2018年11月23日公開
2018年11月23日更新
俺ガイルの名言・名シーンまとめ!「ぼっち」比企谷八幡などの名セリフ集
俺ガイルの名言集・名シーン集をまとめています。俺ガイルの主人公である比企谷八幡やヒロイン雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣などの名言集をまとめたものです。俺ガイルは非モテ、ぼっちの主人公が織りなす高校生活の一部始終ですが、比企谷八幡らが発言する言葉の一つ一つには大人の心に響くものもあり、幅広い年代層から支持を集めています。このまとめでは彼らの名言集や名シーンをまとめています。
目次
俺ガイルの名言や名シーンをまとめて紹介!
本まとめでは俺ガイルの心に残る名シーンや名言(迷言も含む)をまとめて紹介します。俺ガイルのぼっち主人公八幡やそれを取り巻く雪乃らヒロインが織りなす会話(名言集)やシーンは必見です。
俺ガイルとは?
俺ガイルの出版年やアニメ化について
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(通称、俺ガイル)は2011年3月よりガガガ文庫(小学館)から刊行された著者「渡航」によるライトノベルです。俺ガイルは現在(2018年10月)に至るまでに書籍は12巻まで刊行されています。また、アニメ化やドラマCD化、ゲーム化もされている人気のコンテンツです。俺ガイルの名言集や名シーン集など数多くのサイトで紹介されています。
俺ガイルのあらすじ
高校2年生の比企谷八幡は入学式早々に交通事故に遭ったことが原因で高校生活で友達ができませんでした。一人ぼっちを決め込んでいる比企谷八幡は、妙な理屈をこねながらリア充を忌み嫌っていましたが、そこに目を付けた生活指導担当の教師の平塚静により、「奉仕部」という部活に無理矢理入部させられました。そこで行内随一の才女雪ノ下雪乃と出会います。
雪乃は才女ではあったのですが比企谷八幡と同じで人づきあいが苦手でした。そんな二人はよく意見の衝突を繰り返していたのですが、静は奉仕部に持ち込まれた依頼をどちらが多くこなすことができるかという勝負を命じます。その矢先、スクールカーストの最上位に位置する由比ヶ浜結衣も奉仕部の活動に参加します。全く境遇のことなる3人でいくつかの依頼をこなしていきます。
何度も衝突を繰り返しながら活動を繰り返していきますが、そんな時に文化祭委員長に立候補した相模南から委員長のサポートを依頼されます。委員長としての心構えが欠如している相模に追い打ちをかけるように雪乃の姉である雪ノ下陽乃が文化祭の運営に関わり破綻しかけます。ですが、比企谷八幡の自己犠牲による貢献により文化祭は無事に終わりを迎えます。
文化祭の一件で人気を落とした比企谷八幡。次の依頼は修学旅行先で、スクールカーストの最上位に位置する葉山 隼人のメンバである戸部翔と海老名姫菜の恋愛問題について解決するよう求められます。文化祭の時と同じように比企谷八幡の自己犠牲的な行動により、表面上は解決したように見えましたが、この対処法により雪乃と結衣は比企谷八幡を拒絶し結び付きそうだった3人の関係は再びぎくしゃくしたものに変わっていきます。
この関係の中で一年生の一色いろはから生徒会選挙で落選したという依頼が来ます。比企谷八幡は再び犠牲的な態度にて解決を図りますが、反発した雪乃と結衣は自ら選挙に立候補することで解決しようとします。これを目にした比企谷八幡は妹の小町から依頼を受けたという大義名分を得ていろはに会長になるよう説得します。
生徒会選挙後、雪乃の態度が変わってしまいます。いろはからは横浜高校との合同クリスマスイベントのサポートを依頼されます。比企谷八幡は雪乃と生徒会を遠ざけるために個人的にいろはの依頼を受けます。イベントの企画や進行は座礁しており話を進めることができません。ですが比企谷八幡は静の助言を得、自分を見つめ直すことで問題を整理します。そして本心をさらけ出し雪乃、結衣と関係を修復しイベントの成功にもつなげます。
比企谷八幡の元に3年生進級に伴う進路希望調査が来ます。選択に迷う面々ですが、葉山は自分の進路を明かそうとしません。葉山に好意を抱いている三浦優美は葉山と同じ進路を得たいために葉山の進路調査を奉仕部に依頼します。比企谷八幡はマラソン大会を利用して葉山の進路を聞き出すことに成功します。今の3人の関係に満足している比企谷八幡でしたが、葉山と陽乃に結衣と雪乃からのことに対して指摘を受けます。
バレンタインの依頼を受けた比企谷八幡たちは、比企谷八幡の提案により生徒会主催でチョコ試食会に参画します。試食会の中で結衣は比企谷八幡と結衣のが互いに意識しているのを見かけ気持ちが沈みます。そんな3人目の当たりにしていた陽乃からは3人の関係性について指摘をします。結衣の提案で3人で水族館に行きそこで雪乃と結衣の本心を比企谷八幡は聞きます。ですがこれを欺瞞と受け取り雪乃から依頼を受けることになります。
俺ガイルのぼっち比企谷八幡の名セリフ集を紹介!
