賭ケグルイのドラマキャストや相関図をネタバレ！主人公・夢子は浜辺美波

皆さんはギャンブルが好きでしょうか？ギャンブルが好きな方も、そうでない方も楽しめる話題のギャンブル漫画が月刊「ガンガンJOKER」で連載されている「賭ケグルイ」です。蛇喰夢子を中心に繰り広げられる狂気じみた学園内ギャンブルバトルに、引き込まれる方も多いことでしょう。今回は浜辺美波が主人公を演じるドラマ版「賭ケグルイ」について、キャストの相関図やあらすじのネタバレも交えながらご紹介していきます。

「賭ケグルイ」は主人公である蛇喰夢子を中心とした学園内のギャンブルバトルを描いた作品です。単純にギャンブルが好きなだけでなく、タイトルにある「賭ケグルイ」のように、ギャンブルをする中で異常な思考を持つ生徒が多数現れます。ここでは、浜辺美波が主演のドラマ版「賭ケグルイ」について、大まかなあらすじをネタバレも交えてご紹介していきます。

「賭ケグルイ」の舞台は創立122年の歴史を誇る伝統ある名門校、私立百花王学園です。表向きは由緒ある家柄や財政界の子女が通う名門校ですが、実際はギャンブルの強さによって生徒の優劣が決まるギャンブル絶対主義の学校です。特に生徒会長が桃喰綺羅莉（ももばみきらり）に代わってからは、上納金・家畜制度が導入されてギャンブルの強さによる生徒の階級が明確に表れるようになりました。

そこに転校生として転入してきたのが、浜辺美波演じる蛇喰夢子です。「賭ケグルイ」の主人公で、一見おしとやかそうに見える夢子ですが、ギャンブルになると性格が変わる「賭ケグルイ」の性格を併せ持っています。転校して早々、早乙女芽亜里に「投票じゃんけん」というオリジナルゲームのギャンブルを挑まれます。「投票じゃんけん」はクラス内の生徒が投票した手で互いに勝負をするというゲームです。

通常はグー・チョキ・パーでほぼ均等に手札が分散する確率が高いゲームですが、芽亜里はクラス内の半分以上の生徒を操り、手札を偏らせます。それによって一戦目は夢子に勝利して借金を負わせますが、夢子が一千万円を賭けた二戦目を望み、芽亜里が仕掛けたイカサマをすべて見破ったうえで勝利します。その後、家畜としてゲームのイカサマに加担していた鈴井涼太に勝てた理由には運もあったことが知られます。

イカサマへの加担を夢子に謝る涼太でしたが、夢子からはむしろゲームを楽しませてくれたお礼としてお金を受け取ります。涼太はそのお金を使い家畜を脱して以来、夢子を信頼して学園のことについて教えるパートナーのような存在になります。芽亜里は勝負に負けたあと、クラスの人気者という立場から家畜へと身を落としていじめられるようになりますが、物語が進むにつれて夢子と共闘したり、手を貸したりしていきます。

この勝負をきっかけに、夢子は学園内の様々な生徒とギャンブルでバトルをしていきます。特に百花王学園では生徒会のメンバーがギャンブルに強い生徒の集団になるので、生徒会メンバーと夢子とのギャンブルバトルが「賭ケグルイ」の見所に一つとなるでしょう。蛇喰夢子を演じる浜辺美波やその他のキャストの特徴的な演技にも注目です。

「賭ケグルイ」では、ギャンブルが強くて個性の強いキャラクターが多数出てきます。そのため、役を演じるドラマキャストにも注目が集まります。ここでは、ドラマ版「賭ケグルイ」に登場する主要人物のキャストについて、キャラクターの個性に関するネタバレも交えながら、相関図をご紹介していきます。

蛇喰夢子は「賭ケグルイ」の主人公である女子生徒です。原作では黒髪ロング姫カットの髪型で、巨乳の美少女キャラで描かれています。普段はお淑やかで上品なふるまいをする夢子ですが、その実態はリスクを負った極限状態のギャンブルを好む破滅的な思考を持ったギャンブル狂です。物腰は柔らかですが、含みのある嫌味な口調で相手のペースを乱して思考を混乱させることもあります。

