2018年08月21日公開
2018年08月21日更新
とある魔術の禁書目録のキャラ一覧!能力者の最強ランキングもネタバレ紹介
2004年に1巻が発売されて以降、現在も連載を続ける長編バトル系ライトノベル、それがとある魔術の禁書目録です。現在も刊行され続け、電撃文庫を代表する作品であると同時に、登場キャラクターも高い人気を誇っています。今回はとある魔術の禁書目録に登場する主要なキャラクターを紹介すると共に、現在までに登場している能力者の最強ランキングの一覧もネタバレ有りで紹介していきます。
目次
とある魔術の禁書目録のキャラクターを一覧で紹介!
ライトノベル作家、鎌池和馬さんにより2004年より連載が開始され今でも尚本編を含めてシリーズ展開されているとある魔術の禁書目録。その人気を支えているのが数多く登場するキャラクターです。長く続いているシリーズである事もあって、そのキャラ数は非常に膨大で、彼らを主人公に据えた外伝作品が多数作られ同時並行で展開されるなど、現在でも高い人気を誇っているシリーズです。
今回はそんなとある魔術の禁書目録シリーズで活躍するキャラクターの中でも主要なキャラクターを一覧にして紹介していくと共に、そんな登場人物達の最強に位置するキャラクターをランキング形式で紹介していきます。
とある魔術の禁書目録とは?
とある魔術の禁書目録は、「超能力」が科学によって解明された世界を舞台に物語が展開されます。主人公である上条当麻は能力開発をカリキュラムに取り入れた巨大な学園都市にある学校に通う生徒でした。学園の能力判定ではレベル0(無能力者)として判定される上条当麻でしたが、魔術師に追われているという銀髪の症状、禁書目録(インデックス)と出会った事で、魔術の世界にも関わるようになります。
禁書目録(インデックス)の出会いから魔術師との関わりと、学園都市の闇などに迫る事になる上条当麻。それと同時に彼の周囲にいる人物の視点などでも物語を展開しながら、徐々にその世界を広げていきました。そんな中で上条当麻は「科学サイド」「魔術サイド」両サイドを含む幅広い人脈を持つ事になり、時に彼らと協力しながら問題に当たる事になります。
シリーズの節目に「新約」とシリーズを移行してからもその人気は陰りを見せる事なく、これまでに何度もアニメ化している電撃文庫を代表するライトノベルです。
とある魔術の禁書目録のキャラクター一覧!
とある魔術の禁書目録は長く続くシリーズであると同時に実に多彩なキャラクターが登場しており、作品のファンであると同時に特定のキャラクターのファンも多い、作品です。その全てのキャラクターを紹介するのはなかなか難しいので、ここからはとある魔術の禁書目録に登場するキャラクターの中から主人公上条当麻と関係も深く主人公格と言える代表的なキャラクターを一覧にして紹介していきます。
不幸な青年!上条当麻
とある魔術の禁書目録を通しての主人公で、とある魔術の禁書目録の物語は基本的に彼を追う形で展開されています。主人公格のキャラクターが増えた現在でもその中心にいるのは上条当麻です。上記でも書いた通り、学園都市にはレベル0の無能力者という判定を受けていますが、それは彼の能力は他者の能力を打ち消す「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という2次的能力を所有しているからです。
口癖はその体質から来る不幸体質を指して「不幸だ」であり、感情的になりやすい熱血漢でありながら、敵であっても動機を理解すれば説得を試みる程にお人よしな性格です。それゆえに敵から味方になったキャラクターも多く、とある魔術の禁書目録の主要キャラクターを増やしている要因にもなっています。当初は魔術的な知識は皆無でしたが、数々の魔術的に相手との戦闘により現在はある程度知識が身に付いてきています。
能力無効化という自身の能力も然る事ながら、その常人ではあり得ないと言われる精神力で敵をも味方に取り込んでしまう為、上条当麻を中心とした「上条勢力」はそのメンツもあってかなり危険視され、意図してそれを潰そうとされた事もありました。本人の無自覚な力を発揮するという点において最強と言える存在でもあります。
