カードキャプターさくら クリアカード編の漫画を紹介!あらすじもネタバレ考察

1996年から2000年にわたって一大センセーションを巻き起こして展開された漫画原作のアニメ「カードキャプターさくら」が20周年と銘打って2016年の「なかよし」誌上から掲載し出した「カードキャプターさくらクリアカード編」ですが、謎が謎を呼ぶ展開の張り巡らされた伏線に描かれる「カードキャプターさくらクリアカード編」の漫画のあらすじとこれまでのシリーズのおさらいを踏まえた上での「カードキャプターさくらクリアカード編」について迫ります。

カードキャプターさくら クリアカード編の漫画を紹介!あらすじもネタバレ考察のイメージ

目次

  1. カードキャプターさくらのクリアカード編の漫画が気になる!
  2. カードキャプターさくらとは?
  3. カードキャプターさくらのこれまでのストーリーをおさらい!
  4. カードキャプターさくらクリアカード編の登場人物を紹介!
  5. カードキャプターさくらクリアカード編の漫画あらすじをネタバレ!
  6. カードキャプターさくらのクリアカード編の謎について考察!
  7. カードキャプターさくらと他のCLAMP作品の伏線とは?
  8. カードキャプターさくらクリアカード編に対するファンの感想は?
  9. カードキャプターさくらクリアカード編の漫画についてまとめ!

カードキャプターさくらのクリアカード編の漫画が気になる!

1996年、平成8年度の6月号から、2000年、平成12年度の8月号まで、講談社刊行の書籍、少女向け雑誌「なかよし」の誌上で掲載発表された日本の漫画家チームCLAMPによる作品、「カードキャプターさくら」は一大ブームと言われた現象を巻き起こした人気で、「カードキャプターさくらクロウカード編」とそれに続くシリーズ「カードキャプターさくらさくらカード編」を全50話構成で描き約4年を原作漫画シリーズで続けました。

「カードキャプターさくら20周年」を記念して講談社刊行の少女漫画雑誌「なかよし」に舞い戻った「カードキャプターさくら」の原作漫画による新章、中学生となった木之本さくらや李小狼、大道寺知世などを友枝中学に描いた漫画「カードキャプターさくらクリアカード編」のあらすじネタバレとCLAMPによる他作品との関係からのネタバレやあらすじにまつわるエピソードなど、漫画「カードキャプターさくら」について紹介します。

「カードキャプターさくら」のシリーズ「カードキャプターさくらクロウカード編」のあらすじネタバレおさらい、続けて「カードキャプターさくらさくらカード編」のあらすじネタバレの紹介とおさらい、そして舞い戻った「カードキャプターさくら」の世界に描かれた中学生に進学したさくらや小狼、知世たちを描いた中での新章「カードキャプターさくらクリアカード編」についてのあらすじネタバレと「クリアカード編」を紹介します。

「カードキャプターさくら」の原作漫画に描かれたシリーズ「カードキャプターさくらクロウカード編」と続いて掲載された続編漫画「カードキャプターさくらさくらカード編」のあらすじネタバレに触れて、新章として戻ったCLMP原作による漫画「カードキャプターさくらクリアカード編」がCLMPによる異なる作品に描かれた世界とのあらすじやネタバレに繋がっているのかなど「カードキャプターさくら」と「クリアカード編」を解説。

「カードキャプターさくら」のシリーズ「カードキャプターさくらクロウカード編」から「カードキャプターさくらさくらカード編」「カードキャプターさくらクリアカード編」と「カードキャプターさくら」についてのあらすじとネタバレをおさらいして紹介しながら「カードキャプターさくら」と繋がる世界観を持つ漫画に描かれたものとしての「カードキャプターさくらクリアカード編」にまつわるあらすじネタバレと順に見ていきます。

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カードキャプターさくらとは?