人間関係に関する名言集!
俺ガイルの人間関係に関する名言集をまとめます。
自分だけでは自分を肯定できないから、だから彼らは徒党を組む。
俺ガイル書籍4巻 p132での名言です。承認欲求を満たすために徒党を組み、お互いを讃えあっているという理解です。これは高校生というわけではなく、社会人や大人にも当てはまることといえます。
「本当に怖いのは身近な人間だよ。中途半端に信頼しているから、裏切られるなんて思っちゃいない。予想外のところからくるから怖いのさ。
俺ガイル書籍4巻 p225での名言です。誰しもが無条件に信頼、信用できるわけではないということを思い知らせてくれます。これは身近な人間ほど言えます。
ぼっちに関する名言集!
俺ガイルのぼっちに関する名言集をまとめます。
話しかけられて喜ぶ最大の理由は自己承認欲求が満たされるからなのだと俺は思う。
俺ガイル書籍5巻 p221での名言です。人は意識、無意識関係なく承認欲求を持っており、様々な形で解消していると言えます。ぼっちの場合は例えば他人と話すなど。
特殊で何が悪い。英語でいえばスペシャルだ。なんか優れてるっぽく聞こえるだろ
俺ガイル書籍4巻 p211での名言です。ぼっち自体は悪ではなく、あくまで気の持ちようで環境や考え方の見方は変わります。
女子とはイケメンに興味を示し、清くない男女交際をするやからである。つまり俺の敵だ。
俺ガイル書籍1巻での名言です。非リア充での卑屈な考え方といえます。以上で名言集を終わります。高校生の発言とは思えないほど、社会人にもグサリとくるような発言が多いと言えます。
俺ガイルの名シーンを一覧!
八幡が自分の殻を抜け出す名シーン
八幡、雪乃と結衣の3人のギクシャクした関係を八幡が本音を吐露し関係を修復させたシーンです。静から「考えてもがき苦しみ、あがいて悩め。そうでなくては本物じゃない」と静の名言を伝えられた八幡は自分の思いを振り返ります。結果、結衣と雪乃に「話せば必ず理解し合えるってわけじゃない、だから言葉がほしいんじゃないんだ。俺は本物がほしい」と涙を流しながら思いの丈を伝えます。
最初、結衣と雪乃には意味が伝わりません。雪乃は「私には…分からないわ…」と言って教室を飛び出し、由比ヶ浜にも「私も実はよく分かんなかったから」と言われてしまいます。ですが、八幡の思いに気付き理解しようと努めます。八幡が考える本物はそう簡単には手に入れられません。
八幡がこのように決心したのには前日に平塚先生と会い自分の気持ちに気付かされ一歩踏み出す決意をしたからです。問題の本質は心(人の気持ち)であり雪乃と結衣が大切だからこそ傷つけたくないという思いから二人を遠ざけていたことを指摘されます。傷つけないことが重要ではなくなぜ傷つけたくないかを考えることで、自分の気持ちに気付きます。この場面で平塚先生が八幡に心を掴まれるシーンもありますので必見です。
葉山が本音の一部を語る名シーン
八幡は中学時代に告白して振られた女の子と葉山が遊ぶ約束をしたことに無理やり誘われます。葉山からは八幡の好きだった彼女を見て、あぁいうのがタイプだったのかと言われますが、八幡はその女の子以外のタイプも好きだったと過去の話をします。葉山自身は「本当に好きになった人はいない」と伝えます。いかにカーストの最上位にいたとしても悩みはあるのだと言えます。
戸塚ルートに入りそうになる名シーン
キャンプの肝試しで脅かし役となった八幡と戸塚、着替えた戸塚を見て八幡は「戸塚ルートに入ってしまいそうでほんとに怖い」とあまりの可愛さに動揺してしまいます。雪乃や結衣にはほとんど好意の感情を表しませんが、戸塚はかわいいと思っており、それは頻繁に話かけてきたり、八幡の考えを尊重してくれるからこそなのでしょう。
八幡が残念特技を披露する名シーン
奉仕部の活動の一環で頼みごと(人の裏を見るような依頼事)を結衣にする雪乃ですが、乗り気ではない結衣を見て頼みごとをあきらめようとします。ですが、八幡が代わりにやると名乗りを上げました。八幡は人のあら捜しは俺の特技だと明かします。ずっとぼっちだったからこそできる特技だと、少し悲しくなります。
平塚先生が八幡を憐れむ名シーン
平塚先生に呼び出された八幡ですが、全く表情や感情が乏しかったため平塚先生は「死んだ魚のような目」をしていると指摘をします。ですが八幡は「そんなDHA豊富そうに見えますか?賢そうっすね!」と切り替えしてきます。いくら賢くても死んだ魚の目はかわりません、またそういう少しひねくれた返し方しかできない八幡ですが、少し憐れむ気持ちもあると言えます。
兄のことをごみいちゃんと呼ぶ名シーン
八幡は結衣からお祭りの誘いを受けます。結衣は八幡と2任でお祭りに行きたいのですが、八幡が渋っているところを見て、八幡の妹である小町はお兄ちゃんのことを「ごみいちゃん」と呼びます。察しの悪い兄のことを多少軽蔑した呼び方です。