イギリス清教のシスター!禁書目録
とある魔術の禁書目録の物語のきっかけを作りだしたのが禁書目録(インデックス)です。インデックスと出会った事で上条当麻は魔術の存在を知り、彼女を守る為に多くの敵と戦う事になります。インデックスは「完全記憶能力」を保持しており、その能力によって、103000冊の魔導書を記憶しています。その魔導書の力を用いれば魔術師の高みである「魔神」になる事ができると言われており、その為に命を狙われる存在でもあります。
初期から登場し続けるメインヒロインも1人で、主人公当麻の家に居候していますが、当麻自身がその辛い運命からインデックスを守る為に数々の事件からインデックスを遠ざけようとする事もあって、活躍自体は非常に少なめです。しかしサポート役としてはもちろんの事、自衛能力として自身にかけられた魔法「自動書記」もあって、作中では最強ではないものの最強になれるかもしれない存在の1人です。
見た目に反して幼い言動も多く非常に大食いであるなど、とある魔術の禁書目録に登場する多数の個性的なキャラクターの中でも非常にキャラクター性が高いキャラクターの1人になっています。
ビリビリ娘!御坂美琴
初期から登場する科学サイドのキャラクターで、学園都市で第3位の超能力者が御坂美琴です。当麻とは対照的に、学園都市のエリートとして描かれる反面、能力を無効化できる当麻に勝てないという形を描かれるキャラクターであると同時に、基本的に戦闘を行わないインデックスと異なり、積極的に戦闘も行うタイプのメインヒロインとして初期から活躍するキャラクターです。
学園都市にしか7人しかいない現存する最強の能力者である「レベル5」の1人で、その中でも3位に格付けされています。能力分類上は作中に他にも使用キャラクターが登場する「電撃使い(エレクトロマスター)」ですが、その中でも最高位に位置する事もあり、代名詞的技である物質に電磁加速を加えて放つ「超電磁砲(レールガン)」の通り名で知られています。
初期から登場している事、そしてその分かりやすい能力もあって現在までも高い人気を誇るキャラクターであり、彼女を主人公にした外伝作品「とある科学の超電磁砲」が作られる程です。基本的な能力であるが故に汎用力が高く、オールラウンダー性で言えば作中でも最強クラスの戦闘力を持つキャラクターでもあります。
学園都市最高位!一方通行
学園都市に7人いるレベル5の中でも第1位に設定されているのが一方通行(アクセラレータ)です。本名などは作中で明かされておらず、能力名で通り名でもある一方通行で通されています。主人公の当麻が正義のヒーローであるならアンチヒーロー的な活躍をするのが一方通行です。そんな彼は当初敵として登場しており、当麻によって更生した代表的なキャラクターでもあります。
特に更生後の性格には当麻の価値観が大きく関与しており、表世界の人間が裏世界の人間の犠牲にならないようにと考えて行動するようになります。その能力名にもある「一方通行」はベクトルを操る力であり、操れる物は運動量、熱量、光量、電気量など多岐に渡ります。1位と3位でありながら能力の相性の悪さも相まって美琴では絶対に勝つ事ができないと言われていました。
そのままいけば確実に科学サイド最強の地位をほしいままに出来ましたが、作中で負ってしまった脳への負傷により能力に使用制限ができてしまいました。それでも元々の頭の回転の良さや器用さで作中でも多くの活躍をしており、当麻とはまた違った魅力を持つ一方通行を主人公にした外伝作品が作られる程に人気の高いキャラクターです。
不良少年!浜面仕上
科学、魔術に限らず能力者が当たり前に存在するとある魔術の禁書目録の世界において、無能力者(レベル0)は時に迫害の対象になる事すらある存在です。今回の一覧に登場するキャラも全員能力者ですが、しかし無能力者は学園都市の6割が該当するなど少数派ではない事もあって作中でも無能力者として登場するキャラクターは非常に多いです。その中では浜面仕上程活躍しているキャラクターはいないと言えます。
