皆様には人権がございませんのネタバレあらすじ！漫画の感想や原作小説の結末は？

三石メガネ先生の小説を原作とし、過激すぎる作風から衝撃作と評された「皆様には人権がございません」。物語は、人権を与えられず家畜（ヒト）に選別された主人公が、歪んだ社会を変えるために立ち向かうサスペンス作品です。以下では、「皆様には人権がございません」の漫画あらすじをネタバレ紹介します。その他、原作小説の最終回結末ネタバレや漫画版の見どころ、感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「皆様には人権がございません」の漫画は、三石メガネ原作、ユウダイネーム、柚木昌幸作画によるサイコサスペンス作品です。本作品は「コミックシーモア」や「めちゃコミック」などの電子書籍サイトにて配信されています。

インパクトのある題名とショッキングなシーンが多いことで知られる「皆様には人権がございません」の漫画。原作者は三石メガネ先生で、コミカライズ化された「小悪魔教師サイコ」の原作者でもあります。予測不能なストーリー展開やグロテスクな描写の多さがファンの興味をそそる、三石メガネ先生の作品。最後はハッピーエンドを迎えるという、サイコサスペンスらしからぬ最終回結末が支持されています。

「皆様には人権がございません」は、国によって人権の保有が決められる世界を舞台としています。物語は、人権を奪われ、家畜（ヒト）とみなされた主人公の視点で展開されます。ヒトに選別されることは人間としてみなされないことを意味し、彼らには地獄が待っていました。以下では、人権を持たない人々への扱いが悲惨すぎる、「皆様には人権がございません」の漫画1話～3話をあらすじネタバレ紹介します。

「人権適正使用法」が施行され、人類は人権を持つ「人間」と人権を持たない「ヒト」に選別される世界が訪れます。人々は人権適正使用委員会によって選別され、この通知結果によって己の運命が決まりました。人権適性が無いと判断された人類は家畜とみなされ、非人道的な扱いを受けていました。商品とみなされたヒトはショーウインドウに並べられ、人権を持つ人間からも同じ人類とみなされていません。

そんな中、高校生・道尾トールだけはこの世界が異様であることに気が付いていました。頭脳明晰で友達からも一目置かれるトールは、周囲とは少し異なる感性を持っていました。ペットとして並べられたヒトを、犬や猫のように眺める友人たち。しかし、トールだけはヒトをそのように見ることはできません。それは幼少時代の体験が関係しており、人類は誰もが平等だと考えていました。

ある日、トール宛てに人権適性の通知が送られてきます。この国では、国民は17歳になると人権適性によって人権保有の有無が定められました。「有」と判断されれば、人間として自由な生活を謳歌できたものの、「無」の場合は地獄の人生が待っていました。つまり、人権をはく奪されたことを意味します。人権を持たない者は家畜同然にみなされ、人でありながら人として扱われることがありませんでした。

そして、17歳になったトールにも人生を左右する運命の日が訪れました。まさか自分が家畜になるはずがないと自分を奮い立たせ、封筒の中身を確認します。しかし、通知の結果は「無」であり、人権適性がないとの判定が下されました。なぜ、自分が人権をはく奪されなければいけないのか、自分が家畜になったことにトールはショックを受けます。

自分が適性無しと判断されたことを受け、激しいショックを受けるトール。同時に、結果がどうであれ、両親の自分に対する態度は変わらないだろうとかすかな希望を抱きます。しかし、現実は正反対であり、息子が適性無しと知った瞬間、両親は態度を豹変させました。父親はトールを家畜のように扱い、息子を人と思わない態度を見せはじめます。また、母親も息子の通知結果に納得がいかず、ショックのあまり泣き出します。

例え我が子でも、適性がない分かれば人間以下とみなす現実を知ったトールは、今までの人生は何だったのかと後悔します。その頃、トールを息子と思わない父親は回収業者に連絡し、トールの引き取りを依頼します。適性無しの判決を受けた者は収容所におくられ、その先で地獄のような人生が待っていました。ここにいたら自分も収容所送りになると、危機感を募らせるトール。

