進撃の巨人のループ説は確定?理由・裏付ける根拠や否定説もネタバレ考察

進撃の巨人はループ漫画なのでは?というループ説が浮上し、ループ説の確定派と否定派で意見が割れ話題を呼んでいます。進撃の巨人には数々の謎な描写などがありループ説が濃厚で否定しにくいほどです。そして進撃の巨人の作者が告白?進撃の巨人はあるゲームのパクって作られたと公式で発表しているのです。この記事ではループ説に関係が深い登場人物、時系列でまとめたあらすじ、ループ説の確定と否定のそれぞれの根拠を順に紹介していきます。ネタバレを含みますので、これからご覧になる方はご注意ください。

進撃の巨人のループ説は確定?理由・裏付ける根拠や否定説もネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人のループ説の真相に迫る!
  2. 進撃の巨人の登場人物について
  3. 進撃の巨人のあらすじについて
  4. 進撃の巨人のループ説は確定?その理由や根拠をネタバレ考察!
  5. 進撃の巨人のループ説は確定じゃない?否定説をネタバレ考察!
  6. 進撃の巨人のループ説についてまとめ!

進撃の巨人のループ説の真相に迫る!

この記事では、進撃の巨人のループ説の確定と否定の情報について紹介していきます。その上で、ループ説に関係がある主な登場人物と時系列であらすじをネタバレします。そして、ループ説の確定派と否定派に分けて順にまとめてあります。

TVアニメ「進撃の巨人」公式サイト

進撃の巨人の登場人物について

本来、重要な登場人物は多くいます。この記事ではループ説についてご紹介しますので、関わりの近いものだけ簡単にご紹介しています。ネタバレも含んでいますので、これからご覧になる方はご注意してください。

エレン・イェーガー

進撃の巨人の主人公であり、調査兵団の兵士です。9つの巨人の内、進撃の巨人、始祖の巨人、戦鎚の巨人の3つを保有する巨人能力者です。母を巨人に捕食され、実の父親が打った注射によって巨人化し、その父を捕食します。そして、継承した巨人の記憶から世界の真実を知っていきます。

ミカサ・アッカーマン

この進撃の巨人のループ説で最も重要視されている人物です。104期生で最強の兵士であり、東洋人の末裔です。エルディア人ではないので巨人化はできません。この記事ではこのミカサがループしてエレンやアルミンなど重要な人物を死なないようにしていると考察しています。謎な発言や頭痛など隠された秘密を持っていると思われます。

アルミン・アルレルト

エレンやミカサと同じく104期生の調査兵団の兵士です。頭脳明晰でエルヴィン団長以上の作戦・指揮能力があります。アルミンも9つの内の1つである超大型巨人の巨人能力者です。巨人能力はベルトルトを捕食し手に入れています。

グリシャ・イェーガー

エレンとジークの父親であり、シガンシナ区の医者です。マーレ大陸の生まれで、エルディア復権派のメンバーです。クルーガーから進撃の巨人を受け継ぎ、王家の子孫のダイナ・フリッツと結婚します。そして、王家の持っていた始祖の巨人を手に入れ壁内に侵入し、エレンの母と結婚しエレンが生まれます。

エレン・クルーガー

マーレ政府に潜り込んでいたスパイでフクロウと呼ばれていた男です。エルディア復権派を指揮していて、グリシャにとって命の恩人となります。進撃の巨人の継承者であり、グリシャに継承させます。グリシャに未来の誰かの記憶で世界を変えるため使命を与えます。

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進撃の巨人のあらすじについて

進撃の巨人を時系列であらすじをネタバレ

2000年以上前:2000年以上も歴史のある王家が世界を統治しています。1800年以上前:エルディア帝国が勢力拡大します。エルディア人の始祖ユミル・フリッツ王は大地の悪魔と契約して、巨人の力を手に入れています。ユミル・フリッツ王は巨人の力を使い、荒地を耕し道を作り橋をかけていきます。そして、巨人の力で国を豊かにし、エルディア人に富をもたらしてエルディア帝国を築き上げたのです。

