2018年03月25日公開
2018年08月29日更新
名探偵コナンの黒幕は烏丸蓮耶と判明?その正体を登場回から考察
名探偵コナンで今まで正体を現していなかった黒幕。黒の組織のボスで「あの方」と呼ばれていましたが、名探偵コナン1008話でついにボスの名前が烏丸蓮耶だと判明しました。しかし、黒幕と判明した烏丸蓮耶とはどんな人物なのか登場回から考察していきます。
目次
- 名探偵コナンの黒幕・黒の組織の「あの方」の正体が判明!
- 名探偵コナンの黒幕が判明?黒の組織の「あの方」の名前は『烏丸蓮耶』
- 名探偵コナンの黒幕・「あの方」が『烏丸蓮耶』だと判明したきっかけは工藤優作の推理!
- 名探偵コナンの黒幕が判明・『烏丸蓮耶』とは一体何者なのか
- 名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だと考えられる理由①烏丸蓮耶が起こした40年前の事件が揉み消されている
- 名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だと考えられる理由②黒の組織の一員ピスコの死の間際の発言
- 名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だと考えられる理由③黒の組織のボスのメールアドレス
- 名探偵コナンの黒幕だと判明した『烏丸蓮耶』はまだ生きている?
- 名探偵コナンの黒幕は烏丸蓮耶と判明?登場回から正体を考察【まとめ】
名探偵コナンの黒幕・黒の組織の「あの方」の正体が判明!
名探偵コナンは週刊少年サンデーで、1994年より連載が開始された青山剛昌原作の推理漫画です。黒の組織の手によって体を幼児化させられた工藤新一が、江戸川コナンと名乗り黒の組織の行方を追いかけながら様々な事件を解決していきます。2017年に原作は1000話に到達し、2017年12月13日に発売された3・4合併号でついに、黒の組織のボスの名前が明らかとなりました。
名探偵コナン・謎の組織『黒の組織』とは?
黒の組織とは新一を幼児化させた毒薬、アポトキシン4869を開発した名探偵コナンに登場する架空の国際定期犯罪組織です。黒の組織とは仮の組織名で、組織の正式名称は明らかにされていません。大規模で多くの謎に包まれている組織です。黒の組織のボスで名探偵コナンの黒幕は「あの方」と呼ばれていて正体が明らかにされていませんでしたが、名探偵コナン1008話でついにボスである人物の名前が判明しました。
名探偵コナンの黒幕・「あの方」に当てはまる条件とは?
名探偵コナンの黒幕「あの方」の誰なのか正体は明らかにされていませんでしたが、「あの方」の条件がいくつかわかっていました。その条件とは、原作53巻までに名前が登場している、名前が登場した単行本を教えるとわかってしまう、黒の組織の正式名称と関連がある、ピスコが長年仕えたことからかなりの高齢である、ベルモットがお気に入り、到底信じがたい意外な人物である、の6つです。
6つの条件から名探偵コナンの読者、ファンの間では黒幕である黒の組織のボスは誰なのか、様々な推理が今までにいくつも繰り広げられていました。そして、ついに判明した黒幕「あの方」の名前。中には腑に落ちない読者やファンの人もいるようです。名探偵コナンの黒幕、「あの方」の正体は一体誰だったのか、その人物の登場回から考察します。
名探偵コナンの黒幕が判明?黒の組織の「あの方」の名前は『烏丸蓮耶』
名探偵コナン1008話で判明した、黒幕「あの方」の名前は『烏丸蓮耶』。烏丸蓮耶という名前はファンの間の、「あの方」の考察の中で度々登場していた名前で、あの方候補として有名な名前です。しかし、誰?という反応の人も少なくありません。誰?という反応を見せる人が少なくないのも無理はなく、烏丸蓮耶は名探偵コナン「集められた名探偵」で名前だけ登場した人物です。
名探偵コナンの黒幕・「あの方」が『烏丸蓮耶』だと判明したきっかけは工藤優作の推理!