しかし、両親に助けを求められない以上、唯一の頼りは親友の桔平だけでした。一か八かの賭けで桔平に連絡を入れたトール。自分が適性無しと判断され、回収業者が迫っていることを説明します。話を聞いた桔平は変わらず友人として接し、トールを助けることに決め、まずは花咲公園で合流する約束をします。自宅前にはすでに回収業者が来ており、表からの脱出は不可能と判断したトールは二階の窓から飛び降りました。

公園に向かう途中、同じく適性なしの通知を受け、回収業者に連れていかれる女子高生が目に留まります。彼女も人間以下にみなされており、回収業者の男に犯されそうになっていました。もし、彼女を助ければ自分も連れていかれる、恐怖のあまり足がすくんでしまったトール。しかし、覚悟を決めて女子高生の救助するべく、回収業者の男と対峙します。

せっかく勇気を振り絞ったものの、空回りに終わってしまったトール。女子高生と共に回収業者に捕まり、収容所行のトラックの荷台に乗せられます。女子高生は春木亜美といい、彼女の幼馴染の森樹も同乗していました。収容所送りになった人々は手錠をはめられ、奴隷のような扱いを受けていました。移動中、トールは亜美と樹と一緒になり、人権適性の基準について話し合います。

政府によると、人権を保持できる者は「人間としてごく当たり前の理性を備えている」と定めています。しかし、トールたちはどのような理由で適性なしと判断されたのか分かりません。そんな中、ヤンキー風の男が亜美に襲い掛かる騒動が起きます。男は回収業者が放った麻酔銃によって鎮められました。適性のないヒトは、人間以下であることを知らしめた出来事となり、トール達は恐怖を募らせます。

人選適性の通知を受けた人々は、収容所でさらなる選別が行われ、それぞれの運命が決められます。奴隷のように働かされる者から実験台まで、ヒトを人間としてみる者はいません。どの道に選ばれても過酷な人生が待っている中、トールにはどのコードが与えられたのでしょうか。以下では、収容所の知られざる事態が明かされた、「皆様には人権がございません」の漫画4話～6話のあらすじネタバレを紹介します。

今回収容所に集められたヒトは総勢7321人（匹）であり、彼らはそれぞれの特性に合わせてコードが割り振られます。コードは5種類あり、「W（労働）」「L（実験動物）」「P（ペット）」「F（飼料）」「G（ギャンブル）」です。まず、「W」はWorkの頭文字で、いわゆる強制労働者で、過酷な仕事が待っていました。「L」は、Laboratory animalつまりモルモットとして実験台にされるヒトを表します。

コードLに選別されたヒトは、喉を潰された上で口かせをまかされ、主に新薬の開発実験に駆り出されます。実験後に生存できても、一度人体実験を行ったヒトは生死の有無に関係なく、廃棄処分される末路が待っていました。コードPは容姿の優れたヒトが選別される傾向にあり、人権保有者のペットとして扱われます。また、家畜の繁殖作業と称して子作りを命じられることもあり、やはり人として扱われることがありません。

コードFは、実験を終えたヒトや使い道がないと判断されたヒトが送り込まれる場所です。コードFに選別されたヒトは密閉空間に集められ、二酸化炭素中毒で殺害されます。さらに遺体は家畜の飼料として再利用され、その加工を担っているのがWこと強制労働者たちです。最後のコードGはGambleの頭文字で、このコードだけは他4つとは異なる内容となっています。

コードGに選別された者は、裏カジノで行われる殺し合いのゲームに強制参加することが課されます。ゲームに勝つと賞金がもらえ、勝者自身が自由に使うことが認められています。しかし、ショーを盛り上げることが条件であり、それらを満たせないと他コードへの移動が待っていました。コードGは勝てばある程度の自由が望める一方、リスクが非常に大きく、勝敗がつかない限り試合は終わることがありません。