ユミル・フリッツ王の死後、巨人を9つの巨人の魂に分散し、エルディア帝国は古代大国マーレを滅ぼし、大陸の支配者となったのです。ユミルの民(エルディア人)は、それ以降1700年間に渡って他の民族を弾圧しています。1700年後、勢力拡大し続けるエルディア帝国はマーレの民による内部工作により内戦が始まってしまいます。

そして帝国は弱体してしまい、エルディア帝国が保有していた9つの巨人の内、7つもの巨人がマーレの手に渡ってしまったのです。それにより巨人大戦が起こりエルディア帝国は滅亡の危機に追いやられます。743年前後:平和を臨み、戦いを放棄した145代カール・フリッツ王はパラディ島に三重の城壁を築き上げます。そして、一部の国民を引き連れて壁内に逃げ込み、身を守るため城に篭(こも)ってしまいます。

マーレは巨人を使い、壁外に残っていたエルディア人を巨人に食わせていきます。777~780年頃:シガンシナ区にて巨人を崇める者たち信奉者によって門が開かれてしまい、巨人の侵入を許してしまいます。だが、技術者アルヘルによって立体機動装置の試作装置を使用して巨人の支配は免れたのです。780~790年:技術者アンヘル、ゼノフォンらによって立体機動装置が開発され、キュクロが巨人を初討伐に成功します。

その結果、巨人の弱点はうなじにあることを突き止めます。およそ60年前:ユミル(104期生)はマーレ政府から楽園送りになり、壁外を無垢な巨人なり彷徨い続けます。(楽園送りとは、マーレ政府が楽園を築くための生贄として無垢な巨人にする注射をエルディア人に打ち、壁内に突進させる罰のことです。これにより壁内からすると南にあるマーレ政府から巨人が進撃してくると話が繋がります。)

およそ810年頃:グリシャ・イェーガー幼少期にグリシャの妹フェイがマーレ政府に殺害されてしまいます。およそ820年頃:18歳となったグリシャはエルディア復権派メンバーに加わり活動していきます。王家の末裔であるダイナ・フリッツと出会うことになります。19歳になったグリシャはダイナ・フリッツと結婚し王家の血を引く息子ジーク・イェーガーが誕生します。

832年:ジークはグリシャとダイナによりマーレの戦士として遣わされることになります。(マーレの戦士は5〜7歳ほどの男女から選ばれる)ジークが7歳となった時、自身の命と祖父母の身を守るために父グリシャと母ダイナをマーレ政府に密告してしまいます。その結果、グリシャたちエルディア復権派は、城壁のあるパラディ島へ楽園送りにされ無垢の巨人にされてしまいます。

マーレ政府内通者フクロウ(本名:エレン・クルーガー)は9つの巨人の一つ進撃の巨人を宿しています。グリシャはクルーガーから進撃の巨人を継承することになります。そしてクルーガーとの対話で明らかになったことは9つの巨人の力を宿したものは13年の寿命になることが判明します。全てのエルディア人を繋ぐ道は全て座標(始祖の巨人)で交わっていることです。

そして、145代フリッツ王は始祖の巨人と不戦の契りを交わし、エルディアの民を道連れに滅亡を望んでいたことです。それからウォール・マリア壁門の付近でグリシャとキースが出会い、グリシャは医者として壁内に定住することになります。シガンシナ区にて流行病が発生し、多数の死者が出るがグリシャが対処法を見つけたため、カルラとその両親・ハンネスの妻など多くの人々を救います。その後、グリシャとカルラは結婚します。

およそ835年頃:エレン、ミカサ、アルミン、ヒストリア、ジャン、コニーが誕生します。842年ジーク・イェーガーが獣の巨人を継承します。この時おそらく17歳でここから余命13年となります。843年:ライナー・ブラウンが鎧の巨人を継承します。その頃、エレンとアルミンはアルミンのもつ外の世界の本を読んでいます。844年:ミカサが東洋一族に伝わる一族の印が入った刺青(タトゥー)を彫られます。

