2019年01月23日公開
2019年01月23日更新
刃牙道の最終回の感想と結末の意味をネタバレ考察!次回作のテーマは相撲?
漫画刃牙道は板垣恵介が手掛ける日本の漫画刃牙の数あるシリーズの一つであり、現代に蘇った宮本武蔵に主人公の範馬刃牙や刃牙の仲間が立ち向かっていくといったストーリーとなっています。そんな刃牙シリーズの一つである刃牙道は最終回の結末まで刃牙独特の台詞回しや世界観が詰め込まれており、多くの称賛の感想・レビューが寄せられました。本記事ではそんな刃牙道について最終回の結末のネタバレや読者の感想・レビューなどを次回作が相撲と言われている噂を交えながらまとめてご紹介していきます。
目次
刃牙道とは?
刃牙道の作品情報
刃牙道は板垣恵介が手掛ける日本の漫画刃牙シリーズの第4部にあたる作品です。刃牙道は2014年から2018年まで週刊少年チャンピオンで連載がされており、最終回結末まで全22巻となっています。刃牙シリーズの第3部にあたる範馬刃牙において地上最強の親子喧嘩編が終わり、刃牙の物語が終わったものだと思われていました。
しかし刃牙シリーズは終了することはなく、本記事でご紹介する刃牙道の連載が決まった際に週刊少年チャンピオンにおいて刃牙を愛読している芸能人などが対談を行うことになり、芸能人の読者が刃牙の感想やレビューを述べることになりました。刃牙道は今までとは違い、編で分けてストーリー展開がしないものになっており、最終回結末まで圧倒的力を持つ宮本武蔵との戦いが描かれています。
また最終回結末において宮本武蔵との激闘が終わった後、刃牙道の次回作となる予告が掲載されることになり、この予告では次回作のテーマが相撲になるのではないかといった感想やレビューが多数寄せられました。そんな刃牙道は今までの刃牙シリーズに登場したキャラクターが多数登場しており、刃牙の独特な世界観を濃厚に詰め込んだ作品であり、おもしろいといった感想・レビューを集め、大人気を博しました。
刃牙道のあらすじ
漫画刃牙道の物語のあらすじについてネタバレをご紹介いたします。刃牙道では最初前作に収録されていた史上最強の親子喧嘩が終わり、平和なひと時を迎えていました。しかし世界最強と呼ばれている範馬勇次郎との激闘を終えた範馬刃牙や愚地独歩、花山薫などの世界中の格闘家はあくびが止まらない日々を送っており、退屈を感じていました。そんな日々を送っていたある日突然あくびを止める存在が世界に現れます。
世界中の名だたる格闘家のあくびを止めるほどの人物こそ漫画刃牙道の唯一無二の敵役である宮本武蔵です。宮本武蔵は戦国時代末期から歴史に登場する人物であり、二天一流を使う剣の名人でした。そんな過去の偉人を親子喧嘩を仲裁した張本人である徳川が宮本武蔵のDNAを使って宮本武蔵のクローンを作ってしまうのです。しかしただのクローンなので最初臓器は復活したとしても意思の持たない空っぽの存在でした。
そこで徳川は降霊術の使い手である姉徳川寒子の力を使うことにより、霊界にいる宮本武蔵の魂をクローンに入れることに成功します。そしてこのことにより、戦国時代最強の剣士が現代に爆誕するのでした。そして復活した宮本武蔵を見た主人公範馬刃牙は父親である地上最強の男範馬勇次郎を彷彿をさせるものを感じ、震えてしまいます。
このことは常に笑顔でいる宮本武蔵の力を現したものであり、この最強ともいえる存在と戦ってみたいと愚地独歩や花山薫など世界中の武術家が勝負に挑みます。そして最強剣士宮本武蔵と主人公範馬刃牙達の激闘に満ち溢れた最終回結末まで全22巻に及ぶ物語の幕が上がることになるのでした。
刃牙道の最終回をネタバレ
