ひよっこの富さん役白石加代子の演技がすごい!最終回で死んじゃう?

「ひよっこ」は岡田恵和脚本の朝ドラです。白石加代子が演じたのは主人公みね子を、ひよっこのドラマの中で見守る富さん役でした。白石加代子の過去の人生と同じように波乱万丈な過去を持つ富さんの演技は視聴者に愛され眠っているシーンも「死んじゃうの?」「死んじゃうの嫌だ」と叫びのようなコメントが溢れました。白石加代子の人生と富さんの人生を合わせてチェックしてみて下さい。

ひよっこの富さん役白石加代子の演技がすごい!最終回で死んじゃう?のイメージ

目次

  1. ひよっこの富さん役白石加代子の演技がすごいと話題に!
  2. ひよっことは?
  3. ひよっこの富さんとは?過去も紹介!
  4. ひよっこの富さん役の白石加代子とは?
  5. ひよっこの富さん役の白石加代子の演技評価を紹介!
  6. ひよっこの富さんは最終回で死んじゃう?真相に迫る!
  7. ひよっこの富さん役の白石加代子についてまとめ!

ひよっこの富さん役白石加代子の演技がすごいと話題に!

今回は、2017年4月から9月にわたりNHK朝の連続テレビ小説として放送された「ひよっこ」の中で、演技がすごいと話題になった、富さん役の白石加代子について取り上げます。2019年3月にはNHK総合で夜の時間に放送が決定し、ツイッターなどでも多くの人の歓迎の声があげられました。

朝ドラは、脇を固めていたバイブレイヤ―の演技が絶賛され、その後も愛されて行く人も多いです。舞台を見ない若い人にはあまりなじみのなかった富さんのを演じた白石加代子がすごいと思われた背景を、富さんという役が、なぜこんなに受け入れられたのか見ていきます。

これまでどんな役を演じて来たのかなど、白石加代子を知っている人も、知らない人も「死んじゃうの?」と思わせるような静かな寝顔も話題になった富さん役の白石加代子をこのまとめでチェックしてみてください。

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ひよっことは?

ひよっこは、茨城の農家で出稼ぎの父親が居なくても家族で協力をして、田畑を守る谷田部家の話から始まります。「茨城編」「ラジオ工場編」「洋食屋編」と主人公みね子(有村架純)が、頑張る場所が物語の中心になります。

ひよっこの中で物語の軸になるのが、みね子の父(沢村一樹)です、出稼ぎ先から突然失踪し、田畑の稼ぎだけでは、成り立たない生活を守るために、みね子が高校卒業後、集団就職に出ます。父を探しながら働くみね子、一緒に上京した幼なじみや東京で出会った人の中で、みね子は恋もしながら、成長していきます。

今回テーマにしているひよっこの富さん役の白石加代子は、物語の後半に出てきます。みね子の勤務していたラジオ工場が、1964年のオリンピックの後に巻き起こった不況により閉鎖となってしまいます。集団就職で出てきた少女たちに寮長の愛子(和久井映見)は、必死で仕事を探します。みね子と青天目澄子(松本穂香)は同じ職場に決まり安心していました。

しかしオリンピック後の不況は深刻で、どちらか一人しか雇えないと言われてしまいました。そのため、みね子は仕事を譲り次の仕事を探した時、洋食屋の鈴子が「鈴ふり亭」に誘ったことから、近くにある下宿屋に住居をすすめたことで富のいるあかね荘に入ります。

富さんは、住民のプライバシーにちょこちょこ口をはさんできたり、お土産を要求したりと、ひよっこの中ではめんどくさい管理人なのですが。同じ下宿に住む、九州の大きな会社の御曹司である島谷純一郎(竹内涼真)とみね子が両想いになった時にとても心配をします。その理由は二人の育ってきた環境の違い、いわゆる身分違い。

島谷の実家である会社が苦境に立たされ島谷は性尺結婚をすることになります。恋もひよっこだったとはいえ、「家よりもみね子を選ぶ」と言った島谷を選んで、島谷が家に帰れなくなるのを避けるために、みね子は島谷に別れを告げます。

みね子の父は、出稼ぎの金を通りすがりの強盗に襲われ奪われてしまっていました。その時に頭を殴られたが原因で、記憶喪失になります。そして父を保護してくれた人は意外な人でした。みね子の淡い恋の他にも、父と母の大人の愛、富さんの過去の大恋愛などを盛り込み、物語は展開していきます。

父を保護して、一緒に暮らしていたのは、人気女優の川本世津子(菅野美穂)でした。放送の中では、川本世津子と父がどのような関係であったかは、深くは語られなかったので、視聴者はいろいろな推測をしました。夫婦同然の暮らしをしていたとか、お互いに思いあってはいたが、記憶が戻るまでは男と女には、ばっていなかったなどいろいろな意見がありました。