なぜ、自分たちは適性がないと判断されたのか、トール達は疑問を職員にぶつけます。彼らによると、国民には人権スコアが設けられています。これは、生活態度の積み重ねによって加算され、政府の判断材料となっていました。説明を受けて、LINEやSNSでの発言もスコアに反映されると感じたトール。一方、家畜（ヒト）への肩入れも社会の敵とみなされ、適性無しと判定を受けるケースもありました。

選別が開始し、収容者の腕には選ばれたコードの焼き印が押されました。亜美は見た目の良さから家畜として上物と判断されます。そこで、人権保有者のペットを意味する「P」に選別されます。一方、順番を待つトールは、これまでの行いから厳しい選別結果になるだろうと予想します。そんな中、ふと桔平の言葉を思い出したトール。ついに自分の順番が回り、一か八かで「僕は、最強だ」と叫びました。

桔平のアドバイスが功を奏したのか、トールは「G」に選別され、ある部屋に通されます。そこには、トラックで亜美に襲い掛かり、回収業者にどこかへ連れていかれたヤンキー・原裂啓二もいました。コードGは、人間適性で最も危険と判断されたヒトが選別され、火之江俊太郎の他、選別時にトールの真似をした樹の姿もありました。

そこへGの担当指揮官・葛城が入室し、アルファベットのコードの意味やGのルールについて説明を受けます。Gとはギャンブル、つまり裏カジノで殺し合いのゲームを強要されるコードでした。このゲームは違法とされておらず、敗北は死、勝者は金と女すべてを手に入れることができます。己の欲望を満たせる方法として目を輝かせる原裂をよそに、残り3人は消極的な態度を見せます。

その後、葛城の案内で収容所内部の見学に出たトールたち。まずはコードWとFを見学します。施設内にはコードWの強制労働工場も備わっており、そこではFと判別されたヒトの遺体処理が行われていました。その光景は人権を無視した残酷なものであり、コードGの一行は言葉が出ません。家畜と人々の全貌を目の当たりにし、この施設に収容されることが地獄だと悟ったトール達。

次はコードPの判別を受けた人々の見学にでます。「P」は人権保有者のペットになるヒトが選別されるコードです。一方、ペットとして飼われることのなかったヒトは、コードFに移動となり、家畜の肥料になる運命が待っていました。施設では見た目で振り分けられたヒトの身体検査が行われ、亜美の検査が始まろうとしていました。

下着を脱ぎ、全裸となった亜美。触診による検査が行われ、その光景を見ていた男たちは興奮を隠せません。一方の葛城は、ショーに勝てば亜美を助けることができると意味深な言葉を発します。そして、G一行の見学はコードLに向かい、人体実験の様子を目の当たりにしました。実験に利用された者は強制的にコードF行きになると知り、トールたちは言葉を失います。

見学を終え、Gの部屋に入ったトールたち。ついにコードGの本題であるショーについて説明を受けました。ショーは無制限のデスマッチであり、勝者は賞金を獲得できます。しかし、ショーで手を抜いた者や盛り上りに欠ける者は、問答無用でF行きが待っていました。コードGの説明を一通り聞き終えるとさっそく、デビュー戦について聞かされます。開催は今日の夕方に決まり、一行はカジノに向かいます。

Gコードの宿舎は立派なホテルであったものの、これからバトルを控えたトールたちには、薄汚く粗末な部屋が与えられました。本番前に備えてしっかり睡眠をとりたい者のために睡眠薬も用意され、トールたちは本番に向けた準備を始めます。そんな中、トールは戦闘服が赤と青に色分けされていたことに気が付き、何かを察します。

桔平のアドバイスに従った結果、G（ギャンブル）コードに選別されたトール。しかし、コードGは己の生存をかけて戦わなくてはならない、もっとも過酷な選別先でした。果たして、トールはデスマッチを勝ち抜くことができるのでしょうか。怒涛の展開が繰り広げられます。以下では、手に汗を握る展開が描かれた、「皆様には人権がございません」の漫画7話～9話のあらすじネタバレを紹介します。

