賭ケグルイの生徒会長・桃喰きらりの正体は？一族についても考察

賭ケグルイの舞台ギャンブル学園の頂点に立つ生徒会長、桃喰きらり。彼女はこの賭ケグルイの主人公、蛇喰夢子と何やら関係があるそう。そして会長はギャンブル最強で実力だけで私立百華王学園を統べています。そんな賭ケグルイ生徒会長の正体は何なのでしょうか？

賭ケグルイ作中で創立177年という歴史を持つ、私立百華王学園。上流階級や政界にコネクションを持つ子女達が数多く通う名門校です。そん学園ですが、何とギャンブルが学園内で行われているのです。ギャンブルの腕で学園内の立場が変わったり、慕われたりと階級制度が敷かれています。そんな学園を仕切っているのがギャンブル最強と謳われる生徒会長、桃喰きらり（綺羅莉）です。

そんなギャンブル学園に転校してきたこの物語の主人公、蛇喰夢子。夢子はとてもおっとりとした性格でおしとやかに見えますが、実は真のギャンブル狂い、所謂賭ケグルイだったのです。夢子は2年華組に属し、転校早々に花組を仕切るメアリ（早乙女芽亜里）に目を付けられギャンブルをすることに。最初はメアリのイカサマを見抜けず負けてしまいますが、掛け金が膨大になると賭ケグルイの本性を現します。

最初、夢子はメアリに負けてしまい120万の借金を負わされてしまいます。しかし、泣きの一戦をを頼みそこで勝ってしまいます。要するに、夢子は追い詰められればられるほどに狂い、勝つのです。そんな片鱗をメアリ戦で露にするのです。そんな賭ケグルイな夢子が様々な強敵とギャンブルする物語です。最終的に生徒会長、桃喰きらり（綺羅莉）と学園在籍の座を賭けて闘うのです。

賭ケグルイ作中で私立百華王学園の生徒会長であり、蛇喰夢子と並ぶ最強のギャンブラーの賭ケグルイです。そんな学園最強の生徒会長きらりはどんなキャラクターなのでしょうか？彼女、きらりは「己の肉眼で見たことないもの」に対してて、尋常ではないほどに好奇心が旺盛なのです。更に、非常なまでに冷徹で狂気を孕んだ言動を繰り返す、冷酷な人間です。ギャンブルに関しては夢子と似た性格、賭ケグルイの持ち主なのです。

賭ケグルイ本編が始まる2年前、きらりは百喰家を受け継ぎます。何かを企む百喰家。そして、全国の資産家の子息達が集まる百華王学園に目をつけるのです。現生徒会長とギャンブルをし、それに勝って生徒会長の座を奪い取るのです。そこから学園の制度を変えていきます。上納金や階級制度、何より「家畜」制度が印象的です。圧倒的な実力があるからこそこのような制度を作り、生徒たちに徹底させたのです。

彼女は百喰家を受け継ぎ、百華王学園を掌握しました。しかし、その目的は何なのでしょうか？きらりは今の制度を作り出し、将来的には政治家や資産家を掌握することで日本全土を収めようと画策していたのです。きらりに言わせれば、学園を支配するのはアクアリウムを管理しているのと同じ感覚といいます。そこに、百喰家の分家でもある夢子が学園に来たことで考えが一変するのです。

彼女は、三つ編みをツインテールにし輪型に巻結わえた特徴的な髪形をしています。きらりの髪色は絹のような銀色をしています。人の目を引く色をしており、噂では主人公の夢子と対になるようになっていると言われています。きらりは銀色、そして夢子が黒色。確かに正反対と言えます。

元々百華王学園は中高一貫でした。そしてきらりは高等部に編入してきました。しかし、彼女は目的があって来ていますから編入したてだからと甘んじるわけもありません。彼女は編入してきてすぐに生徒会長の座を奪う計画を立てていたのです。そして、ギャンブルという手を思いつき現生徒会長とギャンブルをするのです。完璧な計画と冷静な分析力から成せる業と言ってもよいでしょう。

賭ケグルイ作中では会長の下には副会長を除く役員たちがギャンブルの腕でその役職についています。ただし、一部に人が学園のために多額の条坊金という名目で納め役員になっています。やはり学園ではお金と実力が重要ということでしょう。まず印象が強いキャラとして黄泉月るながあがるでしょう。彼女のミステリアスであり尚且つギャンブルには絶対中立を厳守しています。