初登場は今回紹介するキャラの一覧の中では最も遅いです。組織としては比較的序盤から登場していた無能力者集団「スキルアウト」のリーダーが一方通行に殺された事により、新しいリーダーとなった形で登場しました。そこで上条当麻と出会い、更生する形が描かれています。一方通行と同じく、彼も最初は敵側のキャラクターとして登場したキャラクターです。
以降も度々登場している他、無能力者でありながら学園最強であるレベル5の1人、麦野を撃破する事に成功するなど、無能力者ならではの戦い方やリーダーシップをみせ、表立って活躍する当麻や裏世界なりのやり方でヒーローとなる一方通行とはまた違った形のヒーローとして描かれています。
初期から登場する天才魔術師!ステイル=マグヌス
インデックスの元パートナーでありながら、初登場時は敵として登場したのがステイル=マグヌスです。炎系統の魔術を得意とし、とある魔術の禁書目録の作中での上条当麻の最初の敵でもありました。当麻と和解して以降は、共闘する機会も多く、魔術サイドでは登場回数も多いキャラクターです。
魔術の腕は天才的で単身で敵対組織を何度も潰した事がある他、得意としている炎系統の魔術以外にもサポートがあれば使えるなど、基礎ステータスも非常に高いです。これらの能力はインデックスを守る為に努力により身につけたものですが、その魔術のベースにしているのが北欧神話のルーン魔術である事から、専門外の知識には乏しいです。
また重度のヘビースモーカーであり、自身の魔法を火種としてタバコに火を付けるシーンが描かれていますが、逆にタバコを戦闘において重要な動きとして活用するなど、独自のスタイルを確立しています。また学園都市への出入りが多い関係で、魔術サイドでありながら機械類をあまり苦手にしていません。
聖人!神裂火織
ステイルと共にインデックスと敵対しながら見守るという役割で登場したのが神裂火織です。生粋の日本人ではありながら長身でスタイルが良い事もあって、ヒロインの1人としても活躍しています。術式を阻害しない為にジーンズの左足部分を根元まで切断し、Tシャツの裾を結ぶようにした左右対称のデザインをされています。
非常に真面目な性格で、普段は年下の当麻に対しても敬語で話すなどする反面で、その性格は戦闘や仕事に関しても現れており、完璧主義的な側面が目立ちます。元々は天草式十字凄教の女教皇として生を受けた為に、神の加護を強く受ける「聖人」の1人でもあります。戦闘面においてその聖人である事を利用した戦闘術を用いるなどしています。
後述する最強ランキングにこそ入りませんでしたが、「本気で戦えば神裂に勝てるのは本物の神か天使ぐらいのものだろう」と言われる程に高い実力を持ち合わせています。聖人故の魔術の実力はもちろん、素の肉体的スキルも非常に高く、能力に頼る事の多いとある魔術の禁書目録のキャラクターの中では肉弾戦でも最強ランキング上位に入れるキャラクターです。
当麻の親友…?土御門元春
当麻のクラスメイトで親友として登場した土御門元春ですが、その実は最高峰の力を有する陰陽術師であり、同時にイギリス清教「必要悪の教会」にも属しています。しかしどちらかと言えば個人主義者であり、イギリス清教や学園都市だけでなく、個人的に多数の敵対組織や同盟組織と繋がりを持つ多重スパイでもあります。
金髪でサングラス、学内での成績も高くない事から普段はおちゃらけた一面が多く周りにもそういう認識をされていますがこれは演じている物で真面目な場面では普通に喋る事も出来ます。反面魔術師として高い力を持っていながら任務としてとはいえ学園都市での能力開発を受けてしまっている事で、相反する力があり、それ故に高位の魔術を利用すると肉体的ダメージを負うという弱点も持ち合わせてしまっています。
それでも時折見せる魔術は非常に強力な物であり、仮に学園都市での教育がなければ魔術師として最強ランキングでも紹介できたのではないかと思われる程の面を見せています。幸いなのが学園での能力開発で目覚めた能力が「肉体再生」である事ですが、能力レベルは0となっており、残念な存在です。
とある魔術の禁書目録の能力者の最強ランキングをネタバレ!
