カードキャプターさくらの知世の父親はだれ?さくらへの思いや好きな人を考察

1996年から2000年にわたって放映されたテレビアニメ「カードキャプターさくら」のシリーズは、「カードキャプターさくらクロウカード編」、「カードキャプターさくらさくらカード編」と描かれた中で、ヒロインが魔法を扱う場面のコスチュームをヒロインさくらの親友である大道寺知世、通称「知世ちゃん」が担う形での変身を描いた作品でした。さくらちゃんの大事なお友達であり大親友であり、よき理解者、サポートと「カードキャプターさくら」の世界で活躍する知世ちゃんの謎と秘密、魅力について迫ります。

カードキャプターさくらの知世の父親はだれ?さくらへの思いや好きな人を考察のイメージ

目次

  1. さくらの親友の知世の魅力を紹介! お父さんは誰なのかも調査
  2. カードキャプターさくらの作品情報
  3. カードキャプターさくらの知世のプロフィール
  4. カードキャプターさくらの知世のお父さんは誰なのか徹底考察!
  5. 知世とさくらの関係は? さくらに対する思いについて
  6. カードキャプターさくらの知世に好きな人はいる?
  7. カードキャプターさくらの知世の父親についてまとめ

さくらの親友の知世の魅力を紹介! お父さんは誰なのかも調査

日本の漫画家CLAMP原作で生み出された「カードキャプターさくら」。新たな「変身ヒロイン」の形として大ヒットした同作品は「カードキャプターさくらクロウカード編1期」、「クロウカード編第2期」、「劇場版アニメーションカードキャプターさくら」、「カードキャプターさくらさくらカード編」と1998年から2000年までテレビアニメでも展開され「劇場版カードキャプターさくら封印されたカード」で一度結末を迎えました。

カードキャプターさくらの親友知世ちゃんって?

「カードキャプターさくら20周年」を記念して、2016年から新章を紡いだこの作品の中に登場する「カードキャプターさくら」の魔法ヒロインである主人公さくらに「新しい変身定義」を加えた作中の重要人物がさくらの大親友である大道寺知世、通称「知世ちゃん」です。さくらの親友、また隠された関係の中で描かれる知世ちゃんは、魔法を扱うさくらにバトルコスチュームを作り上げる姿を嬉々としており、知世に苦笑いのさくらも。

「カードキャプターさくら」という作品を語る上で切っても切り離せないさくらの親友である知世ちゃんのプロフィール、家族構成、「カードキャプターさくら」の中で描かれているさくらと知世の秘密の関係など。「カードキャプターさくら」の作品と世界観、主人公木之本さくら、どちらとも切り離せない大道寺知世の魅力や作中であまり明かされないさくらの親友というだけではない知世の関係、知世ちゃんの好きな人など知世について。

「カードキャプターさくら」シリーズ通してワンシーンの描写だけに描かれる「大道寺知世」の「父親」の存在や、さくらの「大事なお友達」である「知世ちゃん」と「さくらちゃん」の本当の関係、「知世ちゃん」の「父」とは一体誰に当たるのか。「知世ちゃん」は「さくらちゃん」を「大好きな人」で「大事なお友達」と呼びますが、「知世ちゃん」の「好きな人」とは存在するのか、それは一体誰なのかなど「知世ちゃん」に触れます。

「カードキャプターさくら」のメインパーソンでありキーパーソンとなることもあるさくらの大事なお友達で大親友の知世ちゃんの魅力と隠されている過去と秘密の関係、さくらに対する思いや知世の想い人、「カードキャプターさくら」作中にほとんど明かされない「知世ちゃんのお父さん」についてなど、「カードキャプターさくら」の大道寺知世について、さくらの親友としてのポジション以外からもプロフィールを考察していきます。

大財閥総帥の「お祖父さま」を持つ母親の経営する大手アミューズメント経営「大道寺コーポレーション」の一人娘のお嬢様で、「木之本さくら」の「大親友」で「大事なお友達」であり「さくらちゃん」の秘密を知りながら「さくらちゃん」に関連して李小狼や苺鈴とも関りを持ち、彼らの操るものを知っていて、理解者であり支えとなりサポートにも回る「知世ちゃん」は「さくらちゃん」の知らない秘密をも抱えているポジションです。