その後、強盗にミカサの両親は殺害され、ミカサは誘拐されます。エレンが父グリシャに連れられアッカーマン家へ行き、ミカサとエレンで強盗犯たちを殺害します。エレンがミカサにマフラを巻いてあげ、身寄りのなくなったミカサはイェーガー家に引き取られたのです。同時期にリヴァイは地下街から調査兵団に入団します。

845年:無垢な巨人となっていたユミルはライナー、ベルトルト、アニの仲間である顎の巨人の能力者のマルセルを捕食して人間の姿に戻ることができたのです。その頃、グリシャはエレンに地下室を見せると約束し診察のためウォール・シーナへ出向きます。その後、シガンシナ区に超大型巨人が現れます。壁を破り、空いた穴から無垢な巨人が壁内に侵入します。

この時、エレンの母カルラはエレンたちを庇い巨人に捕食されてしまったのです。鎧の巨人によってウォール・マリアの門が破壊され、エレンたちは船でシガンシナ区を脱出しトロスト区へ避難します。これによりウォール・マリアは巨人に占拠されてしまったのです。その後、グリシャがエレンに地下室の鍵を託します。そして、エレンに巨人化の注射を打ち、グリシャが持っていた進撃の巨人の能力を自身を捕食させて継承させたのです。

ヒストリアは父ロッド・レイスと会ったところで母を中央憲兵に殺害されてしまいます。それ以降ヒストリアは名を変えクリスタ・レンズとして生きていきます。846年:壁内の王政府はウォール・マリア奪還作戦を展開するも人口の2割が命を落とすことになったのです。847年:エレンらは開拓地から104期訓練兵団に入団します。848年:調査兵団が第34回壁外調査を実施します。

イルゼが言葉を話す巨人と遭遇しますが、詳細を手帳に記して命を落とします。849年:リヴァイがイルゼの手帳を発見します。850年:第104期訓練兵団解散式および訓練兵を卒業します。エレンたちが固定法整備中に突如m超大型巨人が現れます。トロスト区の壁門に穴を開けられてしまい、またも巨人が侵入します。エレンはアルミンを庇い巨人に捕食されてしまいます。そこで、エレンは進撃の巨人に巨人化します。

巨人化により駐屯兵に取り囲まれるエレンはピクシス司令とアルミンの提案に救われます。そして、トロスト区奪還作戦を開始します。エレンの巨人化と兵士のサポートにより壁門の穴は大岩で防ぐことに成功します。その後、エレンたちの窮地をリヴァイ兵長が救出してくれます。軍法会議で調査兵団と憲兵団による審議が開かれ、エレンの身柄はリヴァイのいる調査兵団に引き渡されます。

そして成績上位10名もアニ以外は残り全員が調査兵団に入団します。アニは憲兵団に入団します。それから1ヶ月後、第57回壁外調査を実施し、カラネス区より出動します。調査中に女型の巨人の襲撃にあいます。死闘の末に生け捕りに成功するも女型の巨人は無垢な巨人を呼びつけ、その巨人たちに自身を食わせて消滅します。しかし、女型の巨人はまた現れリヴァイ班をリヴァイとエレン以外を全滅させます。

エレンは巨人化し、女型の巨人と戦闘するが敗北し、連れ去られかけます。だが、リヴァイとミカサによりエレンを奪還します。その後、ウォール・ローゼに帰還します。アルミンの推測によって、女型の巨人の正体が104期生のアニ・レオンハートであると浮上します。ストヘス区でアニの陽動作戦に出るも見破られてしまい、アニは巨人化し逃亡を図ります。

エレンの巨人化とミカサで女型の巨人を捉えることができたが、アニは自分の体を守るように結晶化します。その後、ユトピア区に運ばれ、アニが破壊した壁から巨人が露出することにより、壁は巨人たちを材料に作られていたことが判明したのです。巨人がウォールローゼに現れて9時間後、エルヴィン率いる調査兵団は壁外へ出ています。コニーは故郷のラガゴ村に到着するも住人はおらず、手足の細い巨人を発見します。

