【ジョジョ】静・ジョースターとは?「透明な赤ちゃん」のその後と成長した姿を考察

大人気漫画・アニメシリーズのジョジョの奇妙な冒険には、様々なキャラクターが登場してきます。様々なスタンド能力を使いこなす、個性的な登場人物揃いのジョジョですが、その中には透明な赤ちゃんまで出てきます。ジョジョで透明な赤ちゃん静・ジョースターが登場したのは、第4部での事です。ここでは、透明な赤ちゃん静・ジョースターの能力アクトン・ベイビーや、ジョセフとの関係、その後の姿についてご紹介していきます。

 【ジョジョ】静・ジョースターとは?「透明な赤ちゃん」のその後と成長した姿を考察のイメージ

目次

  1. 静・ジョースターは透明な赤ちゃん?
  2. 静・ジョースターのスタンドは?
  3. 静・ジョースターのその後
  4. 静・ジョースターの声優
  5. 静・ジョースターに関する感想や評価は?
  6. 静・ジョースターについてまとめ

静・ジョースターは透明な赤ちゃん?

静・ジョースターはジョジョ4部で登場

数多くの魅力的なキャラクターが登場している名作、ジョジョの奇妙な冒険ですが、透明な赤ちゃんこと静・ジョースターは第4部に登場しています。ジョジョの奇妙な冒険といえば、30年を超える長期連載で有名な大ヒット作品です。1987年から、第1部が週刊少年ジャンプにて連載されており、現在も連載をウルトラジャンプに移してシリーズは続いています。今現在は第8部の連載中となっています。

ジョジョの奇妙な冒険は、ジョースターの血族を主人公とし、吸血鬼ディオやその他強力なスタンド使いとの戦いを描いた作品です。ジョジョの奇妙な冒険第4部の主人公、東方仗助は第2部の主人公ジョセフ・ジョースターの息子です。しかし、ジョセフが妻以外の女性と関係をもって生まれた隠し子であるという、少し複雑な設定を持っています。

第4部は主人公の高校生東方仗助が、架空の町杜王町で日常に潜む殺人鬼と闘うというストーリーです。仗助の味方や敵にも、様々なスタンド使いが登場しています。そんな多数のキャラクターが登場する第4部のストーリーの中で、透明な赤ちゃんが登場する回があるのです。第4部のアニメで言えば、13回目の放送「やばいものを拾ったっス!」にて、透明な赤ちゃん静・ジョースターが登場しました。

静・ジョースターは「透明な赤ちゃん」

静・ジョースターはスタンド使いの女の赤ちゃんで、スタンド能力で透明になれる、透明な赤ちゃんなのです。ジョジョ第4部に登場した際には、ジョセフと仗助に発見されますが、母親と離れたストレスで能力が暴走しています。すでに透明な赤ちゃんの状態で発見されたため、その素顔は分かりませんでした。しかし、透明な赤ちゃんと言ってもにおいや質感はあるので、そこにいると分かる状態です。

静・ジョースターとジョセフの関係

透明な赤ちゃん静・ジョースターは、スタンド能力の暴走によってその姿を透明に変えています。そのため、一見どこにいるのか分からないという厄介な状態です。ジョセフは静・ジョースターを発見し、母親探しをする過程で、仗助と絆を深めていきます。

ジョセフはそもそも、自分の隠し子である仗助に会うために杜王町にやってきました。ジョセフの孫の承太郎がすでに成人して学者をやっているくらいなので、高校生である仗助に対してこの時のジョセフはよぼよぼのお爺ちゃんです。最初は仗助は母親を放っておいたジョセフを良く思っていませんでした。微妙にわだかまりのある状態だったジョセフと仗助ですが、二人して静・ジョースターに振り回されるうちに絆を深めました。

静・ジョースターはまだ赤ちゃんなので、無自覚なスタンド使いです。そのため、ストレスにさらされるとスタンド能力が暴走してしまいます。ジョセフに拾われた静・ジョースターですが、能力を暴走させた結果池の中に落ちてしまいます。透明な赤ちゃんの静・ジョースターは、どこにいるのか全く分からない状態。ジョセフと仗助は彼女を助けようとするのですが、全く発見できません。

そんな時、よぼよぼのお爺ちゃんになっていたジョセフは、自身の手首を切って大量の血液を流し、透明になった静・ジョースターを浮かび上がらせるという、身を削った作戦で静・ジョースターを救い出しました。全く他人の赤ちゃんのために、自分の命をかけて行動したジョセフの姿を見て、仗助は自分の父親を見直したのです。この頃から、仗助はジョセフを「じじい」と呼ぶほど親しくなりました。

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静・ジョースターのスタンドは?