「カードキャプターさくらクリアカード編」とは「カードキャプターさくら発表20周年」を記念して制作に踏み切られた新章で、「カードキャプターさくらクリアカード編」は「カードキャプターさくらクロウカード編」と「カードキャプターさくらさくらカード編」の漫画あらすじとネタバレが大きく関与するほかに原作漫画を描いたCLAMPによる別の漫画作品もネタバレに関わるのが「カードキャプターさくらクリアカード編」です。

「カードキャプターさくらクリアカード編」のネタバレとあらすじに迫る前に、「カードキャプターさくら」という作品のネタバレと制作あらすじについてまず紹介していきましょう。発表されたのは日本の漫画CLAMPから出版社は講談社、掲載されたのは講談社刊行の少女向け漫画雑誌「なかよし」の誌上にて初めて掲載されたあらすじとネタバレに始まるのが「カードキャプターさくら」という一大センセーションを起こした作品でした。

1996年から2000年にわたって掲載された「カードキャプターさくら」のシリーズはそれまでの常識である従来の「変身ヒロイン」と「魔法もの」からは掟破りで「魔法アイテムによる変身」ではなく親友から提供される「バトルコスチュームに着替えての変身」と「封印の杖」や「クロウカード」に続け「星の杖」と「さくらカード」と「アイテム」を行使して「魔法」という「能力」を扱うあらすじで魅力的なキャラとともに魅せました。

「クリアカード編」誕生まで一度は眠った「カードキャプターさくら」のシリーズは、原作漫画CLMPによる講談社での発表掲載「なかよし」で「カードキャプターさくらクロウカード編」、「カードキャプターさくらさくらカード編」と続けたあらすじに「カードキャプター」のネタバレを仕込み、原作漫画は全12巻でコミックス単行本化されて刊行、第6巻26話までを「クロウカード編」第7巻27話から「さくらカード編」を描きました。

メディアミックス展開も幅広くなされた「カードキャプターさくら」のシリーズは、テレビアニメ化、ノベライズ化、グッズと展開、1998年4月から12月までを「カードキャプターさくらクロウカード編1期」として放映し、1999年4月から6月にかけて「カードキャプターさくらクロウカード編第2期」として合間に「劇場版カードキャプターさくら」を上映、「カードキャプターさくらさくらカード編」は2作目劇場版で結末を迎えます。

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カードキャプターさくらのこれまでのストーリーをおさらい!

「カードキャプターさくら」の戻ってきたシリーズ「カードキャプターさくらクリアカード編」のあらすじとネタバレと登場人物など「クリアカード編カードキャプターさくら」に迫る前にまずこれまでに描かれた「カードキャプターさくら」の2つのシーズン「カードキャプターさくらクロウカード編」と「カードキャプターさくらさくらカード編」のストーリーをおさらいします。原作とアニメでかなり異なった結末と展開が描かれました。

漫画原作クロウカード編

「カードキャプターさくら」はその名の通り「カードキャプターさくら」の誕生から物語のあらすじを描きます。友枝小学校に通う木之本さくら、小学4年生は明るく元気な性格が自慢と取り柄の何処にでもいる普通の小学生の女の子でした。優しい父親木之本藤隆と意地悪で口の悪い兄、木之本桃矢に囲まれて、母こそ亡くなっているものの楽しく暮らす毎日の中で、兄の親友である雪兎さんに憧れるごくごく平凡な女の子でしかありません。

さくらの生活が一転したのは、ある日のこと、父の書斎に見つけた不思議な本を手に取ったさくらは、驚いたことに本の中から現れた「ケルベロス」を名乗る不思議な生き物と遭遇、不思議な本の中から飛び出していった「カード」たちはかつての時代を生きた「魔術師クロウ・リード」が作ったもので、封印を呼び起こして友枝町にばら撒かれた「クロウカード」は「災いを呼ぶ」と告げられてさくらはカード収集に当たる任を命じられます。

「クロウカード」封印の書の「番人」である「ケルベロス」の命のもとに誕生した「カードキャプター」さくらは、ケルベロスや親友の大道寺知世ちゃんとともに「カードキャプター」として「クロウカード」の回収に当たる中で、現れたのは香港からの転校生で名前を李小狼。小狼は「魔術師クロウ・リード」の血筋を汲む「香港の魔術師李家」の「次期当主」であり「クロウカード」の封印が解かれたのを受けて日本に単身やってきました。

自身の魔力も扱えないあまりにも非力な「カードキャプター」さくらに、「クロウ・リード」の後継としての血筋に正当な「クロウカードの持ち主」を名乗る小狼は当初の内こそさくらを認めて受け入れられなかったものの、さくらの無鉄砲な中の真っ直ぐさや芯の強さに心を動かされ、さくらと協力体制で「クロウカード」を集めたり、手を貸したりと縮まって行く距離の中で、「クロウカード」の収集はいよいよ大詰めとなっていきます。