「カードキャプターさくら」の木之本さくらが大親友であり、バトルコスチュームを嬉々として担当する困ったカメラお嬢様でもある知世ちゃんとさくらの関係について。大道寺コーポーレーションの裏に存在する知世ちゃんのお祖父さまと知世の母さくらの母である撫子との関係に隠された知世ちゃんとさくらの秘密の関係、「カードキャプターさくら」劇中でぼんやりと描かれている知世ちゃんのさくらへの想いなど知世ちゃん解説です。

カードキャプターさくらの作品情報

日本の漫画家チームCLAMPによる作品、「カードキャプターさくら」は、講談社が書籍刊行する少女雑誌、「なかよし」の誌上で1996年、平成8年度から2000年、平成12年度にわたって掲載された異色の「変身ヒロイン」を誕生させた「魔法もの」の漫画です。魔法による変身ではなく、ヒロインの親友知世による手作りコスチュームでのバトル、またカードというアイテムを使った魔法の行使、「変身魔法ものヒロイン」を一転しました。

雑誌掲載された「なかよし」での原作からの単行本は全12巻の50話構成で成り、単行本コミックス第6巻26話までを「カードキャプターさくらクロウカード編」として、第7巻収録27話以降を「カードキャプターさくらさくらカード編」のくくりに置いて「クロウカード編」と「さくらカード編」の2つの章構成から作り上げられ、「さくらカード編最終話」をもって「カードキャプターさくら」の物語は一度閉じられることとなりました。

テレビアニメ化、ゲーム化、ノベライズ、メディアミックスによる展開も幅広くなされ、1998年4月から12月までを第1期としての「カードキャプターさくらクロウカード編の前編」を、1999年4月から6月にかけて第2期として「クロウカード編終了」までを、1999年9月から第3期として「カードキャプターさくらカード編」をアニメで展開し劇場版アニメーションも2作上映公開され、アニメの終わりを劇場版で迎える結末に描きました。

「カードキャプターさくら」の物語の主要人物は本作ヒロインであり主人公の「木之本さくら」とさくらの家族構成にも重要人物を置き、ヒーローに「李小狼」、さくらの親友としてさくらの魔法少女なる変身と活躍をサポートする役割や相談相手、バトルコスチューム担当などの広い仕事を「大道寺知世」なる知世ちゃん、「カードキャプター」に携わる役割として「ケルベロス」と「ユエ」、「魔術師クロウ・リード」の存在が描かれます。

「カードキャプターさくら」の世界観の中にある「魔法」は主にアイテムが大きく関連しており、クロウカード編では「稀代の魔術師クロウ・リード」による「クロウカード」と「クロウカード」を従えるためのアイテムに「封印の杖」を使い知世の作り上げたアイテムであるコスチュームで「魔法」を行使、「さくらカード編」では「星の杖」と呼ばれる「クロウカード編最後の審判」にさくらが自身の魔力を覚醒させたアイテムを使います。

「カードキャプターさくら」は、「カードキャプタークロウカード編」1期、2期、「劇場版アニメーションカードキャプターさくら」、「カードキャプターさくらさくらカード編」と続き「劇場版カードキャプターさくら封印されたカード」とテレビアニメのシリーズを終えたのちに「カードキャプターさくら20周年」と題して新章「カードキャプターさくらクリアカード編」として、さくら、小狼、知世を連れて2018年春に戻りました。

「アイテム」が大きな意味合いを持つ「カードキャプターさくら」のシリーズ世界観に、「封印の杖」と「クロウカード」の次に登場した、「星の杖」と「さくらカード」は「クロウ・リード」の造りし「魔術のカード」とそれを従わせるための「クロウ・リード」の「闇の属性」から出来た「封印の杖」から「クロウカードの番人による最後の審判」にさくらが自身の「星の魔力」から作り上げた「星の杖」とそれに適応させたカードでした。

続くシリーズとなって帰って来た「カードキャプターさくらクリアカード編」でも同様に、「アイテム」は大きな意味を成します。「さくらの魔力の源」である「星の魔力」を込めていた「さくらカード」と「さくらカード」の行使に使われていた「星の魔力」を秘めた「星の杖」から、シリーズ序盤でさくらが見た「不思議な夢」の中から、「夢の杖」と呼ばれる「アイテム」が登場して、「クリアカード」の行使に用いることになります。