賭ケグルイ作中で彼女は表向きは無邪気で子供っぽい言動をしていますが、ギャンブルに関わると態度が一変します。ギャンブルの時は冷酷非情、例え生徒会役員が負けそうでもしったことではないという様子。ディーラーとして立つときも同様。彼女の正体や、内側では何を考えているのでしょうか？それは生徒会長でも把握できてないみたいです。生徒会の食わせ者として賭ケグルイの物語を乱します。

次に、生徒会長を何よりも慕い従うのが五十嵐清華。彼女は会長の秘書として生徒会で活躍しています。清華は会長に心酔しており、役員は全員会長に従うべきと考えている。きらりの考えていることはあまり理解できていないが、理解できないからこそ強く惹かれているとか。そして副会長の正体にも気づいていません。会長からはあまり期待されていないと思いがちですが、夢子とのギャンブルで会長の信頼を勝ち取ります。

賭ケグルイでは他の生徒会役員にも曲者が揃っています。生志摩妄。彼女は最初、生徒会長とのギャンブルに負けてしまい代償として左目を失います。左目は会長の興味で、負けた時はお金を失うはずでしたが妄は左目を抉り出すのです。その男気を買ってか、会長は妄を生徒会にスカウトします。どこか外れた雰囲気を持つ彼女の本当の正体も快楽主義者なのです。賭ケグルイのスピンオフ作品も出ています。

賭ケグルイの西洞院 百合子も生徒会の一人です。公式戦という戦いで夢子やメアリと闘っています。しかし、夢子にイカサマを見抜かれ、やり方が汚い、人間として下の下と言われるほど嫌われています。彼女の正体は生徒会に入っていれば自身が所属する伝統文化研究会が存続できる、会の子たちが家畜にならずに済むと言った思いやりを持った人なのです。

賭ケグルイに登場する夢見弖（ゆめみて）ユメミと豆生田（まにゅうだ） 楓も相当なギャンブルの腕の持ち主。ユメミは表向きはアイドルとしてオタクとも関わっていますが、正体はオタクが相当嫌いだとか。その秘密を夢子に知られてしまいます。二人は協力して夢子を打倒しようと計画しましたが、楓の正体はユメミを嵌めようとしていたのです。しかし、それすらも夢子に見抜かれてしまいます。

圧倒的な力と頭脳を持つきらりですが、一体桃喰家や百喰家とは何なのでしょうか？そして完璧なまでの力を持つきらりとはどんな人物なのでしょうか？また、夢子との関係や副会長との意味がありそうな会話、生徒会役員達とはどのようにして選んだのでしょうか？謎が多い会長と副会長。そんな二人がどのようにして役員たちと出会ったのでしょうか。

百喰一族とは桃喰家から派生した一族なのです。要するに、きらりは桃喰一族の頂点に立つ存在なのです。なので、百喰一族と名前が共通しているのです。そして、百喰一族にはたくさんの分家が存在しています。その全ての一族に「〇喰」という名が与えられています。桃喰家から全てが始まっておりその頂点に立つきらり。その分家を従えている姿は確かにきらりにお似合いかもしれません。

百喰一族の頂点、そして桃喰家の代表桃喰きらり。百華王学園を牛耳っているきらりは、わずか17歳にして一族をも統べています。そんなきらりは百華王学園を通じて財政界にも通じており、自身の能力と学園の名前を使い、わずか2年で統一してしまうほどの実力。きらりはそれほどまでに先を見越しており、ギャンブルやその他にも多大な実力を有しています。

百喰一族を統一し、学園をこの世界を掌握する事が桃喰家の目論見であり、理想なのです。そんな考えがある中夢子は会長にギャンブルを挑むのです。夢子にはそんなしがらみや考えなどは全くとは言い切れませんが、ないに等しいでしょう。なぜなら彼女はただ純粋にギャンブルを楽しんでいるからなのです。追い詰められれば追い詰められるほど勝負に燃えるタイプなのです。

副会長は常に会長の後ろに控え、仮面を付けていて素顔を隠している。一体、彼女の素顔とはどうなっているのでしょうか？また、会長とはどのような勘系や秘密がかくされているのでしょうか？一説によると副会長は会長、桃喰きらりの姉妹とも言われています。果たして本当なのでしょうか？

