【CLANNAD】古河渚のかわいい魅力・画像を紹介！実はお姉さんキャラ？

『CLANNAD』は、Key制作の恋愛アドベンチャーゲームとして出されたのが最初です。恋愛ゲームながらも、家族の絆などの深いストーリーで「CLANNADは人生」と評される作品となりました。アニメとしてはまず東映アニメーション制作による劇場版アニメが2007年に公開されました。ミニシアターの公開作品で初登場1位となります。その後京都アニメーション制作によるテレビアニメが2007年10月から24話で放映されました。

CLANNADのアニメ1期が古河渚と岡崎智也が恋人となるまでのストーリーであるため、CLANNAD-AFTER STORY-は恋人となった2人のその後を描いています。2008年10月からこちらも24話で放映されました。1期ではヒロインそれぞれの話も多くありましたが、アフターストーリーでは古河渚と岡崎朋也の2人へ完全にフォーカスを当てています。

そのため、アフターストーリーがCLANNADの本編とも言われており放送前から期待値の高いものでした。守られることが多かった古河渚や岡崎朋也が自分たちや家族を守る側になる成長のストーリーともなっています。古河渚が迎えた最期やその後岡崎朋也と子供の汐との関わり、結末は1期以上に泣けると言われ、放送前の期待値を超える評判となりました。

ここからは古河渚の魅力についてご紹介していきます。まず、第一の魅力に一途さがあります。体の弱く大人しい古河渚と不良と言われる岡崎智也は本来対極にいる関係です。古川渚は岡崎朋也と出会い、強くなっていきました。岡崎朋也を好きになってからはその一途な愛で彼を支えることとなります。苦しんでいる時、悩んでいる時、どんな彼であっても常にそばで励まし愛し続けました。

渚はルックスの良さにも定評があります。2つのアホ毛がチャームポイントであり、華奢な体系、可愛らしい見た目に作中でもナンパされるシーンが出てきます。可愛く魅力的なキャラクターの多いCLANNADですが、その中でも渚は幼すぎず大人すぎず、同世代としてベストな見た目をしています。

渚は見た目だけでなく性格もとてもかわいいのです。基本的に真面目で芯がしっかりしているのですが、天然な部分があります。病弱で休むことも多いため、留年してしまい現在もあまり友達はいません。引っ込み思案なところもあり、なかなか人と接することはありませんでしたが朋也との出会いで変わっていきます。多くの人と接することが増え、新たな一面も垣間見えることとなりました。

人を信じやすく冗談を真に受けて反応したり、言動がずれていたり、恥ずかしいことをそうとは思わずに言ってしまう部分があるのです。そんな部分が天然キャラと言われており、可愛すぎる反応に周りもよりからかってしまいます。

また、からかわれても怒ることはありません。とても優しい彼女は損得勘定で人と接することもなく、たとえ自分が傷ついたとしても相手にやり返すことはしません。心から相手の幸せを願い、救うためなら自分を犠牲にすることも厭わない、まるで菩薩や女神の様な心を持っているのです。

その一方で、真面目ゆえに正義感の強い部分もあります。嘘などは許せず、怒るのですがそれが好きな朋也であっても変わりません。彼が人を騙したり、また杏に対して冗談で軽口を叩いても注意するのです。天然な部分と合わさり、冗談が通じない性格でもあるのですがその純粋さが古河渚の魅力ともなっています。

だんご大家族という、CLANNADの中で昔流行ったという設定のキャラクターがいるのですが、渚はそれがとても好きでぬいぐるみも持っています。CLANNADのエンディングテーマにもなってり、渚も度々口ずさむことで彼女のテーマ曲ともなっています。なんの変哲もないキャラクターのように思われますが、その大家族は渚が理想とする家族像でもあり、CLANNADの中で実は大きな意味のあるキャラクターなのです。

また、渚がここまで魅力的な良い子に育ったのは家族による影響も大きくあります。父親の古河秋生は元々は演劇役者でしたが、渚の体が弱かったため仕事を辞めた早苗と共に彼も役者を辞め、パン屋の経営を始めました。アホ毛は2本でヘビースモーカー、柄が悪い見た目の裏腹に家族を想う気持ちは人一倍あります。甘やかすだけでなく、間違いもきちんと教える理想的な家庭を作り出しているのです。

