暗殺教室の神崎有希子を徹底解剖！人気の秘密・特技や渚との関係は？

ある日突然、殺せんせーは現れました。月の7割を一瞬で破壊して常に三日月の状態にし、マッハ20で空を飛ぶ謎の黄色い生物は、「来年の3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」と日本政府に宣言します。そして防衛省の人間と共に、神崎有希子の通う『暗殺教室』の舞台となる「椚ヶ丘中学校」3年E組にやって来ました。

謎の黄色い生物は、「椚ヶ丘中学校」3年E組の担任になる事を要求します。突然の要求に全く理由が分からない日本政府ですが、その要求通りに3年E組の担任になれるよう手配し、更に「謎の生物の暗殺」を3年E組の生徒達に依頼します。その突然の依頼に最初は戸惑う生徒達ですが、成功報酬100億円という金額を聞き生徒達はやる気を出し、政府からの依頼を受け入れる事にします。

はじめは名前の無かった黄色い生物ですが、3年E組の生徒である茅野カエデの提案により、「殺せない先生」から「殺せんせー」というあだ名が付けられました。見た目はタコのようで何本もの触手を持っています。普段は黄色い顔色ですが、感情の変化で色が変わる等その生態は謎に包まれています。生徒達に優しく接し1人1人の事をよく見て指導していく為、徐々に『暗殺教室』の神崎有希子や生徒達と信頼関係を築いていきます。

神崎有希子の通う「椚ヶ丘中学校」には『暗殺教室』の舞台になる3年E組、通称エンドのE組と呼ばれるクラスがあります。成績不良、素行不良等の生徒達が集められています。そのクラスは本校舎から隔離された山の中にあります。登校するまでの道のりも厳しく、ボロボロの校舎で空調設備もありません。本校舎の生徒達からは馬鹿にされ、学校内で生徒からも先生からも差別されているクラスです。

一度でもE組に落とされてしまうと、本校舎への復帰はかなり難しくなります。その為、本校舎の生徒達からは「エンドのE組」という呼び方をされます。3年E組の生徒達は、それぞれが色々な理由からE組になっていますが、元々は優秀な生徒達なので殺せんせーの『暗殺教室』との出会いにより1人1人が自身の問題と向き合って着実に成長していきます。

『暗殺教室』神崎有希子は3年E組のマドンナ的存在です。黒髪サラサラロングヘアーで綺麗な顔立ち、真面目でおしとやかな性格です。3年E組の男子達による「クラスの中で気になる女子ランキング」では見事に一位を取りました。男子から人気なのがよく分かります。美人で人気ですが、控えめなのであまり目立たない大人しいマドンナです。

確定しているだけで、神崎有希子に思いを寄せている男子生徒は『暗殺教室』3年E組の杉野と三村です。しかしこのランキングを見ると、隠しているだけで神崎有希子に好意がある男子生徒はもっと多いはずです。

『暗殺教室』神崎有希子は真面目でおしとやかな性格なので、3年E組の男子からだけでなく女子からも人気があります。男子から人気があるのを鼻にかける事も無く控えめです。杉野から告白された事がありますが告白された事にも気が付いていない鈍感で、そもそも男子から人気があるのを分かっていない様子です。

父親からの圧力、修学旅行先で不良達に拉致される等、男性から多くの災難にあう事が多く『暗殺教室』のクラスメート達からは神崎有希子は男運が無いと言われています。そんな完璧じゃない所も同性から好かれる理由になっています。

『暗殺教室』神崎有希子は修学旅行先で、茅野カエデと共に不良グループに拉致されてしまうという災難に見舞われます。危ない所で殺せんせーと『暗殺教室』の仲間に助けられます。その際、殺せんせーに「学校や肩書は関係ない。清流でもドブ川でも前に泳げば魚は美しく育つ」という言葉をかけられます。その言葉をきっかけに自分を出すのは怖くないんだと気が付き、神崎有希子は次第に変わっていきます。

『暗殺教室』神崎有希子ら3年E組の担任である烏丸先生に代わり、突如として鷹岡という男が現れます。鷹岡は始めは優しく生徒達に近づきますが、言う事をきかないと暴力で生徒を支配しようとする卑劣な人間でした。そんな鷹岡に屈せず拒絶し、一番最初にビンタをされます。殺せんせーの言葉で変わった神崎有希子は、芯の強さを見せる様になりました。