母とは違う女性と暮らしていた父へのみね子の想い、母(木村佳乃)の想い、一緒に暮らしていた川本世津子の想いが絡み合って、ひよっこの物語は進んでいきます。父の下した結論は、茨城に戻り、自分を取り戻す事でした。

その後、育ててくれた親代わりの親戚のスキャンダルで、女優生命に危機が訪れた川本節子を「あかね荘」の人達や「鈴ふり亭」ご近所の人が助け、川本節子も「あかね荘」に来てにぎやかになります。

「鈴ふり亭」の人達、「あかね荘」の人達、そして同じ町内会の人達のそれぞれの人生も織り交ぜて、みね子を取り巻く人たちの中で、みね子も次の恋を見つけ結婚までこぎつけます。

好評のうちに最終回を迎え、2017年末の紅白歌合戦では、「ひよっこの」主題歌「若い広場」を歌った桑田佳祐さんたちを交えた、ミニドラマも展開しました。さらにはNHK総合で2019年3月(30分×4回)の予定でパート2が放送されていることが決まっています。

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ひよっこの富さんとは?過去も紹介!

富さんは「あかね荘」の管理人

ひよっこの物語の中で、富さんは、みね子が働いていたラジオ工場が、1964年の東京オリンピック後の不況を受けて倒産してしまったのちにみね子に縁のある「鈴降り亭」で働くことになった洋食屋編で出てきます。ラジオ工場の寮をでて、暮らすことになった下宿屋のちょっと癖のある管理人富さん役です。

みね子がこの下宿屋に住むことになった経緯は、「鈴ふり亭」から近いこともあります。しかし「あかね荘」の管理人立花富(白石加代子)と「鈴ふり亭」主人の牧野鈴子(宮本信子)が、共に赤坂の時代の移り変わりを見ながら、生きてきた親友だったことも理由の一つです。

「ひよっこ」の鈴子は、みね子の東京での親代わりのようなものでしたから、大事なみね子を安心して預けられるのは、富さんだと、確信していました。

富さんが愛した男の訃報により語られる富さんの過去

富さんは、下宿に暮らす人達からお土産をねだる人でした。がめつい人と多くの視聴者に映っていましたが、それは、富さんの過去に理由がありました。富さんのはかつては赤坂一の美人芸者でグルメな人でした。

芸者生活の中で、富さんは、愛する男を見つけます。大企業の跡取り息子である松永悠馬です。すでに妻子のある男なので愛人としての付き合いになります。132話で松永が亡くなったことを新聞が報じたところから、富さんの過去が語られます。

愛人としてではあったけれど、富さんは松永さんと楽しい時間を過ごしました。一緒に旅に出て、各地の名産を食べたりしていましたが、正式な妻の座は望んではいけない事でした。けじめをつけて、松永と別れる時、この「あかね荘」手切れ金がわりにもらいました。お座敷から退き、「あかね荘」の管理人として第二の人生をスタートしたのです。

かつて愛した人のお葬式、愛人の立場としては、参列などできません。それでも葬儀の場まで、向かう富さんの背中を押したのは、鈴子さんでした。せめて門の前で、一礼して、過去に愛した人の別れを告げた富さんにとって、ここが大きな分岐点として描かれています。

帰ってきて疲れて眠ってしまった富さんみんなに「死んじゃうの?」と思わせるシーンがありました。が「死んじゃうの?」と思わせて、富さんは過去を捨てて生まれ変わり、次の日から洋服を着るようになりました。

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ひよっこの富さん役の白石加代子とは?

白石加代子のプロフィール

父親は当時逓信省の役人で白石加代子が生まれた頃には、静岡県河津浜電話中継所の所長を務めていて比較的裕福な家庭でした。そんな父が結核にかかり、白石加代子が5歳の時に亡くなりました。

苦しい生活の中高校を卒業し、自身も公務員として働き始めました。小学生の時に、学校のイベントで児童劇団が学校で披露した演劇を見て、自分も演技がしたいと思ったそうです。女優になりたいと言う夢は「弟の就職が決まるまでは自分が働く」と決めて弟が就職するまで待ちました。

勤務していた区役所をやめて早稲田小劇場(現・SCOT)のドアを叩き、そこで女優としての人生をスタートさせます。すぐに狂気を演じたらこの人!と言われる程の演技力で舞台の看板女優になりました。

結婚後に、劇団をやめ個性派女優として映画・舞台・テレビに出始めました。夫は同じ劇団にいた人で、現在は持ちビルの管理をする傍ら、白石加代子さんの個人事務所の社長兼マネージャーとして活躍しています。

舞台の上で絶賛を浴びる白石加代子

厳しくて有名だった蜷川幸雄の舞台の常連で、白石加代子の魂から演じる姿は、絶賛されていたと評判です。映画も深作欣二・市川崑・大林信彦など、名だたる映画監督が使いたがると言われた女優です。

特に蜷川幸雄の演出する「身毒丸」は、アイドル俳優だった武田真治を相手に前妻の息子と後妻の許されない関係を演じ、主演女優賞を取ります。蜷川幸雄の手腕もありますが、舞台も不慣れが武田真治を客に見せて満足させるところまで持って行ったのは白石加代子の手腕もあると言われています。

