【とある魔術の禁書目録】麦野沈利の年齢や名言まとめ！死んだ理由と真相を考察

「とある魔術の禁書目録」、「とある科学の超電磁砲」に登場する学園都市第4位のレベル5で”アイテム（下記に説明あり）”のメンバー。育ちが良く幼少期は専属執事あり。好きな食べ物は洋食よりもシャケ弁当などの和食。一見面倒見の良いお姉さんですが、実際は悪逆非道で無慈悲な性格をしています。言葉が悪い反面語尾に「にゃーん」などという可愛気のある言葉を時々遣います。アニメではとある科学の超電磁砲Sの8話から登場。

麦野沈利は、見た目は美人でオシャレにも気を遣う普通の女性ですが、キレやすい性格をしており、些細なことから戦闘を開始します。人を殺めることに抵抗がなく、例え仲間が死んだとしても目的を遂行できれば何も感じない節があります。また、完璧主義者な一面があり、プライドが高く自分の力を過信しています。人格が破綻してる部分もある傍若無人ぶりで、またサイコパス的な部分を持ちます。関わったら最後、要注意人物です。

麦野沈利は公式でも明確な年齢は記されておらず年齢不詳です。ですが、主人公の御坂美琴よりは年上の高校生以上で、見た目も大人の女性ですので凡そ20歳前後ではないかと言われています。御坂美琴に「おばさん」呼ばわりされたこともあります。また、視聴者からは「ビームおばさん」などと呼ばれることもしばしばあります。御坂美琴と麦野沈利には年齢差がありますが、実力は五分五分と言ったところでしょうか。

”アイテム”のメンバーであり共にリーダーでもある麦野。アイテムとは、暗部組織等の監視や制御を目的として作られたレベル4・5を集めた統括理事会直下の実行部隊のことを言います。治安維持や反乱鎮圧のために行動していましたが仲間割れにより組織は崩壊しました。アイテムには他4人のメンバーがいます。1人目のレベル4の絹旗最愛（きぬはたさいあい）は窒素を自由に操る「窒素装甲」の能力があります。

2人目のフレンダ・セイヴェルン は能力不明ですが、トラップや爆発を使った戦闘を得意とします。3人目のレベル4滝壺理后（たきつぼりこう）は自ら戦うことをしない能力追跡(AIMストーカー)の能力があります。垣根帝督曰く8人目のレベル5の能力者になる可能性があります。4人目の浜面仕上（はまづらしあげ）はレベル0のスキルアウト。アイテムの雑用係として麦野沈利にこき使われアイテム崩壊に至った原因の一人でもあります。

麦野沈利は、言葉遣いや行動が荒いのにも関わらず時々語尾に愛らしさが現れることから「ギャップがあっていい」という評判で人気を獲得しています。また、いつもは強くな麦野沈利ですが、寝る時に幼少から一緒に育ってきたボロボロのぬいぐるみを抱かないと眠れないという秘密がメンバーによって暴露されたこともありました。そして、自身の体型を気にし脚が細く見えるようにファッションに気を遣うことも人気の一つです。

学園都市には、レベル0（無能力者）、レベル1（低能力者）、レベル2(異能力者) 、レベル3(強能力者）、レベル4(大能力者) 、レベル5(超能力者) と能力者における順位付けがされています。レベル5は、230万人いる学園都市の能力者の中でも数少なくわずか7人しか存在しません。また、数少ないレベル5の7人の中でも更に順位付けがされているので、その順位を紹介していきます。

第1位一方通行（アクセラレータ）、彼は能力名も”一方通行”、”「グループ」という組織に入っており彼も年齢不詳。声優は岡本信彦さんが担当しています。第2位垣根帝督（かきねていとく）、能力名は未元物質(ダークマター) 、「スクール」という組織のリーダーでだいたい高校生くらい。声優は松風雅也さんが担当しています。第3位御坂美琴の能力名は超電磁砲(レールガン) 、年齢は14歳。声優は佐藤利奈さんが担当しています。

