【とある魔術の禁書目録】結標淡希のキャラまとめ！ショコタン疑惑や能力・声優は？

結標淡希(むすじめあわき)は、学園都市第一八学区にある名門お嬢様校である霧ヶ丘女学院に通う2年生です。声優は櫻井浩美さんが担当（声優さんについて後半に詳細あり）。小萌先生の家に居候中（小萌先生との関係も後半紹介あり）。長い赤毛を2つに結んでおり、ミニスカートに細い足、胸をさらしで巻き付けた上にブレザーを肩掛けしているのが特徴。

結標淡希の能力はレベル4（限りなくレベル5に近い）で、”空間移動能力「座標移動（ムーブポイント）」”を持ちます。足を怪我したトラウマがあり（後半に紹介）、そのトラウマのせいで結標淡希の能力は制限されています。また、常盤台中学の白井黒子とは因縁の仲あります（後半では黒子との戦闘についてもふれています）。アニメでは「とある魔術の禁書目録Ⅱ」の6話から登場します。

インデックスが破壊した「樹形図の設計者」でしたが、再構築できてしまう中枢部品が入ったキャリーケースを奪われたことから発展した残骸（レムナント）争奪戦の最期、危機一髪のところでやってきた一方通行（アクセラレータ）によって結標淡希は殴られ気絶してしまいます。敵であるはずの上条当麻はそんな結標淡希を救急車に運びました。この一連のことから結標淡希は上条当麻に対して感謝や恩を抱くようになったのです。

上条当麻は、学園都市にあるとある高校に通っているレベル0の無能力者の男の子です。小萌先生の教え子。声優は阿部敦さんが担当しています。身長は168cmと小柄です。「不幸だ」が口癖。上条当麻はレベル0ですが、超能力や魔術を無力化することができる「幻想殺し（イマジンブレイカー）」という能力を持っています。幻想殺しは、上条当麻の右手に触れたもの全てをなかったことにしてしまいますがその正体は不明。

レベル5の力でさえも上条当麻の右手にかかれば無力化することができるのです。強靭で精神力を持っており、不幸な展開に巻き込まれやすい体質をしています。この”不幸体質”は、イマジンブレイカーのせいで神の加護をも打ち消している為だとインデックスは語ります。身体能力はそれほど高くありませんが、不幸体質が呼ぶ喧嘩や事件に慣れているため、普通の人よりは強いです。

そんな上条当麻は記憶喪失なのです。担当医の冥土帰し（カエル顔の医者）だけが知っており、当初他の人には隠していました。ですが、ストーリーが進むにつれだんだん上条当麻が記憶喪失だという事実はバレていきます。

結標淡希は小萌先生の家でお世話になっています。小萌先生とは、上条当麻が通う高校の上条当麻の担任であある月詠小萌のことです。声優はこやまきみこさんが担当。小萌先生は背が135cmと低く、小学生のような見た目ですがれっきとした成人女性です。小萌先生は社会心理学、環境心理学、行動心理学、などの心理学専門家。また、発火能力（パイロキネシス）を専攻しています。

可愛い見た目をしていますが、タバコやお酒を好みます見た目とのギャップから学園都市の七不思議の1つでもある小萌先生。そんな小萌先生のアパートの一室に居候として住む結標淡希。どのようにして居候という身になったかの経緯は不明ですが、小萌先生は心理学を応用し家出少女を面倒することを趣味としているので、恐らく結標淡希もそういった類の理由で小萌先生の家に居候していると予想できます。

結標淡希は、学園都市で最大権力者である統括理事長アレイスターからの命を受け、VIPたちをアレイスターが鎮座する通称”窓のないビル”へ連れていく”案内人”を務めています。”窓のないビル”は、言葉通り窓もドアもない侵入不可能なビルのことです。結標淡希は、空間転移能力を持つことからこの”窓のないビル”の内部への案内人を任されています。アレイスターは魔術者であり、その人物像に確かなものがありません。

学園都市には、スキルアウトやテロリストなど学園都市にとって不利益になる活動をする反逆者らを暗部で取り締まる組織が、グループ・スクール・アイテム・メンバー・ブロックと4つ存在します。結標淡希が所属しているのがこの中の1つである「グループ」という組織です。