1997年には蜷川幸雄をスカウトして来た15歳の藤原竜也を相手に、藤原竜也を天才新人と呼ばれるアシストをし、ロンドン公演をも成功させたと彼女の功績をたたえられています。大人な内容の作品なので、見る人を選びますが、みる価値のある作品と言われています。

ひよっこのあとの白石加代子は、近年のライフワークである朗読劇で、称賛を浴びています。かわいい笑顔から繰り出す、思いもよらぬ顔での今後の活躍も期待されている女優です。

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ひよっこの富さん役の白石加代子の演技評価を紹介!

ひよっこの中では、やはり過去の松永との恋愛を語った132話以降にその評価が高まったと聞いています。前半でみね子が竹内涼真演じる島谷との身分違いのお付き合いをはじめから心配しているシーンがあります。自分の人生と照らし合わせて、みね子を見守るシーンは、その理由だったのか!と伏線を理解したと評判になりました。

白石加代子さんのいろいろな作品を見てきた人だから言える感想です。管理人さんがなぜあの行動をとったのか、種をまき、過去にあった出来事から、それを理解させたことが、この感想に現れています。

50周年という女優人生の節目に「ダメな人生送っていたかも」とご本人が言っても、多くの人は「ダメな人生ではない」とツイッターなどでつぶやいています。

白石加代子さんの語った言葉を名言として、その50年にわたる演技の評価と共に、取りあげている人も多いです。

本編の「ひよっこ」の中でも「死んじゃう」のではないかと、何度も思われて来た白石加代子さんの演じる富さん。「死んじゃう」事無く、元気にひよっこパート2にも出演が決定して、皆さん喜んでいるコメントが多いです。ひよっこ2でも「死んじゃう」事無く、最後まで出演してほしいと言う意見も見られました。

ひよっこの富さんは最終回で死んじゃう?真相に迫る!

人生で最後に愛し、その過去の思いを胸に生きていた白石加代子演じるトヨさん。愛していた男がが亡くなった時その時の思い出を語ります。一緒に良く旅をしていたという二人。夏に訪れたある街で、夏なのに桜が舞い散っていたというのです。

息を飲むほどに美しかったというその桜が「今はもう散った」という富さんのことばは、まるで、自分の死期を示しているように感じた視聴者から「富さん死んじゃうのでは?」という意見も出ました。

愛した人が迎えに来て死んじゃうというのは、ロマンティックで、桜が散ることを人の死と結びつけるのは、古来からあります。桜の潔い散り際が、元赤坂の売れっ子芸者のきっぷの良さをもつ富さんが「死んじゃう」と思わせる散り際を演じるのではないかと予想されていました。

「最終回で死んじゃう」というのは、「あかね荘」の管理も「鈴ふり亭」の鈴子の息子である省吾(佐々木蔵之介)と結婚したとはいえ、富さんと仲のいいラジオ工場で寮の管理人をやっていた愛子(和久井映見)が引き継ぐのではないかという予想も見られました。

愛する人が残してくれた「あかね荘」を任せることが出来て、いつ死んでも大丈夫という状態になった富さんの肩の荷が下りたことも「死んじゃう」とみんなが予想する原因でした。

朝ドラは、金曜日か土曜日に大切な登場人物が、亡くなって土曜日には、主人公がその死を乗り越えていく道筋を見つける!という流れがあります。だから主人公が成長するために、白石加代子が演じる富さんやみね子のおじいさんを演じた古谷一行さんも死んじゃうんじゃないかといううわさも流れました。

朝ドラの視聴者は毎日のリズムにしているから、面白くても面白くなくてもテレビをつけていると言う意見もあります。朝ドラはこうであるという、リズムや流れが死亡説を産んでしまったと推測されます。

しかし「最終回で死んじゃう」という予想ははずれ、無事に富さんも元気に最終回を笑顔で迎え、大団円でひよっこの物語は幕を閉じました。

ひよっこの富さん役の白石加代子についてまとめ!

今回は、NHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」で注目の演技を見せた富さん役の白石加代子を紹介しましたがいかがだったでしょうか?。最近の白石加代子は、朗読劇などを行っているので、言葉だけでも見ている人に伝える力があると評判の女優さんです。

舞台・映画・ドラマと演技に定評のある白石加代子が、ほのぼのとして温かい物語の朝ドラの脚本を書く岡田恵和と、朝ドラに常連のベテラン俳優・若手俳優の中で、さすが実力派と言われる演技が、見ていた人の心に残ったと評判になりました。

ほのぼのとした人間ドラマである「ひよっこ」なので、岡田恵和の別の朝ドラ「ちゅさん」のように今後もパート3、パート4と続いていくのではと言われています。いつまでも長生きして、多くの人に愛される富さんを演じていく白石加代子さんにご注目ください!

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