11時間後、調査兵団は周辺住人を避難させ、ウトガルド城にて休息を取るも夜間に関わらず、獣の巨人や複数の巨人らに襲撃されてしまいます。その後、獣の巨人は姿を消します。12時間後、ウォール・ローゼ内に巨人が発生したことがエルヴィン団長の耳に入ります。20時間後、ユミルが巨人化し無垢な巨人たちと交戦します。調査兵団はウォール・ローゼに一時避難します。

その後、ライナーはエレンに自分たちの正体を明かし、エレンがこっちに来れば戦いは起きないと誘い同行を求めます。ミカサがライナーとベルトルトに攻撃するも鎧の巨人(ライナー)、超大型巨人(ベルトルト)に巨人化され、エレンは交戦するも敗北しユミルと共に連れ去られてしまったのです。調査兵団は憲兵団と共にエレン奪還作戦を開始しますライナーたちは巨大樹の森で休息を取ります。

エレンは意識が戻り、ライナーの精神分裂と獣の巨人の目的、敵の正体の重要な会話を耳にすることができます。エルヴィン団長率いる兵団が巨大樹に到着するもユミルがライナーたちと共闘し、ヒストリアを誘拐します。鎧の巨人を足止めし、兵団はエレンの奪還に成功します。しかし、巨人の猛攻により、エルヴィンは右腕を失い、ハンネスはカルラ・イーターに捕食されてしまったのです。

そして、巨人に追い詰められたエレンは覚醒し、座標の力を発動し巨人を操れることが発覚します。兵団は大量の犠牲を出し、ウォール・ローゼに帰還します。ライナーたちはシガンシナ区、ウォール・マリアに移りユミルを連れてライナーたちの故郷へ行き、それ以降は消息不明となります。エレンたち104期から新生リヴァイ班が結成され山奥の小屋に潜伏します。

エレンが硬質化の実験でウォール・マリアを塞ぐ方針を固めるも実験は失敗します。反乱を起こすためエルヴィンは王都へ、リヴァイ班は隠れ家より合流地点へ移動開始します。リーブス商会は中央憲兵の命令によりヒストリアとエレンを誘拐するがアルミンとジャンがなりすましていたので失敗します。リヴァイの交渉によりリーブス商会は寝返って、中央憲兵のサネスとラルフを拉致し拷問します。

サネスの口から、本当の王家はレイス家であることを知らされます。壁内の最高指導者ロッド・レイスの居場所を探るため、リーブス会長はエレンとヒストリアを囮に中央憲兵に接触するが、中央憲兵とケニー・アッカーマンにより殺害されてしまったのです。エレンとヒストリアは誘拐され、エルヴィンはリーブス会長殺害の濡れ衣を着せられ憲兵団に拘束されることになり、調査兵団は活動停止されてしまいます。

エレンを追跡するリヴァイ班とケニー率いる対人の立体機動部隊と交戦する事になります。誘拐されたエレンとヒストリアはロッド・レイスと対面します。調査兵団のハンジは新聞社に取材を依頼し、マルロとヒッチの協力を得て、リヴァイ班が中央憲兵の根城を制圧します。そして調査兵団の免罪を晴らすことができます。レイス家の礼拝堂にてエレンの中にある父グリシャの記憶が呼び起こされます。

そして、父グリシャがレイス家を襲っていたことを知ったのです。リヴァイ班は礼拝堂で対人部隊と戦闘しエレンを奪還します。だが、ロッド・レイスが巨人化してしまいます。エレンはヨロイブラウンと書いてある巨人薬を飲み込み、硬質化に成功します。ロッドとの戦いは見事ヒストリアが仕留めます。その後、リヴァイはケニーの死を見届けてケニーから巨人化の薬を受け取ります。ヒストリア(クリスタ)は正式に壁内の王となります。

エレンは記憶の中で調査兵団の男が訓練兵時代のキース・ジャーディス教官だったことを思い出し、キースからグリシャが壁外から来た人間ということを知らされます。その後、調査兵団はシガンシナ区、ウォール・マリア最終奪還作戦を開始します。エレンの硬質化によってシガンシナ区の外門の穴は塞ぐ事に成功します。シガンシナ区に潜伏していたライナーたちは二手に分かれて巨人を引き連れます。