ヤバい。事故でネタバレ画像を見てしまった。あの方…まったく予想通りだったからクソ興奮した!!!! このアニメ(17年前と同じ現場)が6/10に放送されてからほぼ確信してたけど…でもまだまだ分からないことだらけだなぁ(*´-`) #黒の組織 #名探偵コナン pic.twitter.com/CMwi78TcRf
— تشيكا (@110_442) December 12, 2017
黒幕である黒の組織のボスが『烏丸蓮耶』だと判明した経緯には、17年前に殺害されたプロ将棋棋士、羽田浩二が残していたダイイングメッセージが関係しています。羽田浩二の名前がアポトキシン4869を飲んだ人物のリストにあったことを、灰原からコナンは聞かされ組織が関係していた事件だとわかります。
名探偵コナン 17年前と同じ現場(前編)見逃し配信視聴開始#conan #名探偵コナン pic.twitter.com/EjWtqwy17V
— サンライズながら (@kamotsu_nagara) June 3, 2017
羽田浩二は現場に割れた手鏡にあった「PUT ON MASUCARA」を使って、ダイイングメッセージを残していました。コナンは別の箇所にあった「PTON」の文字を抜いた、「U MASUCARA」を並び替えた「ASACA RUM」が答えだと解釈しました。「RUM」が黒の組織のNo.2のコードネームであることから、「浅香(ASACA)」が「RUM」の正体であると考えていました。
しかし、名探偵コナン1008話でコナンの父親である工藤優作が、「ASACA」と「RUM」で考えるのではなく、ひとつの単語であると考えました。考えられるひとつの単語が「CARASUMA」であり、登場回で名前だけ登場した『烏丸蓮耶』のことであると判明したのです。
名探偵コナンの黒幕が判明・『烏丸蓮耶』とは一体何者なのか
集められた名探偵おもしろいよね
— 山田ユニコーンとにん (@BUNNYhuman) March 17, 2014
ほんと好き pic.twitter.com/FdnY8ntQyq
烏丸蓮耶の名前の登場回「集められた名探偵」は、原作では名探偵コナン30巻、アニメでは219話の内容です。アニメ名探偵コナン219話は2時間スペシャルで放送され、前半に「怪盗キッドVS工藤新一」後半に「集められた名探偵」が放送されました。
登場回といっても烏丸蓮耶は「集められた名探偵」に名前のみの登場した人物で、彼の情報はわずかのことしか語られていません。わかっているのは、「集められた名探偵」に登場する黄昏の館の持ち主だったこと、莫大な資産を持つ大富豪であること、半世紀前に謎の死を遂げていること、カラスを紋章にしていたことだけです。すでに100歳を超えているという情報もありました。
名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だと考えられる理由①烏丸蓮耶が起こした40年前の事件が揉み消されている
烏丸蓮耶が生前に起こした事件については、烏丸蓮耶の登場回「集められた名探偵」で語られています。その事件の内容とは、烏丸蓮耶が母親から託された黄昏の館に隠された財宝があり、死期を近いと感じた烏丸蓮耶が考古学者を大勢呼び集めましたが、見つからず死を焦った烏丸蓮耶が考古学者たちを次々に殺害した、というものです。
集められた名探偵 のコナンめちゃめちゃ好き pic.twitter.com/bVR7ZFK3EA
— ほのみ 新蘭♥ (@r__aiK) December 21, 2017
烏丸蓮耶1人で大勢の考古学者を殺害した大量殺人事件でしたが、この事件は表に出ることがなく揉み消されています。表に出ていないとおかしくないこの大量殺人事件が揉み消されていることから、烏丸蓮耶が黒の組織のボスであると考察することができます。
黒の組織は暗殺を何度も行なっていますが、どの暗殺も黒の組織が関係していると表には出ていません。このことから少なくとも黒の組織の中には、事件を揉み消す力を持っている人物がいると予想できます。それを踏まえた上で、烏丸蓮耶が起こした事件が揉み消されているので、烏丸蓮耶は事件を揉み消す力を持っている人物で黒の組織と関係がある人物だと考えられるのです。
名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だと考えられる理由②黒の組織の一員ピスコの死の間際の発言