最後の「クロウカード」を集めきったさくらと小狼、2人の「クロウカード」持ち主の前に立ちはだかったのは、「クロウカード」の封印の番人である「ケルベロス」と対になる存在としてのもう一人の「番人」クロウカードの「守護者」であり「審判者」である「ユエ」による「最後の審判」でした。集めたクロウカードを用いて「ユエ」と対峙し、勝てなければ「クロウカードに携わった全ての人間に災いが注ぐ」という内容の勝負です。

「クロウカード」に携わった人間に降り注ぐ「この世の災い」とは「携わった全てのものの中から一番大切にしている記憶と人間が失われる」というもの。「クロウカード」による「災い」を避けるために奮闘してきた「カードキャプター」さくらとして負けるわけにはいかない勝負ですが容赦のない攻撃を繰り出す「審判者ユエ」に対して誰も傷付けたくないさくらは苦戦、ある人の助けにより「星の魔力」を目覚めさせ傷付けず勝利します。

漫画原作さくらカード編

「クロウカード最後の審判」に手助けを借りて自らの「星の魔力」を目覚めさせたさくらは、「星の杖」と化した「封印の杖」を手に、「ユエ」を傷付けることなく「ユエ」の「審判」に打ち勝ち、「正当なクロウカードの持ち主」として認められ、平和な日々を送ろうかとしていました。転校生がやってきます。香港からやってきた李小狼に対して、イギリスから柊沢エリオルを名乗る転校生の少年を迎えた友枝小学校の教室が描かれます。

「クロウカード」の解かれた封印は「正当な持ち主」の出現によって騒ぎを収め、平和を取り戻した友枝町から帰国する予定だった小狼でしたが、転校生の少年がやってきてからというものの不可思議な騒動が何故か巻き起こることに。さくらの助けとなるために一度帰国を保留にした小狼とさくらが騒動の回収に乗り出しますが、クロウカードを使用しようとしてカードが使えないことに気付いたさくらは動揺してしまい策が解らず悩みます。

結論から行けば、「封印の杖」を用いていた「クロウカード」は「星の杖」と変化した鍵と「星の魔力」を自らのものとして目覚めさせたさくらに通用しなくなり、「クロウカード」を「さくらの魔力によるカード」である「さくらカード」へと転じさせることで、再び「カードキャプターさくら」は復活しました。が、カードを変化させるための激しい消耗に追い付かないさくらの魔力と体力に、さくらから魔力を補えない月は消滅の危機。

月とはユエを表す言葉であり、ユエの借りの姿である月城雪兎を指す2つの意味を持ち、このままでは雪兎も消滅することになると、雪兎を守るための打開策に、木之本桃矢が乗り出しました。桃矢の持つ魔力を全てユエに譲り渡すと宣言します。折は同じ頃合い、さくらは雪兎さんに「好きです」と告白しましたが雪兎に「さくらちゃんの一番好きな人は他に居る」と優しく告げて振られてしまい、さくらの初恋とも言う淡い心は破れました。

傷心の中のさくらとさくらを見守る小狼、容赦なく友枝町に異変は襲い掛かります。転校生、柊沢エリオルの手による呪いに、「全てのものが永遠の眠りに就く」呪いをかけられますが、さくらは小狼と力を合わせて「さくらカード」に転ずる前の最後の「クロウカード」である「光のカード」と「闇のカード」を「さくらカード」へと転じさせ打ち勝ちました。柊沢エリオル、またの名を「前世クロウ・リード」によって真相が明かされます。

「クロウ・リード」の魔力である「闇の力」に作られた「クロウカード」は、さくらが自らの力と目覚めさせた「星の力」による魔力では維持することが出来ず、やがてただのカードと化すことに定まっていました。それを防ぐために、「クロウ・リード」の生まれ変わりであるエリオルは「クロウカード」を「さくらの魔力」による「さくらカード」へと転じさせるよう導いて騒ぎを起こし「さくらカードの誕生」を促すためと告げられます。

エリオルの行動の裏にはもう一つの意図がありました。前世の「クロウ・リード」は己が持つ強大過ぎる魔力に少しだけ疲れ果てていました。死の間際、「クロウ・リード」は己の魂を2つに分かっており、次の生を受けたときに同じ悩みに苛まれないようにとしていましたが、柊沢エリオルは魔力を全て受け継いでおり魂を分かったもう1人へと己の力を分け与えることを願いましたが、それには自分よりも強大な魔力の持ち主が必要でした。