川崎沙希がデレる名シーン
出典: https://festy.jp
学校の文化祭中に、実行委員長が疾走する事件が起きており、委員長を探していた八幡ですが、たまたま八幡の近くにいた川崎に所在を尋ねます。急いでいたこともあり八幡は無意識にお礼として"愛してるぜ!"と言ってしまいます。いつもクールな川崎は、言われ慣れていない告白にどきまぎしてしまう川崎で、その後も八幡のことを意識してしまいます。
八幡が海老名に告白する名シーン
戸部翔は海老名姫菜に修学旅行中に告白したいのでサポートをしてほしいと奉仕部に持ち掛けます。ですが、海老名側からは戸部の私への告白を止めてほしいという依頼を奉仕部に頼みます。このまま告白に進むと戸部は振られてしまうため、何とか未然に告白を防ごうとしますが、遂に戸部が告白する直前まで来てしまいます。
この時、八幡が「丸く収める方法は一つしか無い」と言い、戸部の告白を遮り自らが海老名に告白します。結局八幡は海老名に振られてしまいますが、戸部は「無いわー」といいつつ八幡を恋のライバルとして認識します。この後、八幡に思いを寄せる結衣と雪乃からはそんなやり方は見たくなかったと言われ、3人の関係性が崩れていきます。
いろはがデレる名シーン
一式いろはは八幡と2人で話をするとき、半ば冗談で告白されたと勝手に解釈し、毎回言い訳をつけて断りを入れた後、八幡から「いや違ぇし」と言われ、たわいないやり取りをしています。ですが、何かと奉仕部、主に八幡を頼りにしており、依頼や手助けをしていくうちに八幡に恋心をいただくようになっていきます。いろはがやりたくない生徒会調整に立候補したときも八幡に手助けを求めに来ました。
プライドの高いいろはは、当選しても落選しても面倒だと感じていましたが、八幡との会話を通して、頭の回転が速いことに気付き、心を開いていきます。ここからクリスマスのイベントなどを通して、八幡との距離が徐々に縮まっていく形となります。
鼻血を吹き出す海老名の名シーン
公開腐女子の海老名は、クラスの男子同士を勝手な妄想でカップリングし、自分の中の妄想に酔い興奮する特徴を持っています。文化祭の時も、クラスの出し物が演劇に決まると、海老名は自ら脚本を書くと名乗り出ます。内容は恋愛ものでしたが、男子である葉山と戸塚をメインにした配役で進めるぐらいの公開腐女子を名乗っていました。
自らが手掛けた脚本に酔いしれ、実際の練習でも葉山と戸塚を見たときに鼻血まで出してしまう始末です。町万はもともと戸塚のことが好き(本当かどうかが不明)で、実際に二人の掛け合いを見てやきもちしていました。
キャンプでの名シーン
とある時、奉仕部は小学生のキャンプのサポートを手伝わされます。キャンプの時、輪から外れて一人でいた女の子に声をかけると名前を尋ねられます。雪乃は人に名前を尋ねるときはまずは自らが名乗り出るべき、と注意し、女の子が名乗った後に自らも名乗ります。その流れで八幡を紹介しようとしますが、冗談でヒキガエルと昔のあだ名で紹介します。なぜか雪乃は八幡にだけ心を許していると言えます。
俺ガイルを代表する名言の「青春とは嘘であり、悪である。」を紹介!
俺ガイル書籍では1巻の冒頭で、アニメでも1話の冒頭で八幡が発言した「青春とは嘘であり、悪である」について全文を紹介します。
書籍とアニメでの「青春とは嘘であり、悪である。」はそれぞれ内容が異なります。がここではアニメ版の「青春とは嘘であり、悪である。」を紹介します。
青春とは嘘であり、悪である。青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺き自らを取り巻く環境を肯定的にとらえる。彼らは青春の二文字の前ならば、どんな一般的な解釈も社会通念も捻じ曲げてみせる。彼らにかかれば嘘も秘密も罪科も失敗さえも、青春のスパイスでしかないのだ。仮に失敗することが青春の証であるのなら友達作りに失敗した人間もまた青春のド真ん中でなければおかしいではないか。しかし、彼らはそれを認めないだろう。すべては彼らのご都合主義でしかない。結論を言おう。青春を楽しむ愚か者ども、砕け散れ。
八幡の青春にかける思いが綴られていることがわかります。これはアニメの冒頭で八幡が語りますが、いろいろな物語を通してこの時点からの八幡の成長が垣間見えます。書籍版の「青春とは嘘であり、悪である。」はこれとは異なりますので是非書籍を読んでみて下さい。
俺ガイルの名言や名シーンまとめ!
俺ガイルのあらすじ紹介や八幡の名言集、名シーンなどを紹介させていただきました。アニメの方は2期が終わりましたが、書籍の方はまだ完結していないので興味を持たれた方はぜひ見てみてください。俺ガイルのアニメでは時間の都合上書籍側での名言集や名シーンを省略してしまっている部分もあると言えるので、ぜひ一度手に取って見てください。