烏丸蓮耶が黒の組織に関わっていると考えられる理由には、黒の組織の一員であったピスコが死ぬ間際に残した一言にもあります。ピスコとは黒の組織に命じられ、杯戸シティホテルのパーティーに潜入していた黒の組織のメンバーです。ピスコが潜入した目的は、組織の命じられたターゲットを暗殺すること。しかし、暗殺をしている決定的な瞬間をカメラマンに撮られてしまいます。
ピスコが捕まり、黒の組織の存在が表に出てしまうことを恐れたボス「あの方」の命令で、ピスコは同じく黒の組織のメンバー、ジンに射殺されます。ジンに射殺される時、ピスコは「あの方に長年仕えた」と発言しています。この発言から黒幕である「あの方」はかなりの高齢であることがわかりました。烏丸蓮耶は100歳を超えていると言われるほど高齢の人物なので、「あの方」の正体であると考えることができます。
名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だと考えられる理由③黒の組織のボスのメールアドレス
今までの名探偵コナンで、コナンは黒の組織のボスのメールアドレスを打つと動揺「七つの子」になることを、黒の組織のメンバーの1人ベルモットがボスの番号を打っているのを聞いてわかっています。動揺「七つの子」は「カラスなぜなくの」という歌詞が入っている有名な動揺です。
烏丸蓮耶の紋章がカラスであったことがわかっているので、「七つの子」のメロディーになっているメールアドレスを使っている黒の組織のボスの正体は、烏丸蓮耶なのでは?と考えられるわけです。
名探偵コナンの黒幕だと判明した『烏丸蓮耶』はまだ生きている?
烏丸蓮耶が黒の組織のボスで黒幕の正体となると生きているということになりますが、烏丸蓮耶は謎の死を遂げたと名探偵コナン「集められた名探偵」で語られています。生きていたとしても、殺人事件を起こした時点で烏丸蓮耶は100歳近くだったと語られているので、150歳近くになっていると考えられ、常識的に生存しているのは不可能と考えられます。
しかし、灰原が黒の組織にいた頃に開発していて、コナンも飲まされたアポトキシン4869を烏丸蓮耶も飲み、若返っていたとしたらまだ生きているということが考えられます。また、もし仮に烏丸蓮耶がすでに死んでいたとしても、名探偵コナンのストーリーの中で以前灰原は「死者を蘇らせる研究」をしていたと発言しているので、烏丸蓮耶が生き返っている可能性も考えられます。
作者の発言から考えると黒幕の正体は『烏丸蓮耶』ではない?
ただ、以前に名探偵コナンの作者、青山剛昌先生は「名探偵コナンの黒幕は烏丸蓮耶ではない」と発言しています。このことから、今回名探偵コナン1008話で黒幕の正体が烏丸蓮耶であると判明したことが、腑に落ちないという読者やファンもいるようです。
しかし、烏丸蓮耶が『烏丸蓮耶』の名前を名乗っているとは限りません。今回、名探偵コナンの黒幕の正体が『烏丸蓮耶』だったと判明したわけであって、今現在名探偵コナンに登場している人物の名を名乗っている可能性もあります。作者の発言を「名探偵コナンの黒幕は烏丸蓮耶ではない=元は烏丸蓮耶であるが今は烏丸蓮耶と名乗らず、別の名を名乗っている」と考えれば、納得がいくのではないでしょうか。
名探偵コナンの黒幕は烏丸蓮耶と判明?登場回から正体を考察【まとめ】
名探偵コナンの1008話で黒の組織の黒幕判明&作者長期休載とかコナンそろそろ終わるんじょね?(ネタバレになるから名前は伏せるぜ) pic.twitter.com/6DZtlE9W3G
— 大丈夫 (@daijoubu46) January 27, 2018
名探偵コナン1008話の掲載とともに、現在は作者の青山先生の病気療養と充電のために長期休載に入ると発表されています。一部のファンの間では、黒幕の正体が判明したことで名探偵コナンはクライマックスに向かうのではないか、クライマックスに向かってストーリーをじっくり練るために作者の病気療養、充電のためという理由で長期休載に入ったのではないか、と噂されています。
いずれにせよ、名探偵コナン1008話で黒幕の正体が烏丸蓮耶であると判明したことで、1994年から連載が開始されアニメの放送もされている名探偵コナンの、ストーリーが大きく動いたことでしょう。名探偵コナンの長期休載が終わり、名探偵コナンが今後どのような展開になっていくのか、気になるところです。