あらすじのネタバレとしては柊沢エリオルが魂を分かった相手はさくらの父親である木之本藤隆であり、ネタバレに明かされてさくらによって分け与えられた魔力に、藤隆は今までは叶わなかなった亡き妻である撫子の姿を感じ取ることが出来るようになった場面が描かれます。目的を果たし真実を告げたエリオルはイギリスへ帰国することとなり、それに伴い小狼もまた騒ぎが収まった友枝町を去り香港へと帰国することをさくらに告げます。

「カードキャプターさくら」の「クリアカード編」による復活までの眠りは、最終話にエリオルの庭で小狼がさくらへと温めて秘め続けてきた想いと心を告白して、悩んださくらが見つけた答えとさくらには告げすに香港へと帰国しようとしていた小狼の元へ走ったさくらによる「私の一番好きな人は小狼君だよ」という告白と友枝町へ戻ると約束する小狼、さくらが告白に渡した手縫いのテディベアキットで作ったぬいぐるみで終わります。

新章としてクリアカード編

「カードキャプターさくら」シリーズ、「カードキャプタークロウカード編」と「カードキャプターさくらさくらカード編」を「カードキャプターさくらクリアカード編」に触れる前におさらいしてきましたが、原作漫画の展開と結末にあらすじとネタバレをおさらいして紹介してきました。1996年から2000年にかけて同時進行していた原作漫画とテレビアニメでは多少の設定や結末が異なっていますが漫画で描かれた「クリアカード編」は?

テレビアニメでは「カードキャプターさくら」シリーズ「20周年」を題して帰って来た新シリーズとなる「クリアカード編」の幕開けを、「小狼の帰国」と「さくらの告白」からに時間を戻して、「クリアカード編プロローグ」として描き、「小学生の小狼とさくら」からの「クリアカード編」幕開けとして中学生になって帰って来た小狼とさくらの再会までを「カードキャプターさくらクリアカード編プロローグ」の幕開けに描きました。

カードキャプターさくらクリアカード編の登場人物を紹介!

新たなるシリーズとシーズンとして帰って来た「カードキャプターさくら」シリーズ「カードキャプターさくらクロウカード編」に「カードキャプターさくらさくらカード編」から20年余りを経て戻ってきた中学生の姿で幕開けする「カードキャプターさくら」シリーズ新章の「カードキャプターさくらクリアカード編」のメインキーパーソンとなる登場人物とはどのようになるでしょう。前シーズンに継いだ主要人物を交え紹介です。

漫画クリアカード編登場人物

まずはこの人が居なくては始まらないところから「カードキャプターさくらクリアカード編」の登場人物を紹介です。トップバッターはもちろん本作「カードキャプターさくら」シリーズ「クリアカード編」でも同じく主人公である木之本さくらちゃんです。友枝中学に進学したばかりの中学1年生、意地悪で不器用な兄の木之本桃矢と優しく温厚な父の木之本藤隆の元で暮らすさくらは約束に戻った小狼と桜のもとで再会して生活を送ります。

同じく「カードキャプターさくら」シリーズ、「クリアカード編」でも欠かせない登場人物であり、さくらが待ち続けていた李小狼は「カードキャプターさくらクリアカード編」の中でさくらの知らない何かを知っている人物としても「クリアカード編」の重要人物であり「カードキャプターさくら」シリーズにおけるメインパーソンでありと「クリアカード編」の中での小狼は二重の意味で「重要なポジションと人物」に描かれていきます。

続いて「カードキャプターさくら」前シーズンから継いでの重要登場人物に、柊沢エリオルが遠く国と海を隔てたイギリスと日本の交流の中で「クロウ・リード」の生まれ変わりとしての立場と大きな力を持つ魔術師としての立ち位置、そしてさくらは知らない「何か」を抱え「カードキャプターさくらクリアカード編」に描かれる重要人物、李小狼が抱えているものを知っている人物であり何事が起こるのかを予想しえるポジションで登場。

「カードキャプターさくら」シリーズ、「カードキャプターさくらクロウカード編」と続く「カードキャプターさくらカード編」の中に可愛い妹さくらの知らない場所での活躍と顔を見せた「カードキャプターさくら」シリーズ通しての重要人物であり、また小狼、エリオルと同じくさくらの知らない「何か」の事情を抱えた様子で描かれる「カードキャプターさくらクリアカード編」での重要人物にさくらの兄である木之本桃矢も置かれます。

「カードキャプターさくら」の「カードキャプターさくらクロウカード編」続けての「カードキャプターさくらさくらカード編」と事情は何も分からないままでも独特の観察力と優れた洞察力で「大事なお友達」である「さくらちゃん」のピンチのサポートやお手伝い、バトルコスチューム担当として「カードキャプターさくら」シリーズには欠かせない人物「カードキャプターさくらクリアカード編」にも大道寺知世がさくらの親友で登場。

