ニセコイのネタバレあらすじを全巻まとめ！一条楽が最後に選んだヒロインは？

ニセコイとは2011年に週刊少年ジャンプで連載開始され、2016年に連載終了した王道ラブコメディ漫画です。ヤクザの跡取りである事以外は本当に普通の少年一条楽を中心に、次々と個性豊かな女の子が登場し、波乱万丈な物語が展開されます。

特にとある理由で「嘘の恋人」になった千棘は嵐を呼ぶ様な女の子です。他にも楽の想い人で心優しい小野寺や、許嫁の万理花等、王道ストーリーを彩る個性豊かなキャラクターが次々と出てきて目が離せません。今回はそんな「ニセコイ」全巻のあらすじ、ネタバレを最後までしていこうとおもいます。

話の始まりは10年前。一条楽はとある１人の少女と結婚の約束をします。その時に将来の約束の証として鍵を少女に渡します。そして高校生になった楽は今でもその時に約束として取り交わしたペンダントを大切に持っています。そんな時、マフィアの１人娘桐崎千棘が転校してきます。

そして、ヤクザの跡取り息子の楽と千棘は２つの組織の平和を維持する為に偽物の恋人を演じることになってしまいます。こうして「ニセコイ」のお話は幕を開けます。

本作「ニセコイ」の主人公の高校生です。地元では名の知れたヤクザ「集英組」の組長の一人息子です。彼は１０年前に天駒高原で知り合った少女と「ザクシャ・イン・ラブ（愛を永遠に）」の言葉と共に大人になったらこの鍵でペンダントを開け、中に入っているものを取り出して結婚しよう、という約束を交わしました。ペンダントは楽が持っており、鍵はその該当する少女が持っています。

ところが、楽はなんとその出来事は覚えているものの肝心な少女の顔も名前も最後まで思い出せません。そして中学の頃からのクラスメイトである小野寺小咲の事が好きですが、何も伝えられないまま高校生になり、そしてそのペンダントの約束の事も最後まで忘れかけています。

「ニセコイ」のヒロインの１人で楽の「ニセの恋人」を演じる事になる女の子です。長い金髪に頭の上の赤いリボンがトレードマークで、このリボンには千棘の母とのエピソードが込められています。性格は勝気で男まさりですぐに暴力に走る所がありますが、本当は優しい性格をしています。最初は楽とは犬猿の仲であり、衝突ばかりしていましたが、多くを共に過ごすに連れて次第に２人の距離は縮まって行きます。

千棘は幼い頃身につけていた日記に挟まっていた鍵を持っていて、「ザクシャ・イン・ラブ」の言葉と約束を交わした記憶はあります。ですが、それが誰だか思い出していません。その事とは別にしても千棘は楽の事を次第に意識していくようになり「好き」と自分でも認識していきます。

「ニセコイ」ヒロインの１人で、左側の髪の毛が長いというアシンメトリーな髪型が印象的な女の子です。清楚で大人しそうな雰囲気の彼女は千棘とは正反対なタイプのヒロインです。楽とは中学生の頃からのクラスメイトで実は想いを寄せています。楽も小野寺のことが好きで、２人は両片想いの関係でした。

小野寺も実は鍵の所有者です。男の子から鍵を貰ったこと、そしてその男の子は楽と同じペンダントをしていた事を覚えてはいますが、肝心の顔などは最後まで覚えていません。ですが、約束をした男の子が楽だといいのに…と密かに思っています。小野寺は何度か楽に告白をしようと試みていますが、その度にありえない邪魔が入ったり楽が何故か寝ていたりと告白は未遂のままになっています。

万理花も「ニセコイ」のヒロインの１人で、楽の婚約者として登場する女の子です。万理花はかなり積極的な性格の女の子で、楽に対して好意を隠しません。ですが当の本人、楽はあまり乗り気ではないようです。そして万理花もまた同じ鍵を持っています。

実は身体が弱い万理花は幼少の頃、山の療養所で楽と過ごしたことがあるようです。ですがそれだけしか万理花も最後まで記憶はありません。ですが、鍵を持っている、婚約者という事で有力な候補者である事は間違いありません。

ニセコイは全巻で25巻まであります。最後までドタバタなラブコメディを繰り広げながら切ないシーンや思わず赤面してしまうシーンなどとても上手に盛り込まれており、読み始めたが最後、全巻読んでしまった人も多いそうです。そんなニセコイを全巻を通して最後まで解説していきたいとおもいます。