一度ギャンブルが始まると相手のイカサマや策を見逃さない洞察力、どんな細かなことも忘れない記憶力、相手を自分の思い通りに誘導する交渉力を発揮します。卓越した能力を持てあますことなく発揮して戦う夢子は、天性のギャンブラーともいえるでしょう。手先も非常に起用で、サイコロの出目も思い通りに自由に出すことができます。ただし運動神経がいいわけではなく、体力もあまりない点が数少ない弱点の一つといえるでしょう。

芽亜里や伊月に勝利したことを知られて以来、生徒会からは目をつけられており、生徒会のメンバーをギャンブルで破ってからは危険視されています。ギャンブルにおいては互いに高いリスクを背負った状態で、公正なルールのもと勝負するということに対して、異常なまでの快楽を感じているといってもいいほど、ギャンブルが好きすぎて狂っているところがあります。

ギャンブルの「敗者は失い、勝者が得るルール上の公平さ」を神聖視しているところがあり、自他ともに敗者へのペナルティには厳しい徹底主義なところがあります。そのため、生志摩妄のような自分の快楽のためにルールを無視する人間を嫌悪します。また、弱った相手にかすかな希望を見せてからどん底に突き落として絶望を味合わせるような、上げてから落とすというやり口も嫌う傾向にあります。

夢子は百花王学園に転入したその日に、早乙女芽亜里にギャンブルで勝負を持ち掛けられます。ゲームはオリジナルの「投票じゃんけん」というもので、クラス内の生徒たちにじゃんけんの手を投票させて、得られた手でじゃんけん勝負をするというものです。夢子はゲーム開始すぐに芽亜里のイカサマを見抜き、ゲームに勝利します。相関図としては芽亜里からはライバル視されており、物語が進むと共闘するシーンも出てくるほどです。

鈴井涼太とは芽亜里との勝負を通じて親しくなりました。夢子は涼太が「投票じゃんけん」において、じゃんけんの手をみんなに知らせるイカサマに加担しているのを見抜き、ゲーム終了後に本人に伝えます。加担がばれた涼太は夢子に謝りますが、気にせずむしろお金を渡してお礼をしました。夢子から借りたお金を使って家畜を脱してからは、相関図としては涼太が尊敬しつつも、お互いに信頼しあっているような関係になります。

ドラマ版「賭ケグルイ」の蛇喰夢子を演じるキャストは女優の浜辺美波です。第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し、「浜辺美波～アリと恋文～」で主演デビューを飾ります。話題のきっかけとなった作品は、人気アニメの実写ドラマである「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の本間芽衣子（めんま）役やNHK連続ドラマ小説「まれ」への出演でした。

最近では大ヒット映画である「君の膵臓をたべたい」で主演を務め、ブレイクしました。写真集も非常に好評で、二冊目となる浜辺美波の写真集である「浜辺美波写真集 voyage」では、発売たった2週間で4刷りが決定して話題になるほどでした。CM「三井ショッピングパーク ららぽーと」やオンラインRPG「ヴァルキリーコネクト」など幅広く活躍しており、2018年も注目の若手女優として話題を評している人です。

鈴井涼太は「賭ケグルイ」の中では数少ない一般的な思考を持った男子生徒です。早乙女芽亜里にポーカーで負けたことから多額の借金を背負い、上納金を納められなくなり家畜になってしまいます。しかし、浜辺美波演じる夢子が転入してきて状況が一変します。ネタバレになりますが、芽亜里とのゲームでイカサマに加担したことを夢子に謝った時に、許すと同時にお金を貸してもらい家畜制度から脱却を果たすのです。

「賭ケグルイ」の良心といっても過言ではないぐらい心優しい性格をしており、家畜から脱却して逆に芽亜里が家畜になり下がった時も、特に報復行動はしませんでした。夢子に助けられ、彼女の博打の才能に気づいてからは絶大な信頼をしており、夢子と行動を共にすることが多いです。相関図としては、物語が進むにつれて夢子に好意を寄せますが、芽亜里ともいい感じの関係になることもあり、はっきりとせずにいます。

