俺ガイルの聖地巡礼まとめ！あの名場面の舞台はどこ？【京都・千葉】

原作者である渡航（わたり わたる）先生の出身地である千葉県千葉市内が主な舞台となっている『俺ガイル』。この場所を知っている人も、この場所を知らない人もつい足を運びたくなるような場所ばかりと評判です。そんな俺ガイルの聖地となった魅力的な場所をこの記事では紹介します。

渡航先生によるライトノベルが原作となったアニメです。2013年4月からTBS系列で第一期が放送。そしてその反響を経て2015年4月からは第二期が『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』として放送されました。

主人公は内気で人間不信、まさに「ひねくれぼっち」な『比企谷 八幡（ひきがや はちまん）』。それを見かねた教師平塚先生は主人公を「奉仕部」に入部させる。同じ部に所属する二人のヒロイン『雪ノ下 雪乃（ゆきのした ゆきの）』『由比ヶ浜 結衣（ゆいがはま ゆい）』と共に高校生活を過ごしながら成長していく様子を描いた青春ラブコメディです。

学生時代に修学旅行で京都へ行った方は多いのではないでしょうか？俺ガイル第二期のスタートは修学旅行からでした。そんな第一話と第二話に出てくる京都修学旅行編、おなじみの場所から穴場スポットまで俺ガイルの聖地となる場所を紹介していきます。

いろはや姫菜たちが記念撮影をしていた京都タワー。俺ガイル作中では展望台内のシーンはありませんが、その展望台は地上100メートルにあり、京都の市街地が360度見渡せるようになっています。展望台の入場券は大人770円、高校生620円、小・中学生520円、幼児（3歳以上）150円となっています。

修学旅行序盤でクラスメイトとの集合写真を撮り、帰りの際も集合場所として再び映った京都駅ビル大階段です。こちらへ行った際は是非とも大階段前で記念撮影をしてみてはいかがでしょうか？

京都へきてまず外せないのはこちら、世界遺産にも登録されている清水寺です。もちろん俺ガイル作中にも出てきていました。主人公たちも拝観していた隋求堂胎内めぐりは話題のスポットとなっているので是非とも拝観してみてください。

縁結びの神様がいるという、地主神社にある音羽の滝の水を飲むのも忘れずに。間違っても平塚先生のように大五郎のボトルで水を汲むことのないように！音羽の滝では『学業成就』『恋愛成就（縁結び）』『延命長寿』それぞれのご利益のある水が出ておりますが、複数飲むのは御法度です。祈願したいお水を１箇所だけ、そして１杯だけ飲むことでその願いが叶いやすくなるといわれています。

俺ガイル作中では『ホテル 平安の林 京都』という表記になっていましたが、主人公たちが宿泊したホテルのモデルとなっています。外から見える手すりの模様もしっかりと作中で再現されています。俺ガイルの京都聖地巡礼の夜はこちらに泊まってみてはいかがでしょうか？

京都聖地巡礼中で必ず食べておきたいのは天下一品総本店（作中では天下一口総本店）のラーメンです。俺ガイル作中では、夜中に主人公と雪乃が先生に（口止め料として）連れていってもらったラーメン屋さんです。雪乃に「凶暴な旨み」と言わしめたこってりラーメンがおすすめです。また、こちらの店は人気店なので並ぶことも覚悟していきましょう。

ラーメンを食べた帰りに、主人公と雪乃が宿泊先のホテルへ向かう途中で通りかかる神社です。外観なども忠実に再現されています。ホテル平安の森の隣にあるので、ホテルへ訪れる際はこちらの岡崎神社にも寄ることもお忘れなく！

東映太秦映画村は、江戸時代の村や街並みを再現したテーマパークです。主人公たちが入っていた『史上最恐のお化け屋敷』も実際にあるので訪れた際には是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか？また、俺ガイル作中での敷地内の様子も忠実に再現されているので是非そのポイントを探してみてください。

