名探偵コナンと怪盗キッドの対決が面白い！正体や画像・初登場回までまとめ

怪盗キッドは名探偵コナンに登場する神出鬼没の大怪盗。基本的なプロフィールは本名「黒羽快斗」、年齢は17歳で江古田高校に通う高校2年生、身長は174cm、体重58kgです。スタイル抜群なイケメンで秀才な存在なことに加え、クールでキザな怪盗キッドは名探偵コナンのキャラクターの中でも現在人気を集め続けています。

怪盗キッドは見た目だけではなく、声や相手の動き、性格まで完璧に再現する変装術を特技としています。堂々と犯行前に予告状を送った後、白いハングライダーに乗り、ド派手に登場することが多い怪盗キッドですが、特技の変装を使い警察やコナンの目をかいくぐって宝石などを盗んでいきます。

現在、名探偵コナンに登場する怪盗キッドは、名探偵コナンより先に連載されていた「まじっく快斗」という、青山剛昌先生の作品の主人公です。怪盗キッドには「怪盗1412号」という正式名称があり、新一の父親で推理小説家の工藤優作が「1412」を「KID.」と読んだことが定着して、怪盗キッドと呼ばれるようになりました。

現在、怪盗キッドと呼ばれている黒羽快斗は実は2代目の怪盗キッドです。では、初代怪盗キッドは誰なのかが気になるところですよね。初代怪盗キッドは黒羽快斗の父親です。父親は世界的なマジシャンでした。

黒羽快斗の父親は暗殺されてしまっています。暗殺された父親の無念を晴らすために、黒羽快斗は2代目怪盗キッドとなり「ビッグジュエル」と呼ばれる宝石を探し求めています。

上の画像は怪盗キッドの正体、黒羽快斗の素顔です。怪盗キッドである黒羽快斗はIQ400の天才で、記憶力や推理力に優れている少年で、いたずら好きな面やお調子者の面があります。しかし、「ポーカーフェイスは忘れるな」という父親の言葉から、黒羽快斗はクールでキザな怪盗キッドとして活動しています。なので、普段の振る舞いを見ているだけでは、怪盗キッドの正体が黒羽快斗だと気づく人が少ないのだと思います。

並外れた推理力を持つコナンとIQ400の怪盗キッドの対決は、コナンが怪盗キッドを追い詰めたり怪盗キッドがコナンを救ったりと、どれも見応えのあるものばかりです。名探偵コナンに怪盗キッドは現在までにアニメでは18個のストーリに、映画では5作品に登場しています。ここからは初登場の回を含め現在までのコナンと怪盗キッドの対決中でもより見応えのあるものを画像と共に紹介していきます！

怪盗キッドの初登場は名探偵コナン原作の単行本では16巻、アニメでは76話で登場します。名探偵コナンのアニメでは1時間スペシャルとして放送されました。

上の画像はコナンが潜入している怪盗キッドの気配を感じ取った単行本のワンシーンです。初登場しコナンと初対面したシーンで怪盗キッドは、鈴木財閥が持っている「漆黒の星（ブラック・スター）」を盗みに行くと予告状を残して姿を消します。コナンは怪盗キッドを捕まえるために警察や小五郎、蘭たちと共にブラック・スターのお披露目会に潜入し、怪盗キッドは蘭に変装してブラック・スターを狙っていると突き止めます。

名探偵コナンで初登場のこの回で怪盗キッドはコナンの推理で追い詰められますが、閃光弾を使いうまく逃れます。ここから現在もまだ決着がついていない名探偵コナンと怪盗キッドの対決が始まりました。

名探偵コナンのアニメでは3回目になる怪盗キッド登場回、219話は2時間スペシャルで放送されました。この回は事件が2本立てになっていて、怪盗キッドとコナンがまだ工藤新一の姿だった時に対決していた話がひとつめの事件に描かれています。怪盗キッドと工藤新一の対決が描かれているので、時系列では初登場の76話直前のストーリーになります。

名探偵コナンのこのストーリーで怪盗キッドは駅前にある古い時計台を盗むと予告状を出します。今回時計台を盗むと決めたのには、長い間皆から親しまれてきた時計台がオーナーの独断でテーマパークのシンボルにするために移転が決まっていたから、という理由がありました。

怪盗キッドは得意の変装で警官になりすまし潜入しますが、キッド自身も思わぬ失言から怪盗キッドであると周囲の警官たちに悟られてしまい逃げ出す羽目になります。自分が逃げた先にことごとく警官が現れることから、怪盗キッドは警察の中に頭の切れる助っ人がいて自分の行動を読まれていることを直感します。

