【賭ケグルイ】早乙女芽亜里の強さを考察！性格やかわいい魅力も解説

「賭ケグルイ」は河本ほむら原作、尚村透作画による漫画作品で月間ガンガンJOKERにて2014年の4月から連載されています。「賭ケグルイ」は普通の学校とは違い、ギャンブルの強さが全てという特殊な学園が舞台。そこで繰り広げられる生徒たちによるギャンブルをストーリーの主軸としています。

2017年の7月からアニメ化もされており、第1期が7月から9月まで放送されました。第2期も「賭ケグルイ××」というタイトルで2019年の1月から放送されています。実写ドラマ化もされており、蛇喰夢子を浜辺美波が、鈴井涼太を高杉真宙が演じ、2018年の1月から3月まで放送。今回ご紹介の早乙女芽亜里は森川葵が演じました。

物語の主人公は蛇喰夢子という少女ですが、早乙女芽亜里も主役級の活躍を見せるメインキャストです。そのほか、同級生の鈴井涼太や学園の生徒会メンバーたちが主要キャストとなっています。

「賭ケグルイ」の物語は、上流階級や財政界の子女が通う名門校私立百華王学園に蛇喰夢子という少女が転校してくるところから始まります。私立百華王学園は普通の学校と違い、ギャンブルの強さによって生徒の階級が決まるという独自のルールを持った学園。

学園には圧倒的なギャンブルの腕を持つ桃喰綺羅莉という生徒会長がおり、ギャンブルによる階級制度は全て彼女が作ったもの。学園の実権は桃喰綺羅莉が握っていると言っても過言ではないほどのカリスマ性と実力を兼ね備えた人物です。

蛇喰夢子は黒髪の美少女で喋り方はおっとりしているものの、実はギャンブル狂という気質を持った少女。転校してきてすぐに早乙女芽亜里にギャンブル勝負を挑まれ、早乙女芽亜里が圧倒的有利だと思われる状況を覆し見事勝利を収めました。

この転校初日のギャンブルをきっかけに一気に有名になった夢子はより自分が熱狂できるギャンブルを求め、ほかの生徒や生徒会のメンバーたちとギャンブルを繰り返す学園生活を送ることに。その過程で鈴井涼太や早乙女芽亜里と交流関係を持つようになります。

早乙女芽亜里は2年華組の生徒の1人で生年月日は3月8日、家庭は上流階級ではなく一般家庭です。ツインテールの金髪が特徴的な美少女で、一見可愛らしい見た目をしていますがキリっとした吊り目や高圧的な態度から気の強い性格であることが伺えます。

ギャンブラーとしては頭の回転が速く、その場を冷静に見極める能力やゲームの本質を把握する能力に長けた人物。時には演技をして相手を上手く騙すこともできるなど、肝の据わった人物でもあります。

勝気な性格が災いして、転校してきたばかりの蛇喰夢子をカモにしようとしましたが、逆に負けて屈辱を味わうことにもなりましたが、後に夢子とは友人となり良好な関係を築いています。また、同じクラスの鈴井涼太に対して彼のお人好しぶりに呆れながらも、好意的に思っている様子も。鈴井涼太については後の記事で詳しく触れていきます。

早乙女芽亜里は蛇喰夢子が転校してきたその日にギャンブルを挑んで大敗しています。その時のギャンブルは「投票ジャンケン」というものでした。対戦は1対1で行われ、2人はまずはベット額を決めます。勝った方が負けた方の提示額を全額貰えるという仕組みです。

ギャンブルのやり方は、まずはクラスメイトたちにカードを配り、そこにグー、チョキ、パーの3種類の絵を描かせて箱に入れます。2人は箱の中からランダムに3枚のカードを引きます。そして引いたカードを「ジャンケンポン」の合図で同時にその場に出し、勝った方負けた方のチップを回収。最終的に金額の多かったものが勝ちます。

早乙女芽亜里は運よく蛇喰夢子に勝利し、あっさりと終わったかに思われました。しかし蛇喰夢子はこのギャンブルには何かある、と考え、早乙女芽亜里に再戦を挑みます。結果、蛇喰夢子が勝利し、早乙女芽亜里は大敗する結果となりました。

実は早乙女芽亜里はクラスメイトの大半をギャンブルで負かしており、借金を餌にクラスメイトに自分の言う事に従うよう指示していたのです。鈴井涼太もその一人で、彼の合図によって偏ったカードを入れるように指示されていたのでした。