俺ガイル作中では清水寺に続き世界遺産に登録されている龍安寺。見所は、やはり神秘的かつ美しく手入れのされている石庭です。石庭を眺めながら縁側に座ってリラックスするもよし、庭園を見てまわるもよし、はたまた雪乃のように「虎の子渡し」の意味について考えてみるのもよし、開放的で自由なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか？

圧巻のずらりと並ぶたくさんの鳥居。見たことある人もない人も是非とも行ってほしい場所、ここがその千本鳥居のある伏見稲荷神社です。また伏見稲荷神社は、あの誰もがよく知る『お稲荷さん』の総本山ともいわれています。

俺ガイル作中では、結衣が両手いっぱいにコロッケや肉まんなどを抱えながら食べ歩きをしています。このシーンの背景も嵐山駅前の町並みを忠実に再現しているので、モデルとなっているお店を探しながらブラブラ食べ歩きをしてみるのはいかがでしょうか？

「戸部が姫菜にフラれないように、告白をし付き合いたい」という相談にのっていた主人公。「戸部がフラれないように」する為に主人公が姫菜に告白するシーンで登場した竹林です。日中は緑々とした竹林の隙間に日光が差し込み、夜になればライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出します。また、天龍寺も世界遺産に登録されているので、俺ガイル聖地巡礼の際は是非とも天龍寺にも参拝してみてください。

第一期1話～４話までのエンディングで登場している海岸がいなげの浜です。夏場は海水浴場として大いに賑わっているので、エンディングのような淡くしっとりとした雰囲気を味わいたいのであれば夏場をはずした春・秋・冬の季節に行くことをおすすめします。

第一期5話、沙希のバイト先として登場したホテル ニューオータニ幕張です。俺ガイル聖地巡礼ということで、実際に飲食をしていく方は事前にドレスコードの確認を。食べる気満々で行ったのに入れなかった…という悲しいことがおきないように必ずドレスコードの確認をしてください。

第一期5話で登場したマリンピア（作中では『ワリンピア』）です。稲毛海岸駅前にあり、イオンと７０店舗以上もの専門店からなるショッピングセンターです。ショッピングはもちろんのこと、お食事やゲームセンターなどもあるので大人から子どもまで楽しめるような施設となっています。

第一期6話で主人公と雪乃が結衣の誕生日プレゼントを探すために訪れた、ららぽーとTOKYO-BAYです。ショッピングから食事、映画やゲームセンターなども充実した大型商業施設です。家族や友達、カップルはもちろんのこと、おひとりさまでも有意義な時間を過ごすことができます。

第一期7話、主人公ら奉仕部のメンバーが部活動の一環で高原千葉村へ行くことになりました。その集合場所として、JR海浜幕張駅北口からすぐ向かいにあるメッセアミューズメントモールが登場。映画館やゲームセンター、そして多数の飲食店が入っており、遊ぶだけでなく食事だけでも利用できるので是非寄ってみてください。

第一期9話で花火大会へ行くため主人公が結衣と待ち合わせをした駅が、稲毛海岸駅です。主人公が待っていた場所である蕎麦屋さんは残念ながら閉店してしまったようですが、駅構内の構造など俺ガイルではかなり忠実に再現されているので、稲毛海岸駅へ寄った際は是非見比べてみください。

こちらも主人公と結衣が花火大会へ向かう途中に登場しました。京葉線と千葉都市モノレールの接続駅となっています。また空港行きのバスなども出ているのでアクセス面でも恵まれています。駅ビルが隣接しており、ショッピングをするにもちょうどいいと言われています。

俺ガイルの花火大会の会場となった場所は千葉ポートパークです。この作中の花火大会のモデルとなっていた花火大会は、東日本大震災の影響もあり2012年より場所を変更し「幕張ビーチ花火フェスタ」として幕張で開催されるようになりました。千葉ポートタワーの隣に上がる花火を見ることはできませんが、広々と開放感あふれる小高い丘でのんびりしてみてはいかがでしょうか？

第二期3話で主人公が小町にメールを送ろうか考え込んでいたシーンがこちら、ショッピングセンターMioの前になります。40店舗以上（飲食店含む）の専門店と映画館からなるショッピングセンターで、千葉中央駅と直結しているのでアクセスもしやすくなっています。

