CLANNADの聖地巡礼マップ!高校や菜の花畑など舞台となった場所を紹介

アニメ『CLANNAD』は、2004年に発売された同名のゲームがきっかけに人気を博し2007年10月から2008年3月まで放送された人気アニメです。アニメ『CLANNAD』は東京、青森、京都、大阪と各地に物語の舞台となった場所があり、多くのファンが聖地巡礼と称してその場所を訪れています。本記事では『CLANNAD』聖地についてまとめました。アニメ『CLANNAD』を観たことがない方も楽しめるように、あらすじもご紹介しています。

CLANNADの聖地巡礼マップ!高校や菜の花畑など舞台となった場所を紹介のイメージ

目次

  1. CLANNADとは?
  2. CLANNADの聖地巡礼~東京編~
  3. CLANNADの聖地巡礼~青森編~
  4. CLANNADの聖地巡礼~京都・大阪編~
  5. CLANNADの聖地巡礼をした人の感想や評価は?
  6. CLANNADの聖地巡礼まとめ

CLANNADとは?

アニメ『CLANNAD』の聖地巡礼を紹介する前に、アニメ『CLANNAD』について簡単にご紹介します。アニメ『CLANNAD』の原作の説明や、まだアニメを観たことが無い人に向けてあらすじもご紹介していきます。まずはアニメ『CLANNAD』について理解した上で『CLANNAD』の聖地巡礼をお楽しみいただけます。

CLANNADの作品情報

『CLANNAD』は2004年に発売された恋愛アドベンチャーゲームが原作です。2006年にはPS版、2008年にはPSP版、そして2010年にXbox版が発売されています。また2005年と2007年には漫画版『CLANNAD』が少年漫画雑誌に連載され、2007年9月には劇場版『CLANNAD』も公開されました。

アニメ『CLANNAD』は2007年10月から2008年3月まで第1期、2008年10月から2009年3月まで第2期が放送されました。『CLANNAD』の第1期、第2期ともにPCゲームと設定は同じですが、ゲームでは異なっていた5人のヒロインの時間軸を統合したオリジナル作品となっています。

また第2期では番外編や主要キャラクター以外に焦点を当てた物語を描くなど、CLANNAD原作に忠実にかつオリジナル性を持たせた作品となりました。

CLANNADのあらすじ

ここではアニメ『CLANNAD』のあらすじについて簡単にご紹介します。アニメ『CLANNAD』は主人公「岡崎朋也」とヒロイン「古川渚」との恋愛物語です。しかしCLANNADはただの恋愛物語ではなく、岡崎朋也の高校最後の1年からヒロイン古川渚との結婚から子育てまでの物語をアニメにしています。CLANNADは物語を通して、私達の人生にも起こり得る様々な困難や出来事を追体験できる作品となっています。

中学時代バスケットボールの部長をしていた朋也は、両親との喧嘩から肩を壊し選手生命を絶たれ、何事にも無気力になった上に親子関係も悪くなってしまいます。そんな中、病弱で留年した渚と学校の坂の下で出会い、留年したことの不安を打ち明ける渚に「何か新しいことを始めるといい」と勧めます。そして演劇部に入りたいと言う渚の背中を押す朋也でしたが、演劇部は既に廃部となっていたことが判明します。

朋也は演劇部の復活させるために、旧友を訪ね歩くことになります。紆余曲折を経て演劇部を復活させ、舞台を演じることが出来た渚と朋也は恋人同士となりました。一緒に卒業することを願っていた2人でしたが、渚は体調を崩し再び留年が決まります。朋也も父親の逮捕により決まっていた就職の話が立ち消えとなってしまいました。ショックを受けていた朋也を受け止めてくれた渚に、朋也は「結婚しよう」とプロポーズをします。

その後渚の卒業を待って晴れて夫婦となった2人の間に赤ちゃんが出来ます。身体の弱い渚が妊娠・出産に耐えられるのかと心配しながらも、渚の産みたいという気持ちを尊重した朋也。しかし、娘の汐(うしお)を出産後に渚は亡くなってしまいます。絶望感に苛まれる朋也でしたが、父親も過去に同様の経験をしていたことを知り、娘を育てることを決心します。

父子2人の生活が始まって数年後、娘の汐も渚と同じ謎の病で倒れてしまいます。「旅行に行きたい」という娘の願いを叶える為に青森県を訪れた朋也と渚。しかし旅行の最中に汐が倒れそのまま亡くなってしまいます。絶望の中朋也もその場に倒れ込み、汐が産まれる直前まで時が遡ります。そしてその世界では、渚は死なず、汐も病気にならず元気に育っていくのでした。

ThumbCLANNADはどんなアニメ?ネタバレあらすじと評価を徹底解説【クラナド】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