「アイテム」が大きな意味を持つ「カードキャプターさくら」の世界では「封印の杖」に続く「星の杖」とそして「夢の杖」にそれぞれ同じ「杖の封印解除」の意味合いの「呪文」と「汝のあるべき姿に戻れ、クロウカード」の「クロウカードの呪文」、「クロウの作りしカードよ、古き姿を捨て生まれ変われ、新たな主、さくらの名のもとに」の「さくらカードの呪文」に続き「夢の杖」が「クリアカード」を従える「呪文」を描きました。

カードキャプターさくらの知世のプロフィール

大道寺知世の公式なプロフィールは友枝小学校に通う木之本さくらのクラスメートで一番の大親友、さくらの「魔法」と「秘密」である「カードキャプター」としてのさくらを知っていて、大好きな親友さくらちゃんのためのバトルコスチュームを作り上げることとバトルの様子をビデオで撮影するのを生き甲斐のように感じている性格で大手アミューズメント会社「大道寺コーポレーション」を経営の母を持つれっきとした本物のお嬢様です。

誕生日は9月3日の秋生まれで、「カードキャプターさくら」としてのさくらのコスチュームは全て知世による手作りで、作中で必要な折には母の会社の伝を使って通信機などを渡したりと、さくらのサポートにも回ります。自身の手作りの衣装、バトルコスチュームでのさくらちゃんの活躍をビデオで撮るのが楽しみで、さくらのバトルコスチューム作りもバトルの記録を撮ることも自身の趣味であると公言してはばからない節も見られます。

「カードキャプターさくら」のシリーズ、「カードキャプターさくらクロウカード編」ではライバルとして現れた李小狼や李苺鈴との中に入り仲裁を引き受け、さくらと小狼が手を組みだしてからは協力体制のサポート、「カードキャプターさくらさくらカード編」ではさくらへの恋を自覚しながら「答えられない想いを告げられること」を知って呑み込んだ小狼の心を汲み取ったりやがて雪兎に告白して描かれるさくらを受け入れていました。

「カードキャプターさくら」に描かれる「知世ちゃん」、大道寺知世と「さくらちゃん」、木之本さくらの出逢いは友枝小学校の3年生当時となっています。文房具の貸し借りがきっかけで大道寺知世と木之本さくらは知り合い、「知世ちゃん」「さくらちゃん」と呼び合う「大親友」の「大好きなお友達」になっていったと明かされています。さくらのバトルコスチューム担当やバトルの記録ビデオは知世を表す名定義ともなりえました。

「かーどキャプターさくら」のヒロイン、木之本さくらの大親友である大道寺知世、「知世ちゃん」は親友で「大事な人」であり、「大事なお友達」である木之本さくら、「さくらちゃん」を心から愛している「お友達ぶり」も描かれます。「大道寺コーポーレーション」の一人娘の環境と権限をフルに使って必要なときの「カードキャプター」のさくらや小狼のサポート道具を用意したりともちろん2人が気にしないようにの配慮の元にです。

さくらが魔法を行使する際の「アイテム」や小狼が魔術を行使する際の道具やそれぞれの扱う呪文なども全て知っている立場として「知世ちゃん」は描かれています。「闇の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ、契約の元、さくらが命じる」からの「星の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ、契約の元、さくらが命じる」と「夢の力を秘めし鍵よ、真の力を我の前に示せ、契約の元、さくらが命じる」。杖の封印を解く呪文然りです。

さくらや小狼のバトルや「カード」が引き起こす不可思議現象のサポート、さくらの「本当の恋」や「小狼の想い」などにも寄り添い2人のサポートをしながら、小狼の従姉妹である苺鈴の「破れるであろう初恋」にも寄り添って、苺鈴が小狼に呼び出されて来日した際には苺鈴の心のケアというサポートも引き受けたり、さくらに告げすに帰路に立とうとした小狼の動向を聞き、さくらが小狼の元へ間に合うようにのサポートも手伝いました。

とても聡い部分を持ち、劇場版アニメーション「カードキャプターさくら封印されたカード」の中では、「封印しなければこの世に災いをもたらすカード」の「封印」の「条件」が「自身の一番大事にしている心との引き換え」と知ったさくらと小狼が最後の戦いに赴く中で普段はさくらのコスチュームを担当する身でありながら小狼のコスチュームを揃えており、さくらのために小狼が取る行動と犠牲を見抜いているような場面も見せました。

カードキャプターさくらの知世のお父さんは誰なのか徹底考察!