『暗殺教室』神崎有希子のクラス3年E組で殺せんせーを助けたいという生徒達が現れクラスが二分する出来事が起こります。その際に神崎有希子は助けたい側につき、殺すべきという生徒達とのサバイバルゲーム対決に発展します。今まではサポート役が多かった神崎有希子ですが、果敢に相手陣地に切り込んでいき千葉と岡島を倒しています。以前に比べてとても積極的になっているのが分かります。

『暗殺教室』神崎有希子には、3年E組の生徒には秘密にしていた特技があります。その特技とは、ゲームの腕前です。修学旅行先でその秘密の特技が披露されています。そのゲーマーぶりを目撃した『暗殺教室』3年E組の竹林に「神崎名人」というあだ名を付けられています。

服も趣味も肩書も逃げたり流されたりして身につけたから自分に自信がなかったという神崎有希子ですが、自分を出すのは怖くないと気付かせてくれた殺せんせーの言葉をきっかけに、ゲームの腕前も『暗殺教室』のクラスメートに披露できた様です。ゲームはジャンルを問わず得意でかなりの腕前です。

『暗殺教室』神崎有希子の特技がゲームなのには秘密の過去に理由がありました。元々とても優秀で何の問題も無かった神崎有希子ですが、弁護士である父親からのプレッシャーが酷かった為そのストレスから見た目を変えてゲームセンターに入り浸る様になってしまったのです。

その結果として成績が落ちてしまい、『暗殺教室』3年E組になってしまいました。しかし元々神崎有希子は非常に優秀な為、殺せんせーの指導もあり一学期中間テストではクラス女子2位、国語は学年23位、期末テストでは国語学年2位という好成績を取っています。

『暗殺教室』神崎有希子のクラスメートである潮田渚は、『暗殺教室』の主人公です。女子の様な見た目で、身長が低い事がコンプレックスです。草食系で人当たりの良い優しい性格です。その可愛らしい見た目と優しい性格から、『暗殺教室』3年E組の赤羽カルマ等にいじられる事も多いですが、中身はれっきとした男の子なので渚は毎回困惑気味です。

『暗殺教室』3年E組になってからは元々のクラスメートや先生から手のひらを返されてしまい、劣等感を抱き人間不信気味になっています。その為に自分の命を軽視し殺せんせーへの自爆テロ未遂をしますが、殺せんせーに厳しく𠮟られ自分自身を大事にしなければならない事に気が付きます。

暗殺の才能に長けていて、神崎有希子にビンタを食らわせた鷹岡との勝負に勝利した実績の持ち主です。後に教師としての殺せんせーに憧れてを抱いている事に気が付き、進路を決める際の殺せんせーとの面談で教師を目指す決意表明をします。

『暗殺教室』神崎有希子は、基本的に3年E組の男子と話しているシーンがほとんどありません。そんな中で一番会話をしているであろう男子が潮田渚です。神崎有希子が鷹岡にビンタされた際、その敵討ちとして渚は鷹岡に勝利しています。それをきっかけに渚に惹かれていく可能性は大いにあります。

神崎有希子が渚に対しての気持ちを名言している場面は無いのではっきりとした気持ちは分かりませんが、3年E組の男子の中で仲が良いのは確かです。基本的にポーカーフェイスなので、好意はあっても渚との関係が進展していく可能性は非常に低いでしょう。

『暗殺教室』神崎有希子は忙しい弁護士の父親に代わり、具合の悪い祖母の看病をしていました。その際の祖母の穏やかな笑顔が忘れられずに、その経験から介護士を目指す様になります。後に進路を巡って父親を衝突し「弁護士になれ」と猛反対されますが、神崎有希子は父親に対し穏やかに中指を立てます。感情的にならず自分の気持ちをはっきりと主張しています。

神崎有希子は父親からの圧力に屈せず自分の気持ちを貫きます。そして7年後に看護、介護系の仕事に就いています。目標に向かって一生懸命努力したのが分かります。

神崎有希子は控えめで大人しくあまり目立たないヒロインですが、実は親との確執があり秘密の過去を抱えていた奥深いヒロインでした。この様に『暗殺教室』3年E組には様々な事情を抱えている生徒達が多くいるので、神崎有希子の成長と変化と共に3年E組の生徒の成長にも注目していくと更に面白いです。