CLANNADの聖地巡礼とは

聖地巡礼とは、元々は宗教の言葉で、その宗教にとって重要な場所を訪れることをいいます。それが転じてアニメの舞台となった場所やモデルとなった場所をファンが聖地と呼び、聖地にファンの人が実際に訪れることを聖地巡礼といいます。CLANNADの聖地は東京、青森、京都、大阪と多岐に渡ります。CLANNADの聖地には実際にどんな場所があるのかまとめてみました。

CLANNADの聖地巡礼~東京編~

CLANNADの聖地:東京・羽村駅

アニメ『CLANNAD』の聖地である羽村駅は東京都羽村市にあり、駅周辺には西友やマツモトキヨシ等の施設があります。羽村駅はCLANNADに登場するキャラクター達の最寄駅として何度が登場しています。こちらの聖地は周辺にかめのこ児童公園や渚の実家である古河パン屋があるとされる場所、どんぐり山児童公園などCLANNADの聖地が多数存在しています。羽村駅周辺を散策するだけでも沢山の聖地巡礼をすることができます。

CLANNADの聖地:東京・かめのこ児童公園

アニメ『CLANNAD』の聖地であるかめのこ児童公園は先にご紹介した羽村駅の周辺にある公園です。公園内には特徴的なオブジェがあり、アニメでも登場していました。こちらの聖地は渚の実家の目の前にある公園のモデルとなっています。アニメではこの公園の前の通りに渚の実家である古河パンがあるという設定ですが、実際にはパン屋はありません。

CLANNADの聖地:東京・どんぐり山児童公園

アニメ『CLANNAD』の聖地であるどんぐり山児童公園はCLANNADアフターストーリーで朋也と渚の父親である秋生が野球勝負をするシーンで登場します。この聖地にはラッコとコアラの乗り物や滑り台が置いてあり、アニメでも再現されています。朋也はこの公園で渚の父親に「渚を俺にください」と土下座をします。CLANNADファンにとっては重要な聖地といえるのではないでしょうか。

CLANNADの聖地:東京・瑞穂ビューパーク

アニメ『CLANNAD』の聖地である瑞穂ビューパークは羽村駅から北東に離れた瑞穂町に存在します。ちなみに、羽村駅から瑞穂ビューパークに向かう途中の道には、朋也と渚が伊吹先生の家を訪れるときに通った家も見掛けることができます。

こちらの聖地は朋也と渚が通う「光坂高校」へと続く坂道がある場所で、2人が初めて出会った桜の坂道がこちらになります。そのためアニメ『CLANNAD』の中で最も重要な聖地と言えるかもしれません。CLANNADの第1話のプロローグにはこの聖地周辺の景色が使われており、その景色は瑞穂ビューパークにある展望台「スカイホール」から見ることが出来ます。

CLANNADの聖地:東京・阿豆佐味天神社

アニメ『CLANNAD』の聖地である阿豆佐味天神社は東京都西多摩郡瑞穂町にある神社です。阿豆佐味天神社は他にも存在するのですが、アニメ『CLANNAD』に登場したこの神社が総本宮となります。こちらの聖地はDVDのジャケットやモノローグのシーンなどで登場しました。

CLANNADでは登場していませんが、東京都立川市にある『阿豆佐味天神社・立川水天宮』は阿豆佐味天神社の分霊した神社です。こちらは別名『猫返し神社』と呼ばれ、お参りをすると行方不明になった猫が帰ってくるといわれています。そのため多くの飼い猫を失くした人々が、猫の無事を祈って参拝に訪れます。境内には猫の像があり、守り神として存在しています。

CLANNADの聖地:沼部駅

アニメ『CLANNAD』の聖地である沼部駅周辺は、CLANNADのキャラクター達が高校時代を過ごした場所です。沼部駅は東京都大田田園調布本町にある東急多摩川線の駅です。沼部駅周辺を散策するとアニメで登場した聖地が数多く存在します。

CLANNADの聖地巡礼~青森編~

CLANNADの聖地:青森・陸奥横浜駅

アニメ『CLANNAD』の聖地は青森にある陸奥横浜駅です。この場所はアニメ『CLANNAD』で朋也が娘の汐と旅行に行くシーンで登場しました。青森県陸奥横浜市といえば日本一の菜の花畑があることで有名で、『CLANNAD』の作中でも菜の花畑のシーンが登場しています。毎年菜の花が満開になる5月の第3日曜日には「菜の花フェスティバル」が開催され、青森の有名な観光行事となっています。

CLANNADの聖地:青森・龍飛岬

アニメ『CLANNAD』の聖地である青森の龍飛岬は、朋也と祖母の史乃が再会を果たした場所です。渚を亡くし失意の底にいた朋也が娘の汐を連れて青森を訪れ、そこで祖母の史乃から自身の父親の過去の話を聞くという名シーンが生まれた聖地です。