調査兵団は新兵器の雷槍で鎧の巨人に攻撃を与えるも脳機能の移行によって復活してしまいます。ここでライナーの回想からマルコの死の真相を判明します。ベルトルトの超大型巨人の爆風によりシガンシナ区側のハンジらを含めた調査兵団は壊滅してしまいます。一方、ウォール・マリアも、獣の巨人の投石攻撃で壊滅状態に陥っていたのです。エルヴィン団長とマルロらの新兵が囮となり、リヴァイが獣の巨人を打ち取る作戦に出たのです。

獣の巨人の投石攻撃によってエルヴィンは致命傷を追い、新兵もほぼ壊滅したが囮として役割を全うします。リヴァイは獣の巨人を切り裂いてジーク戦士長を引きずり出すも四足歩行の車力の巨人に奪われ、ジークと車力の巨人は撤退し、リヴァイが追跡します。シガンシナ区ではアルミンの提案でミカサ、ジャン、コニー、サシャたちで鎧の巨人を引きつけ、アルミンとエレンで超大型巨人を倒す作戦を遂行します。

生存していたハンジも加わりライナーを吹き飛ばす事に成功します。一方、アルミンとエレンはアルミンが囮となり、超大型巨人を熱蒸気で消耗させます。エレンは硬質化した後に人間の姿に戻り、うなじからベルトルトを引きずり出します。アルミンは熱蒸気により黒焦げとなって60mの高さから落下し致命傷を負います。エレンはジーク戦士長と遭遇し、ジークはグリシャが自分の父でもあり、グリシャに洗脳された被害者と告げます。

その後、瀕死のライナーを奪還し撤退していきます。そして、ケリーから託された巨人化の注射薬を瀕死のエルヴィンとアルミンのどちらの命を助けるか選択を迫れます。結果、エルヴィンは亡くなり、アルミンを巨人化させてベルトルトを捕食させます。そして、アルミンが超大型巨人の能力者となったのです。ウォール・マリアを奪還後、エレンたちはグリシャに託された鍵を使い、イェーガー家の地下室に行きます。

グリシャの3冊(グリシャ・イェーガーの半生、巨人と知りうる歴史のすべて、壁外の世界の情報)の手記とグリシャ、ダイナ、ジークの家族写真を発見します。エレン、ミカサは兵規違反により懲罰房へ入れられてしまいます。その後、エレンはグリシャの記憶を辿り壁の外で何があったのかを知る事になります。2人は解放され、ユミルの手紙をヒストリアへ渡します。トロスト区で御前会議が行われ壁外情勢についてハンジが語ります。

壁の王は100年前に巨人を使い三重の壁を築き上げ、巨人の力で民衆の記憶を改ざんしていた事、巨人の正体は人間であり、壁内の人類はユミルの民(エルディア人)の末裔である事、壁外の人類はユミルの民を悪魔の民族と称して、敵は侵攻を開始している事を公表します。そして、ウォール・マリア奪還戦で勝利を導いた9名の兵士は勲章を授与されます。

851年:ウォール・マリアにいた巨人は駆逐され、シガンシナ区の避難民に入植(移住)が許可される。調査兵団は6年ぶりにウォール・マリアの外の世界へ壁外調査を実施します。そして、エレンたちはパラディ島の境界線を越えて、初めて海を見る事になります。854年:舞台は代わりマーレ国側に移ります。つまり敵国の話です。マーレ国はパラディ島での始祖奪還計画(エレン奪還)に失敗した事により弱体化してしまいます。

敵の隣国である中東連合と4年に渡った戦争の末に勝利を収め、講和条約を締結します。他国の軍事技術が進歩した事により、巨人の力は最強とは呼べなくなっていきます。ジークは始祖の巨人を奪還しマーレの国力を安定させるよう提案してきます。戦鎚の巨人を管理してきたタイバー家が始祖奪還までの筋書きの語り手を引き受けます。