両親はとても仲が良く、秋生が母の早苗の作るパンを酷評してしまい彼女が家出してしまうとそんなパンを咥えながら愛してると言って追いかけます。そんな厳しさと優しさどちらも兼ね備えた家庭では笑いが絶えず幸せに暮らしています。古河渚にとって自分の家族が理想とする家庭であり、自分もそんな家庭を持つことを夢見ているのです。

母親である古河早苗もとても魅力的なキャラクターです。渚に劣らない可愛さと若さで姉妹に間違われることも多々あります。すぐ泣いてしまう子供っぽさの一方母親らしい芯の強さも兼ね備えています。渚のために仕事をやめる際、パンなら作れると言ったためパン屋を開くことになりましたが実際作るものは独創的で売れず、パンは秋生が作ることとなりました。そんな少し抜けた性格を渚は受け継いでいます。

CLANNAD-AFTER STORY-にて、渚と朋也は結婚し妊娠します。出産予定は冬、体の弱い渚が特に伏せがちになるのも冬です。そんな彼女にとって出産はとてもリスクの高いものでした。両親も朋也も、今回は産むことを諦めて渚が生きることを望みます。しかし渚は子供を産むことを望みました。病弱な自分の為に頑張ってくれた両親のようになりたい、そして愛する朋也との子供を産みたい、そんな思いが渚を強くしたのです。

そして迎えた出産、赤ちゃんは無事生まれますが渚は負担に耐え切れずそのまま命を落としてしまいます。このシーンに多くの視聴者が涙することとなりました。しかし、最終回でさらなる感動が待っていました。朋也の努力により、時は出産前まで遡ります。そして母子ともに無事な状態で出産することができたのでした。そしてその後は渚の理想とする、笑いの絶えない自分と同じ環境の家庭を作ることができたのです。

古河渚と岡崎朋也は対極にいたからこそ理想的な関係を作れるようになりお互いも成長していくこととなります。引っ込み思案だった渚は初めは朋也にくっついているだけでした。しかし彼との交流で自分らしさを取り戻していき演劇部の復活を目標とします。そして自ら行動もしていくことで友達にも恵まれました。その後、またもや出席日数が足りず留年となりますがくじけずに通い、無事卒業することができました。

一方の朋也もとても渚を愛しています。朋也自身もどんどん強くなっていく渚に影響され、優しく人の為に生きていくようになるのです。そしてどんな時もそばにいて受け入れてくれた渚を失いたくないと思っていました。しかし、出産後亡くなってしまったことで朋也は自暴自棄になってしまいます。その後、汐との交流で自分を取り戻していき、最後には幸せな未来を自分自身の手で作り直すことに成功しました。

古川渚の声優を担当した中原麻衣さんについてもご紹介していきます。小学5年の時には既に声優を志しており、中学卒業後すぐに声優の養成所に通うことを望みますが両親の勧めもあり高校卒業後に上京することとなります。OLをしながら日本ナレーション演技研究所に通いますがすぐにオーディションに合格、事務所に所属しました。ラジオ番組『VOICE CREW』のパーソナリティやゲーム声優からその活動を始めていきます。

テレビアニメでは2001年の『パラッパラッパー』でデビューを果たします。翌年の2002年からは『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』シリーズで、初ヒロインとなる南楓を3年半演じました。それをきっかけに多くのキャラクターを演じ活躍することとなります。ヒロインを演じる機会が多いと言われる彼女は同時にテレビアニメ4作品で主役・メインヒロインを演じることもありました。

病弱で大人しいキャラ、喜怒哀楽が激しいキャラ、狂気のあるキャラなど演技の幅の多い中原麻衣さんは多数のキャラクターを演じています。代表的なキャラクターとして、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のエステル、『ひぐらしのなく頃に』の竜宮レナ、『FAIRY TAIL』のジュビア・ロクサー、『おねがい☆ツインズ』の宮藤深衣奈等があります。特に普段は可愛らしいレナが一変狂気を持つシーンの声の変化は反響を呼びました。