静・ジョースターのスタンドはアクトン・ベイビー

ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場する透明な赤ちゃん、静・ジョースターのスタンド能力は、アクトン・ベイビーという名前です。アクトン・ベイビーは、自身の姿を透明に変えられるという強力な能力です。しかも、自身の姿だけでなく、周囲のものまですべて透明にすることまで出来ます。この効果は一定の距離離れても持続します。

静・ジョースターは、まだ生後6か月ほどの赤ちゃんです。まだ自覚をもってアクトン・ベイビーを使いこなすことはもちろんできません。アクトン・ベイビーが発動して透明になったばかりに、杜王町に迷い込んだ静・ジョースター。ストレスがかかるとアクトン・ベイビーが暴発し、周囲のものをすべて透明にしていきます。

ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド能力には、その能力の特徴を表しているステータスが決められています。漫画原作に登場するアクトン・ベイビーのスタンドステータスは、破壊力「E」、スピード「E」、射程距離「なし」、持続力「A」、精密動作性「E」、成長性「A」となっています。

アクトン・ベイビーの名前の由来

ジョジョの奇妙な冒険に登場しているスタンド能力の多くは、洋楽のタイトルやアーティストの名前をもとにしています。第4部からはこの傾向は顕著になり、スタンド能力はほぼすべて洋楽が元ネタの名前になっています。例えば、主人公仗助のスタンド能力は「クレイジー・ダイヤモンド」、人気キャラクター岸部露伴のスタンド能力は「ヘブンズ・ドアー」で、どちらも洋楽から取られています。

静・ジョースターのスタンド能力アクトン・ベイビーも、もちろん洋楽が元になっています。アクトン・ベイビーの名前の由来は、超有名なロックバンド「U2」のアルバムのタイトルアクトン・ベイビーからきています。

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静・ジョースターのその後

静・ジョースターのその後①母は見つからず

静・ジョースターは、スタンド能力アクトン・ベイビーが発動している状態で発見されました。透明になって丸裸で一人でハイハイしているところを、ジョセフが見つけました。その後、大量の赤ちゃん用品を買い込んだり、透明な赤ちゃんの顔におしろいを塗ってみたりと、ジョセフと仗助は透明な赤ちゃんの母親を探し出そうとしますが、結局母親は見つかりませんでした。

静・ジョースターのその後②養子に

透明な赤ちゃんのその後ですが、母親は結局探し出すことはできませんでした。ジョセフはこの透明な赤ちゃんを養女として引き取り、静・ジョースターと名付けました。ジョジョの奇妙な冒険本編の中では、静・ジョースターは終始透明な赤ちゃんとして呼ばれていました。その後透明な赤ちゃんは静・ジョースターと名付けられたことがわかりました。

静・ジョースターは発見時透明だったため、ジョセフと仗助は彼女に洋服を着せサングラスをかぶせます。また、おしろいを塗って顔も見えるようにするのですが、この時二人は「美人」「けっこう可愛い」と透明なのに褒めており、すでに親バカぶりを発揮しています。

第4部の冒頭で杜王町で平和に暮らす仗助の元に承太郎がやってきたとき、「じじいの隠し子」に会いに来たと話します。もうすでにお爺ちゃんとなっていたジョセフでしたが、不倫をして出来た隠し子仗助の存在が発覚し、激怒したジョセフの妻・スージーQと離婚の危機にまで発展したと語られました。その後ジョセフが静・ジョースターを連れ帰ったときも、また隠し子なのではないかと騒ぎになったというエピソードがあります。

静・ジョースターのその後③成長した姿

生後6か月の透明な赤ちゃんとして登場した静・ジョースターですが、その後ジョセフの養子になったというエピソードしか明かされていません。ファンの間では、静は「じょう」とも読めるため、彼女もまたジョジョの一人であると話題を集めています。このため成長した姿が登場することが期待されましたが、原作ではいまだ登場していません。

