通行が無意識に簡単な演算を行うことで発動される能力であり、一方通行自身が寝ているときや意識がないときでもオートマティックに発動されます。実は、一方通行の白い肌に白い髪、赤い瞳、華奢な体格という特異な容姿も、彼の能力「反射」によるものです。

一方通行は紫外線すら無意識に自分に向けられた攻撃だと見なし、反射してしまうのです。そのため、紫外線の影響を受けないため、白い肌に白い髪、赤い瞳となったと言われています。そして、あらゆる攻撃を跳ね飛ばし、外部攻撃を一切身体に受けないため、ホルモンのバランスが崩れた結果、華奢な身体となったと言われています。

しかし、いくら一方通行といえど、すべての物質を「反射」で跳ね飛ばしているわけではないようで、人間が生きていく上で必要不可欠な酸素や重力などは、攻撃ではなく無害な存在として受け入れているそうです。

ここでは、ここまでご紹介してきた1位〜7位のレベル5の超能力者の強さについての基本情報を一覧でご紹介していきます。

「とある」シリーズの能力者の能力の強さは、自分の世界を信じていること、つまり非現実的な出来事を受け入れる力や妄想の力の強さが重要視されます。そのため、学園都市において能力者の最高位にあるレベル5の超能力者たちは、常識が通用しない、人格破綻者の集まりだとみなされています。

事実、垣根提督や麦野沈利などはその傾向が強いと言われています。しかし、例外として削板軍覇や御坂美琴などは常識の通じる善人とみなされますが、その2人でさえも自らの能力を豪快に使用し尽くすため、能力発動時の周囲の被害は相当ひどいものとなってしまいます。

「とある」シリーズに登場するキャラクターは、それぞれレベル0〜5までの能力者に振り分けられています。それぞれ、レベル0は無能力者、レベル1は低能力者、レベル2は異能力者、レベル3は強能力者、レベル4の大能力者、レベル5の超能力者と呼ばれています。

現在では、レベル5が最高位の能力者であり、これまでご紹介してきた7人のレベル5の超能力者のランキングは単純に戦闘能力の強さと言うよりも能力の利益の高さでつけられているそうです。

例えば、ナンバーセブンと呼ばれる削板軍覇は、戦闘能力の点では他のレベル5を凌ぐ強さを持っています。しかし、レベル5の超能力者のランキングは能力研究における利益の高さを優先して決められるため、研究への応用性が認められない削板軍覇は7人存在するレベル5の中で最も低い第7位というランク付けをされているのです。

従って、ランキング上位にいるからといって、必ずしも戦闘能力が高いわけではなく、学園都市に存在する暗部組織のレバル4以下の構成員でも、レベル5の脅威となるほど、危険で強力な能力を持つ人間が大勢いると言われています。また、レベル5のランキングは、アレイスター＝クロウリーが行っている「プラン」という計画にも大きく影響を与えているそうです。

アレイスター＝クロウリーは、ランキング第1位の一方通行のことを「第一候補（メインプラン）」、ランキング第2位の垣根提督のことを「第二候補（スペアプラン）」と呼び、ランキング第3位の御坂美琴や、そのクローンである妹たちを自身の計画の要として、深く計画に関わらせていると言われています。

また、理論上はレベル6の絶対能力者も存在すると考えられており、「絶対能力進化（レベル6シフト）計画」など、作中でも今後レベル6の登場があるのではないか？と示唆させるシーンが描かれたりしているそうです。ファンの間では、今後「レベル6の絶対能力者」の登場があるのか？と期待感が高まっているそうです。

なお、最低位のレベル0の無能力者について、まったく能力を持たないわけではなく精密機械で調べればわずかながら能力を持っていることが分かるというレベルの者がほとんどだそうです。ただ、精密機械で調べてもまったく反応がない、という能力を持たない者もたまに存在するようで、その者は逆に珍しいとされるそうです。

この後でご紹介する結標淡希や滝壺理后のように、限りなくレベル5に近い能力を持つレベル4の大能力者は何人かいます。しかし、とりあえず今のところは、レベル6の絶対能力者も登場しておらず、230万人が暮らす学園都市の中で、最高位のレベル5の絶対能力者は上記の7人だけということになります。

ここでは、レベル5の超能力者に最も近いと言われている候補者を一覧でご紹介していきます。

レベル5の超能力者の候補一覧、1人目は結標淡希（むすじめ あわき）です。結標淡希は学園都市の暗部組織「グループ」のメンバーの1人です。現在の結標淡希の能力は大能力者と言われるレベル4で、その実力はレベル5の超能力者の一歩手前です。結標淡希の容姿は、赤くて長い髪を左右で束ねており、上半身に巻かれたサラシとその上に羽織ったブレザー、下はスカートという特徴的な姿をしています。

そんな結標淡希の能力は座標移動（ムーブポイント）です。この結標淡希の能力は、空間移動系の能力の中ではトップクラスの能力だと言われています。そう言われる理由は、通常の空間移動（テレポート）とは違い、物体に直接触ることなく、対象を他の場所に瞬間移動させられる能力だからです。実際、結標淡希のこの能力を考えれば、レベル5の超能力として認められてもおかしくないと言われています。

しかし、結標淡希は過去に自分を瞬間移動させる際、座標の計算を間違え、足に大怪我をしたことから自分自身を移動させることが苦手です。それゆえに、結標淡希はレベル5の超能力者にはなれず、レベル4の大能力者に甘んじているのです。