「カードキャプターさくら」のシリーズ全編、「カードキャプターさくらクロウカード編」の1期と2期、「カードキャプターさくらさくらカード編」、劇場版アニメ2作、「劇場版アニメーションカードキャプターさくら」、「劇場版版アニメーションカードキャプターさくら封印されたカード」と原作漫画全てにおいて、大道寺知世、ヒロインさくらの親友である「知世ちゃん」の「父」について語られる場面はほとんど見受けられません。

「カードキャプターさくら」シリーズ通しての謎とも言える「大道寺知世」の「父」とは誰になるのでしょうか? 作中で「知世ちゃん」の父親が描写されたのは、知世の母とのワンシーンが少しだけ「カードキャプターさくら」のシリーズに登場しただけに留まり、大道寺知世「知世ちゃん」が己の「父」について触れる描写も場面も描かれていません。彼女が口にするのは「お祖父さま」や「お母さま」、「さくらちゃんのお父さま」です。

大道寺知世、「知世ちゃん」の家系図を「カードキャプターさくら」の世界観に辿ると、少しだけ複雑な事情の家庭模様が絡みます。知世の母親は知世の親友でしかないはずの「さくらちゃん」を胃兪に目に掛けている場面や描写が「カードキャプターさくら」の世界では多々描かれていますが、「さくらちゃん」と「さくらの母」である「撫子」との関係とさくらの父親である藤隆との知世の母と知世の曽祖父の過去と事情が絡んでいます。

「カードキャプターさくら」の世界で明かされている大道寺知世の肩書きである大手アミューズメント経営の「大道寺コーポレーション」を経営しているのは大道寺知世、「知世ちゃん」の母であるとの描写もありますが、「知世ちゃん」の父親が全く関連していないのかは明かされていません。また藤隆と結婚する前のさくらの母親「撫子」の旧姓から、「大道寺」の名前はおそらく「知世ちゃん」の父方の姓に当たるであろうと考察します。

「カードキャプターさくら」のシリーズ劇中、最愛の孫娘であった「撫子」とさくらの父である藤隆の結婚に異を唱え許さなかったのは、「撫子」に「特別な想い」を抱いていた従姉妹である「知世の母」ではなく、「撫子」がとても身体が弱い性質であると知っていて可愛がっていた大財閥総帥「撫子」の祖父、「お祖父さま」でした。祖父の反対を踏み切り撫子は飛び出して藤隆を選び、結婚してさくらの兄の桃矢やさくらを設けています。

この辺りの事情から考察するに、大道寺知世、「知世ちゃん」の父親とは、撫子の祖父であり知世の曽祖父、「撫子」や「知世の母」からは「お祖父さま」に当たる人間に認められるだけの財力と権力があり、撫子や知世の母の身内筋の線が強いのではないだろうかとも推察できます。木之本藤隆は大学教授の立場にありながら、大財閥元帥の最愛の孫娘である「撫子」を認められすに、駆け落ちという形での撫子との結ばれ方を取っています。

「カードキャプターさくら」に描かれる大道寺知世の「父親」の存在は、「知世ちゃん」の母親との一コマを切り取ったワンシーンだけですが、切り取られた一コマを見るに愛情の存在しない夫婦関係というわけでもなさそうです。また、愛した「撫子」の面影に真似て知世の髪を伸ばさせたり、「さくらちゃんへの愛情」を惜しみなく注ぐ知世の母も娘の「知世」のこともきちんと娘として愛しているという描写も幾らかちゃんと存在します。

知世とさくらの関係は? さくらに対する思いについて

大道寺知世、知世ちゃんの父についての考察や家族構成、知世ちゃんの好きな人など、大道寺知世のプロフィールを語る上で父親も然りですが外せないのが母親と祖父、知世からはお祖父さまに当たる存在と、さくらの父と母の関係と存在、さくらには知らされていない知世の母と父の関係と祖父との関係、大道寺知世の本当の木之本さくらとの関係は「カードキャプターさくら」の作中で大きく知世とさくらの公の秘密として描かれています。

「カードキャプターさくら」のシリーズ、「カードキャプターさくらクロウカード編」「カードキャプターさくらさくらカード編」、上映公開された「劇場版アニメーション」2作、どのシリーズでも変わらない立ち位置で「さくらちゃん」が「大好きな人」で「さくらちゃん」を「大事な人」と公言する「お友達」で大親友の「知世ちゃん」はさくらの知らないところでの繋がりや大人の事情を知っている場面と描写が作中描かれています。