戦士候補生のファルコは心的外傷をおった負傷兵のエレンと接触し、エレンの手紙を郵便する手助けをします。その後、ライナーはエレンと4年ぶりに再開するのです。各国の大使、報道陣、マーレ軍の中枢がレベリオ収容区に集結します。そこで、タイバー家当主のヴィリーにより祭事が行われます。ヴィリーの宣戦布告にエレンは巨人化し、レベリオを強襲したのです。

それにより当主ヴィリーは死亡し、ヴィリー妹は戦鎚の巨人として巨人化して、エレンと戦いますが顎の巨人を使って、本体の水晶体を砕かれ捕食されてしまいます。マーレ軍の中枢は壊滅に追い込まれ、エレンは戦鎚の巨人を奪取し、ジークはパラディ島へ亡命していったのです。この時、戦士候補生のガビとファルコが調査兵団の飛行船に乗り込み発砲した銃弾がサシャにあたり、サシャは亡くなります。

調査兵団はレベリオ強襲からパラディ島に帰還し、サシャら8名の葬儀を行います。エレンは地下牢に監禁、政兵権により義勇兵は軟禁、ジークはリヴァイ監視のもとで巨大樹の森へ移送されます。ヒストリアが懐妊(妊娠)した頃、エレンを信奉する者たちによりイェーガー派としてテロを起こし、ザックレー総統が爆殺されてしまいます。その後、エレンらは地下牢から脱走するのです。

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進撃の巨人のループ説は確定?その理由や根拠をネタバレ考察!

「進撃の巨人」ループ説の確定を裏付ける根拠

「進撃の巨人」ループ説の確定を裏付ける根拠は主に5つあります。ループ説確定1:第1巻のエレンとミカサの重大なやりとり、ループ説確定2:ミカサの頭痛と秘密を知っているような発言、ループ説確定3:本編では起こりえない単行本の表紙、ループ説確定4:ループ説に重要な89巻の過去のシーン、ループ説確定5:作者の諫山創先生が告白!「進撃の巨人」はあるゲームをパクって作った?の順で紹介していきます。

「進撃の巨人」ループ説の確定その1:第1巻の重大なやりとり

物語の始まり方にループ要素があります。それは第1話のシーンでエレンが木陰で寝ているところに夢の中のミカサが「いってらっしゃい、エレン」と言っています。そして、目が覚めると目の前にミカサが立っています。エレンは「あれ?ミカサ、お前、髪が伸びてないか?」と言い、ミカサが「そんなに寝ボケるまで熟睡してたの?」と返しています。その夢は長い夢だったが思い出せない。

混乱しながら、なぜかエレンは涙を流していたのです。まず未来ではミカサは短髪です。その錯覚を起こしている夢のミカサから「いってらっしゃい」言われていることから幼少期の現実ミカサから言われているのではなく髪の短い未来のミカサが「いってらっしゃい」と言われていることが考察できます。

そして未来のミカサに送り出されて目が覚めるまで泣いてしまうほど重大な何かがあり、未来で何らかの重大なことが起こり未来のミカサに送り出されて過去に戻ってきたが記憶はなくなってしまったと考えると話が噛み合います。

「進撃の巨人」ループ説の確定その2:ミカサの頭痛と秘密を知っているような発言

最初の頭痛は超大型巨人が襲来し、エレンの母が捕食され、ハンネスに連れられるシーンです。「ああ、またこれか・・」とミカサは言います。その意味は一度は経験があるかのような発言と読み取れます。ひどい頭痛が起きたのは、エレンの母が捕食され、避難している時、巨人に壁を破壊されシガンシナ区で避難できなかった親子を助けた時、巨人との戦闘でガス欠の危機が迫った時、エレンが女型の巨人の口に入れられた時です。

他にも、巨人化したエレンとライナーの戦闘から目を覚ました時、ライナーとベルトルトにエレンが連れ去られたと知らされた時です。主にエレンやアルミン・自分が死ぬ未来への分岐点として頭痛のタイミングに過去へ戻っていると考察できます。そして、ミカサは「この痛みを思い出して、またここから始めなければいけないのか」とループ説の確定するようなセリフを言っています。