ジョジョの奇妙な冒険は、第1部から第6部までは繋がっています。第4部で赤ちゃんだった静・ジョースターも、第6部の時点では13歳になっているはずです。しかし、ジョジョの奇妙な冒険作者の荒木飛呂彦も、静・ジョースターに対して、「静は出ません」とはっきりと言及しているため、静・ジョースターが再登場する可能性は低いといえます。

静・ジョースターのその後④本編での活躍

静・ジョースターは、ジョセフに拾われた後、4部エピソード中にしばしば登場しています。主にジョセフに抱きかかえられた状態で登場するのですが、意外と重要な役割を果たしています。最初はぎこちなかったジョセフと仗助の関係も、静・ジョースターがきっかけとなって良好なものに変化しました。実は、静・ジョースターはジョジョの奇妙な冒険第4部の中でもキーパーソンと言われています。

ジョジョの奇妙な冒険第4部本編での静・ジョースターの活躍は、例えば岸部露伴対じゃんけん小僧での登場もそうです。スタンド使いじゃんけん小僧に勝負を挑まれてピンチに陥った岸部露伴ですが、アクトン・ベイビーで透明になっている静・ジョースターを利用する形で、じゃんけん小僧に勝利しています。

また、第20話に登場した際にはカメラのフラッシュに驚いて透明になってしまいます。慌てて静・ジョースターを抱いて外に飛び出したジョセフですが、そこにいた康一にぶつかってしまいます。ぶつかられた康一は由花子は偶然にキスをしてしまい、結果的に康一と由花子カップルを誕生させるきっかけを作りました。

ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場した透明な赤ちゃんは、ジョセフに引き取られて育てられています。命名が静で「じょう」とも読めることから、彼女もまたジョジョの一人としてその後の活躍に期待されていました。しかし、成長したその後の姿は公開されること無く、第4部にジョセフと共に登場しているシーンのみの活躍となっています。

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静・ジョースターの声優

静・ジョースターの声優は川田妙子

アニメジョジョの奇妙な冒険で、静・ジョースターの声優を務めているのは川田妙子です。川田妙子は、様々なキャラクターを演じ分けるその声の幅の広さに定評のある声優です。ジョジョの奇妙な冒険第4部の女の子の赤ちゃん静・ジョースターも、上手く演じ切っています。

川田妙子のプロフィール

川田妙子は1965年生まれ、東京都出身の女性声優です。以前は81プロデュースという事務所に所属していましたが、現在はフリーの声優として活躍しています。幼い子供や少女の演技に定評があり、様々な人気アニメのキャラクターを幅広く演じています。

川田妙子の他の出演作

川田妙子の静・ジョースター以外の出演作では、ドクタースランプの則巻アラレや、ソニックシリーズのエミーなどが有名です。また、人気海外ドラマフルハウスのミシェルは、赤ん坊時代から少女になるまでの吹き替えを担当しています。

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静・ジョースターに関する感想や評価は?

ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場した透明な赤ちゃん、静・ジョースターに対しての感想では、やはり「ジョジョ」の一員と言える設定になっているところが好きというものです。ジョジョの奇妙な冒険シリーズの主人公達は皆、フルネームの頭文字を略すとジョジョとなります。静・ジョースターもジョジョと略せるので、ジョースター家の一員と考えられているのです。

静・ジョースターに対しての感想では、実は意外と重要なポジションのキャラクターだったというものも多いです。ジョセフと仗助の仲を取り持ったり、本編に少しだけ登場しては、物語のキーとなるポイントを作ります。登場シーンは非常に少ないですが、印象に残るキャラクターです。

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静・ジョースターについてまとめ

ここでは、ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場したキャラクター、透明な赤ちゃん静・ジョースターについての情報をご紹介しました。静・ジョースターはまだ生後6か月ほどの女の赤ちゃんで、無自覚にスタンド能力アクトン・ベイビーを発動します。初登場時では透明になった状態で一人でいたところを、ジョセフに発見されています。

ジョセフは透明な赤ちゃんを拾った際、その身を削った勇敢な行動で隠し子であった仗助と絆を深めることが出来ました。結局透明な赤ちゃんの母親は見つけることが出来ず、ジョセフに引き取られて静・ジョースターと命名されました。その後の成長した姿が期待を集めていましたが、公式には登場していません。是非、ジョジョの奇妙な冒険第4部の透明冥な赤ちゃんの活躍に注目してみてください。

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