ドラマ版「賭ケグルイ」の鈴井涼太を演じるキャストは俳優の高杉真宙です。2009年の「エブリリトルシング09」で俳優デビューを果たして以来、映画やドラマ、CMなど幅広い分野で活躍しています。第9回TAMA映画賞では、その年に最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優に送られる最優秀新進男優賞を獲得しました。2018年では「虹色デイズ」「世界でいちばん長い写真」「プリンシパル」などに出演しています。

早乙女芽亜里は「賭ケグルイ」の蛇喰夢子のライバル的な立ち位置にいる女子生徒です。原作漫画では金髪ツインテールの美少女として描かれています。可愛い容姿だけでなく、頭の回転が速くてゲームの本質を見抜く能力に長けており、基本性能は高いキャラクターです。高飛車な性格で反骨心があり、向上心が高い人間です。普段は年相応の女子高生らしい口調ですが、ギャンブルになると口調が荒くなることもあります。

ドラマのネタバレをすると、浜辺美波演じる主人公の蛇喰夢子に最初にギャンブル勝負を持ちかけるのが芽亜里です。「投票じゃんけん」というオリジナルのゲームで、クラスの生徒たちにじゃんけんの手を投票してもらい、投票されたカードから3枚選んでじゃんけんをするというゲームです。芽亜里はクラスの大多数を操ってイカサマをしますが、夢子に見抜かれ多額の借金を負うことになります。

それ以降、芽亜里はクラスの人気者から家畜扱いでいじめられる人間へと落ちてしまいます。さらに原作のネタバレをすると、生徒会役員の西洞院百合子と「公式戦」を行った結果、4960万円負けるという惨敗を喫してしまいます。生徒会の陰謀により「公式戦」で負けた夢子と債務整理大集会で共闘したり、夢子の代わりにギャンブルをするなど、相関図としては物語が進むにつれて友情が芽生えたライバルのような関係になります。

早乙女芽亜里は「賭ケグルイ」の作品の中でも人気のあるキャラクターの一人です。もともと知能が高く頭の回転が速い芽亜里は、学園に入学してすぐのころもギャンブルが当たり前の学校の制度に早く慣れて順応しました。そのころの芽亜里を主人公として描いたスピンオフ作品「賭ケグルイ双」という作品も出ているほどです。

ドラマ版「賭ケグルイ」の早乙女芽亜里を演じるキャストは女優の森川葵です。最初は雑誌「Seventeen」の専属モデルとしてデビューしました。2012年に短編映画『転校生』で女優デビューを果たし、以後多数の映画やドラマ作品に出演しています。2017年には映画「恋と嘘」で主演を務め、2018年は「嘘八百」「リバーズ・エッジ」「OVER DRIVE」などの多数の作品に出演します。

「賭ケグルイ」の世界では、百花王学園の生徒会メンバーが学園内でもギャンブルの強い生徒が集まる集団として、物語にかかわる重要かつ個性的なキャラクターがたくさんいます。ここでは、ドラマ版「賭ケグルイ」の個性的な生徒会メンバーとそれを演じるキャストの紹介とキャラ同士の相関図を開設していきます。

皇伊月は「賭ケグルイ」の生徒会役員の一人である1年生の女子生徒です。国内でも有数の玩具メーカーの社長令嬢で、莫大な資金力があるのを強みとしています。原作の漫画ではパーマのかかった茶髪のショートボブで、ヘアバンドをしているキャラクターで描かれています。ネイルにもこだわっている様子が見られ、登場時も色鮮やかなネイルをしているのが特徴です。

実家で作るトランプを使ったギャンブルが得意で、浜辺美波演じる蛇喰夢子にもトランプで「ダブル神経衰弱」を挑みます。二組のトランプを用意してマークと数字の両方があってた時にカードがとれるという、通常の神経衰弱よりも条件が厳しくてカードの枚数が多いため、記憶力がものをいうゲームです。ネタバレすると伊月は細工入りのトランプを使ってイカサマをして、一戦目は夢子に勝って2千万円の借金を負わせます。

夢子はお金が無くなってしまいますが、それでもなお伊月に再戦を望みます。そこで伊月のネイルの秘密が明らかになります。伊月が集めていたネイルは、ギャンブルで負けた相手の生爪を剥いで作ったものだったのです。お金がない夢子に対して、二戦目は生爪を賭けるように提案し、二戦目が始まります。しかし、夢子の最初のターンで半分以上のカードがとられてしまい、伊月はあっさりと負けます。