第4位麦野沈利の能力名は原子崩し(メルトダウナー) 。第5位食蜂操祈(しょくほう みさき)の能力名は心理掌握(メンタルアウト) 、公式では15歳とされています。声優は朝倉杏美さんが担当しています。第6位藍花悦は詳細不明、第7位削板軍覇（そぎいたぐんは)詳細不明。サイト内に「とある魔術の禁書目録」のネタバレまとめ等がありますので、気になった方っはそちらも参考にしてみてください。

これは、とある科学の超電磁砲Sの第9話のシーンで、逃げる御坂美琴をどうやって打ち負かそうかと考える麦野沈利が放った”待ち伏せをするのが「性に合わないんだよねェ」”と嘲笑いながら言っていたセリフです。この時、御坂美琴は怪我をしており、本来の力が思うように発揮できない状態にありました。そんな御坂美琴を容赦なく追撃する麦野沈利。ですが、御坂美琴が麦野のメルトダウナーを避けたことで麦野に火をつけます。

「私一人であなたたち二人を守り切るのは、さすがに厳しいわ」このセリフは、名気①の後のシーンで麦野が発した言葉です。無慈悲で残忍な麦野沈利が、怪我を負った滝壺とブレンダを連れて御坂美琴を追撃するのは2人に負担を背負わせるし守り切れないと言いました。ですが、実際のところは「3人でレベル5（御坂美琴）を倒したと言われるより1人で倒した方が聞こえがいい」という本心があったのです。恐るべし女。

こちらも名言②に続いたシーンです。傷を負っている御坂美琴を容赦なく蹴り飛ばし、「今からてめェにやられた分、一兆倍にして返してやるんだからよォ」と語気を荒め言い放ちました。この時の麦野沈利はキレっキレで終始言葉遣いが荒く、メルトダウナーを避けられたことと、御坂美琴が自分よりも一つ上のレベル5第3位だということが非常に悔しいという感情が伝わってきます。このシーンは御坂美琴の強さも際立ちます。

こちらも前回のシーンに引き続いてのシーンとなります。怪我を負いながらもメルトダウナーを避けながら逃げる御坂美琴に対して放ったセリフです。怒りが沸点になっている麦野沈利の勢いは止まらず、御坂美琴を倒すことだけ集中している彼女。「第3位の名が泣くぞ！」という麦野沈利の言葉に対し「勝手に泣かしときゃいいのよそんなもん」と言い返す御坂美琴も同様に迫力があります。

御坂美琴を追いかける攻撃する麦野沈利の元にアイテムメンバーから電話が入り、目を離せない攻撃の最中だったこともあり、その怒りがブレンダに向きます。原作では「ブチコロシかくていね」ですが、アニメでは「オ・シ・オ・キ・か・く・て・い・ね」に変わっています。麦野沈利の怒りは止まらず、自分を追い詰める怒りはブレンダへの当てつけになっていくのが分かります。ますます恐ろしい女です。

追い詰めても追い詰めても何とか抗ってくる御坂美琴に対して放った言葉です。「笑わせんじゃねェぞクソガキィィ！お子様の喧嘩程度でこの町の闇をどうにかできると思ってんのか」とまたまた語尾を勢い強めに言い放ちます。麦野沈利の勢いと、また、声優の小清水さんの演技には脱帽です。このシーンはぜひアニメで鑑賞いただいた方が迫力があるので、ぜひ本編をご覧ください。

麦野沈利は、学園都市のレベル5の一人垣根帝督が統括する「スクール」という暗部組織を潰そうと計画し、滝壺の能力を利用して浜面と戦うことになりました。序盤麦野沈利は戦闘を優位に持っていくことができましたが、後半では浜面が形勢逆転し、麦野は右目を潰され抑えきれなくなった自身の能力メルトダウナーによって左腕が吹っ飛んでしまったのです。そして最後は至近距離で撃たれ死亡します。死んだと思われますが…。

死んだと思われた麦野でしたが、実は死んでいなかったのです。学園都市において最高権力を保持するアレイスターの手回しで麦野沈利は志望寸前に回収され回復処置を施されていたのです。学園都市において強力な能力を持つ麦野は、能力を再利用することを目的に回復させられた麦野は、以前とは違う姿になっていました。無情にも死ぬことさえ許されない麦野は、アレイスターによって利用される道具と成り果ててしまったのです。