怪盗キッドの行動を推理して読んでいた人物こそが高校生探偵の工藤新一。彼は行動を読まれ同様する怪盗キッドを追い詰めますが、捕まえるまであと1歩のところで人混みの中に逃げられてしまい工藤新一と怪盗キッドの対決は怪盗キッドの対決で幕を閉じます。このひとつめの事件は黒羽快斗が主人公の「まじっく快斗」が原作の事件です。

キッド史上大胆で華麗なマジックショーが見れる登場回が、アニメ356話「怪盗キッドの脅威空中歩行」です。上の画像はキッドがコナンや警察たちの前に登場した時のシーンです。この回では怪盗キッドが予告状を出して現れるのではなく、怪盗キッドをライバル視している園子の祖父、鈴木次郎吉が怪盗キッドへ向けた挑戦状を新聞に載せたことをきっかけに怪盗キッドとの対決が始まります。

怪盗キッドは挑戦状に対して、歩いて現れると予告してきます。コナンは地上で怪盗キッドを待ち構えますが、怪盗キッドは空中に浮いて登場しました。上の画像はキッドが空中を歩き、周囲を圧倒させている時のワンシーンです。

マジシャンの父の血を引く怪盗キッドらしい登場の仕方は、きっと釘付けになってしまうでしょう。マジシャンならではのトリックを使った怪盗キッドと、トリックを暴いて捕まえようと奮闘するコナンの対決が描かれている名探偵コナンでのこの回は必見です！

怪盗キッドは盗みを働きますが、人は殺さない怪盗として知られています。しかし、本格的に怪盗キッドに殺人の容疑がかけられてしまうのが、「怪盗キッドと四名画」のストーリーです。この回は前編、後編に分けられ469話、470話として放送されました。

名探偵コナンでのこの回では怪盗キッドは最後まで姿をコナンの前に現しません。偽の予告状が出され、殺人の容疑をかけられた怪盗キッドと、事件現場で本物のキッドが現れたと唯一気配を感じたコナンの対決が今回の対決の見どころです。

怪盗キッドは逃げる側、コナンは捕まえる側でただ対決しているだけの2人ではないことがわかる作品が、映画14作目「劇場版名探偵コナン 天空の難破船」です。この作品では怪盗キッドから予告状が届いた事件とは別に、キッドが現れると予告した飛行船で殺人バクテリアが撒かれ乗っ取られる事件が起きます。

怪盗キッドを捕まえるためにコナンは飛行船で待ち構えますが、殺人バクテリアを撒いたテロリストたちに飛行船が乗っ取られ、感染者が出る騒ぎが起きてしまい対決どころではなくなります。そして、テロリストを名乗った犯人を捕まえようとしている途中で、コナンは飛行船の外へと投げ出されてしまいます。しかし、変装した怪盗キッドが飛び出しコナンを助けます。上の画像は、怪盗キッドがコナンを助けたときのワンシーンです。

名探偵コナンでのこの作品で怪盗キッドは工藤新一になりすまします。怪盗キッドは変装が得意なことが知れ渡っていますが、素顔と声が元々新一にそっくりなことを生かしてなりすまし、コナンの周囲の人が怪盗キッドの正体は工藤新一だったと勘違いするほどのなりすましっぷりを、コナンと怪盗キッドの対決と合わせて見せてくれるのがこの作品です。

原作、アニメ共に誰もが知っている人気作品「名探偵コナン」の中から、コナンと怪盗キッドの対決について紹介してきましたが上の5つは一部です。まだまだ名探偵コナンでは怪盗キッドとコナンの対決が描かれているストーリーはあり、現在までに名探偵コナンのアニメでは18個のストーリーに、映画では5作品に怪盗キッドは登場しています。

怪盗キッドとコナンの対決全てに共通しているのは、簡単に怪盗キッドが捕まらないこと、コナンの並外れた推理力で怪盗キッドが追い詰められることだと言う声が多いようです。そして、この2つの点が怪盗キッドとコナンの対決を面白いと感じさせるポイントなのではないでしょうか。

過去の対決から現在までコナンはまだ、怪盗キッドの正体が誰なのかつかめていません。怪盗キッドの正体にコナンはたどり着けるのか、怪盗キッドとコナンの対決はどう終着点を迎えることになるのか、まだまだこれからも2人の対決は見逃せなさそうです。