こちらからは古河渚のかわいい画像を載せていきます。まずはだんご大家族のぬいぐるみを抱きしめている渚の画像です。普段そこまで自分の意見を主張することのない渚ですが、だんご大家族の話になると人が変わったように饒舌になります。

こちらは赤面する渚の画像です。困り顔、上目遣い、赤面という最強な表情となっています。キャラクターによってはあざとく見えてしまいがちですが、天然な渚なので可愛さしかない表情となります。

桜は渚と朋也の重要なシーンには欠かせません。出会い、そしてやり直すきっかけとなった桜の木の下で微笑む渚の画像は微笑ましくも感動的な1枚です。

また、古河渚の他にも多くの魅力的なキャラクターが登場します。他のキャラクターが気になる方はぜひ、下記の記事などもご参照ください。

ここからは名言をご紹介していきます。まずは、「この学校は好きですか？わたしはとってもとっても好きです。でも、なにもかも、変わらずにはいられないです。楽しいこととか、嬉しいこととか、ぜんぶ。ぜんぶ、変わらずにはいられないです。それでも、この場所が好きでいられますか？」という独白の様な言葉です。

朋也と出会った坂道でのセリフですが、朋也よりも自分に向かって投げかけた言葉でした。新学期、自分よりも年下の世代と同じ学年になった渚は学校に通うのに勇気が必要でした。この言葉を自分に言い聞かせて登校しようと頑張るのです。そしてこの先の出会いによって本当に好きになるのです。このセリフから物語は始まっていきました。

次は「がんばれるなら、がんばるべきなんです。 進めるなら、前に進むべきなんです。朋也くんは、進んでください。」というセリフです。前述のように、留年して朋也達と同学年になった渚は、またしても留年してしまいます。

朋也は渚と卒業することを望み、また心配する気持ちから一緒に留年すればよかったと伝えたときに返した言葉です。前述の名言のように、留年した直後の渚はあのようなセリフで自分を鼓舞し、奮い立たせないと学校には行けませんでした。しかし、この1年で朋也と出会いで強くなったことで言えるようになった、成長の証とも言える名言です。

最後は「これから先、どんなことが待っていようとも、わたしと出会えたこと、後悔しないでください。」です。渚を失った朋也は、自分と出会わなければ渚は生きていられたと自分を責め、子供である汐とも会わない生活を送っていました。しかしその後、渚の両親の計らいで汐との交流を通じて自分を取り戻していきます。そんな時、汐の体も渚のように弱ってしまうのです。そして命は尽き、朋也も倒れてしまいます。

幻想世界に行った朋也はある少女に出会いヒントをもらいました。そして現実へと戻りますが、時は渚と初めて出会った場面に戻っていました。朋也はここでも出会わなければ、と思いますが幻想世界での言葉を思い出し、渚を抱きしめ出会ってよかったと伝えるのです。そして渚はこの言葉を伝えるのでした。その後、時は汐の出産時にまで進み、今度こそ幸せな結末を迎えることができるのでした。

その人気からグッズ化も多数されているCLANNADですが、特に古河渚のねんどろいどが再現性の高いものとなっています。ねんどろいどのため、等身などデフォルメはされていますが制服の紋章や表情などは細かく再現されています。また、だんご大家族やあんぱんも付属しておりファンを喜ばせるものとなっています。

古河渚に対する感想で多いのは、彼女に救われたという声でした。ご紹介したように、人生と言われているこの作品では多くの名言や感動的なシーンがあります。その中でもやはりメインヒロインである渚の優しさや強さに、自分も頑張ろうと励まされる人が多くいるのです。

また、今までご紹介したようにかわいいという声がとにかく多いキャラクターです。原作から年月を経た今でも誕生日にはTwitterでお祝いされ、多くのファンに愛され続けています。

古河渚の魅力や画像などお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。とても感動する作品ですので未鑑賞の方はぜひご覧ください。また、任天堂スイッチでゲームの発売も予定されています。アニメ派だった方もこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。