結標淡希の他に、リーダー格の土御門元春（能力者であり魔術師であるスパイ）、一方通行((アクセラレータ)レベル5の第一位）、海原光貴((エツァリ)原典を二つ所持する魔術師）らがいます。基本的には4人で行動しますが、協調性は皆無といった特徴がある組織です。グループをバックアップする下位組織が複数存在します。また、4人それぞれ上条当麻と何らかの面識あり。

グループのメンバー土御門元春は、上条当麻のクラスメイトの1人。声優は中井和哉さんが担当。いつもサングラスにアロハシャツといういで立ちで、語尾には「～にゃー」「～だぜい」をつける特徴があります。裏の顔持っており、妹を人質に取られているためアレイスターの命令下、必要悪の教会（ネセサリウス）に精通している、重複スパイ。陰陽道の系統の魔術師としての実力は確かなもので、最高位の陰陽博士でもあります。

グループのメンバー一方通行（アクセラレータ）は能力名であり本名は不明。声優は岡本信彦さんが担当。0930事件をキッカケにグループに加入しました。学園都市に7人しかいないと言われているレベル5の能力の一人、また、その7人でも第一位という凄まじい能力の持ち主です。白い髪に赤い瞳が特徴の色白男子です。”触れたベクトルを変換する能力”を有しており、身体の周囲にある保護膜に触れることでその力が発揮されます。

グループのメンバー海原光貴（エツァリ）は、エツァリというアステカの魔術師に乗っ取られている学生。海原は常盤中学理事長の孫であり、レベル4の能力である念動力（テレキネシス）を有しています。声優は岸尾だいすけさんが担当しています。組織からの「上条勢力を潰せ」という命により学園都市で暗躍するため、海原の姿でエツァリは行動しています。”トラウィスカルパンテクウトリの槍”を遣った分解魔術を使用します。

ショタコンとは、「正太郎コンプレックス」の略語から成り立った言葉として使われています。二次元や三次元の少年以下のキャラクターを好む傾向である女性のことを指し、対義語には「ロリコン」があります。また、少年以下を総称し”ショタ”と呼ぶこともあり、その意味合いは元ネタからは多種多様なものになっています。また、一般的に女性よりも男性の割合が多いと言われています。

結標淡希にショタコン疑惑が浮上したのは、原作小説「とある魔術の禁書目録」19巻でした。グループの他のメンバーをロリコン呼ばわりしていた結標淡希でしたが、「仲間の少年たちのために活動する結標はショタコンだ」と指摘され動揺してしまう、といったシーンがありました。このことからネット上では、「結標淡希はショタコン！？」などとショタコン疑惑が浮上していったのです。

その後、漫画『とある科学の超電磁砲』73.5話でその”ショタコン疑惑”は確かなものに変わったのです。自分の持っているランドセルを見知らぬ男児に背負わせようとしたり、見知らぬ男児を家に連れ込もうと（犯罪まがいのことを）したり、男児のおしりを凝視するなど、様々なショタコン確定シーンが描かれたのです。また、「ぶかぶかなコート姿もいい」などと自分の好みを話す等も描かました。

公式設定で結標淡希がショタコンであることが判明しましたが、グループの他3名も実は何らかの癖があります。リーダー格の土御門元春は、妹が大好きなシスコン。レベル5の一方通行は、御坂美琴の量産型クローンである妹達（シスターズ）に振り回されていることから結標淡希にロリコン呼ばわりされました。海原は、13.5巻または2期のラストで御坂美琴をストーカーしていたことから一部でストーカー男と呼ばれています。

プロフィールでも少し紹介しましたが、結標淡希は常盤台中学の白井黒子と同じ空間移動系の能力を持っています。結標淡希の能力名は「座標移動（ムーブポイント）」です。瞬間移動系では作中随一の能力とされています。座標移動は、物に触れなくても移動が可能で、その移動は高い自由度があります。その為、正確な基準をつけるために軍用懐中電灯を使用します（瞬間移動と言われていますが、正確には瞬間移動ではありません）。