なんと、夢子は初戦から伊月が用意したトランプの細工に気づいており、それをすべて一瞬で覚えていたがために、半分以上のカードを取ることができたのです。驚異的な洞察力と記憶力に動揺を隠せない伊月ですが、夢子はさらに驚きの提案をします。三戦目はお互いに生爪をかけて勝負しようというのです。結局伊月が泣きながら謝罪して勝負は成立しませんでした。以後、伊月は生徒会をクビになっています。

ドラマ版「賭ケグルイ」の皇伊月を演じるキャストは女優の松田るかです。地元の沖縄でスカウトされて、「デコテレ」という番組で女子高生ながらMCを務めたことで話題になり、その後上京しました。「めざましテレビ」ではイマドキガールとして活躍し、「仮面ライダーエグゼイド」のヒロインを演じるなど大抜擢されています。WOWOWの「リーガダイジェスト！」ではリーガールとして注目を浴び、話題になっています。

豆生田楓は「賭ケグルイ」の生徒会会計であり、現生徒会で唯一の男子生徒です。先輩に対しても厳しい口調でしゃべることが多く、性格としては冷徹で強い権力へのこだわりがあり、次期生徒会会長の座をも狙っているほど野心があります。「賭ケグルイ」のキャラクターたちの中でも比較的頭脳に優れたキャラクターで、ギャンブルをする時でも相手の性格やプレイスタイルすらも計算に入れて戦います。

ネタバレをすると、自分の想像を超えたギャンブル狂であった浜辺美波演じる蛇喰夢子に、予想外の「公式戦」を挑まれてしまいます。想定外の出来事に一瞬唖然としつつも、夢子の性格も計算にいれた王道の作戦で勝負に挑みます。さらに、生徒会会計という立場を利用して潤沢な資金で勝負に臨みますが、最終的には夢子に敗れます。相関図としては最初生徒会会計に位置しますが、夢子に敗れてからは解雇されてしまいます。

ドラマ版「賭ケグルイ」の豆生田楓を演じるキャストは俳優の中川大志です。2009年から俳優活動を始めて、ドラマ「家政婦のミタ」で演じた長男役で注目を浴びるようになります。その後も主演ドラマとして「監獄学園－プリズンスクール－」などの話題作に出演しています。NHKの大河ドラマ「真田丸」では豊臣秀頼役を演じ、その威風堂々とした演技から初登場したときから話題を呼びました。

五十嵐清華は「賭ケグルイ」の生徒会書記であり、会長の秘書です。原作の漫画では、黒の長髪をサイドポニーにしており、黒目でハイライトが入っていない感情がこもってなさそうな眼で描かれています。常に冷静に物事を対処する性格をしており、生徒会長である桃喰綺羅莉に心酔しています。生徒会役員は全員、生徒会長である桃喰綺羅莉に従い平伏すべきであると考えている節があります。

相関図としては、五十嵐は生徒会長の桃喰を絶対的な存在としてあがめており、会長からは理性を重要視する五十嵐の性質を「自分の理解の及ばないもの」として愛おしく思っているところがります。ネタバレすると、浜辺美波演じる蛇喰夢子のことは危険視していましたが、ギャンブルで負けてしまいます。ペナルティを受けるも命拾いし、赤の他人として生徒会長に改めて秘書になるように勧誘され、引き受けました。

ドラマ版「賭ケグルイ」の五十嵐清華を演じるキャストは女優の中村ゆりかです。ビデオドラマ「本当にあった怖い話」第17話にて主演デビューしました。ドラマだけでなく、ゲスの極み乙女のメンバーである川谷絵音が率いるIndigo la Endの1stアルバムのジャケットを飾ったこともあります。最近では2017年のWebドラマ「花にけだもの」で主演を務め、注目を浴びつつある女優です。

黄泉月るなは「賭ケグルイ」の生徒会役員で、選挙管理委員長を務めている女子生徒です。常に着ぐるみのようなパーカーを着ており、原作の漫画では、一見小さな子供のような背丈と童顔で描かれており、ふるまいもゲームをしながらお菓子を食べるなど子供じみています。しかし、見た目に反して性格は非情で深遠な思考を持つ人物です。