「ニセコイ」のお話のスタートです。ヤクザの跡取り息子の楽と、マフィアの一人娘千棘ですが、２人はなんと同じ地域に住んでいました。その事で周りの人たちも今にも抗争が始まってしまいそうな雰囲気に怯えていました。けれどもその２人が恋人同士になれば抗争なんて無くなります。家族たちは温かく見守ってくれる筈！と信じて２人は偽物の恋人になる事を決めました。

全く性格の合わない楽と千棘。けれども組織の陰謀で初デートをしなければいけなくなりました。２人は組織に見守られ、でも時に命の危険を感じつつもデートをします。が、千棘がチンピラに絡まれ、チンピラと千棘たちのドンパチが始まります。

けれどもそんな千棘を楽は止めます。そして言いました。「勘違いすんなよ！あいつらを庇ってんじゃねぇ！ああいう殴る価値もない奴を殴るって事は自分も同じ土俵の人間だって認める事になるんだよ！」と。ここで楽の意外な一面が見られました。

そんな２人が付き合いだしたのを知ってショックを受けたのは小野寺です。彼女は楽の想い人であると同時に両片想い同士でもあったのです。その事に悩む小野寺。けれど、友人のるりは言います。「相手に好きな人がいるからってアタックしちゃいけない決まりなんてないんだよ？」と。小野寺は勇気を出して楽に告白しに行きますが…どうなるのでしょうか。

３巻で初登場した千棘の付き人、鶫ですが、実は女の子でした。けれども千棘を守るために女性である事を捨てたのだそうです。そしてこの３巻は風邪を引いてしまった楽に、千棘と小野寺がおじやを作りに来てくれたり、林間学校、肝試しなど美味しいシーンが沢山あります。

林間学校では楽と小野寺がペアになったりと少しだけ距離が近づいた２人。そんな２人の前に新たなキャラクターが登場します。それは、もう１人の鍵の所有者。橘万理花です。彼女は楽の婚約者だというのです。そんなてんやわんやの４巻ですが、楽と千棘に進展があります。

なんと雨の日に偶然相合傘をする事になった楽と千棘ですが、そこでもやはりいつもの口喧嘩が始まってしまいます。でも雷が鳴ると怖くて楽に擦り寄ってしまう千棘です。そして千棘が言います。「…まあ、でも最近はこのニセモノの恋人ってのも案外悪くないかもって気してるけど」と。しかし次の瞬間にはなんてね、と茶化してしまう千棘なのでした。

万理花という許嫁が登場した事によって更に賑やかになる楽の周りです。「私は楽様を愛しているか？答えはYES！」嘘発見器を使ってこんなことをする万理花に楽もタジタジです。そして他にも楽が小野寺の家にアルバイトに行き、台風のおかげで家に帰れなくなり２人きりで夜を明かすことになるなどイベントも目白押しです。

そして6巻ではついに千棘が自分の気持ちに気付きます。文化祭の季節になり、楽達は恋愛モノ演劇の定番「ロミオとジュリエット」が出し物に決まります。そして主演の２人は楽と小野寺に！けれど小野寺は頑張りすぎて倒れてしまいます。頼みの綱は千棘のみですが、２人はマジ喧嘩中だったりします。けれども結局千棘が演じる事になります。

そしてそんな中気づくのです。「…こいつにーー恋をしているんだ」と。そのモノローグに被せて「愛していますわ、ロミオ様」という演出がとても良い名シーンです。そしてここから千棘のニセコイが本当の恋に変わります。

ニセコイ7巻・8巻は冬ならではのイベントが目白押しです。ですが甘いストーリーでもあるのかと思いきや、千棘は母が帰って来るという事で暗い顔をしていました。そして恋人として挨拶に行った楽はなんと千棘の母の秘書として働くことになってしまったのです。

千棘は母は仕事人間で怖くて厳格な性格、そして千棘よりも仕事の方が大切だと思っていました。けれどもそれは母も一緒で「自分は嫌われている」と思っていたのです。２人の想いが通じ合って抱きしめ合いながら大泣きするシーンは感動する人が続出しました。