カードキャプターさくらの知世の隠された関係

大道寺知世、通称「知世ちゃん」は、さくらの亡くなった母である撫子と血縁関係にあります。当然のことながら、知世ちゃんとさくらも血縁関係ということになるのですが、知世ちゃんとの血縁関係は大人の事情でさくらにはそれは伏せられています。さくらの母である撫子と知世の母は従姉妹であり、知世の母の想い人がさくらの母親、撫子であった過去や大財閥の孫娘であり、撫子と知世の母の祖父に当たる人間から寵愛されていた撫子。

「カードキャプターさくら」作中、中々に複雑な生い立ちになります。知世とさくらの母が従姉妹関係に当たるので、さくらと知世の本当の関係は又従姉妹という血縁関係になりますが、知っているのは知世だけで、さくらは知世との本当の繋がりを知りません。さくらの母である撫子は祖父の反対を押し切って家を飛び出し、さくらの父と駆け落ちで結ばれて婚姻、さくらの兄である桃矢とさくらを生んで命を落としたと作中描かれています。

さくらの亡くなった母親である撫子は知世の母と同じく大財閥総帥の孫娘で、さくらの父との仲を反対されていたのを駆け落ちに踏み切って結ばれて結婚しています。知世の父があまり描かれない背景には知世の母が撫子に向けていた「愛」が「恋」と呼ぶべきもので、家族に向ける「愛情」とは異なっていたものだったことが知世の母本人からさくらの父に告げられている場面が影響してのものであるという風に知世の父の存在も見れます。

カードキャプターさくらに描かれる知世の想い

複雑に奏でられる関係の中で、知世自身はさくらにどんな思いを抱いているのでしょうか? 大道寺知世、知世ちゃんの好きな人や知世の母が語るさくらはまさに好きな人そのものです。大道寺知世、知世ちゃんと言えば容姿の特徴を語る上でサラサラロングヘアーが欠かせませんが、サラサラ黒髪ロングヘアーのスタイルはさくらの亡き母親である撫子を真似て知世の母が知世に受け継がせているものと作中で言及されて描かれています。

知世ちゃんには好きな人はいないのと訊かれた場面で、大道寺知世はさくらの名前を挙げる場面が「カードキャプターさくら」のシリーズ全編を通して見受けられます。さくらや周囲はいつもの知世のお決まりの返しと台詞に、「そ、そういう意味じゃなかったんだけど」と苦笑いして返していますが実際のところ、知世ちゃん、大道寺知世の好きな人とはさくらの母である「撫子」を愛した母と同じく「さくら」であるのではないでしょうか?

年齢からしても大人びた「聡い子」の描写が目立つ大道寺知世、「知世ちゃん」は育った家庭環境と「香港李家の次期当主」の立場からさくらの周りのクラスメート男子たちとは一線を画した大人びた面を見せる李小狼をさえも驚かせるほどの慧眼と鋭さ、聡さを兼ね備えている描写があります。「カードキャプターさくら」の世界、「大好きな人」で「大事なお友達」である「さくらちゃん」に事情を黙っているのはそうしたところでしょう。

大道寺知世、「知世ちゃん」としては「大好きな人」で「大事な人」で「大事なお友達」の「さくらちゃん」には要らない話であって、「大親友」の立場の自分が語るべきことではないと悟っているからこそ、自分たちの本当の関係や「さくらの母の撫子を愛した知世の母」、知世からは曽祖父に当たる「お祖父さま」と「最愛の孫娘撫子」との関係を巡っての「さくらの父」である「藤隆」に触れたくないという心境も見えるのではないかと。

カードキャプターさくらの知世に好きな人はいる?