他のバトル系アニメなどでも多数の最強ランキングが公開されていますが、とある魔術の禁書目録程、最強ランキングを付けづらい作品も少ないです。能力の根源に違いが大きい事、序盤を除いて戦闘の規模が大きく、個人での戦いが少ない事、強いと言われるキャラの戦闘シーンが描かれていないなどが大きな理由です。
今回の最強ランキングの一覧は作中の活躍などを元に多くのランキングで上位に位置するキャラクターの一覧だと理解した上でご覧下さい。
5位:オッレルス
後述する4位のオティヌスが「魔神になれた者」であるなら5位のオッレルスは「魔神になれなかった者」です。どうしても力関係がはっきりしない場合が多いとある魔術の禁書目録の魔術サイドでは珍しく、オッレルスとオティヌスは明確に上下関係が描かれています。とは言っても魔術を極めし者である魔神に限りなく近い存在である事は事実で、その実力は非常に高いです。
簡単には手が出せない魔神と比較すれば弱い為に魔術サイド全体からその身を狙われる程で禁書の力を実用化にも成功し、短時間であればオティヌスと相対する事もできます。目の前で困っている人を見かけると助けてしまうという本質的には当麻に似ている部分もあります。しかしその助け方はかなり暴力的で、困っていると認識したその者さえ助かれば他の物はたやすく犠牲にしてしまう危うさも持っています。
4位:オティヌス
とある魔術の禁書目録が新約とある魔術の禁書目録と名前を変えて最初のラスボスポジションキャラと言えるのがオティヌスです。名前だけは原作1巻から登場していた魔術を極めし者である「魔神」その人ですが、後述する魔神勢力からは失敗であると言われるなど微妙な扱いを受けています。しかし作中で当麻をとことんにまで苦しめたという意味ではやはり最強ランキングの上位に位置するキャラクターである事は間違いありません。
オティヌスは北欧神話に登場する主神オーディンの別名であり、彼女の組織する「グレムリン」の構成員の名前の由来にもなっています。その力はまさに魔神の名に相応しく、世界の創造や破壊も思いのままです。上条当麻と相対する場面では、戦闘する事を面倒に思ったという理由だけで世界を破壊してしまいました。幻想殺しの力で生存していた上条当麻とそこから長い時間をかけた死闘を行う事になるのです。
最終的に当麻の世界に戻したマティヌスは自壊する事を受け入れますが、当麻によって救われ、以降15cmの妖精として当麻の家に居候する事になります。今回一覧として紹介する最強ランキングに名を連ねるキャラクターの中で唯一明確に当麻の味方なのはマティヌスだけであり、味方になって以降、その魔術的知識の高さで当麻をサポートするなど以降の当麻の活躍を支えています。
3位:魔神勢力
世界の創造と破壊を簡単に行えてしまうマティヌスさえも失敗作と揶揄するのが真のグレムリンに属する魔神勢力です。彼らは本来の力を持った状態では世界に降り立つ事ができない(存在するだけで世界を壊してしまうから)事から、それができるマティヌスを「魔神のなりそこない」「失敗作」と揶揄しています。それぞれがそれぞれの神話で神格化された魔神達は自身の能力を大幅に下げる事でようやく世界に姿を見せる事ができます。
魔神勢力には多数のキャラクターがいますがそのどれもが本来の力ではない事、またそもそも対等以上に戦える者がいない事からその戦闘力は未知数です。なのであくまでも今回はとある魔術の禁書目録で描かれているシーンをベースに3位と位置付けました。それぞれの固有の能力などもほとんど見せていないので、最強ランキングに入らないとおかしいけど何位にすべきか分からないという典型例でもあります。
魔術勢力に名を連ねるのは一覧にすると「キメラ」「僧正」「ゾンビ」「娘娘」「ゾンビ」「テスカトリポカ」「ヌアダ」「ネフティス」「プロセルビナ」「忘れられた神」がいます。利用する魔法の見え方などはそれぞれに由来する地域の魔術に似ていますが等しく強い事と言えます。
2位:アレイスター=クロウリー
そんな魔神らに勝てる力を持っているのがアレイスター=クロウリーです。現在最強の科学者であると同時に、過去には最強の魔術師だった実績も持っています。魔神達をもって「魔術師としてそのまま道を極めていれば間違いなく魔神になれた」と言われる程の逸材で、近代西洋魔術の基本は全てアレイスターが作った物だとさえ言われています。現在は学園都市の最高権力者である総括理事長という立場にあります。
魔術を見限って科学の世界に走り「世界で最も魔術を侮辱した魔術師」として世界中の魔術師を敵に回しており、「魔術の殲滅」を目的として学園で起こる多くの事件に関与しているとさえ言われています。その能力も驚異的であり、近代西洋魔術であれば等しく無効にできる(弱点を知っているから)能力に始まり、「原型制御(アーキタイプコントローラ)」という世界の常識を自在に操る能力を持っています。