他にも「世界は残酷なんだから」とエレンに対して「混乱したら自分のところに来い」、「エレンは私と一緒にいないと早死にする」など世界を知り、世界を変える力がある発言もあります。ミカサは東洋人の末裔であり、ループは東洋人の血に何か秘密があると考察されます。

「進撃の巨人」ループ説の確定その3:本編では起こりえない単行本の表紙

単行本の表紙には、ループ説で失敗してしまった本編にはない世界線を描いていると考えられています。第1巻は、本編通り、第2巻ミカサが巨人を切る(本編:エレン巨人化)、第3巻エレン巨人化により仲間を守る(本編:エレンはうなじから出てきているため不可能)、第4巻仲間たちの姿がベルトルト不在とジャン、マルコ、アニは憲兵団になっていると見られる(本編:全員調査兵団)、第5巻は本編通りです。

第6巻アルミン負傷(本編:アルミンは見逃されます)、第7巻エレンVSアニ(本編:巨人になるのはリヴァイ班が全滅してから)、第8巻アニVSエレン陽動作戦失敗?ミカサが女型に向いていない(本編:ミカサは女型の巨人の肉を削ぎます)、第9巻獣の巨人とエレンとミカサ(本編:獣の巨人と遭遇時にミカサとエレンは不在です。)、第10巻エレンたちと104期生(本編:ユミル巨人化しています)

第11巻エレンVSライナーは本編通りです。第12巻エレンたちをかばうユミルの顎の巨人(本編:守られず「座標の力」を発動する)、第13巻新リヴァイ班のメンバー(本編:エレンとクリスタは拉致されてます)、第14巻バーにいるハンジ、リヴァイ、エルヴィン(本編:3人揃いません)、第15巻傷が治っていないエレン(本編:巨人の力で治癒されます)

第16巻巨人化の注射をするクリスタ(本編:クリスタはロッドの誘いを断り、巨人化しません)、第17巻何かが起きた新リヴァイ班の104期生(本編:コニーの服装が違う)、第18巻壁の上でフードを被っていない調査兵団(本編:作戦が違います)、第19巻エレンたちVSライナー(本編:アルミンは同行していません)、第20巻エルヴィンとリヴァイと獣の巨人(本編:エルヴィンは囮行動をとっています。)

第21巻は本編通り、第22巻は本編通りです、第23巻は本編にはないがおかしな点はないです、第24巻エレンたちがトロスト区に避難している(ライナーたちが侵入して、アニが気を失っていない。)第25巻は本編にはないがおかしな点はないです。

第26巻武器がおかしいリヴァイ班(本編:リヴァイの武器の持ち方が違う、ミカサが雷装を使わない)、第27巻監獄から巨人化しようとするエレン(本編:巨人化すると建物は粉々になってしまっているはず)と最新刊までの表紙を見てきましたが表紙のまま物語が行くとエレンやアルミンが死ぬことになるのでミカサが助けられなかったルートと考察できます。

表紙はループ説、裏表紙には巻ごと黒くなったり消える104期生・成績上位10人のシルエット

単行本の裏に描かれているのは104期生の上位10名のシルエットです。第2巻ではエレンが黒くなり、第5巻ではマルコが死亡したため消えています。水晶の中で眠りについたからか9巻ではアニが消えています。裏切り者と判明したせいか11巻ではライナーとベルトルトが消えています。裏表紙にも何らかの10人の状態を示していることがわかります。

「進撃の巨人」ループ説の確定その4:ループ説に重要な89巻の過去のシーン

進撃の巨人89話での過去のシーンでグリシャに対してクルーガーは、民族たちが背負ってきた真の秘密を明かします。エルディアとマーレの対立構造や巨人の力について説明しています。クルーガーは過去にいながら未来の知り得ない記憶を併せ持っているのかがループ説のキーワードとなります。エルディアもマーレも兵器として巨人の力を利用していたことです。「始祖の巨人がマーレに渡れば収容区のエルディア人は用済みになる。