そしてバレンタイン。小野寺は見た目は満点、でも味は落第点という料理が上手いのか下手なのかわからない女の子です。けれど、今回は珍しく全てがパーフェクトなチョコができました。それを楽に渡しますが、楽に「もしかして本命？！」と言われた為「義理です！」と言ってしまいます。ここで本命です！と言えれば全てパーフェクトでした。

9巻では小野寺の妹が登場します。名前は春といい、顔はお姉さんとそっくりですが、性格は活発な女の子です。ちなみに春と楽の出会いは最悪で、出会い頭にパンツを見られた事により楽のことを嫌っています。けれども、怪我をしそうになった所を楽に助けられた事により心惹かれて行きます。姉妹で好みが似ているようですね。

10巻は楽の友人「集」にスポットが当てられます。担任のキョーコ先生が寿退社する事が決まりますが、集の様子がなんだか変なのです。楽が理由を聞いてみるとどうやら集はキョーコ先生に片想いをしていました。楽に相談する集ですが、好きなのに無理に大人のふりをして諦めなくていい、今ここで大人になる必要はないと結論が出ます。男の友情が詰まった巻でした。

ニセコイ11巻ではなんと楽が記憶喪失になってしまいます。楽の記憶を取り戻すために皆でなんとかしようとしますが中々うまくいきません。ここで千棘の名台詞が出ます。

楽と昔会った事があるとわかって運命みたいでドキドキしていた事。でも、「自分が約束の女の子じゃなくてもいいから思い出せ！！ばかもやし！！あんたのニセモノの恋人であんたの嫌いな女の子！そして…わたしはあんたにとってなんだったの…」と。千棘の想いが爆発した巻でした。

12巻では季節が一周して２回目の夏がやってきます。初めて会った時と違う皆の距離感にドキドキしてしまいます。今回は「力を弱める抑制剤」を食べてしまった鶫にスポットが当たります。力が出なくなり、千棘を守れなくなってしまった鶫は落ち込みます。でも、千棘のただのボディガードとして側にいてもらっている訳じゃない、鶫がいないと寂しい！という言葉が胸に刺さります。２人の友情が再確認できるお話です。

この巻は小野寺の妹、春がメインになります。花火大会で迷子になってしまった楽と春は2人で夜店を周ります。そんな時に春は大嫌いだった筈の楽の事が好きなのではないかと自覚し始めます。そして自分を助けてくれた探していた王子様が楽なのではないか？と考え出します。また1人の女の子の恋が動き出しそうな予感の巻です。

14巻ではまたも新たに鍵を持っている女の子が登場します。それは楽が姉と慕っている幼馴染の羽です。その上、楽の高校の担任＆居候が決定し、一波乱起きそうな展開です。この巻では、小野寺が本気で進路を考える回もあり、季節がゆっくりと、でも確実に進んでいる事がわかる色々と考えさせられるお話となっています。

15巻は「ライバル宣言」という回があり、新たに参入した羽のキャラが光ります。羽が登場した事により、10年前の出来事がグッと進んでいくかなり重要な巻です。そして、小野寺の強さが魅力的な巻でもあります。羽のライバル宣言に「負けないよ！どんなに凄い人が相手でも、わたしだって一条くんの事好きだから！」と成長した彼女の姿が見られます。これからの展開が楽しみな巻です。

16巻では千棘にそっくりなとある王国の王女と出会ったり、千棘の組織のお騒がせ発明品に振り回されたりのコメディ色が強い巻です。数話をまたいでの王女様のお話はかなり人気があったお話だそうですので、楽を巡っての女同士の戦いの気分転換になりそうなお話です。

17巻では小野寺と楽の関係がまた少し動きます。なんと小野寺と楽の２人きりの旅行回なのです！というとかなりドキドキしますが、名目はアルバイトで、そのお礼として一泊するという事のようですが、２人が同じお部屋に「お泊まり」というだけ色々と想像してしまいます。そして小野寺の初恋の人が楽だと判明するかも？というドキドキ回です。

前巻に引き続き京都が舞台の18巻。修学旅行編です。楽たちはパワースポットとして人気のお寺に行くのですが、そこには当たれば恋愛成就すると言われる弓矢があります。楽を狙っている女の子達から弓矢を当ててやろうと狙われる楽が少しかわいそうなお話です。そして千棘との関係にも少しだけ進展がありそうです。