レベル5の超能力者の候補一覧、2つ目は滝壺理后（たきつぼ りこう）です。滝壺理后は、麦野沈利がリーダーの学園都市の暗部組織「アイテム」の構成員です。滝壺理后も結標淡希同様に、レベル4の大能力者です。滝壺理后の容姿の特徴は、肩にかかるほどの長さの黒髪、いつもピンクのジャージを着ている脱力系の少女です。滝壺理后は暗部組織の一員でありながら、その性格は温厚で仲間への情に篤いことで知られています。

そんな滝壺理后の能力は能力追跡（AIMストーカー）です。能力者が無意識に発する僅かな力の領域「AIM拡散力場」を感じ、追跡できる能力です。滝壺理后の能力は強く、仮に追跡対象が太陽系の外に出てしまっても、検索して追いかけることができる程です。

また、AIM拡散力場の能力は追跡だけに留まらず、対象の能力者のAIM拡散力場に干渉することも出来ます。そのため、もし滝壺理后が本気を出せば、相手の能力を乗っ取ることさえも出来ると言われています。

しかし、滝壺理后が能力を発動するためには、自身の能力を暴走させる必要があります。そして、能力を暴走させるために「体晶」という薬品を飲まなければなりません。ただ、滝壺理后の身体はそれを飲むことにより、負荷がかかってしまうのです。そのため、能力的には、最もレベル5の超能力者に近いとされながらも、滝壺理后はレベル5の超能力者になることが難しいと言われているのです。

ここでは、レベル5(超能力者)が登場する「とある」シリーズの映画「とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」についてご紹介していきます。

「とある」シリーズの映画である「劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」が2013年2月23日に公開されました。この映画は、全国30の映画館のみでの公開という限定的なものではありましたが、初日2月23日と翌日24日の2日だけで観客動員数役7万人、興行収入1億円超えを記録し、映画週末興行成績のランキングでは初登場で3位になりました。そして、この映画は最終的には5億円弱の興行収入を記録しました。

3年前、試験飛行中だった「オリオン号」というスペースプレーンが墜落する事故が起きました。しかし、大きな事故であったにも関わらず、なんとか機体を不時着させ、奇跡的に乗客乗員88人全員が生還したことから、この事故は「88の奇蹟」と言われるようになりました。その事故から3年後の現在の学園都市では「エンデュミオン」という宇宙エレベーターが完成間近となっていました。

そんな頃、インデックスと上条は、アリサという路上ライブをしていた女の子と出会い、仲良くなります。そして、アリサがオーディションに通ったことを知り、祝っていたインデックスと上条はイギリス清教の魔術師たちに襲われてしまいます。その場は「黒鴉部隊」のおかげで、なんとか切り抜けますが、この出来事でアリサは魔術サイドと科学サイドの両方から暗殺対象とされていることを知ります。

そこで、アリサを守るため、上条の家で彼女を匿うことになります。アリサは上条、インデックス、御坂美琴達から守ってもらいながら、楽しい日々を送ります。そして、アリサは「エンデュミオン」開通のための催しで、イメージソングを歌うことになり、自分の周囲で起こる奇蹟に戸惑いながらも着実に夢を叶えていきます。しかし、ある大規模な魔術の陰謀が明らかになります。

それはアリサとエンデュミオンを利用した計画で、黒幕は「88の奇蹟」のスペースプレーンを作った会社の社長レディリー＝タングルロードでした。この社長は実は千年以上生き続ける不老不死の人間でした。彼女は自らを殺す方法を模索しており、88の奇蹟が起きた事故も自分を含め、乗客乗員すべて殺す計画だったのです。そして、88の奇蹟では「黒鴉部隊」のリーダー、シャットアウラの父が亡くなっていましたが、隠蔽されたのでした。

レディリーの計画は、アリサを利用して北半球を破滅させるほどの魔術を発動することでした。上条とインデックスは、レディリーに囚われたアリサを救出し、彼女の計画を阻止するためにエンデュミオンの中継ステーションに向かいます。しかし今度は、エンデュミオンが倒壊しそうになり、美琴とその妹たち、一方通行たちが地上でエンデュミオンの倒壊を防ぐために活躍します。一方、上条とインデックスはレディリーと対決します。

そんな中、アリサの正体が明らかになります。アリサは「皆の無事」を願った幼いシャットアウラの祈りが具現化された存在なのでした。そして、シャットアウラとその片割れアリサが共に歌うことで、再び奇蹟が起きます。これにより、大規模な魔術の発動とエンデュミオンの倒壊の危機は防がれ、レディリーの企みは阻止されました。しかし、この一件でシャットアウラは元の1人の人間になり、アリサの存在は消えてしまったのでした。

こちらのツイートはレベル5のうちの1人、麦野沈利に関する感想です。恐ろしくて残念な美人の麦野沈利が一番好きなキャラなのだそうです。

こちらのツイートはレベル5のうちの1人、一方通行に関する感想です。一方通行の戦闘時の狂った笑顔や声が好きなのだそうです。また、一方通行の実は優し心を持っている人格や、その特異な容姿もすべてが好きだという感想です。

こちらのツイートはレベル5のうちの1人、御坂美琴に関する感想です。御坂美琴がレベル5の実力者でありながら、かわいいものが好きなところや、偉そうにしないところが評価されています。

いかがでしたか？「とある」シリーズで登場するレベル5の超能力者7人の能力や強さをランキング一覧でご紹介してきました。ランキング1位は一方通行で、彼は研究への応用性のためにアレイスター＝クロウリーからメインプランと呼ばれていることが分かりました。

また、レベル5に及ばないまでもレベル5に限りなく近い能力者2人についてもご紹介してきました。能力的にはレベル5でもおかしくないと言われながら、結標淡希と滝壺理后はそれぞれ何らかの理由でレベル4の大能力者どまりなのでした。今後、レベル5に新たなキャラクターが加わることもあるのでしょうか？今後もレベル5の動向から目が離せません！