「カードキャプターさくら」シリーズ通して外せないのは同じく「前世」の「クロウ・リード」に仕えた魔獣でありさくらが引き継いだカードの「守護者」でもあり、ときに鋭くときにはさくらに寄り添って悩んでみせるさくらの「お友達」でもある「クロウカー」の「番人」であり「守護者」である「ケロちゃん」ならぬ「ケルベロス」もまた同じく「カードキャプターさくらクリアカード編」に魔術師に関連した役割を持って登場します。

同じく「カードキャプターさくら」シリーズには欠かせない人物で、月城雪兎と正体である月の力を魔力に持つ「ケルベロス」と同じく「クロウカード」の「守護者」であり「番人」であった「ユエ」も「カードキャプターさくらクリアカード編」の中で重要なポジションを描きます。木之本桃矢の親友であり大事な人である「月城雪兎」に関連と桃矢の妹で主人公さくらの身に起きた出来事に関連しての「クリアカード編」での立ち位置です。

原作漫画クリアカード編の新たな登場人物

「カードキャプターさくら」シリーズ、新章「カードキャプターさくらクリアカード編」からの新しい登場人物で「クリアカード編」の中でさくらを襲う出来事に深く携わっている人物として登場する新たな3人のメンバー。まずはさくらの身に襲った不可解な出来事から数日を経て友枝中学に編入してきたクラスメートで、「カードキャプターさくらクリアカード編」のメインキーパーソンとなるであろう誌之本秋穂なる女子生徒になります。

次に秋穂に仕える世話役として現れる、ユナ・D・海渡です。秋穂にとって大事な人でもあると「カードキャプターさくらクリアカード編」の中で秋穂によって描かれます。「クリアカード編」の中で襲う不可解な出来事に何かしら関与していますが、何の意図でかは描かれていません。最後にさくらが不可思議な現象に襲われる原因となる「クリアカード編」のメインパーソンで「謎の夢のフードの少女」が「クリアカード編」に描かれます。

カードキャプターさくらクリアカード編の漫画あらすじをネタバレ!

桜の季節に再会した小狼とともに大親友の知世ちゃんたちと友枝中学1年生としての平穏な暮らしを送り始めていたさくらは、奇妙な夢に苛まれるところから「カードキャプターさくらクリアカード編」は始まります。透明なカードとフードを被った謎の人物が出てくる夢に慌てて封印の書を開いてみれば、そこには何故か透明になった「カード」たち。「さくらカード」ではなく「透明なカード」からは魔力の気配ひとつも感じられません。

2度目に見た夢の中、「透明なカード」の姿はなく、「フードを被った人物」がカードが砕けた破片のようなものに囲まれて立っていましたが、それらは突如とさくらに向かい、さくらを守るように取り囲んだ光の柱の中に「鍵」が舞い降りました。舞い降りたのは「夢の鍵」ですが、夢の中で手にした「鍵」に目覚めたさくらの手元には何故か「夢の中の鍵」があり、困惑したさくらは夢の中の「鍵」がどうして存在するのかと悩みます。

さくらには何が何やら判らない中で繰り返される「夢」と「フードを被った謎の人物」との邂逅ですが、さくらの周囲の人々は「何か」を知っている様子です。さくらの兄である桃矢はさくらの姿に意味深な「まだか」という台詞を、小狼はイギリスの柊沢エリオルとの電話に「さくらの身に起こる出来事のために自分は居る」と告げ電話の向こうのエリオルは「辛いだろうが」と小狼を労う言葉と続いて「クリアカード編」は物語を進めます。

クリアカード編漫画に張られた伏線

奇妙な夢が起こり始めてから数日後に、さくらのもとに転入してきた同級生は長く海外暮らしを続けていたという人物で、かつてのエリオルの屋敷に居を構え、本好きでどうしても欲しい本があって探していると告げる詩之本秋穂に、かつてのエリオルの住居で秋穂の世話係を務めると名乗る、ユナ・D・海渡の姿が「カードキャプターさくらクリアカード編」に描かれていきます。仲良しになれそうだとさくらと知世は感想を零していました。