そんな麦野沈利は、再び浜面と戦闘することになります。浜面を無我夢中で追いますが、またしても浜面が優位となり麦野は敗北します。再び死んだと思われますが死ぬことはなく息があった麦野。浜面と滝壺が学園都市から逃亡する際にはメルトダウナーを使用し援護に回った麦野は、だんだんと自分の意志を尊重するようになったのです。その後再び浜面と激闘を繰り広げますが、敵だった浜面とは最終的に和解することに成功しました。

その後は、学園都市に帰還することになった麦野沈利は、右目には義眼、左腕には義手を付け見た目を整え”普通の人間”に見える姿にまで回復することができました。そして新しく”新生アイテム”を作り活動を始めることになったのです。仲間であったブレンダの殺害が心に引っかかっていた麦野は、ブレンダの妹に告白をし謝罪をします。幾多の困難がありましたが、新しくやり直す姿勢を見せる麦野はだんだんと元に戻って行きました。

麦野沈利は、”粒子にも波形にもならない曖昧なまま固定された電子を強制的に操る”という能力「メルトダウナー（原子崩し）」（正式には粒機波形高速砲）という通り名で学園都市では知られています。”曖昧なまま固定された電子”を疑似的な”壁”とし、これらによって起こる”留まる”という性質から強制的に動かすことで強大な破壊力を生み出すことができるのです。強大な力ですが、連射は不可能で一回の出力は簡単ではありません。

このように麦野沈利は極めて強力な能力を有しておりますが、その力が強大すぎるため照準を定めずに攻撃をすると自身にも衝撃が及ぶというリスクがあります。尚、その影響で自身の腕が吹き飛んだことがありました。全力で力を出すと自身の命に関わるため、生存本能によってメルトダウナーの力は必然的に抑え気味になり100％の力を出すことができません。強力無比の力を持つと言われる麦野ですが、リスクはそれなりにあります。

麦野沈利は、超能力もスゴイのですが身体能力も素晴らしいのが特徴です。例えば、10ｍのジャンプを余裕でこなす、数mの高さから飛び降りても無事に着地可能、反射神経がすばらしく高い、大の大人を蹴りで吹っ飛ばす、フレンダを片手持ちをし長距離移動をこなす等、常人では有り得ない能力を持っています。メルトダウナー以外にも麦野本来の身体能力が非常に優れていることが分かります。

麦野沈利の声優を担当したのは、小清水亜美さんです。見た目が綺麗な麦野と同様に、小清水ざんも綺麗な容姿をしています。また、小清水さんは役の幅が広い事から様々な役をこなしています。時には人間ではない役でも出演するなど、その実力派素晴らしいものがあります。毎年数多くの作品に出演していることもその実力が伺えます。そんな幅広い役柄をこなし声優としての実力が高い小清水さんのプロフィールを紹介していきます。

小清水さんは、1986年2月15日生まれのAB型、東京都出身です。2003年から女性声優、舞台女優、歌手としており、遍歴は次の通りです。中学2年生で劇団若草に入団→フリーランスになる（2007年）→2007年11月から「ぷろだくしょんバオバブ」→2011年10月から「アクセルワン」→2018年3月から再びフリーで活動中をしています。2003年に「明日のナージャ」でナージャ役で声優デビューを果たしました。

主な出演作は、アニメ「明日のナージャ」、「交響詩篇エウレカセブン」、「舞-乙HiME」、「無敵看板娘」、「狼と香辛料」、「まかでみ・WAっしょい!」、「うみねこのなく頃に」、「咲-Saki-」、「境界線上のホライゾン」、「スイートプリキュア♪」、「DOG DAYS」、「Persona4 the ANIMATION」、「キルラキル」、「マクロスΔスクランブル」、「双星の陰陽師」、「あかねさす少女」などがあります。

ここまで、「とある魔術の禁書目録」や「とある科学の超電磁砲」に登場した麦野沈利の年齢や名言、能力や死んだと思われたその真相についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。死んだと思われても死なず、年齢も不詳、並外れた身体能力など、多くの謎を持つ麦野沈利に興味が出た方は、ぜひ本編を見返してみてはいかがでしょうか。新たな彼女の魅力が見つかるかもしれません。