漫画刃牙道についてどういった作品なのかといった基本情報や物語のあらすじをネタバレ紹介させて頂きました。漫画刃牙道は公開前から多くの芸能人が感想・レビューを述べるほどの作品であり、大人気を博した作品となっていました。ではそんな刃牙道の最終回はどういったものなのでしょうか。次は漫画刃牙道の最終回結末についてネタバレ紹介させて頂きます。
最終回ネタバレ:範馬刃牙と宮本武蔵の戦い
漫画刃牙道の最終回結末のネタバレで一番重要となる局面は主人公範馬刃牙と現世に蘇った宮本武蔵とも戦いになります。範馬刃牙は宮本武蔵との最終対決で最初に段打ちを決め、そして金的を行いダメージを与えました。しかし対する宮本武蔵も範馬刃牙へ同じ金的を行い、さらに顔面手刀で答え、一進一退の戦いを見せます。激戦で両者譲らない戦いを見せる中、範馬刃牙はある手法を持って宮本武蔵との戦いを演じます。
範馬刃牙が行った戦い方とは宮本武蔵と同じように日本刀を手に持って宮本武蔵の領域で戦おうとします。さらに範馬刃牙は別の日本刀を宮本武蔵に渡し、自らが剣の戦いで勝利すると宣言します。これに対し驚いた宮本武蔵は範馬刃牙に頭は確かかと感想を述べ、唖然とします。すると呆然としている宮本武蔵に範馬刃牙は超至近距離から持っていた日本刀を投げつけます。
超至近距離で日本刀を投げつられると普通の人では避けることはできません。しかしその相手が宮本武蔵だとすると話は変わってきます。宮本武蔵は史実に残る通り剣術の天才であり、範馬刃牙が投げた日本刀を寸でのところで両手で掴みかわします。普通であれば素手で日本刀を触れば手は血だらけになるのですが宮本武蔵は持ち前の握力で一瞬のスキを見てキャッチしたため、血を一滴も流すことなく日本刀を受け止めます。
最終回ネタバレ:宮本武蔵が行き着いた答え
範馬刃牙は最終回結末の戦いにおいて日本刀を投げて受け止められることは予測していました。実は範馬刃牙が日本刀を宮本武蔵に投げた本当の理由は宮本武蔵の強靭な両手をふさぐことにあり、両手が塞がれてしまった宮本武蔵は範馬刃牙に対する行動が制限されてしまいます。この機を逃さないように範馬刃牙は宮本武蔵の顎に目掛けて強烈な蹴りを放ちます。そしてこの蹴りは両手をふさがれた宮本武蔵に見事的中するのでした。
範馬刃牙の攻撃が命中した宮本武蔵は顎への攻撃で脳みそが揺さぶられてしまい、気を失いかけます。そして宮本武蔵は後方に倒れてしまい、範馬刃牙に渡された日本刀を無様にも手から離してしまいます。一瞬気絶してしまった宮本武蔵はすぐに復活するのですが剣を離したことから「手にする物は離れる物」かと意味深な感想を静かに呟きます。そしてさらに宮本武蔵は立ち上がり、これまでの人生で行き着いた答えを話し始めます。
立ち上がった宮本武蔵は「離れぬ剣が欲しい。孤独は絶えるが、剣との別れは寂しい」と述べ、宮本武蔵は無刀という場所へ行きつきます。宮本武蔵の無刀の意味は範馬刃牙が体全てを使って戦う姿を刀とし、刀を肉体にすれば自ら離れることはないといった意味でした。実際の宮本武蔵の史実においても二天流という剣術を使いながらも武を極めた先にたどり着いたのは無刀の境地と言われています。
刃牙道のほかにも宮本武蔵を題材にした漫画が多数存在し、その中でもバカボンドという漫画ではこの無刀の境地に行き着くまでの物語が描かれています。このことから刃牙道の作者である板垣恵介は宮本武蔵が無刀の境地に行き着くまでの宮本武蔵の姿を描きたかったのではないでしょうか。
最終回ネタバレ:寒子の接吻
最終回結末において宮本武蔵が行き着いた答えについてネタバレをご紹介しました。しかし最終回結末はまだ終わった訳ではなく、無刀の境地に行き着いた宮本武蔵は圧倒的力を持ち、範馬刃牙を圧倒することになっていきます。範馬刃牙はもはやなす術がないと一同が感想を述べるのですが、範馬刃牙は静かに道半ばの宮本武蔵をあの世に送ってくれないかとつぶやきます。