1位:上里翔流
最早神である魔神勢力やアレイスターをも退け、作中最強と言える能力を持っているのが上里翔流です。今回紹介しているキャラクター一覧も最強ランキングも含めて一番遅い登場です。登場する少し前まで、上里は何の能力も持たない普通の高校生だったのです。それが上記でも紹介した上条とオティヌスとの戦いを経て、上条がオティヌスの理解者となった事で魔神の無意識な願いによって能力者として目覚める事になります。
彼の持つ力は「理想送り(ワールドリジェクター)」は当麻の幻想殺しと同質でありながら、対極に位置する能力です。「理想郷を願う者をそこに送る能力」である理想送りは自身にそんな能力を与えた「魔神への復讐」という目的で使用されました。しかしその思いがズレた時には自身も対象になってしまう程の代償をはらんでいました。
作中では数々の魔神、アレイスターを理想送りしている事、当麻との撃ち合いでも勝っている事から現状では最強の名に相応しい存在だと言えます。ちなみに余談ですが、当麻が右手首から先を能力の発信源にしているのに対し、上里の能力は右手の影が相手に触れる事を条件としています。
番外:上条当麻
とある魔術の禁書目録のキャラ一覧から最強ランキングを作る時に最も困るキャラクターであり、能力名から「ランキングブレイカー」とも言われるのが主人公の上条当麻です。実績、作中の活躍などを考えればランキング1位にも名を連ねる事ができる存在ですが、その能力だけを見るとどうしてもランキング外ではないかとも考えられます。活躍が目立つ分、強いと言われながら活躍が描かれないキャラクターよりも意見が割れやすいです。
とある魔術の禁書目録のキャラは基本的に能力に依存するのでそれを打ち消す事ができる当麻は強いとするランキングもある一方で、今回紹介した上記の最強ランキング一覧で紹介したキャラにはほぼ確実に敗れており、選外となる場合も多いです。また能力の発動に普通の身体能力しかもたない当麻が相手か相手の能力に触れる必要があるという点もランキングにおいてはマイナス評価になっています。
今回の最強ランキングでは敢えて一覧に含めずにいますが、1位であっても不思議ではないキャラクターである事は間違いありません。
とある魔術の禁書目録の声優を紹介!
とある魔術の禁書目録はアニメ化を始め、ドラマCDや劇場版、ゲームなど関連作品が多数展開されています。そうなると当然、それぞれのキャラクターには声優が付いています。ここからは上記でも紹介したとある魔術の禁書目録に登場する主要キャラクターの声優を一覧にして紹介していきます。
阿部敦(上条当麻役)
主人公上条当麻役の声優を担当しているのが阿部敦さんです。2006年から声優としての活動を始めた声優さんで主に少年から青年期のキャラクターの声を担当する事が多いです。上条当麻が出演する作品はコラボ作品なども含めて全て声優を担当しています。
とある魔術の禁書目録以外では「バクマン。」の真城最高役、「カードファイト!!ヴァンガード」雀ヶ森レン役、「だがしかし」の鹿田ココノツ役、「火の丸相撲」の潮火の丸役を演じるなど、主人公、及び主人公格の1人を演じる機会も多い声優さんになっています。
井口裕香(禁書目録役)
インデックス役を演じるのが井口裕香さんです。2002年に声優にオーディションに合格して以来声優として活動しています。2003年に「デ・ジ・キャラットにょ」でアニメデビューを果たすと、アニメ1期からインデックス役として現在まで多数の作品に登場しています。
現在までも精力的に声優としての活動を続けており、「<物語>シリーズ」の阿良々木月火役、「ガールズ&パンツァー」の冷泉麻子役、「Toラブル―とらぶる―ダークネス」の黒咲芽亜役、「ノーゲーム・ノーライフ」のクラミー・ツェル役、「終わりのセラフ」の三宮三葉役など少女役を演じる機会が多い声優さんです。
佐藤利奈(御坂美琴役)
御坂美琴役を演じたのが声優の佐藤利奈さんです。2001年に声優としてデビューすると、いくつかのアニメにチョイ役で出演した後、「魔法先生ナギま!」にて主人公ネギ・スプリングフィールド役を演じた事で知名度を上げました。美琴役としてとある魔術の禁書目録はもちろん外伝作品のとある科学の超電磁砲にも出演しています。
声質から少年の声も演じる事ができるのでこれまで演じた事のあるキャラクターも多く、「みなみけ」の南春香役、「青の祓魔師」の霧隠シュラ役、「起動戦士ガンダムAGE」のナトーラ・エイナス役、「ガールフレンド(仮)」の櫻井明音役などを演じています。また声優活動を続けると同時に音楽活動も行うなどマルチに活躍しています。
岡本信彦(一方通行役)