副会長の名前は「桃喰リリカ」この名前は会長しか知らず、生徒会役員でも知らない名前なのです。但し、選挙管理委員の黄泉月るなは知っているのです。このるなも相当謎めいていますがその続きは後で記載します。リリカは会長と同じ桃喰の名を持っていますが、会長と同じ家であり、一族なのでしょうか？副会長との関係に迫っていきます。

きらりとリリカは顔がとても似ています。やはり姉妹なのか、血縁関係を持っているのでしょうか。しかし、この世界ではギャンブルが主体です。なので人を騙したり、観察したりと勝つためにはあらゆる手段を用いて勝負に挑むのです。そんな勝ちと負けが綱渡りの世界で、会長はトップの座に君臨しています。そんな世界できらりなら目的のためなら顔を変えたりしても不思議ではないとも言われています。

賭ケグルイの4巻でいきなり一族の会議に出かけるきらり。そんな中、学園運営は副会長に任されます。そして賭ケグルイ5巻ではるなから電話を受けており、謎が深まります。しかし明かされた真実は会議に出たほうがリリカだったのです。会長の代わりに一族会議に出席しています。つまり、普段の業務ではリリカが仕事をしていて、ギャンブルなどが関わってくるときらりが出てくると、噂されています。やはり影武者になのでしょうか。

夢子と豆生田戦では副会長がディーラーをしていました。普段の副会長はギャンブルもせず表舞台にも上がったことはありません。しかし、このギャンブルではディーラーとして舞台に上がってきました。その後の夢子と清華の勝負でもディーラーをします。最初、仮面をつけているせいで誰かは分かりませんでしたが勝負が終わった時には仮面を取り会長と分かりました。興味深い関係だと言われています。

賭ケグルイ作中で絶大な力を持ち、学園を征服し政界までに多大な力を持つ桃喰家。そんな桃喰家から派生した百喰一族です。百喰家には様々な家柄があり、会長と同じくギャンブルの腕がとてもたつといいます。性格も多種多様ですが、基本敗者にならないので冷徹です。そんなところだけはきらりとにているのかもしれません。どの一族も相当の力を持っていて、きらりを倒そうともしているとか。

きらりが開いた跡目争いに夢子も当然参加しています。彼女の名前にも「〇喰」とついていますので一族であるのは間違いないでしょう。蛇喰夢子は「蛇喰家の次女」と語られていますが、夢子がギャンブルをしている理由は姉のため、姉が病人でその治療費を夢子が稼いでいるとか。両親はすでに他界していますので姉の治療費を稼ぐのは夢子しかいません。しかし、彼女は真にギャンブルを楽しんでいる様子。果たして本当でしょうか。

きらりの声優を担当しているのが、有名な沢城みゆき。会長の冷静沈着な物言いと発言にぴったりという声が多く上がっています。沢城みゆきとは過去にどんな作品を担当しているのでしょうか？

1999年に「デ・ジ・キャラット」新人オーディションに参加し、特別賞を獲得します。同じ作品のプチ・キャラットでぷちこ役を担当、そのまま声優デビューをします。そこから声優としての才能が開花します。有名な作品だと、ソードアートオンライン・ガンゲイルオンラインのシノン役。血界戦線のビビアン役など、流行にのったアニメ作品に多々出演しています。それほどまでに愛された声優だと言えます。

その他にもゲゲゲの鬼太郎や妖怪ウォッチ、ベイブレードなど子供にも愛されるアニメにも登場しているのです。様々なジャンルを担当していて、ファンも多数いる沢城みゆき。そんな彼女が会長役に抜擢されるのも不思議ではありません。会長の不敵な態度、だれにも負けないという絶対自身。そして何よりギャンブルを純粋に楽しんでいる風に演じている姿はやはり会長役にぴったりなのでしょう。

今回は賭ケグルイの生徒会長、桃喰きらりの正体や一族についての考察や紹介をしましたがいかがだったでしょうか？

賭ケグルイ作中でたくさんの秘密や過去を背負っていそうな会長、桃喰きらり。財政界にも強い繋がりを持つこの学園のトップに立つきらりはどのような結末が待っているのでしょうか？きらりの絶対的な強さも、副会長との関係。謎なことも多々あります。そして、桃喰家の跡取り合戦はどうなるのでしょうか？物語の続きが気になると話題です。