するとその瞬間宮本武蔵に魂を入れ込んだ徳川の姉である降霊師の寒子が現れ、宮本武蔵に接吻を繰り出します。そしてその接吻によって宮本武蔵の魂は体から離れていくことになってしまいます。このことにより、宮本武蔵の敗北は決定し、範馬刃牙は重傷を負うことなく勝利を飾ります。そしてこの二人の戦いを見ていた観客は感想を述べることなくただ宮本武蔵に合唱をするのでした。
感想が述べられることなく合唱で送られる宮本武蔵を見た範馬刃牙は宮本武蔵の剣捌きを見たかった思いを述べ、宮本武蔵の残虐な行為に対しては自分たちも同罪であると宮本武蔵をこの世に転生させたことを深く反省するのでした。その後魂を失った宮本武蔵は冷凍保存されることになるのですが徳川は復活を視野に入れているかのような態度を見せます。こうして漫画刃牙道の最終回は結末を迎えるのでした。
刃牙道の結末の意味をネタバレ考察
漫画刃牙道の最終回結末の内容をまとめてネタバレ紹介させて頂きました。刃牙道の最終回において範馬刃牙にやられるものだと思っていた中、まさかの寒子の登場でそのまま魂を抜かれて宮本武蔵が敗北してしまう様子は多くの読者から驚きの感想が集められることになりました。次はそんな刃牙道の最終回の結末の意味についてネタバレ考察をご紹介していきます。
結末の意味①野見宿禰登場
漫画刃牙道の最終回結末において徳川は範馬刃牙に対して野見宿禰について話し、刃牙道の続編を匂わせるシーンが登場します。この野見宿禰という人物は日本書紀に登場する神であり、日本各地に野見宿禰を祭る神社が存在します。この野見宿禰は日本書紀では自らの強さを自慢する当麻蹴速を倒すために出雲に召喚され、当麻蹴速と相撲で対決した神様です。
そして神の中で強力な力を持っていた野見宿禰は当麻蹴速との相撲で腰をへし折って勝利を収めます。その後相撲で勝利を収めた野見宿禰は日本書紀において天皇の葬儀を担当する神へと出世すると描かれています。この相撲で勝利を飾った野見宿禰について刃牙道でも徳川は二千年前に存在し、日本最古の公式試合で見事勝利を飾った最強の人物だと語ります。
さらに徳川は野見宿禰について相撲の強さだけでなく、石炭を握り潰してダイヤモンドに変えてしまったという逸話を刃牙に話します。しかし刃牙は徳川の話しにたかが神話の話だと感想を述べ、相手にしません。しかしこの徳川の話は実は野見宿禰の子孫が現世に存在しており、全身に鎧ともいえる筋肉を持っている人物だという意味が込められていました。
この野見宿禰に関する話が刃牙道の最終回結末で語られたことから次回作への予告に繋がるのではないかといった感想が多く集まることになり、多くの読者を騒がせました。現に最終回の結末の最後で何の意味もなければ語られることはありませんので、刃牙道の次回作は野見宿禰がテーマとなって話が作られるものだと考察できます。
結末の意味②道の在り方
刃牙道の最終回結末の考察において野見宿禰が次回作のテーマとなるとご紹介しましたが、ただ意味がないと歴史人物が登場して戦うだけの漫画になってしまいます。実は刃牙道にはもう一つの伏線が残されていると感想の中にある考察で見られました。この伏線となっているとされているのがタイトル刃牙道の道という漢字です。ではなぜ道という漢字が伏線になっているのでしょうか。
今作の刃牙道は最終回結末のネタバレでご紹介させていただいた通り、敵である宮本武蔵が無刀の境地という自らの道の在り方を発見しました。さらに宮本武蔵との激闘で敗北を喫してしまった中国武術の使い手である烈海王も自らの道とされる志を示しました。このことから次回作と考察されている野見宿禰も日本書紀の記述通り神業という道の在り方にたどり着く物語になると考えられています。
刃牙道の次回作のテーマは相撲?