第二期4話で主人公が葉山・折本・仲町と共に行った映画館が、京成ローザ10です。ショッピングセンターMio内にあり、イースト館とウエスト館と分かれています。合計１０シアターあるので日々様々な映画を上映しています。映画館なのでひとりでもゆっくり楽しむことができます。

第二期8話で偶然主人公を見かけた平塚先生が主人公と共に訪れた橋が、美浜大橋です。かつては夜景スポットとして人気を博していたといわれていました。現在は人気は落ち着いてしまったものの、その美しい夜景は健在です。俺ガイル作中にも出てきていた手すりの落書きは実際に書いてあるものを再現しているので是非探してみたください。

第二期10話で主人公が雪乃・結衣・小町と共に初詣に訪れた神社が、稲毛浅間神社です。稲毛浅間神社は安産子育ての神とされる木花咲耶姫命を祭神とし、大同3年（808年）に富士山本宮浅間大社から歓請されたのが始まりとされています。正月三が日は大勢の人が参拝に訪れるので、ゆっくりみて回りたい人は何もない普通の日に行くことをおすすめします。

第一期7話で主人公ら奉仕部のメンバーが部活動の一環で訪れた、高原千葉村です。高原千葉村は群馬県利根郡みなかみ町にあるレジャー施設です。群馬？千葉？と不思議に思う方もいるでしょう。この高原千葉村は、実は千葉県千葉市が設置をし、管理や運営も千葉市が行っております。市民施設ということもありかなりお安く泊まることができます。（千葉市民ならさらにお安く泊まれます。）

こちらも千葉県内ではありませんが紹介します。第二期最終話（13話）で奉仕部3人が訪れた場所、アニメを見ていた人は印象に残っているのではないでしょうか？そこがここ、葛西臨海公園です。敷地内は７つのエリアに分かれていて、丸一日楽しむことができると言われています。作中で描かれている水族館などももちろんありますし、俺ガイル聖地巡礼の場所の一つです。

俺ガイルの主人公やヒロインたちが通う総武高校にはモデルがあると知っていましたか？そこが『千葉県立稲毛高等学校』です。そんな千葉市立稲毛高校について、詳しく紹介します。

行き方はJR稲毛駅から海浜バス「高浜車庫ゆき」に乗り「稲毛高校前」で下車をしたら徒歩で約10分のところにあります。またJR京葉線稲毛海岸駅からだと徒歩約15分でたどり着きます。校舎は付属中学である「稲毛高等学校付属中学校」と併設されています。ちなみに、俺ガイルと同じ奉仕部はあるのかというと、調べた結果奉仕部という部活は存在しませんでした。

校内立ち入り禁止です。俺ガイルの舞台となった校舎内の様子が見たい…と思う方もいるようですが、絶対にしてはいけません！立ち入った暁にはもれなく警察官がお迎えに来るでしょう。平日昼間の授業中や部活動中の写真撮影も極力控えるようにしてください（場合によっては迷惑行為になりえてしまいます）。また、もし部外者向けに注意事項などが看板などで書かれていれば必ず読みそれを守ってください。

先でもお話をしましたが、聖地巡礼の際はマナーを守って行動しましょう。俺ガイルを知らない人からしたら、私たちの行いで作品のイメージが決まってしまいます。有名な観光地はもちろん、住宅地などにある聖地への巡礼は特に気を配り行動をしましょう。俺ガイルという作品の為、地域の方の為、私達の為に、マナーをよく守り気持ちのよい聖地巡礼をするようにしていきましょう。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

以上、俺ガイルの聖地のご紹介でした！いかがでしたか？俺ガイルの舞台となった聖地は、ほぼ全ての場所が建物や景色などアニメ内でかなり忠実に再現されています。そのシーンと同じカメラアングルを探してみたり、出ているキャラクターと同じポーズをとってみたりするのも、この聖地巡礼の楽しみの一つと言われています。皆さんも是非これを読んで、俺ガイルの聖地巡礼を楽しんでください。