ピカチュウの体重は6kg！肩に乗せているサトシの怪力・最強説を検証

ポケットモンスター（通称ポケモン）の大人気キャラと言えば、ピカチュウですが、なんと体重が6㎏もあります。10歳のサトシの肩や背中にいつも乗っていますが、サトシは普通の小学生の見た目をしていながらも怪力なのではないかという噂があります。6㎏のピカチュウを乗せているだけならまだしも、乗せながら、結構激しく動いていて、サトシ最強説がささやかれています。

ポケモンとは、ポケットモンスターの通称で、元々は、1996年に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター　赤・緑』でした。このゲームが小学生を中心に口コミで、大ヒットとなり、多くの続編を作り出しました。ポケモンは、テレビアニメ、映画、キャラクター商品やカードゲームとしても発展し、メディアミックスの展開を見せていますが、一般的に知られるようになったのは、テレビアニメの放映からだと言えます。

1997年4月よりテレビ東京系列にて、テレビアニメのポケモンは放送が始まりました。不思議な生き物であるポケモンと人間が互いに助け合っている世界で、主人公はポケモンマスターを目指す小学生のサトシです。この世界では、ポケモン同士を戦わせるポケモンバトルが行われており、多くの子供達が最強のポケモントレーナーを目指して旅をしており、サトシとピカチュウを始めとするポケモン達による冒険物語です。

現在までに、808種類のポケモンが登場しています。元々のポケモンファン以外の大人では、『Pokemon Go』というアプリゲームの大ブームで、知った人も多いかもしれません。ここまで人を惹きつけるポケモンの魅力は、登場するポケモンの種類とキャラクターの面白さと言っても過言ではありません。その中でも、やはりピカチュウが一番有名なポケモンです。

ピカチュウのことを詳しく知らない人でも、ポケモンを象徴するキャラクターであることはご存知でしょう。それは、海外でも同様で、他のポケモンは、海外では名前が海外向けに適切なものに変更されていることが多いのですが、ピカチュウだけは、全世界でピカチュウと統一しています。この黄色いかわいらしいポケモンは、サトシの最初のポケモンで、唯一無二のパートナーです。

体毛は黄色で、背中に茶色の縞模様があり、耳の先端が黒い、電気タイプです。しっぽは、電のようなギザギザで、付け根が茶色です。かわいい赤いほっぺには、電気を作るためのでんきぶくろが付いています。進化前は、ピチューで、進化後はライチュウになります。ポケモン図鑑によると、ピカチュウは、身長40cmと体重6㎏です。

サトシは、マサラタウンに住む10歳の少年で、ポケモンマスターに憧れる1人でした。純粋で負けず嫌いな性格で、父親や祖父もポケモントレーナーという設定です。10歳の誕生日に、町に住むポケモン研究者の博士から、ポケモンをもらって旅立つことになっていましたが、サトシはその旅立ちの朝に寝坊してしまい、慌てて研究所に向かったものの、炎・水・草タイプのポケモンの3匹は、全て持って行かれた後でした。

そんなサトシに博士が提供したのが、電気タイプのねずみポケモンのピカチュウでした。サトシはかわいらしい見た目のピカチュウを気に入るのですが、相棒となったにもかかわらずピカチュウはサトシに対して反抗的な態度を取ります。しかしながら、必死にピカチュウを守ろうとするサトシの姿に心を開いて打ち解け、良いパートナーとなります。そして多くの人やポケモンとの出会いと別れを繰り返しながら、冒険の日々は続いています。

ポケモン図鑑によると、ピカチュウは、体重6.0㎏です。体重6kgというのは、人間だと、3カ月位の赤ちゃんの体重で、なんだかかわいらしく感じますが、2Lのペットボトル3本分です。大人の猫の平均体重は、3～5kgなので、ピカチュウが猫であれば、かなり大きめです。

大型の猫の中では、「穏やかな巨人」という別名を持つ、メインクイーンという種類がいます。世界最大の猫のギネス記録もある大きな猫ですが、メインクイーンの平均体重は、オスで6～8kg、メスで4~6kgで、ピカチュウと同じ位です。

ポケモン図鑑から、ピカチュウは、身長0.4ｍです。先ほどの大型猫のメインクイーンの平均体長が100㎝なので、ピカチュウの身長40㎝と比べると、ピカチュウの方がずん胴な分、コンパクトとなっています。