龍飛崎には日本で唯一、「階段国道」と呼ばれる階段の国道があります。こちらは青森県弘前市から津軽海峡にいたる127キロメートルに渡る国道で、龍飛岬付近にその階段は存在しています。階段が国道として指定された経緯については諸説ありますが、最も有力な説は「青函トンネル建設のためにバイパス道路が必要となり、道路整備のため階段を暫定的に国道に指定しそのままになっている」というものです。

CLANNADの聖地巡礼~京都・大阪編~

CLANNADの聖地:京都・亀石楼

アニメ『CLANNAD』の聖地は京都の宇治にある亀石楼です。ここはCLANNADの作品のなかで朋也と娘の汐が泊まった旅館です。宿泊した部屋の名前は天ヶ瀬といいます。亀石楼別館は京都府宇治市にある旅館です。宇治川のほとりに位置するこの旅館の近くには世界遺産の平等院があり、四季折々の風景と会席料理が売りです。

アニメCLANNADでは外観や部屋の中だけでなく、廊下や階段、自動販売機など細かい部分を忠実に再現しています。実際に聖地を訪れると、朋也と汐が歩いた廊下を歩くことが出来るので、ファンにとってはCLANNADの世界観を感じることが出来る貴重な場所の1つかもしれません。

CLANNADの聖地:京都・八幡木更津サイクリングロード

アニメ『CLANNAD』の聖地は京都の八幡にある木更津サイクリングロードです。この場所はCLANNADのオープニングやエンディングそしてDVDジャケットに登場したり、朋也と渚が娘の名前を考えるシーンなど多くの場面で登場しました。

またこの場所はCLANNADだけでなくアニメ「けいおん」のオープニングにも使われており、CLANNADファンとけいおんファンが多く訪れる場所です。

CLANNADの聖地:大阪・都島区にある住宅街

CLANNADの聖地である大阪・都島区(みやこじまく)にある住宅街です。ここは朋也が渚にプロポーズをした名シーンが描かれた聖地です。大阪都島区の近くには造幣局があり、毎年桜の季節になると造幣局内を花見客のために期間限定で一般公開しており「桜の通り抜け」という名称で親しまれています。

CLANNADの聖地:大阪・千里山のアパート

アニメ『CLANNAD』の聖地は大阪の千里山にあるアパートです。こちらのアパートは朋也と渚が一緒に暮らしていたアパートです。アニメ『CLANNAD』の作中には昭和時代を思い起こさせるようなレトロなアパートが描かれています。こちらの聖地の周辺には大阪で有名な私立大学である関西大学があります。

しかし実際にアパートのある大阪千里山の写真を見てみると、アパート自体は新しいものに建替えられているのことがわかります。CLANNADで実際に朋也と渚が暮らしていたあのアパートは取り壊されてしまったようですが、アパートの前のガードルや電柱などは残っており、その再現率の高さが伺えます。

CLANNADの聖地:大阪・拘置所

CLANNADの聖地である大阪拘置所は、朋也の父親である直幸が逮捕され留置されてしまった拘置所のモデルとなっています。こちらの聖地は先にご紹介した都島区にある住宅街のすぐそばにあります。

CLANNADの聖地巡礼をした人の感想や評価は?

CLANNADで朋也と渚が出会った桜並木のモデルとなった坂を訪れた人は、眺めがいいという感想を持ったようです。CLANNADファンはただその聖地に訪れるだけでなく、アニメ『CLANNAD』で登場した季節に合わせて訪れたいと思う人も多いようです。確かに、アニメで登場したシーンの季節に合わせて聖地を訪れたほうがよりCLANNADの世界を楽しめるかもしれません。

こちらの方も、アニメに登場したシーンの季節に合わせて、雪が降っている日に聖地巡礼をしています。アニメCLANNADのファンが聖地巡礼に訪れる際には、CLANNADという作品の世界観をいかに大切にしているかということがわかります。

アニメ『CLANNAD』には多くの聖地が存在するためか、CLANNADファンの多くは聖地巡礼をしたいと強く思っているようです。念願かなって聖地を訪れることが出来た人の中には「嬉しい」という感想をお持ちの方もいます。

CLANNADの聖地巡礼まとめ

今回は、アニメ『CLANNAD』の舞台となった東京都西多摩郡を中心に、青森・京都・大阪とCLANNADに登場した聖地を紹介していきました。数々の名シーンが誕生した場所に実際に足を運んでみるとまた新たな発見があるかもしれません。まだ聖地巡礼をしたことが無い方は、一度訪れてCLANNADの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

CLANNADに登場した場所に実際に聖地巡礼に訪れる際には、周辺のルールをしっかり守ることが大切です。CLANNAD聖地には神社やアパートなども多く存在するため、立ち入り禁止の場所に許可なく入ったり近隣の方のプライバシーを損害することのないようお気を付け下さい。マナーを守って、楽しくCLANNADの聖地巡礼をしましょう!

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