蛇喰夢子は見事にそのイカサマを見抜き早乙女芽亜里に勝利。早乙女芽亜里は蛇喰夢子に借金を背負い、学園内のヒエラルキーの中でも最下層のミケと呼ばれる地位に成り下がってしまいます。ミケは学園の中で奴隷扱いしてもよいという許可がおりており、早乙女芽亜里はこうして一時どん底まで落ちたのでした。

1度ミケになってしまうと何も特典がないように思えますが、起死回生を狙って生徒会のメンバーにギャンブルを挑むという権利を得ます。「賭ケグルイ」の中では「公式戦」と呼ばれ、借金を返してミケを脱却したい早乙女芽亜里は、西洞院百合子にギャンブルを挑むことに。しかし、ここでも大敗し、更なる借金を背負ってしまいます。

こうしてピンチに陥った早乙女芽亜里でしたが、ある時生徒会が「債務整理大集会」と称して生徒の借金を救済しようという企画を打ち立てました。早乙女芽亜里もこのギャンブルに参加しようとすると、そこには蛇喰夢子の姿が。彼女もまた3億1000万という大きな借金を背負っていたのです。

債務整理大集会のギャンブルは2枚インディアンポーカー。2枚のカードを使い、組み合わせによって強弱が決まるというものでした。ただし、1枚のカードはギャンブルをするメンバーたちに見せるというのがルールです。

早乙女芽亜里は渋々蛇喰夢子と結託。ギャンブルのテーブルには2人を含めて4人のメンバーがおり、残りの2人もタッグを組んでいました。しかし、早乙女芽亜里と蛇喰夢子の作戦が見事成功し、早乙女芽亜里は1位で勝ち抜け。見事借金を返済し、ミケの座も返上したのでした。

物語が進み、学園内では生徒会が解散されて生徒会長総選挙編が行われることとなりました。現会長である桃喰綺羅は勿論、全生徒が自由に参加できるシステムになっており、票はギャンブルでやりとりするというのがルールです。

ギャンブルを制したものが生徒会に入れるという訳です。選挙には桃喰綺羅莉や旧生徒会のメンバーは勿論ですが百喰一族も参加することに。百喰一族は苗字の後ろに「喰」の文字が付く者たちの集まりで桃喰綺羅莉もその一族の1人でした。

選挙を制することは今後の跡目争いにも繋がることから、ギャンブルの規模は予想以上に大きくなります。そんな中、早乙女芽亜里に接触を図るものがいました。それは生徒会副会長です。いつも仮面をつけている彼女は長らく謎の人物として登場していましたが、実は桃喰綺羅莉の双子の妹だったのです。

彼女は早乙女芽亜里に「生徒会長にならないか」という提案を持ち掛けてきます。早乙女芽亜里は選挙に参加するつもりはなくその提案を突っ撥ねたのですが、夢子を人質に脅迫されたために選挙戦に参加させられることとなりました。

桃喰綺羅莉とリリカは双子。リリカは常日頃から綺羅莉の言う事に従っていおり、早乙女芽亜里への提案は綺羅莉の命令である様子です。しかし、何故脅迫という手段までとって早乙女芽亜里を生徒会長にしようとしているのか、その点については謎のままです。

早乙女芽亜里にはかわいい魅力がたくさんあります。まず性格ですが「賭けグルイ」序盤の早乙女芽亜里は、鈴井に借金を背負わせてポチとして家畜化し、夢子をイカサマで嵌めるなどギャンブルに貪欲なイメージが強いキャラクターでした。

しかし、生徒会への誘いを断ったり、債務整理大会で大金を手にした時もあっさりと夢子にお金を渡すなど、自分なりの正義感や信念をとても大事にしている様子が伺えます。かわいい見た目をしているので一見可憐な少女に見えますが、反面その性格は非常に男前。

夢子が毒を盛られてピンチになった時などは「いい度胸してるわ」と相手に対してきっぱりと言ってのけるカッコイイ一面も。天才肌の夢子と違い、努力や根性という言葉が非常に似合うのが早乙女芽亜里の魅力の1つです。

早乙女芽亜里は見た目が非常にかわいいと人気のキャラクターです。髪型は金髪のツインテールで、ツインテールを結ってある部分にはいつもリボンを結んでおり、美人というよりはかわいいお嬢さんといった見た目が人気です。男前なシーンが多いのでつい強い一面を見がちですが、時にカワイイ一面を見せることも。

