グラップラー刃牙シリーズの名言・名セリフ集!かっこいい名シーンも紹介

「グラップラー刃牙」は幅広い世代に支持される金字塔的格闘漫画です。怒涛のストーリー展開、魅力溢れるキャラクターと共にファンに愛されているのが作中の「名言」。今回は「グラップラー刃牙」に登場するかっこいい名言、名セリフ、名シーンをまとめてみました!

グラップラー刃牙シリーズの名言・名セリフ集!かっこいい名シーンも紹介のイメージ

目次

  1. 刃牙(グラップラー刃牙)の名言・名場面を紹介
  2. 名言ランキング十位「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」
  3. 名言ランキング九位「わたしは一向にかまわんッッ」
  4. 名言ランキング八位「最強の肉体と死を引き換えにする覚悟は既にできてるッッッ」
  5. 名言ランキング七位「世界一自由でなければ 自由を感じられないって なんて不自由な男だい」
  6. 名言ランキング六位「競うな、持ち味をイカせッッ」
  7. 名言ランキング五位「漫然と口に物を運ぶな」
  8. 名言ランキング四位「ベストコンディションなんて望むべくもねぇ……それがこっちの世界だぜ」
  9. 名言ランキング三位「百聞は一見にしかず。百見は一触にしかず」
  10. 名言ランキング二位「勝たなくていい 守れりゃいい」
  11. 名言ランキング一位「地上最強を名乗れ」
  12. まとめ

刃牙(グラップラー刃牙)の名言・名場面を紹介

刃牙シリーズには名場面が盛りだくさん!

格闘漫画「グラップラー刃牙」(グラップラーバキ)には、言わずと知れた名場面・名言がたくさん!その独特の魅力を放つキャラクターが発するかっこいい"名セリフ"は、多くの読者に支持されています。今回はそんなグラップラー刃牙から、選りすぐりの名シーン・名セリフをランキング形式で紹介します。

Thumb刃牙の食事シーンが旨そうと話題!食欲をそそる名場面・バキ飯画像 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

名言ランキング十位「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」

汎用性抜群!主人公範馬刃牙の名言

まずはグラップラー刃牙シリーズの主人公・バキこと範馬刃牙の名セリフ。中国大擂台賽(だいらいたいさい)での「範海王」VS「モハメド・アライJr」戦にて、戦闘中の範海王の「蹴り技が無いからボクシングは不完全」という指摘に、観戦していた寂海王が「彼の説を支持するかね」と刃牙に尋ねる。

それに対してバキは、「ボクシングには蹴り技がない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」と返答。刃牙のかっこいい語り口と大変高い汎用性からネットでもよく使用され、刃牙名言ランキングでは常に上位に食い込みます。ちなみにボクシングに蹴り技は存在せず、ここで刃牙の言う「蹴り技」は「大地を蹴る」というもの。とんちが効いています。

名言ランキング九位「わたしは一向にかまわんッッ」

揺らがぬ覚悟!刃牙も賞賛した烈海王の名言

続いてはランキング九位。烈海王は、中国四千年の歴史の中でも最高の才能を持つとされ、かつて拳を交えた刃牙をして「世界中を探しても烈海王に勝てる人間など見つかるかわからない」と言わしめる程の強さを誇る拳法家。一方ヘクター・ドイルは、"敗北"を知るためだけに電気椅子での処刑に耐え、死刑執行人を殴り殺して逃走した、イギリス出身の死刑囚です。

そんな二人が、戦闘にはどう考えても適さない夜のデパートのエレベーター内で出会ってしまいます。そして、ドイルの「一般人の多いモール内で戦闘する事」や「爆薬を使用する事」などの問いかけに対し、烈海王は「わたしは一向にかまわん」と逐一答えるのです。何度問いかけられても揺るがない、一切の躊躇や葛藤を捨てた烈海王の、格闘家としての覚悟が滲む名セリフです。

名言ランキング八位「最強の肉体と死を引き換えにする覚悟は既にできてるッッッ」

何かを得たくば全てを捧げよ!刃牙の兄ジャック・ハンマーの名言

刃牙強さランキングではどこに入るか度々議論されるジャック・ハンマーは、名シーンの多い最大トーナメント編で初登場したキャラクター。強靭な肉体と反則もいとわない野生的な戦法で勝ち上がります。そして、刃牙との決勝戦で、自らを範馬勇次郎の長男、つまり主人公の刃牙の腹違いの兄である事を明かしました。ジャック・ハンマーは父勇次郎を超える事を悲願としており、生命維持活動の全てを"強さの獲得"のみに費やしています。