デスマッチ会場のモニターに本日の対戦一覧が表示され、第ニ試合に出場が決まったトールは原裂との因縁対決となりました。一方、第一試合は樹と俊太郎の組み合わせです。新人のデビュー戦に会場が沸く中、望まない殺し合いに樹は弱きになっていました。その時、トールから亜美のことを言われます。Pの部屋で亜美を見て以来、彼女を助けることを決めた樹。戦いに勝利すれば、亜美を引き取ることができるからです。

亜美のためにも負けるわけにいかないと、気持ちを切り替えて会場入りした樹。新人同士によるデスマッチは、司会進行役のピエロ男・リッキーの掛け声で始まりました。それぞれが使える武器はルーレットで決められ、俊太郎には鉄パイプが支給されます。一方、樹の武器はデスマッチには不利なハリセンに決まります。明らかに勝ち目がない戦いと分かり、樹は不安を抱えながらリングに上がりました。

もしかしたら武器が間違っていると淡い期待を考える樹でしたが、どうやら樹の武器はハリセンで正しいようでした。人を傷つけるのに有利な鉄パイプを持った俊太郎は、これまでの態度を豹変して樹を責め始めます。一方、戦い自体に慣れていない樹はただ怯えるしかなく、ハリセンがむしゃらに叩きつけることしかできません。

デスマッチは出場者の本性を顕わにし、これまで爽やかな笑顔を振りまいていた俊太郎の非情さが表に出てきました。相手が弱いと確信すると鉄パイプで思いっきり殴り、さらに樹を痛めつけるようなサディスティックな行動にも出ています。樹は一方的にやられるしかなく、第一試合は俊太郎の圧勝で終わりました。観客に笑顔を振りまき、切断した樹の指を放り投げる俊太郎の表情は、余裕そのものでした。

一方、試合会場に倒れ込んだ樹は担架で運ばれ、治療が施されます。顔をボコボコに殴られ、意識が朦朧とする樹。亜美を守るために戦ったものの、支給された武器が弱かったこともあり、樹は戦いに勝つことができませんでした。自分の最後を察した樹は、トールの激励に小さくうなずくことしかできず、すでに諦めた様子を見せます。

もう少し彼のそばに居たかったトールでしたが、試合開始の時間が迫っていました。樹を見送りながら会場入りしたトール。新人デビュー戦に会場がさらなる盛り上がるを見せる中、武器を決めるルーレットが回されます。原裂には斧が支給されたものの、トールは傘を引き当ててしまいます。樹に続き、武器では不利になってしまったトールは、不安を覚えながらリングに上がります。

傘では斧に対抗できないと悩むトールでしたが、彼が引き当てた傘はただの傘ではありませんでした。フランスから輸入された高級品と説明され、何か秘密が隠されているようでした。しかし、試合では斧の方が圧倒的に有利であり、傘で攻撃することは限界があります。傘を破られた挙句、壊されてしまい、武器として使うことが出来なくなりました。

唯一の武器である傘を壊され、トールは原裂の攻撃をかわすしか対抗できる手段がありません。しかし、トールもここで諦めることはなく、壊れた傘を原裂の左目に突き刺して反撃します。血が噴き出るほど深く刺され、悶絶する原裂。自力で傘を引き抜き、トールへの怒りを顕わにします。一方、トールも、傘の一部だった金属棒を拾い上げます。その時、原裂が斧を投げつけ、トールに迫ってきました。

間一髪で斧の攻撃をかわしたトール。その時、どこからか桔平の声が聞こえ、原裂の死角を狙うように指示されます。そして、斧を右手に持ち、原裂に襲いかかります。右手はすぐさま押さえつけられてしまうも、死角となった右目に傘の金属棒を突き刺します。両目を潰された原裂は試合不能となり、第2試合はトールの勝利に終わりました。