漫画刃牙道について最終回の感想やレビューで寄せられている中で見られた考察についてまとめてネタバレ紹介させて頂きました。漫画刃牙道の最終回で徳川が語った野見宿禰という相撲の神様が登場したことによって刃牙道の次回作は相撲がテーマになるのではないかと考えられています。ではなぜ刃牙道の次回作が相撲になるのかといったことについて理由を細かくネタバレ紹介していきます。
次回作のテーマは相撲?
上述の刃牙道の最終回結末に対する感想で寄せられている考察でネタバレ紹介をさせて頂いた通り、刃牙道の次回作のテーマは相撲ではないかと言われています。ネタバレ考察の通り刃牙道の最終回で語られた野見宿禰は相撲で圧倒的力を見せた人物であると語られるシーンがありました。このこのことから野見宿禰が次回作で大きく関わるとされており、野見宿禰から次のテーマは相撲になると考えられています。
次回作の主人公は野見宿禰?
では次回作の主人公になるのは相撲の天才である野見宿禰になるのでしょうか。これに対しての答えは主人公として野見宿禰が登場するとは考えられにくいものになっています。なぜなら刃牙道においても主人公は範馬刃牙になるので、野見宿禰が相撲の神として主人公になることはないでしょう。さらに野見宿禰という存在は神話にしか登場しないものとして徳川から語られていることから野見宿禰本人が登場することはないと考えられます。
となると野見宿禰に関わるものとして想像できるのは野見宿禰の子孫になります。なので相撲の神である野見宿禰の子孫が祖先の野見宿禰の相撲の能力や圧倒的怪力を受け継ぎ、刃牙道の次回作で主人公範馬刃牙と激闘を繰り広げることになるのではないかと推測できます。
刃牙道の宮本武蔵などの登場人物を紹介
登場人物:宮本武蔵
宮本武蔵は漫画刃牙道において最大の敵にあたる人物です。宮本武蔵は実在した偉人として熊本県に埋葬されていました。徳川光成は宮本武蔵の強さに目をつけて宮本武蔵のミイラからDNAを採取してクローンを作ろうと考えます。しかしクローンは出来たものの魂は無く、ただの入れ物になってしまいます。そこで降霊術を得意とする徳川の姉寒子の力を使い、宮本武蔵の魂をクローンに移すことに成功します。
完全に現代に蘇ることになった宮本武蔵は大柄な猛獣のような体格と常に殺気を放つ眼光を持つ人物でした。歴史通り復活した宮本武蔵は強靭な腕前持っており、しないを素振りするとしないがバラバラにしたり、日本刀を素振りだけで破壊するなどの力を披露します。そんな弱点の無い宮本武蔵は現代のビルが並ぶ建物を見て驚きの感想を述べるとともに地下闘技場の戦いで立身出世を企みます。
最初宮本武蔵は範馬刃牙と手合わせをすることになるのですが一瞬で打ち倒し、街に繰り出して警官相手に無双ともいえる行動に出ます。この警官との闘いを見た世界中の格闘家や武術家は宮本武蔵なら退屈を消してくれると感じ、勝負に挑みます。しかし愚地独歩を圧倒し、また渋川剛気を震わせ、実力の違いを見せつけていきます。
その後宮本武蔵は範馬刃牙と最終決戦で激闘を繰り広げるまでに範馬勇次郎や本部以蔵といった強敵と邂逅し、激戦を潜り抜けていきます。そして宮本武蔵は範馬刃牙と最終決戦の場において自らが探し求めていた無刀の境地を発見し、徳川の姉寒子の手によって霊界へと戻っていくのでした。
登場人物:本部以蔵
本部以蔵は漫画刃牙シリーズ通して登場する柔術家です。本部以蔵はどの格闘家や武術家の組織に属しておらず、超実践柔術といった武術を極めるために修行を一人行っています。しかし本部以蔵は刃牙のシリーズで最弱といっていいほどの人物であり、度々の戦いで敗北を喫します。しかしその力は殺し合いという実践で発揮されるものになっており、死刑囚編でようやく本部以蔵は本領を発揮します。