「カードキャプターさくらクリアカード編」劇中、さくらの見る「夢」は移り変わり、「時計」や「歯車」といった形で現れるものが、「夢の中」で得た「新たな封印の鍵」を奪いかかろうとしています。不可思議な現象を「クロウカード」関係者に訪ねて回るさくらとそのさくらの隣でイギリスのエリオルと連絡を取り合い、何かを決意したと描かれる小狼などが映る中「カードキャプターさくらクリアカード編」の物語は進んでいきます。

「夢」の中で得た「新たな封印の鍵」を使ってのさくらの新たな呪文は「夢の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ、契約のもと、さくらが命じる」という「封印解除」の呪文に合わせて、「主無きものよ、夢の杖のもと、我の力になれ、固定」という言葉と呪文に、新たなるカード「クリアカード」を誕生させました。このカードの意味と存在に、小狼やエリオルの動向、桃矢の台詞は繋がっているとの暗喩に謎は深まっていきます。

カードキャプターさくらのクリアカード編の謎について考察!

「カードキャプターさくらクリアカード編」の謎について迫ります。アニメでは謎が謎を呼んだまま次期クールを待って終わった「カードキャプターさくらクリアカード編」は、原作漫画でも謎に満ちたままで描かれています。桃矢の台詞の示すところ、ユナ・D・海渡は魔術協会の大物という魔術師、エリオルや小狼でさえも遮ってしまう強大過ぎる魔力が陰で暗躍していることや小狼は何を決意したのか、「そのために自分は居る」の台詞。

ユエに譲渡したはずの「魔力」を取り戻し始めた木之本桃矢に、何かの前触れのように眠気を訴えることの多くなったケルベロス、さくらの「夢」に登場する人物は、「アリスが好き」で「好きな本を探し続けている」と語る転校生、詩之本秋穂と関係するように「時計」や「歯車」をまとわせています。さくらの「夢」の正体は何でしょうか? 新たに出現した「夢の鍵」と「固定」の呪文に「新しいカード」である「クリアカード」とは?

カードキャプターさくらと他のCLAMP作品の伏線とは?

ここで違う目線から「カードキャプターさくらクリアカード編」の謎について迫ってみたいと思います。「カードキャプターさくら」を描くCLAMPはひとつの作品をパラレルワールドとして別の作品に展開して出演させることが多いのを知られています。実は、「クリアカード編」に張り巡らされた伏線と謎の手掛かりになりそうな物語が存在します。

ツバサ・クロニクルという漫画に?

「ツバサ・クロニクル」と題する漫画がCLAMPの作品にありますが、実はこの作品の主人公の名前は「カードキャプターさくら」の登場人物と全く同じ名前を持っています。「サクラ」と「小狼」の名前を持つ人物も当然ながら登場します。この物語の中で「カードキャプターさくら」の世界のさくらが「星の杖」を必要とされて受け渡す場面が在るのですがその折「星の杖がなくても魔力を使えるさくら」がいます。関係するでしょうか?

カードキャプターさくらクリアカード編に対するファンの感想は?

「カードキャプターさくらクリアカード編」に対するファンの感想をネット上に見ると、謎が謎を呼ぶ展開のままで明かされていない「何か」とはの正体や、さくらの「夢」はどう関係してくる「キーワード」であるのか、小狼の「さくらの見に起こる出来事のために此処にいる」というエリオルへの台詞とエリオルをも跳ね返す魔術の使い手、さくらの兄の台詞は何を示すのか、眠りに落ちることの多いケロちゃんと張り巡らされた伏線。

「カードキャプターさくらクリアカード編」の感想は、謎が謎を呼び張り巡らされた伏線にこれからどういった機種が欠けられるのかが楽しみであるという声と、謎が大きくなり過ぎて何が伏線であるのかを考え巡らすのが大変ながらも楽しみであるといった、おおむね好意的な評価と感想ではないでしょうか?

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カードキャプターさくらクリアカード編の漫画についてまとめ!

「カードキャプターさくら」のシリーズをおさらいしながら、「カードキャプターさくら」という作品と、20年を経て蘇った新章「カードキャプターさくらクリアカード編」の漫画のあらすじを追いながら、クリアカード編に張り巡らされた謎や伏線は何処に繋がるのかなど考察してきましたがいかがでしたでしょうか? 「クロウカード編」と「さくらカード編」が続いていたように「クリアカード編」もまた最初から繋がっているのか?

巧みに張り巡らされた伏線たちと謎が謎を呼ぶミステリアスな展開に想いを馳せながら、アニメと漫画をもう一度、最初の関係からおさらいしながらご覧になってみるのも楽しいのではないでしょうか?

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