何度も危機的状況に見舞われながら、何とか生きのびることができたトールでしたが、生き残るにはデスマッチに勝ち続けなければなりません。メディカルルームで治療を行う中、トールに面会人が訪れます。その人物はトールもよく知る人物であり、トールは驚きを隠せませんでした。面会人の正体はトールの危機を救ってくれた桔平であり、トールに収容所からの脱出を持ち掛けます。

「皆様には人権がございません」の原作は、同名の小説です。漫画版では、主人公トールと桔平の再会によって物語が大きく動きそうな気配を見せています。一方、原作小説版ではどのように展開されていくでしょうか。小説版ではすでに最終回結末を迎えています。漫画版ではどのような最終回が描かれるでしょうか。以下では、「皆様には人権がございません」の原作小説と小説版の最終回結末をネタバレ紹介します。

人間でありながら家畜（ヒト）として扱われる人々の反逆を描いた「皆様には人権がございません」の漫画。原作は、三石メガネ先生の同名小説です。原作小説はpeepで連載され、全98話で構成されています。また、同サイトでは三石先生の人気作「小悪魔教師サイコ」の原作も読むことができます。

「皆様には人権がございません」の原作小説は、2021年8月にpeepで最終回結末を迎えました。人権適正使用法の施行により、人間でありながら家畜のような扱いを受けるようになったトール。しかし、ヒトに選別される以前から、トールには人類は皆同じという考えがありました。その信条はヒトとなってからも変わらず、収容所での出来事を通じて社会そのものを変えようと行動に出ます。

様々な困難に見舞われながらも、理想の世界の実現を目指して奮闘してきたトールと仲間たち。最終回結末では、亜美をリーダーとする新体制が発足し、平和な世の中を作り上げるトールの姿が描かれました。原作小説ではハッピーエンドの結末を迎え、家畜（ヒト）に選別されたトールたちに希望が訪れた最終回だったでしょう。

人間でありながら人間以下の扱いを受けるヒトの姿は、人権問題にもなりかねないようなひどい扱いに感じるでしょう。その中でも実験体・コードFに選ばれた人々の末路は悲惨であり、読者にトラウマを植え付けるような恐怖シーンとなっています。一方で、先の読めないストーリーから、コアなファンの人気を集めています。以下では、「皆様には人権がございません」の漫画の見どころについてあらすじネタバレ紹介します。

「皆様には人権がございません」といえば、原作小説と同様、予測不能なストーリー展開が見どころにあげられます。家畜（ヒト）に選別された人々は、それぞれ悲惨な末路を迎えており、主人公・トールも例外ではありません。人類は全て平等という考えを持つトールからすれば、人間適性使用法はおかしい法律に思えるでしょう。しかし、世間ではその法律を当たり前のように受け入れる、異様な雰囲気が漂っています。

法律に乗っ取り、適性無しと判断されたトールは収容所に入れられ、人権保有者の欲求を満たす見世物とされてしまいます。デスマッチのデビュー戦を勝利したものの、トールの命の保証はどこにもなく、敗北すれば悲惨な末路が待っていました。果たして、トールはこのまま家畜（ヒト）として人権保有者の言いなりになって人生を終えるのでしょうか。

最終回を迎えた原作小説ではトールが求めていた世界が実現したところで結末を迎えており、漫画版でも同じような最終回結末になると予想されています。しかし、理想の世界を実現するには数えきれないほどの困難が立ちふさがっています。収容所に送られて絶望的な状況に陥ったトールたち。この状況をどのように乗り越えていくのか、トールや仲間たちの奮闘が注目されています。

斬新な設定とショッキングなストーリーが目を引く「皆様には人権がございません」。原作小説は三石メガネ先生であり、「小悪魔教師サイコ」と同様、ショッキングなシーンも描かれています。SNSでは、あまりにも過激な作風に、漫画を読むことを途中で辞めてしまったとの感想も見られました。一方で、作画がきれいで見やすいとの高評価の見られます。