結標淡希能力は、移動が自在に出来る点、移動距離800m以上、最大重量4520kgと非常に優れた能力を有しますが、弱点もあります。最大重量は4520kgですが、1000kg以上は結標淡希自身に負担倍増になることや、正確な座標移動には莫大な精神力が消耗されます。所謂、演算負荷というものが莫大なのです。このことが起因してレベル5の能力者になれない、レベル5に限りなく近いレベル4とされています。

白井黒子は、学園都市にある常盤台中学に通う1年生です。風紀委員（ジャッジメント）をしており、決め台詞は「ジャッジメントですの」。黒子の声優は新井里美さんが担当。黒子は、ルームメイトのお姉さまである御坂美琴が大好きで、百合要素あり。上条を足で蹴ることはしばしば。レベル4空間移動（テレポート）の能力を有しています。空間移動は、”自身または自分に触れた物体を空間の離れた場所へ移送することが可能”な能力。

移動可能距離は最大81.5m、最大重量は130.7kgと結標淡希と比べると劣ります。自分自身を連続移転させるとタイムラグが1秒発生してしまう弱点あり。集中力を高めるために、着け心地の良い下着を選ぶ傾向があります。

結標淡希にトラウマを作ってしまったとある事故がありました。それは、霧ヶ丘女学院で2年前に行われたカリキュラムの時のこと。自身の能力である座標移動をするにあたり、転移座標の計算を誤ってしまったために片足を壁にめり込ませてしまったというアクシデントがありました。驚いた結標淡希は、壁にめり込んだ足を自力で引き抜こうとした際、足の皮膚が剥がれてしまい足に大けがを負ってしまったのです。

この移転ミスがトラウマとなり、また、足に酷い怪我を負ったこともトラウマの原因となりました。結標淡希の座標移動の弱点とする”精神力の激しい消耗（能力の制限）”が伴うようになったのもこの件があってからです。これ以降、転移時にひどい吐き気などを催すようになり、自分自身のを転移を避けるようになったのでした。もう二度ど足に怪我を負いたくないという気持ちがしょうさせたのでしょう。

足に大けがをしたトラウマがありましたが、結標淡希はこのトラウマを克服することができたのです。それは、「樹形図の設計者（ツリーダイアグラム）」の再構築を目論んだ”残骸（レムナント）の事件”以降のこと。その事件に関わった結標淡希意外の能力者は全員少年院の特殊房送りとなってしまっていました。一方、学園都市の暗部で活躍する組織「ブロック」は、アレイスターの暗殺を目的としていました。

アレイスターを殺害するためには、アレイスターがいると言われている「窓のないビル」へ辿りつかなければなりません。そこで、「窓のないビル」へ行くためには、結標淡希の能力「座標移動」が必要だと考えます。ブロックは「案内人」である結標淡希を利用しようと、結標淡希と囚われた仲間たちを狙うことに…。

窮地に追い込まれた結標淡希でしたが、ブロックの構成員手塩恵未との戦闘の末、トラウマがあってからずっと身に着けていた座標移動を制御している補助器具を足から剥がし、トラウマを制御するために使われていら懐中電灯を放りなげたのです。そして、見事移転ミスのトラウマ克服に成功し手塩に勝利をしました。

学園都市の暗部組織である「ブロック」は、リーダーの佐久辰彦、警備員（アンチスキル）の手塩恵未、山手、レベル不明の能力者（意見解析(スキルポリグラフ)）鉄網の4人で構成されています。原作では15巻から登場し、ブロックの構成員は能力を持たない（鉄網は海原によって能力を封じ込められてしまう）大人たちで構成されているのが特徴です。外部機関を監視するために行動をしています。

”電話相手”が指揮官であり、駆動鎧部（パワードスーツ）によってブロックは行動制御をされていました。ですが、アビニョンの抗争があった後に駆動鎧部は全員駆り出されてしまいます。それ契機にアレイスターの暗殺計画を目論みました。ブロックは暗部組織間が抗争に至った原因となったのです。抗争後、電話相手は消されてしまいました。

結標淡希の声優を担当したのは、櫻井浩美さんです。櫻井浩美さんは、10月21日生まれのO型、身長165cm。東京都出身です。年齢は非公開とされていました。現在はオフィス ワタナベに所属しています。2001年から声優として活動を始め、以降様々なアニメ作品の声優を務めています。