死刑囚編で登場した空気を使って戦いをする柳龍光と本部以蔵が戦った際、本部以蔵は多数の武器や戦う場所の地形を見事に利用し、柳龍光に圧勝します。この戦いにおいて刃牙の読者は初めて本部以蔵の強さを実感することになりました。そんな本部以蔵は死刑囚編の後に山籠もりを行って修行に励む日々を送っていました。そして新たなる敵宮本武蔵の存在を知った本部以蔵はただの武術家とは別次元の存在だと察知します。
そして宮本武蔵と普通に戦えば命が危うくなると感じた本部以蔵は宮本武蔵に挑む者たちを守護したいという発想が芽生えます。この本部以蔵の発想を聞いた徳川や刃牙、烈海王は驚き、バカにされていると感じてしまいます。しかし本部以蔵と戦った刃牙達は本部以蔵の本来の力を知ることとなり、驚愕することになります。そして本部以蔵は自ら宮本武蔵と挑むことになり、完全装備で立ちむかいます。
本部以蔵は武器を使用する戦いを得意としており、毒入りのたばこや煙幕段などを使って宮本武蔵を攪乱します。しかし宮本武蔵の圧倒的力の前では無力に等しく右腕と両足を骨折する重症をおってしまいます。しかし本部以蔵は諦めらめず、負傷した腕で宮本武蔵の首を締め上げます。そして宮本武蔵は気絶し、守護りたいと宣言した通り本部以蔵は宮本武蔵に勝利を飾ることになるのでした。
登場人物:範馬刃牙
範馬刃牙は漫画刃牙シリーズにおいて主人公にあたる人物です。範馬刃牙は地上最強の生物と言われている範馬勇次郎の息子であり刃牙シリーズの序盤は父の範馬勇次郎に勝つために激しい修行の日々を送ります。そして刃牙シリーズの第3部の最後に範馬刃牙は範馬勇次郎と地上最強の親子喧嘩といえる激闘を繰り広げ、和解します。父との地上最強の親子喧嘩が終わった後、範馬刃牙は退屈さからあくびが止まらない日々を送っていました。
そんなある日範馬刃牙のあくびを止める宮本武蔵という男と出会い、範馬刃牙の新たなる戦いが始まることになっていきます。範馬刃牙は宮本武蔵を見た際父範馬勇次郎を彷彿とさせるものを感じ冷や汗を流します。そして範馬刃牙は宮本武蔵と手合わせをするべく戦いを挑みます。しかし宮本武蔵の圧倒的力の前で一瞬で敗北を喫し、昏睡状態に陥ってしまいます。
昏睡状態から目を覚ました範馬刃牙は目を覚ますとすぎに宮本武蔵に再戦することになり、今度は宮本武蔵をダウンさせることに成功します。しかしそれは宮本武蔵が力を発揮していないものであり、宮本武蔵の反撃で二度目の敗北を味わうことになってしまいます。その後範馬刃牙は本部以蔵などと出会い、宮本武蔵を倒すべく準備を行うのでした。
登場人物:徳川光成
徳川光成は現代に宮本武蔵を復活させた張本人にあたる人物です。徳川光成は強者が戦うことを見物することがたまらなく好きであり、地下闘技場の運営を自ら行っています。刃牙道においては宮本武蔵を復活させ、自らの屋敷に住まわせます。警察が騒ぎを起こして宮本武蔵を連行するよう命じるのですが徳川は差し出すことはせず、宮本武蔵を政府から守る姿を見せます。
登場人物:範馬勇次郎
範馬勇次郎は地上最強の生物と異名をとる人物であり、第3部の最後に行われた史上最強の親子喧嘩においてテレビ中継がされることになり、その名前が全国に広がることとなり、街を歩くたびにサインをせがまれる日々を送っていました。そんな日常を送っていたある日、範馬勇次郎は宮本武蔵がこの世に復活したという噂を聞きつけ、徳川邸へ足を運びます。そして範馬勇次郎は宮本武蔵と相対することになるのでした。
登場人物:ピクル