人権をテーマにした作風や一部の人間を家畜のように扱う描写は倫理的な観点から、問題作のように感じるでしょう。同時に、人類の平等について考えさせられるストーリーが、コアなファンを魅了しています。

漫画版ではトールの活躍を中心に展開され、桔平との再会をきっかけに物語が大きく動きそうな気配をみせています。序盤から過激な展開が繰り広げられ、トールたち未来も絶望的と思われる「皆様には人権がございません」の漫画。しかし、小説版の最終回ではハッピーエンドの結末を迎えており、漫画版でも同様の最終回結末が描かれるでしょう。以下では、「皆様には人権がございません」に関する感想や評価をネタバレ紹介します。

衝撃作とも評された「皆様には人権がございません」は、斬新な設定と主人公の活躍が読者を魅了しています。SNSでは面白くて夢中になって読んだとの感想が寄せられ、さらなる人気を集めています。あらすじネタバレのように、過激な描写の多さから、好みが分かれやすい「皆様には人権がございません」。しかし、ハマる人はとことんハマれる作品であり、漫画版ではどのような最終回結末を迎えるのか気になるファンも多いでしょう。

「皆様には人権がございません」の感想は、面白いだけでなく、怖いとの感想も多くみられます。あらすじネタバレのようにサスペンス特有の恐怖シーンが多く、苦手だと感じる方もいるでしょう。SNSでは、面白いけれど怖いとの感想もみられ、続きが気になるあまり読み進めたとの声も見られます。サスペンスものの最終回はバッドエンドが多い傾向にあるものの、本作品ではどのような結末を迎えるのか期待が高まっています。

怖いけれど読んでしまう読者がいる一方で、中には内容が怖すぎて読むのを途中であきらめたとの感想も見られます。「皆様には人権がございません」は作画の美しさも見どころであり、グロテスク描写も際立っています。そのため、読者の中には作風が苦手だと感じる方もいるでしょう。最終回はハッピーエンドが約束されているものの、その結末にたどり着くまでは数えきれないほどの困難が予想されるでしょう。

「皆様には人権がございません」の主人公であり、人権適性無しの判定を受けたトール。まさか自分が家畜同然の身になることにショックを受けます。同時に、この非情な判定が社会全体を変えていくことになります。また、SNSではトールを応援する感想も見られ、漫画版での活躍も注目されています。収容所での生き残りはもちろん、人権保有者側との戦いも予想され、波乱の展開が巻き起こるでしょう。

あらすじネタバレでも取り上げた火之江俊太郎は、トールと共にコードＧに選別されたヒトです。登場初期は爽やかな笑顔がすてきな男性でしたが、その本性はサイコパスと推測されています。樹に対する容赦ない攻撃、デスマッチを楽しんでるような姿は、見る者をゾッとさせるでしょう。一方で、ファンからはイケメンと評されており、最終回まで生き残ることができるのか、火之江俊太郎の動向も注目されています。

近年コミカライズ化された「皆様には人権がございません」ですが、三石メガネ先生の原作小説も根強い人気を誇っています。サスペンスものとして楽しめる一方、グロテスクな展開が多いことも特徴にあげられます。また、SNSの感想では、様々なことを考えらされた作品とも評されています。「皆様には人権がございません」では、人類の平等とは何かを読者に問いかけるような作風でもあり、奥深いストーリーとなっています。

「皆様には人権がございません」の漫画あらすじネタバレ、小説版の最終回結末、漫画の感想などをネタバレ紹介しました。国の判断で人権が奪われ、かつ人間以下とみなされる世界観や斬新な設定が人気に火をつけた「皆様には人権がございません」。収容所に送られたトールの動向が読者の興味をそそります。同時に彼の窮地を救った桔平の正体や他収容者との関係など、最終回結末まで予測不能な展開が繰り広げられるでしょう。