「カードキャプターさくら」のヒロインであり主人公、大道寺知世、「知世ちゃん」の「好きな人」についてもう少し触れて考察していきましょう。「知世ちゃん」、大道寺知世はさくらの周りの人間に対してとても敏感で聡い心持ちを見せる描写が「カードキャプターさくらクロウカード編」「カードキャプターさくらさくらカード編」と通して描かれていますが、それはのちのさくらの好きな人に対しても同様の鋭さと聡さを発揮します。

「カードキャプターさくら」のヒロインであり主人公、木之本さくらの「大事なお友達」である、大道寺知世。「知世ちゃん」の「好きな人」とは存在するのかと考察してみれば、小狼や小狼に恋破れるだろうと予測していた苺鈴に対する助言、さくらの「好きな人」だとさくらが信じていた雪兎への心と小狼への心を見抜いていた節などから考えて、「知世ちゃん」の「好きな人」の存在と言えば「さくら」になるのではないでしょうか。

もちろん、大道寺知世が「カードキャプターさくら」の世界に持つ「木之本さくら」、「さくらちゃん」への「好きな人」の意味合いは、「大事なお友達」の意味合いではなく、小狼がさくらを好きな意味と同じに、知世の母がさくらの母である「撫子」を好きな人と呼んだのと同じ意味に、「大親友」であり「大事なお友達」で「大事な人」の全て含んで「木之本さくら」を知世ちゃん、大道寺知世の「好きな人」の定義に見れるのでは?

「カードキャプターさくら」のシリーズ全編通し「大道寺知世」が心の底から「大事な人」の立ち位置に置いているのは、「カードキャプターさくら」の主人公でありヒロイン、「木之本さくら」であり、大事なさくらちゃんに携わり「さくらちゃんの心を大事にする人」として小狼たちの位置付けている節も見受けられるように取れば、やはり大道寺知世「知世ちゃん」の「好きな人」の定義に当たるのは「さくら」ではないでしょうか?

これまでの言動から鑑みるに、大道寺知世の口から「好きな人」の定義を「木之本さくら」だと描かれることはないであろうと推察出来ますが、「さくらちゃん」を好きだったから、「さくらちゃん」を見ていたから。「さくらの心」に気付いていた「知世ちゃん」が描かれた描写とも取れる場面と同じく「さくら」を見ている「小狼」もまた「知世ちゃん」の向ける「大事なお友達」の言葉の裏に隠れた真意に気付いているように見えます。

いずれにせよ「聡い」部分を持つ小狼にしても「知世ちゃん」にしても「カードキャプターさくら」の世界に描かれる慧眼というべき瞳を持ち合わせた「クロウ・リード」の関連筋柊沢エリオルを始めとするメンバー、「さくらちゃんの大事な人」である小狼や初対面の折には小狼とさくらの未来を見抜いていた兄の桃矢、友枝小学校から育って来た仲間たち、そして「知世ちゃん」本人からも語られることはない「さくら」への真意でしょう。

カードキャプターさくらの知世の父親についてまとめ

「カードキャプターさくら」のシリーズ三部作、「カードキャプターさくらクロウカード編」、続いての「カードキャプターさくらさくらカード編」、そして「カードキャプターさくら20周年」を記念して戻ってきた中学生になったメンバーたちを描いた「カードキャプターさくらクリアカード編」、劇場版アニメーション2作品「劇場版アニメーションカードキャプターさくら」と「劇場版カードキャプターさくら封印されたカード」2つ。

いずれの中でも重要なポジションを占め、常に「さくらちゃん」の「大好きなお友達」で「大親友」として、さくらを始めとしてさくらに関わる小狼なども含めてサポートに回ることも多い大道寺知世、「知世ちゃん」について、いずれのシリーズと作品劇中でも語られなかった「知世ちゃんの父」についてと、「知世とさくらの関係」や「知世ちゃん」が「さくらちゃん」に馳せる「好きな人」や「大事なお友達」の真意はなど考察しました。

いかがでしたでしょうか? 「カードキャプターさくら」の裏のヒロインともいうべきポジションにある「大道寺知世」、さくらの「大事なお友達」である「知世ちゃん」についての魅力や謎を考察してきましたが、「カードキャプターさくら」のメイン人物として欠かせないポジションであり、バトルコスチュームの担当や折に触れたサポート役、さくらちゃんとの本当の関係などさくらちゃんの大事なお友達「知世ちゃん」についてでした。

「カードキャプターさくら」シリーズ、「カードキャプターさくらクロウカード編」、続く「カードキャプターさくらさくらカード編」、そして2016年から2018年に戻った「カードキャプターさくらクリアカード編」と劇場版アニメーション2作品、少しヒロインのさくらと小狼から視点を変えて、2人をずっとサポートし陰ながら「カードキャプター」の存在とバトルを支える「知世ちゃん」の目線で作品をご覧になられても楽しいのでは?

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