ネタバレすると、黄泉月るなは「人生計画表」なるものを扱っている人間です。「人生計画表」とは生徒会に返済できなくなるほどの多額の借金を抱えてしまった人間が、「人生計画表」という形で作られた人生管理を返済の代わりとして使用するものです。作中では豆生田楓がギャンブルに負けて「人生計画表」を失うことで、今後の人生における決定権を奪われています。

ドラマ版「賭ケグルイ」の黄泉月るなを演じるキャストは女優の三戸なつめです。2010年に読者モデルとして活動を始めて、2015年に中田ヤスタカがプロデュースする「前髪切りすぎた」でアーティストとしてメジャーデビューを果たしました。さらに、映画「パディントン」のジュディ役で日本語の吹き替え声優をしたり、絵本「ムム」を発売して絵本作家としてもデビューをするなど、幅広いジャンルで活躍しています。

西洞院百合子は「賭ケグルイ」の生徒会役員の一人であり、伝統文化研究会会長を務める女子生徒です。原作の漫画では、糸目で常に着物を着ている女子生徒として描かれています。生徒会とのギャンブル勝負である「公式戦」では、家畜として扱われるポチ、ミケの復活戦を仕切っています。普段は毅然とした態度をとるように心がけていますが、実際は小心者で人情味あふれる性格をしています。

相関図としては百合子はその性格から、自身が所属する研究会の生徒たちが家畜化するのを防ぐために、かなりの額の上納金を生徒会に支払って生徒会役員になったという経緯があります。ネタバレすると、浜辺美波演じる蛇喰夢子とのギャンブルの勝負では、イカサマがばれて窮地に立たされることになりますが、本人すら知らなかった生徒会の常軌を逸脱したイカサマによって夢子に勝利し、家畜化することになります。

生徒会が介入したイカサマによって、ギャンブル勝負の結果としては百合子の勝利となりましたが、それがなければ敗北するのは確実だったため、相関図として実力は夢子のほうが上になるでしょう。百合子が仕掛けるイカサマをネタバレすると、勝率が上がるだけで勝利が確実ではないという特徴があります。資金力で上をいくためそれで十分でしたが、イカサマとしての不完全さの穴を夢子に突かれて形勢逆転されてしまいました。

ドラマ版「賭ケグルイ」の西洞院百合子を演じるキャストは女優の岡本夏美です。2011年の「ラブベリーモデル・オーディション」でグランプリを受賞し、様々なところで専属モデルを経て、現在は雑誌「セブンティーン」の専属モデルとして活動しています。出演している作品としては、ドラマ「ハケンのキャバ嬢・彩華」や映画「女流闘牌伝　aki-アキ-」では主演を務め、ドラマや映画などでも活躍しています。

生志摩妄は「賭ケグルイ」の生徒会役員で、美化委員長を務める女子生徒です。原作では、左目に眼帯をしており、顔のいたるところに無数のピアスをしているという特徴があります。変わった人間が多い百花王学園ですが、その中でも飛びぬけてくるっている人間として描かれています。ただ狂っているだけでなく、五十嵐清華の人間性を見抜くなどの鋭い観察力も兼ね備えています。

ネタバレすると、浜辺美波演じる蛇喰夢子とは木渡潤に絡まれているところに、ロシアンルーレットでギャンブルを持ち掛けて撃退したのを感謝されたのをきっかけに、夢子に興味を持つようになりました。ロシアンルーレットに使うリボルバー式の拳銃は本物で、ギャンブルの中でも生死のリスクを負うことに快楽を感じるという特殊な性格をしています。時にはあえて自分が死にかねないルールを設けるほどです。

浜辺美波演じる蛇喰夢子とのギャンブル勝負では、本物の拳銃を使ったロシアンルーレットで戦いました。ネタバレすると、妄はわざとばれやすいようにイカサマを仕込んで、自分の勝利条件を死ぬことに設定するなど狂った人間性が見られます。妄の勝利条件まですべて見破った夢子は、妄をただの死にたがりと称し、ギャンブルをする価値のない人間と判断しました。相関図としては夢子は妄を嫌悪しています。