大陸だろうが島だろうがエルディア人は終わり」とクルーがは言っています。そこからエルディア人は単なる巨人の材料として道具扱いされていることがわかります。マーレが始祖の巨人を手にすると、無垢の巨人(知性のない巨人)を自由に操ることができます。その結果、エルディア人を巨人化させ、島に放つ必要がなくなるのです。「古来よりエルディア人は無垢な巨人を安価な破壊兵器として利用した」ともクルーガーは言っています。

かつてエルディアが破壊兵器として利用していたのはマーレ人の無垢の巨人の可能性もあったのです。2つの民族は昔から現在まで、立場が変わっても同じことを続けてきています。「ミカサやアルミンを助けたいなら」とクルーガーが未来の記憶を代弁します。そして「壁の中に侵入したら、人を愛せ、さもないと同じ歴史、同じ過ちを再び繰り返す、使命を全うしろ」とクルーガーは忠告してきたのです。

その直後、ミカサとアルミンのまだ存在する知り得ない2人の名を挙げているのです。自分の言ってることが誰の記憶によるものなのか混乱しているようです。ユミルの民は始祖の巨人を通じ、時空を超えて記憶が繋がり、未来のミカサとアルミンを知る者からクルーガーへ伝わったのです。

クルーガーの忠告にある「ミカサとアルミンを救いたいなら」は民族の運命は2人にかかっているため、「使命を全うしろ」は壁の中の壁の王から始祖の巨人を取り返しエルディアの滅亡を阻止するために行動しろ考察できます。

それをクルーガーの意識を借り、若き日のグリシャに忠告したのはグリシャが運命の分け目の起点であると言えます。「人を愛せ」「エルディアの滅亡を防げ」「同じ過ちを再び繰り返す」という点から巨人での戦いで滅ぼしあわず平和的に解決するのが最大の使命と考察します。

「進撃の巨人」ループ説の確定その5:作者の諫山創先生が告白!「進撃の巨人」はあるゲームをパクって作った?

「進撃の巨人」は「マブラヴ オルタネイティヴ」をパクって作った作品と告白したことを公式に認めています。そしてこの「マブラヴ オルタネイティヴ」はループもののゲームなのです。謝るほど影響を受けている「進撃の巨人」はループ説が確定したと考えられます。

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進撃の巨人のループ説は確定じゃない?否定説をネタバレ考察!

ループ説の確定を見ていきましたが、ここではループ説の否定について考察していきます。ループ説の否定1:クルーガーの見た記憶はすでに改ざんされた記憶、ループ説の否定2:表紙のループ説を否定、ループ説の否定3:ミカサの頭痛はループ時ではなく記憶の改ざん時と順に紹介していきます。

ミカサがループをしていると考えられてきましたが、ループではなく未来での記憶が改ざんされていると否定派は考察します。つまり、未来で記憶が改ざんされ、その改ざん後の記憶をクルーガーのように見る人たちがいて、改ざんした未来の記憶によって少しづつ歴史を変えているということでループ説を否定します。

その改ざんされた記憶も無意識レベルで刷り込まれていると考えます。そして、表紙の謎に関しても改ざんする前の未来だったということでループ説を否定します。ミカサの頭痛については東洋人には記憶改ざんに対する耐性があり改ざん前の記憶を保持することができ、記憶の改ざんのタイミングで頭痛が起きていると否定派は考察します。記憶の改ざんは始祖の巨人の能力で、本編でも壁内の者は壁外に人類はいないと改ざんされています。

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進撃の巨人のループ説についてまとめ!

進撃の巨人のループ説について確定派と否定派と見ていきましたが、否定派の方が無理やりな否定に見えます。確定派は否定派では説明の行かぬところも合致してきますし、何より作者の諫山創先生のループゲームにパクったと言うほど影響されていると言う点は否定のしようがないです。今後もその点に着目しながら進撃の巨人を見ていくとより楽しめます。

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