それに加え、実はその肉体は常軌を逸した量のステロイドドーピングと、1日30時間分とさえ評される明らかなオーバートレーニング、サクサク骨まで食べるTボーンステーキ、そして激痛を伴う骨延長手術で作り上げたもの。

そんな彼は言うのです。「長生きしようなどと最初から考えちゃいないッッッ最強の肉体と死を引き換えにする覚悟は既にできてるッッッ」自らの命すらも強さのために投げ出す。何かを獲得しようとするならば、それほどの覚悟が必要なのかもしれないと思い出させてくれる名セリフです。

名言ランキング七位「世界一自由でなければ 自由を感じられないって なんて不自由な男だい」

オリバの本質を鋭く看破した刃牙の名言

ビスケット・オリバは「ミスター・アンチェイン(繋がれざる者)」と呼ばれるアメリカ最強の人物。「アリゾナ州立刑務所(別名:ブラックペンタゴン)」に収監される受刑者ですが、その立場を超えた自由が許されており、範馬勇次郎の「地上最強」と対をなす「地上最自由」の称号を持つ男です。規格外に太い腕、筋肉量に関してはグラップラー刃牙シリーズ全体のランキングでも随一。

更に胸には金属のプレートを仕込み、肌には粗塩を擦り込んでいるため防刃素材のようになっています。ショットガンで撃たれても、ステーキを食べれば治る超人っぷり。しかし、この世の誰よりも自由であるはずのオリバは、"アンチェイン"の名に相応しい自分を確立し続ける必要がありました。そうでなければ、彼は自分のアイデンティティを失ってしまうからです。そんなオリバの本質を鋭く見抜く、刃牙のクールな名セリフ。

名言ランキング六位「競うな、持ち味をイカせッッ」

お前の武器で勝負しろ!刃牙の父範馬勇次郎の名言

プロデビューから25年間一度も負けた事が無い、"凶人"龍書文。抜拳術と呼ばれる刀の無い居合を得意とする書文は、常にポケットに手を突っ込んだままという独特の構えを取ります。名シーンが多い事でおなじみの中国大擂台賽(だいらいたいさい)にて、初戦でその書文と闘う事になったビスケット・オリバは、彼に対抗するため、書文のスタイルを模倣し自らのビキニパンツに拳を突っ込みます。

それを見た範馬勇次郎は大激怒!「競うな、持ち味をイカせッッ」と言い放ちます。相手のステージに引きずり出されるのではなく、自分の持ち味を生かして相手を自分のステージに引きずり込め。どんなジャンルでも、誰かと戦う局面というのはやってくるもの。そんな時に思い出したい、迷い人に伝えたい刃牙名言ランキング上位の名セリフです。

名言ランキング五位「漫然と口に物を運ぶな」

これぞ食育!範馬勇次郎流食の作法

卓袱台を挟み、勇次郎と食事を共にする刃牙。グラップラー刃牙シリーズでは異色のエピソードです。ここに在らずで食事をする刃牙に対して、父・範馬勇次郎はこう諭します。「漫然と口に物を運ぶな。何を前にし、何を食べているのか意識しろ。それが命喰うものに課せられた責任。義務と知れ。」傲岸不遜・傍若無人なキャラクターとして作中でも暴れ回って来た範馬勇次郎ですが、彼の食に対するこだわりや礼儀作法は至極真っ当です。

肉、野菜、米のひとつぶに至るまで、誰かが手塩にかけて育てた命。そしてそれを頂くという事は、命を頂くという事。飽食の時代と言われる現代で忘れがちな命への敬意を、食を通じて思い出させてくれる名セリフです。

名言ランキング四位「ベストコンディションなんて望むべくもねぇ……それがこっちの世界だぜ」

待ったなし!刃牙と並ぶ最古参キャラ愚地独歩の名言

愚地独歩は世界最大の勢力を誇る空手道団体神心会空手の総帥。「武神」「人食いオロチ」の異名を持ち、かつての地下闘技場戦闘家時代には一対一で虎を倒すという荒業を成し遂げ、生きながらにして伝説的存在とされている人物で、彼が主人公のスピンオフ「拳刃」も連載されるなど、人気ランキング上位のかっこいいキャラクターです。そんな彼が、一度は敗北を喫したモハメド・アライJrに再戦を申し込みます。