ニセコイの関係に終わりが？という19巻です。理由は千棘が引越しをする事になるからです。引っ越すことが嫌な千棘は1人でもこの場所に残ると言い出しますが、その為に家に監禁されてしまいます。楽は引越しを取りやめさせる為に奮闘し、結局引越しは取りやめになります。千棘は楽にどうしてそこまでしてくれたの？と問いますが、楽は「それはオレがお前の事を…親友だと思ってるって事か」と答えます。鈍感な楽です。

20巻は孤島で遭難した万理花と楽、途中で万理花が体調を崩してしまいます。初日の出を見に行く計画をしていた楽達ですが、万理花の体調を気遣って止めようとしますが、万理花の気迫に折れてしまいます。「楽様が楽様でいてくれた。今の私があるのは楽様のおかげです」と告白する万理花。自分の事をこんなに想ってくれる彼女に対して楽はこのままの態度でいいのかと悩みます。色々と物語が進みそうな予感のする巻です。

21巻では楽に対しての万理花の真剣な想いがクローズアップされる巻です。バレンタイン当日、今年は皆んな楽に素直にチョコを渡せました。ですが、万理花は体調を崩して学校を休んでいました。しかし、楽にチョコを渡す為に学校にやって来た万理花は楽にこう言います。「楽様、私ではやっぱりダメですか？何があっても一生愛し続けます。だから、どうか」万理花の覚悟は楽に届くのか気になる21巻です。

万理花が必死なのには理由がありました。親が決めた相手との結婚が決まってしまっていたのです。結婚式が始まり、誓いのキス目前に楽が乱入します。でもそれは万理花への「愛」ではなく「友情」の為にやった事だとはっきりと告げる楽です。

色々と波乱がありましたが、物語は終息へと向かって伏線を回収していきます。そして遂に楽が自分の気持ちに気づいた23巻です。そして24巻で小野寺と千棘は楽に告白する事を決めます。しかし、小野寺と好きな人が一緒だと知った千棘はみんなの前から姿を消しました。

最終回はなんと10年前の出来事の回想シーンが描かれます。そうです。楽が誰に約束の鍵を渡したかがやっと判明するのです。ネタバレとしては、楽、千棘、小野寺、万理花たちは千棘の屋敷に集まって遊んでいました。

そして時はすぐに過ぎ、帰らなくてはいけない時間になってしまいます。そこで、別れの惜しさから将来また会おうという意味を込め、そして約束としてペンダントと鍵を用意します。もちろん運命の鍵を誰が持つのか決めるのは楽でした。

そして話の中で、それぞれの曖昧だった記憶が明らかになり始めます。そして遂に鍵の持ち主が誰で、楽が誰の事を好きであったのかが判明するのです。その相手というのは小野寺でした。楽が小野寺を好きである事、そして小野寺も楽の事を好きであることを知った千棘は１人で姿をくらましてしまいます。そして思い出の場所、天駒高原へと向かいました。そんな千棘を追う楽と小野寺達。

そんな中、万理花が動きます。楽に告白するのです。ですが楽は「お前と友達になれて良かった」とはっきりと告白を断ります。一方でそれぞれの昔の記憶と向き合おうとする小野寺と千棘です。うっすらと思い出しかけている記憶を頼りに楽が本当の鍵を渡した相手の事を考えます。そして遂にどういった経緯で誰が本当の鍵を持っているのかが判明します。

ニセコイの最大の謎であった本当の鍵の在りか。その鍵を持っていたのは小野寺小咲である事が遂に判明しました。ネタバレとしては、10年前、楽は万理花と千棘に鍵を渡す様に二択を迫られます。

そして千棘を選ぶのです。ですが、後から楽が本当に好きなのは小野寺だと告白するのです。その場面を木陰で聞いていた千棘は楽から受け取った鍵を小野寺に渡しました。そして楽と小野寺は「ザクシャ・イン・ラブ」の誓いを思い出したのでした。そう、本当の鍵を持っていたのはずっと小野寺だったのです。

それでは鍵の本当の持ち主はわかりましたが、小咲と千棘のどちらを楽は最終的に選ぶのでしょうか？

それらの出来事を全て思い出した小野寺と千棘ですが、千棘は鍵を持っていたのが自分ではなかったと泣き崩れます。その時小野寺は何故こんなにも千棘が泣いているのかを察します。千棘は自分が鍵の保有者ではなかったショックと共に、10年前と同じ様に自分の気持ちを隠して鍵を譲ろうとしていると。そこで何処かへ行ってしまった千棘と話しをしようと彼女を探します。