ピクルはメキシコの塩岩の地層においてティラノサウルスの化石と共に発見された原人であり、宮本武蔵と同じく現代に蘇った人物です。第3部で初登場した際は満たされることのない食欲を満たすべく様々な武術家と死闘を繰り広げます。しかし範馬刃牙に敗北してからあ東京の地下で生活を送っており、巨大化したワニを軽々と倒して自らの食欲を満たす食料にするほどの実力を持っている人物です。
刃牙道ではピクルがワニを捕食したということをテレビで見た宮本武蔵はピクルのことを肉の宮とあだ名し、称賛します。さらに宮本武蔵は刀を使わずに戦うとピクルを殺害することが出来ないと判断させるほどの凄みを見せます。そしてピクルは天才剣術家である宮本武蔵とベストコンディションの状態で相対し、死闘を繰り広げることになるのでした。
登場人物:ジャック・ハンマー
ジャック・ハンマーは主人公範馬刃牙の異母兄弟にあたる人物であり、範馬勇次郎の息子の一人です。肉体改造をすることにより、人間離れの力を手に入れており、範馬刃牙と相対した際も範馬刃牙を圧倒するほどの実力を見せます。刃牙道では史上最強の親子喧嘩が終わった後、ジャック・ハンマーは骨延長手術を受けて激痛が走っているのにも関わらず、範馬刃牙と同じようにあくびが出る退屈さを感じていました。
そんな中、ジャック・ハンマーも宮本武蔵の存在を知り、退屈を止める者として戦いを志願します。しかし宮本武蔵との戦いから守護りたいと宣言する本部以蔵がジャック・ハンマーの宮本武蔵との戦いを止めようと前に立ちはだかります。ジャック・ハンマーは本部以蔵の考えに激怒し、攻撃を仕掛けるも本部以蔵の実践的な攻撃の前に敗北してしまい、宮本武蔵との戦いを棄権することになります。
刃牙道の面白い魅力
漫画刃牙道に登場する主要キャラクターについてご紹介しました。漫画刃牙道は基本情報でもご紹介した通り、多くの好評な感想やレビューが寄せられた作品となっています。ではなぜ刃牙道はおもしろいといった感想やレビューが寄せられることになったのでしょうか。次は多くの読者から好評な感想やレビューを集めるけっかけとなった刃牙道の魅力についてご紹介していきます。
面白い魅力①達人同士の闘い
刃牙道の面白いといったレビューが集まる理由として一つ目に挙げられるのが刃牙道の達人同士の激闘です。これまで刃牙シリーズには多くの武術の達人が登場しました。この刃牙道はいわば武術の達人のオールスター戦といっても過言ではなく、天才剣術家である宮本武蔵が様々な武術家と激闘を繰り広げます。例えば中国拳法の達人烈海王や合気道の達人渋川剛気、空手の達人愚地独歩など刃牙を代表する人物と相対します。
この武術を極めた者たちと殺人術ともいえる剣術を極めた宮本武蔵の戦いは手に汗握るものになっており、続きが気になるといった読者の声を多く集めました。まだ刃牙道を読んでいない方がおり、これから読もうと考えている方は是非この武術の達人と宮本武蔵の激闘に注目してご覧ください。
面白い魅力②男の魅力
面白いといったレビューが集まる理由として二つ目に挙げられるのが男性キャラクターの男の魅力です。刃牙の登場人物はそれぞれ武術の達人としてや決して敗北をしないなどのプライドを背負っています。そんなプライドを背負っているもの同士の戦いだからこそ譲れないものがあり、諦めることのない勇姿を見せてくれます。この勇姿は見惚れてしまうほどの魅力があり、刃牙道の面白さの魅力の一つとして挙げさせて頂きました。
面白い魅力③リアルな描写
刃牙シリーズの特徴としてまず挙げられるのが独特な絵柄だと思います。刃牙シリーズは他の漫画作品ではないリアルな描写が描かれており、特に登場人物が繰り出す技などは武術の経験者も驚くほどの細かい描写が描かれており、素晴らしい作画だとレビューを集めています。刃牙道においても宮本武蔵の剣術捌きなどの戦う動き一つ一つが細かく描写されており、そのリアルな描写に圧倒される作品となっています。