櫻井浩美さんの出演作は、H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-（小日向はやみ）、Angel Beats!（仲村ゆり）、聖痕のクェイサーII（瀬田深雪）、クイーンズブレイド リベリオン（ルナルナ）、白銀の意思 アルジェヴォルン（シルフィー・アップルトン）、龍ヶ嬢七々々の埋蔵金（黒須参差）、やがて君になる（五十嵐みどり）、劇場アニメリトルバスターズ! EX（朱鷺戸沙耶）などがあります。

インデックスと上条当麻で壊した樹形図の設計者（ツリーダイアグラム）でしたが、アニメ「とある魔術の禁書目録Ⅱ」の6話では、その残骸を特殊なキャリーケースに入れて取り合う男たちを見つけた白井黒子はその争いに参戦。そこに、樹形図の設計者（ツリーダイアグラム）を奪い取ろうと結標淡希も参戦します。2人は激しい闘いになりますが、白井黒子は逃げ切りますが、ツリーダイアグラムの残骸は結標淡希の手に…。

ツリーダイアグラムによって御坂美琴のクローンが生み出されていることを知った黒子は、実験を止めさせようと再び結標淡希を追うことに。到着した先には激怒する御坂美琴と結標淡希が既に戦っていました。ですが、結標淡希は座標移動を使用し御坂美琴からは逃げます。そこで逃げきった先にいた黒子と再び闘うことになったのです。足などを怪我する黒子を銃で撃った結標淡希は建物も崩壊させ逃亡したのでした。

世界最高のコンピューターである樹形図の設計者（ツリーダイアグラム）の結果によって導き出された、御坂美琴のクローン”妹達”を一方通行によって1万人を殺す計画がありました（絶対能力進化計画）。ですが、科学者たちが予想だにしていない事態が起きます。それは、レベル0でありながらイマジンブレイカーという能力を持つ上条当麻が一方通行に勝ってしまったことです。

このことから、上条当麻を計算上に入れ計算しなおしを図りました。ですが、その時すでに結標淡希がツリーダイアグラムの残骸を持ちだし再びツリーダイアグラムを新しく作りなおそうと画策していました。御坂美琴たちは、妹達が利用されることのないようその計画を阻止することに。また、ツリーダイアグラムによる実験が始まって苦しむのは妹達たちの最期の個体”二〇〇〇一号”であるラストオーダーです。

一方通行は、代理演算してもらっている為、ラストオーダーの影響は一方通行にまで及ぶことになります。このことから、結標淡希は御坂美琴やラストオーダー含む妹達、一方通行を敵に回したことになりました。これによって一方通行は激昂し、結標淡希をフルボッコにした経緯です。

結標淡希の服装には、多くの方が「なぜさらし一枚でジャケットなんだ」という疑問が多く見受けられました。テレポートや座標移動などの空間移動には服装によっても能力が左右されるのか、同じ系統の能力を持つ2人揃っての特徴と言えます。

本記事でもグループのメンバーが変態であるというセンテンスを紹介しています。こちらの方もご指摘するように、グループのメンバーはロリコン、ショタコン、シスコンとみんなそれぞれ変態気質があるという意見も多く見受けられました。

とある魔術の禁書目録シリーズでは、登場するキャラクターの変態性がかなり強く、特に今回まとめの対象になっている結標淡希が公式設定でショタコンだという事実は、衝撃的なものがありました。また、この方がご指摘している通り、白井黒子の変態描写は”ファッション”という風にもとれますが、結標淡希のショタコン具合は”ホンモノ”であると断言できる通り、原作ではもっと色濃く描写されています。

以上が『とある魔術の禁書目録』に登場する結標淡希のキャラや、小萌先生や黒子との関係性、結標淡希の声を担当した声優さんについてもまとめてきました。レベル5の能力がありながレベル4のランクで奮闘する結標淡希は、一見悪役に見えますが、深堀していくと面白く愛くるしい部分が見えたことでしょう。足を大けがするほどのトラウマがありながらも、危機を脱するためにそのトラウマを克服できた強い志が見えた結標淡希。

グループのメンバーもそれぞれ個性の強いキャラが多く、これからますます面白い展開になることを期待します。他のキャラクターまとめなどの記事もサイト内にありますので、興味のある方はぜひ！