ツインテールというかわいさを演出する髪型も彼女の魅力を引き立てています。実写で演じた森川葵が制服にツインテールの姿を公表した際「葵ちゃんのツインテール、世界でいちばん可愛い」「葵ちゃんのツインテールがお人形さんみたい」という声がファンから上がりました。

「賭けグルイ」はキャラクターの表情が豊かなのも特徴的です。桃喰綺羅莉のように表情が変わらないキャラもいますが、早乙女芽亜里は感情や状況に応じてよく表情が変わります。悪巧みをしている時は、人を見下す悪人のような顔立ちになりますし、猫を被る時はかわいい表情に早変わり。

舌打ちをするキツイ顔とかわいい表情のギャップが激しく、そこもまた早乙女芽亜里の魅力となっています。自分の信念を通そうとする時や相手に啖呵を切る時などはキリっとした男前な表情になることもあります。

早乙女芽亜里の男前ぶりに惚れて彼女を慕う人物がは数多くいます。夢子もその一人で債務整理大会以降、彼女のことを「芽亜里さん」と呼んで慕っています。早乙女芽亜里を慕うのは彼女だけではなく、生徒会長に推薦してきたリリカなども彼女に魅力を感じていると言えます。

番外編の「賭ケグルイ双」では信頼関係を重んじる一面も見せており、花手毬つづらなどは彼女の信念を貫く姿に憧れを抱いています。戸隠雪見というキャラも彼女を慕っており、早乙女芽亜里がモテモテだということがよくわかります。

基本、気の強さを前面に押し出している早乙女芽亜里ですが、実は鈴井が好きなのでは？とファンが思わずにはいられないシーンがいくつかあります。アニメの方ですが債務整理大会の後、鈴井の発言に対して赤くなって照れているシーンがあるのです。

また「賭ケグルイ双」の方では好みの男性を「馬鹿がつくほど正直な人」だとバラしており、この特徴は鈴井に大いに当てはまります。時に鈴井を巡って夢子と対立するような場面もありますから、実は密かに思いを寄せているのかもしれません。

早乙女芽亜里はコスプレでも人気です。実際に彼女のコスプレをしたユーザーからは「動きやすいし、やっていて楽しい」という声も。コスプレをした張本人が語っていることからも、動きやすさがコスプレ人気の1つの理由になっているのかもしれません。

近年はグッズなども手に入りやすく「賭ケグルイ」の制服や、ツインテールのウィッグも販売していますので、手に入りやすいというのも理由にあげられそうです。勿論早乙女芽亜里の可愛さとキャラクターの人気が高まったから、というのも大きな理由と言えそうです。

ツインテールの美少女・早乙女芽亜里は声優の田中美海が演じています。みにゃみなどの愛称でも親しまれる人物です。幼少期の頃にアニメのエンディングに流れるクレジットに出てくる名前を見て、声優という仕事があることを知り、そこから声優を目指すようになりました。ここからは声優・田中美海のプロフィールや登場作品をご紹介します。

声優として活躍する田中美海は1996年1月22日生まれの人物です。2012年に開催されたavex×81produceのアニメ「Wake Up, Girls! 」のオーディションに合格し、その時に一緒に受賞したメンバーと共に声優7人で「Wake Up, Girls!」を結成。これを機に芸能活動を開始しました。

趣味はカラオケやパソコンでインターネットや音楽編集、テレビを見ることで特技は泳ぐこととモノマネだという田中。雨女でありライブが雨に見舞われるということもしばしあるそうです。2015年に声優アワード特別賞を、2017年に声優アワード新人女優賞を受賞しています。

「賭ケグルイ」も彼女の代表作の1つで、その他2014年のアニメ「プリパラ」の真中のんや「暗殺教室」の岡野ひなたなども彼女の役です。「賭ケグルイ」で早乙女芽亜里を演じたのは第1期の2017年と第2期の2019年、2017年以降では2018年のアニメ「Caligula -カリギュラ-」の神楽鈴奈などでも知られています。

早乙女芽亜里に関する感想や評価をSNSで調べてみたところ、「表情が豊かであること」や「男前でカッコイイところがいい」、「早乙女芽亜里は最高の女の子」という感想が多く見つかりました。早乙女芽亜里の人気の高さが伺えます。

「賭ケグルイ」の男前で可愛いカッコイイ早乙女芽亜里。夢子が天才型ならば早乙女芽亜里は努力型、ということで成り上がっていく様子についていきたくなる視聴者が多いようです。2019年現在、アニメも放送中ですので男前な早乙女芽亜里に惚れてしまった方は是非チェックしてみてください。