ポケモンは普通、モンスターボールに入っていて、必要な時に呼び出すものなのですが、ピカチュウは入りたくないらしく、アニメの1話目でかたくなに拒否していました。そこから、サトシの肩に乗ることになるのですが、問題はその体重です。ピカチュウの体重は6kgありますが、その重さが肩に乗っているというのはかなりの重さです。そんなサトシの健康問題を心配しているファンもいます。

サトシは普通の人間という設定ですが、体重6㎏のピカチュウを軽々と肩に乗せている姿からも、とんでもない怪力を持っているとわかります。怪力もさることながら、体もとても頑丈です。時々、ポケモン同士のバトルの仲裁に入って、技を浴びてしまうこともありますが、大怪我にもならないすごい体を持っている10歳です。

すごい身体能力を持つサトシですが、超人のような運動神経を持つため、ネット上で「スーパーマサラ人」と呼ばれているようです。サトシはマサラタウン出身なので、マサラ人というわけです。

サトシは10歳の男の子で、現実世界であれば、小学4年生位です。日本人の10歳男児の平均体重は35kg程度、平均身長は140㎝程度ですが、何せサトシはアニメの架空キャラなので、平均という概念は当てはまらないかもしれません。ポケモンアニメでの、身長のはっきりしている他のキャラクター対比で調べてみると、結構ブレが生じることもわかっています。絵的なバランスを優先させているからでしょう。

『ポケモンスクープ2004. Winter』におけるポケモン図鑑の背景にある目盛りによると、サトシの身長は130㎝程度に見えるようなのですが、アメリカ公式サイトのPOKeDEXのポケモン図鑑によると、サトシ（英語名Ash）の身長は155㎝となっています。アメリカ人仕様の大きさなのか、それとも、後発の英語版では、サトシの怪力ぶりに少し説得力を持たせるために大きくしたのかもしれません。

サトシの体格は、アニメの絵からの推測に過ぎませんが、平均的な体格なのではないでしょうか？なので、身長140-155㎝の男子で、平均的な体格の場合、40-50㎏位なのではないかと推測できます。アニメの絵からはどちらかというと、サトシは痩せ型に見えるのですが、怪力であるため筋肉量がすごいという前提で、平均体重で出しました。

身長が高いバージョンのサトシで考えても、体重6㎏のピカチュウを軽々と肩に乗せて動くことは、かなりすごいことです。昨今、小学生のランドセルが重過ぎて、子供達に腰痛を訴える子が増えているという話を耳にしますが、小学生の持っているランドセルの重さは、平均で8kg近いそうです。ピカチュウの体重6㎏を超えているのですが、ピカチュウはサトシの両肩で均等に背負われている訳ではありません。片方の肩に乗っています。

サトシは体重6㎏のピカチュウを肩に乗せて、崖登りまでこなしますし、頭に乗っていることもありますし、地面から走ってサトシの肩に飛び乗ることもあり、サトシの強肩には驚くばかりです。ポケモンバトルが始まると、ピカチュウはサトシの肩から高速ジャンプをするのです。それでも地面に倒れたりしないサトシは、肩のみならず、脚力もすごいです。

すごい脚力を持つサトシは、ロボットを追いかけるために、こんなすごい崖もジャンプして飛び越えます。また、サトシはピカチュウのみならず、もっと体重の重いポケモンも肩や背中に乗せられます。笑顔のまま、サトシは両肩に、ケロマツ（体重7kg）とピカチュウ（体重6kg）の体重合計13kgも平気で乗せています。

サトシにとっては、72㎏のヨーギラスも軽いぬいぐるみを持つようなものです。違う話では、フシギダネとチコリータの手助けがあったとはいえ、平均体重122kgのミュウツーを背負って歩きました。200kgを超える軽トラックも持ち上げたという伝説もあります。

以上、ピカチュウの体重とその重さを片方の肩で軽々と乗せているサトシの怪力について、紹介してきましたが、サトシ最強説は本当だなと思ったのではないでしょうか？すごい脚力をも持ち、もっと重いポケモンすら軽々と抱き上げるサトシのネタは尽きません。ぜひアニメもそんな観点から見てみてください！また違う面白さがあるはずです。