面白い魅力④キャラクター
出典: https://festy.jp
刃牙シリーズには愚地独歩やピクルなど数多くの圧倒的実力を持つ武術家が登場します。しかし漫画刃牙道ではこれまで刃牙シリーズで活躍をしていた多くの主要キャラクターが宮本武蔵の前で一瞬にして敗北を喫してしまいます。烈海王に至っては刀で斬殺されてしまい、無残な最期を迎えてしまいます。この刃牙道の展開には多くの読者が驚き、賛否両論の感想やレビューが寄せられました。
しかしある意味多くの武の達人が宮本武蔵一人に敗北する様子はこれまでの設定を覆すものとして面白さを感じるものであり、刃牙道の大きな魅力の一つとして挙げられます。まさに刃牙道は作者板垣恵介の集大成といえる作品となっているために多くのキャラクターを出し惜しみなく使っている様子がうかがえるものになっています。
面白い魅力⑤宮本武蔵の強さ
漫画刃牙道の魅力の一つとして最後に挙げられるのが宮本武蔵の圧倒的強さです。実際の歴史においても宮本武蔵は剣術の天才として一人で大勢の相手と渡り合い、勝利を収めるほどの人物です。漫画においても宮本武蔵は圧倒的強さを持って現世に降臨しており、主人公範馬刃牙が宮本武蔵と初めて出会った際は範馬刃牙が父親範馬勇次郎を思い浮かべるほどの人物でした。
今までの刃牙シリーズで最強ではないかとレビューされるほどの人物であり、宮本武蔵は戦闘以外においてもその持ち前の実力を披露します。例えば宮本武蔵は強靭な硬さを持つ竹を一振りするとバラバラに砕け散ってしまう描写が描かれています。さらに宮本武蔵は日本刀を振っただけで日本刀を壊してしまう握力を披露しており、多くの読者から驚きの感想やレビューが寄せられることになりました。
その武器を持たずして強さを発揮する宮本武蔵が持ち前の剣を持って戦うとさらなる実力を発揮します。これまで刃牙シリーズでは武器を使って本格的に戦う強者が存在せず、宮本武蔵ぐらいといわれています。宮本武蔵が日本刀を持っている姿を見た徳川は様になっているとつぶやくほど日本刀と似合っており、さらに抜刀シーンも多くの読者を釘付けにするほどのかっこよさを見せつけます。
そしてこの日本刀を持った宮本武蔵は凄まじく強く、烈海王やピクルといった強者をバッタバッタと斬り倒します。さらに危険人物として特殊部隊に囲まれた宮本武蔵は冷や汗一つかかずに特殊部隊を一人で壊滅状態にしてしまいます。これを見ると分かる通り宮本武蔵の強さはこれまでの刃牙シリーズの中で頂点に位置するものであり、漫画刃牙道を輝かせる魅力の一つとされています。
刃牙道の最終回を読んだ感想や評価・レビューは?
刃牙道面白いな クローン技術で宮本武蔵を現代に蘇らせるとか 話ぶっ飛んでて
— きこなす@ アバ茶 24時 (@151111d) October 30, 2018
好き pic.twitter.com/hh5Vx3tWdl
漫画刃牙道を読んだ読者の感想やレビューで最も多く集めたのが本記事でご紹介した通り面白いといった感想・レビューでした。刃牙道はこれまでの刃牙シリーズにない過去の偉人をクローンで蘇させるといったSFストーリになっており、この設定に魅力を感じた読者も多く見受けられました。
刃牙道の最終回の感想まとめ
本記事では漫画刃牙道について最終回結末のネタバレや読者の感想やレビューをまとめてご紹介しました。漫画刃牙道はこれまでの刃牙シリーズの集大成といっても過言ではない作品となっており、過去の偉人宮本武蔵と激闘を繰り広げる様子は緊張感溢れるものになっていることが分かりました。本記事のネタバレまとめを見て漫画刃牙道にご興味頂けましたら本記事の刃牙道の魅力などをご参考にしながら是非刃牙道をご覧ください。