一方通行の声優を担当するのが岡本信彦さんです。2006年に声優としてデビューし、以降多数の作品で活躍しています。小学生時代にはプロ棋士を目指していましたがその実力はアマチュア三段とかなりの実力を持っており、声優としてデビューした後、イベントでプロ棋士とハンデを貰った勝負を行って勝利するなどしています。
幅広い作品に出演しており、「聖剣の刀鍛冶」のルーク・エインズワース役、「会長はメイド様」の碓氷拓海役、「バクマン。」の新妻エイジ役、「青の祓魔師」の奥村燐役、「暁のヨナ」のシンア役、「赤髪の白雪姫」のオビ役で原作がライトノベル、少年漫画などの少年向けの作品はもちろん、少女マンガなどを原作とする少女向けの作品にも多数出演しています。
日野聡(浜面仕上役)
浜面仕上の声優を担当しているのが日野聡さんです。2000年から声優として活動を開始している他、2010年からは音楽活動も行っています。アメリカで生まれ、5歳までサンフランシスコで育っていました。元々は舞台俳優を目指し10代の頃から児童劇団に所属するなどしていましたが、吹き替えを担当した事をきっかけに声優として活動するようになりました。以降もしばらくは吹き替え声優として活動が続いていきます。
2003年に吹き替えに参加した作品のディレクターに誘われた事もあってオーディションを受けて「一騎当千」の周喩役としてアニメ声優デビューを果たしました。以降、「灼眼のシャナ」の坂井悠二役、「ゼロの使い魔」の平賀才人役、「NARUTO疾風伝」のサイ役、「銀魂」の神威役、「ブラッククローバー」のゴーシュ・アドレイ役などなど少年系のキャラクターを中心に活躍しています。
谷山紀章(ステイル=マグヌス役)
ステイル=マグヌスの声優を担当しているのが谷山紀章さんです。今回紹介しているとある魔術の禁書目録で声優を務める声優の一覧の中では数少ない2000年以前から声優を行っており、アニメ放送開始当時からそれなりに実績のあるベテランさんでした。「声優会の異端児」という煽りなどでも知られる声優さんです。
ハリのある声量とノリの軽い雰囲気を持つ声質が特徴で兄貴ポジションのキャラクターを演じる機会が多いです。とある魔術の禁書目録以外には、「美鳥の日々」の沢村正治役、「ゾイドジェネシス」のロン・マンガン役、「黒子のバスケ」の氷室辰也役、「進撃の巨人」のジャン・キルシュタイン役などです。
伊藤静(神裂火織役)
神裂火織の声優を担当しているのが伊藤静さんです。年上系のキャラや姉役を演じる事が多く、神裂火織がそうであるように、何故か戦闘があるアニメでは剣士系女性を演じる機会が多い声優さんです。声優業界でも酒豪として有名ですが、演じる役はどちらかと言えば優等生キャラが多くなっています。
これまで出演した作品は「オオカミさんと7人の仲間たち」の大神涼子役、「パンプキン・シザーズ」のアリス・L・マルヴィン役、「スターシップ・オペレーターズ」の香月シノン役が有名です。その他、「暗殺教室」のイリーナ・イェラビッチ役、「クレヨンしんちゃん」の2代目大原ななこ役、「監獄学園」の白木芽衣子役、「WORKING」の小鳥遊梢役などを演じています。
勝杏里(土御門元春役)
土御門元春役を務める声優は勝杏里さんです。アニメやゲームを中心に吹き替えなども担当し幅広く活躍しています。演じる役柄も非常に多彩で、二枚目キャラから三枚目キャラ、脇役から敵役まで色々なキャラクターに声を当てています。
とある魔術の禁書目録の土御門元春以外のキャラクターだと「鋼の錬金術師FULLMETALALCHEMIST」のドルチェット役、「僕のヒーローアカデミア」のインスマス役、ゲーム「ゼルダの伝説スカイウォードソード」のギラヒム役、「暗殺教室」の荒木鉄平役、「ポケットモンスターXY」のティエルノ役、「ジョジョの奇妙な冒険スターダストクrセダーズ」のチャカ役などを演じています。
とある魔術の禁書目録のキャラクターは個性豊かだった!
今回紹介したとある魔術の禁書目録の主要キャラクターの一覧だけでも実に個性的ですが、ここでは紹介しきれていないキャラクターもたくさん存在するのがとある魔術の禁書目録です。外伝作品なども含めればその数はさらに増える一方でいわゆる「属性かぶり」は少なく、非常に個性的なキャラクターが多くなっています。
少年漫画的なバトルを題材としながらこれだけキャラクターが多数登場し続けるとある魔術の禁書目録はキャラの一覧を見てその能力を見るだけでも楽しめる作品になっています。原作となるライトノベルだけでなく、アニメやゲームなど関連商品が多いので色々な場所から触れる事ができます。
まだとある魔術の禁書目録に触れた事がないという人はぜひ一度自分の好きな媒体でとある魔術の禁書目録の世界に触れてみてはいかがでしょうか。