指の骨折を理由に再戦を渋るJrに、愚地独歩はこう言い放ちました。「人間生きてりゃ飯も喰えば酒も飲むんだ。ケガもするし病気もするだろうよ。ベストコンディションなんて望むべくもねぇ……それがこっちの世界だぜ」と。トラブルやピンチは得てして突然やって来ます。たとえどんなにバッドコンディションでも、立ち向かって勝たなければ前には進めません。そんな時に勇気をくれる、愚地独歩の力強い名セリフです。

名言ランキング三位「百聞は一見にしかず。百見は一触にしかず」

刃牙の父範馬勇次郎の説得力ある名言!

「百聞は一見にしかず」には、下の句があります。それこそが「百見は一考にしかず」。「息子さんがイメージトレーニングで巨大カマキリに勝利しました。」もし皆さんがこの報告を受けた場合、どのようにリアクションするでしょうか。おそらく大抵は「え?」と聞き返すのではないでしょうか。

しかし、勇次郎は違います。この突飛な状況を一聞しただけで把握しただけでなく、即座にこう切り返すのです。「百聞は一見にしかず、百見は一触にしかず」と。聞くだけではなく、実際に見てみないとわからない。見てみるだけではなく、考えないと意味がない。それに掛けたのが、今回の勇次郎の名言です。百聞よりも一見。百見よりも一触。では、百触は?その境地に、勇次郎はいるのかもしれません。

名言ランキング二位「勝たなくていい 守れりゃいい」

勝利より恋人梢江を大事にした刃牙の最高にかっこいい名言!

最凶死刑囚の一人でロシア人、「犯罪に手を染めなければロシアにいくつの金メダルをもたらしたことか…」と言われる程の身体能力を持つシコルスキー。同じく最凶死刑囚の一人で唯一の日本人、変幻自在の暗殺術の使い手である柳龍光。その二人を相手にしても引けを取らない、それどころか圧倒的強さで余裕すら見せる刃牙。そう、刃牙にとってこの二人を再起不能にして勝利する事は簡単です。

しかし、刃牙は止めを刺すどころか梢江をお姫様抱っこしてくるりと回れ右!「…いいの?」と尋ねる梢江に、刃牙は爽やかにこう答えます。「勝たなくていい、守れりゃいい」敵を叩きのめして勝利を得る事より、大事な恋人を守る事を優先した刃牙。強さでは無く人間性の面でランキングに入る、文句なくかっこいい名シーンです!

名言ランキング一位「地上最強を名乗れ」

範馬親子対決!その終結後勇次郎が刃牙にかけた言葉

シリーズ屈指の見せ場である、勇次郎と刃牙の範馬親子対決。その結末は、勇次郎の勝利でした。しかし自らの力を最大限に引き出した息子に対し、勇次郎は賞賛と共にこの言葉を送ります。「ここに……地上最強を名乗れ」勇次郎が刃牙の強さを認め、そして初めて他の格闘家を賞賛した言葉とも言えます。おそらく最初で最後、グラップラー刃牙シリーズでも唯一無二の熱さを誇る名シーンの、かっこいい名セリフが堂々一位です。

まとめ

刃牙の名言はまだまだたくさん!

今回ご紹介した名場面・名言以外にも、グラップラー刃牙シリーズには魅力的な名シーンやセリフがたくさんあります。時に独特の言い回しや緻密な描き込みの描画が強烈すぎて、ネタとしても愛されている刃牙シリーズですが、真面目に読んでもかっこいい、熱い格闘漫画です。
 

更に、2018年の夏には新作のグラップラー刃牙アニメシリーズもスタートするそうです。内容は原作でも人気の「最凶死刑囚編」。各地から脱走した最凶の死刑囚達が同時に日本に集結(シンクロ二ティ)!彼らを打倒するため、刃牙を始めとするお馴染みの格闘家たちがドッタンバッタン大騒ぎ。これは是非とも見逃せません!連載27年目を迎えても尚衰えない刃牙シリーズの勢い、素晴らしいです。

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