ちなみに左目の眼帯の理由をネタバレすると、生徒会長である桃喰綺羅莉とギャンブルで勝負した際に敗北し、掛け金の代わりに左目を差し出したため付けています。その時まで妄はギャンブルで興奮を感じることがありませんでしたが、会長との勝負で初めて快感を感じたことから、相関図として妄は会長のことを最高の女として慕っています。さらに、夢子と勝負して以降は夢子のことも気に入っています。

ドラマ版「賭ケグルイ」の生志摩妄を演じるキャストは、女優の柳美稀です。2016年に「動物戦隊ジュウオウジャー」のセラ（ジュウオウシャーク）で女優としてデビューしました。CMでは「クラッシュロワイヤル」や「中部電力」などに出演しており、ドラマでは「ふたりモノローグ」で初主演を務めるなど活躍しています。2018年は映画「ラブ×ドック」にも出演しています。

ドラマ版「賭ケグルイ」では生徒会メンバーだけでなく、主人公の蛇喰夢子やライバル的な立ち位置にいる早乙女芽亜里などとギャンブルで勝負する重要人物がほかにもたくさんいます。ここでは、主要キャラクターや生徒会メンバー以外でドラマで活躍する生徒たちと演じるキャストについて、ネタバレや相関図も交えながらご紹介していきます。

木渡潤は「賭ケグルイ」に登場する男子生徒で、県知事の息子という設定のキャラクターです。父親の権力を笠に着ており、自分は支配されるのではなく、他人を支配する立場にいる人間だと考えています。ポチやミケなどの家畜に落ちた生徒をいじめることが多く、肉体的にはあまり手を出さないものの、精神的に追い込んだりいたぶったりすることは喜んでやります。

作中では、もともと借金を背負っていたわけではないのにもかかわらず、金儲けをしたいがために友人にわざと借金をして債務整理委員会に参加しました。ネタバレすると、浜辺美波演じる蛇喰夢子と早乙女芽亜里が共闘して潤と戦います。しかし二人の策にはまって、金儲けをするどころか3億円以上の借金を背負う羽目になりました。さらに、芽亜里にバカにされて殴りかかろうとしますが、スタンガンで気絶させれてしまいます。

ドラマ版「賭ケグルイ」の木渡潤を演じるキャストは、俳優の矢本悠馬です。2003年に『ぼくんち』という作品でスクリーンデビューを果たし、2014年には「銀の匙 Silver Spoon」をはじめとした数多くの話題作に出演しています。ドラマではNHK大河ドラマのおんな城主 直虎」やCMでは『クラッシュ・ロワイヤル-目指せモテ男！駆け引き勝負だシリーズ-』等に出演し話題になりました。

蕾奈々美は「賭ケグルイ」の木渡潤に従わされている女子生徒として登場します。もともと実家が裕福な家庭ではないため、上納金を払うことができずに家畜に身分を落としてしまいます。家畜になってから潤に長い髪を切ってみたかったというくだらない理由で、小学校から伸ばしていた長い髪を切られたことで抵抗する気力が失せてしまい、潤にずっと搾取され続けていました。

債務整理委員会では、潤に協力させられて夢子たちとギャンブルで戦いました。その最終戦では夢子たちに唆されて、潤に一方的に復讐できる機会を得たため、潤を最下位に貶めました。ギャンブル勝負の結果をネタバレすると、奈々美も夢子たちに騙される形になったため借金の額は変わりませんでしたが、今までとは異なり家畜から脱出する決意を固めたため、相関図としては奈々美は夢子たちに感謝をしています。

ドラマ版「賭ケグルイ」の蕾奈々美を演じるキャストは、女優の松本妃代です。今までの出演した作品としては、映画は「あさひなぐ」「今宵、ほろ酔い酒場で」「ろんぐ・ぐっどばい」があります。ドラマでは「コードネーム・ミラージュ」や「＃声だけ天使」などで出演していました。その他、CMや舞台でも活躍中の女優です。

いかがだったでしょうか？今回はドラマ版「賭ケグルイ」について、簡単なあらすじと各キャラクターの特徴やドラマキャストをネタバレや相関図を交えながらご紹介してきました。ギャンブルがわからない人も、原作であればルール説明が入るため読みやすいです。ドラマ版では個性的で狂気すら感じるようなキャラクターたちを俳優・女優さんたちがどのように演じるのか注目するといいでしょう。