千棘を探している最中に楽と合流した小野寺は。ようやく鍵の真実を彼に伝えます。そしてその上で楽の気持ちを確認する事にしました。そこで彼女は楽に鍵の真実を伝えたと共に自分の胸にずっと抱いていた気持ちを楽に告白します。けれど、楽が選んだのはずっと中学の頃から好きだった小野寺ではありませんでした。

実は小野寺は楽の気持ちが自分に向いてない事はもう気づいていたのです。そこで楽の背中を押すことにします。千棘の元へと行く様にと。そして小野寺の後押しで千棘と合流した楽は千棘から告白をされます。

そして本当の気持ちは千棘へと向いていると確信した楽は千棘の告白を受け入れるのでした。楽が好きなのは小野寺で、鍵を持っていたのも、結婚の約束をしていたのも小野寺でした。でも、結局楽が選んだのは小野寺ではなく千棘だったのです。

ずっと一緒にいたならともかく、約束をしたのは10年も前の事です。その間に色々な出会い、出来事があります。そんな状態で顔も名前も覚えていない女の子の事を思い続けるというのは難しいことです。結局楽は千棘と出会った事で、大好きだった筈の小野寺よりも千棘に大きく心を動かされていたのでした。

この結末にはファンの間でも連載終了後に色々な意見が飛び交いましたが、結局無理やり10年前の約束を守らせることで小野寺と結ばれたとしても楽も小野寺も不幸になる未来かもしれないという事、それは誰にもわかりませんが、この結末で良かったのでは…とファンの間では納得している様です。何故なら、小野寺がそう思って行動して納得しているのならそれが一番だとの事だそうです。

小野寺はパティシエとなり、楽と千棘の結婚式用のケーキを作ります。この展開に関してもラスト同様、読者から賛否両論の意見がありました。ですが、オマケ漫画で、どうやら小野寺は別の男性と結婚し、しかも子供もいる様な姿が描かれています。ですので、小野寺も迷い苦しみながらも幸せを掴んだのだと思われています。

万理花は最終回でお見合いをする様子が描かれました。ですが相手は誰か明確にされていません。この相手に関しては、連載終了当時に話題になりましたが、どうやら人気投票でたくさん彼女の為に貢献した実際のファンでは？と噂されています。もしそうだとするとファンの方まで万理花同様救われるという声が多数聞かれています。粋な事をしてくれます。

ニセコイは、ラブコメとしては少年ジャンプ最長連載となりました。そして、一条楽はあまりにも酷い鈍感さで告白中断など、客観的に見ると最終的に色々なヒロインを傷つけたとファンの間で言われています。そんなニセコイのおまけ漫画にも賛否両論の声が上がっているようです。

ニセコイを全巻読んだ方はすぐにピンと来るであろう名前と容姿。そう彼女は楽にフラれた１人の女の子小野寺の娘のようです。弥柳という人と結婚した小野寺は自分そっくりの娘がいるようです。そして彼女は母と同じ凡矢理高校へと進学し、新しい出会いに心を踊らせています。

そこに登場するのが、これまたニセコイを全巻読んだ方ならばすぐに予想がつくであろう男の子、一条伯です。そう、母親譲りの髪の色と父親譲りの外見を持った彼は楽と千棘の息子です。動物に好かれない体質は両親譲りのようです。偶然、両親が学びやとした高校で出会った２人はこれからどんな高校生活を送るのかが話題になっています。

全巻読み終わったファンの方からはニセコイの最後について様々な意見が交わされて来ました。このおまけもその一つです。

ここまで全巻のあらすじを駆け足で紹介して来ました。ではニセコイを全巻又は最後まで読まれた読者の感想や評価を見てみましょう。

やっぱり最後は泣いてしまったという感想です。感想を言いたくて仕方ないほど良い最終回だったそうです。

24巻と、本誌での最終回を読み終えた感想です。最後まで読み終わっての感想はいい漫画だったとの事です。

ここまでニセコイの全巻のあらすじを紹介してきましたが、最後はなんとも言えない気持ちになったファンが多いようです。そして全巻を通して人気のあった小野寺に幸せになって欲しいと考えて描かれたであろう最後のおまけも賛否両論を呼んでいます。ですが、全巻を通して最後まで読まれた方にはなんとも言えない甘酸っぱい気持ちが残った名作だと言われています。