【フェアリーテイル】ナツは死亡した？悪魔ENDになった過去の経緯や最後は？

本記事では、フェアリーテイルに登場したナツの死亡と復活に関する情報をまとめていきます。ナツは熱い心を持つ主人公ですが、物語途中に意外な正体が明らかになりました。「ナツの過去と最後は？」「悪魔ENDとの関係は？」という疑問をまとめていきます。

「ナツの死亡と復活は？」「悪魔ENDとは？」という疑問を見る前に、まずは「フェアリーテイル」の基本情報を紹介していきます。フェアリーテイルは、2006年から2017年まで連載されていた漫画で、コミック63巻で完結しました。作者の真島ヒロは長野県出身で、1998年に「週刊少年マガジン新人漫画賞」で入選してデビューしています。

フェアリーテイルの世界には魔力が存在しており、魔力を持つ者が魔導士と呼ばれています。魔導士は様々なギルドに所属しており、作中では「妖精の尻尾」を中心にした物語が描かれています。連載前には、「乗り物に弱い少年が様々なものを届ける運び屋として成長していく」というストーリーでしたが、読切漫画の掲載後にストーリーが変更されました。

ナツは本作の主人公で、「火竜」の異名を持つキャラクターです。桜色の髪と鱗模様のマフラーが特徴的で、過去にドラゴンのイグニールに育てられたことが分かりました。ギルドの器物損壊のほとんどはナツが起こしたもののため、ギルドで一番の問題児として知られています。また、グレイと喧嘩ばかりしていますが、恐れているエルザの言葉には素直に従う様子が描かれていました。

フェアリーテイルのナツは、滅竜魔法を操る「炎の滅竜魔導士」です。高い身体能力を持っており、炎を使った肉弾戦で活躍を見せています。戦闘では、「火竜の鉄拳」「火竜の咆哮」「紅蓮爆炎刃」などの技を使用しており、同じ滅竜魔導士のスティングとローグを圧倒していました。

ここからは、フェアリーテイルに登場したナツの死亡と復活に関する情報をまとめていきます。ナツは仲間想いで熱い心を持つキャラクターで、物語途中に一度死亡していたことが分かりました。「ナツが復活した過去は？」「悪魔ENDとは？」という疑問をまとめていきます。

ナツはドラゴンのイグニールに育てられた少年で、少年時代から妖精の尻尾に所属しています。誕生の経緯や過去は不明でしたが、正体はゼレフの弟であることが判明しました。また、約400年前の時代に生きており、普通の人間として家族と暮らしていましたが、ドラゴンの襲撃を受けて死亡しています。

フェアリーテイルのゼレフは、アルバレス帝国の皇帝です。「魔法界の歴史上で最も凶悪な黒魔導士」と呼ばれており、不死の体を持つことで400年以上を生きています。また、ナツを復活させるために研究を行っており、「アンクセラムの黒魔術の呪い」で学院の教授や生徒を殺してしまいました。そのため、罪の意識に耐えられなくなったゼレフは死を望むようになります。

フェアリーテイルのENDは、ゼレフ書最凶最悪の悪魔のことです。前述したように、ゼレフはナツを復活させるための研究を行っており、研究の過程でRシステムやエクリプスを作りました。また、死を望むようになりますが、エーテリアスでも死ぬことができなかったため、ナツを悪魔ENDとして復活させています。その後、ナツの扱いに手を焼いたため、友人のイグニールに預けたことが分かりました。

フェアリーテイルの悪魔ENDは、「エーテリアス・ナツ・ドラグニル」の略です。ナツはイグニールに育てられ、アクノロギアを倒す子供として未来に送られました。また、「イグニールは自分の前から姿を消した」と思い込み、マカロフに出会ったことで妖精の尻尾に加入しています。冥府の門との戦いでイグニールと再会しましたが、アクノロギアとの戦いで致命傷を負ったイグニールは昇天しました。

フェアリーテイルのマルド・ギールは、闇ギルドである「冥府の門」の副官です。マスターである悪魔ENDの復活を目論んでおり、悪魔ENDの正体はナツであることが判明しました。また、大陸中の魔力を消そうとしましたが、ナツとグレイの連携を受けて敗北しています。正体はゼレフ書の悪魔の1人のため、ゼレフに見限られて本に戻されました。

フェアリーテイルのラーケイドは、スプリガン12の1人です。正体は悪魔エーテリアスで、ナツを復活させるための実験体として作られた存在のため、ドラグニルの名前を与えられています。ナツはゼレフとの戦いに敗れていますが、ルーシィが「ENDの書」の欠損部分を書き換えたことで復活しました。その後、炎竜王の崩拳でゼレフを倒し、ゼレフはメイビスの口づけで光になって消滅しています。

「死亡と復活は？」「過去と最後は？」という疑問を見た後は、フェアリーテイルで描かれたナツとルーシィの関係をまとめていきます。ルーシィは美人キャラクターで、作中ではナツとの面白いやり取りが描かれています。「ナツとルーシィは最後に結婚する？」という疑問もまとめていきます。

ルーシィは本作のヒロインで、母譲りの金髪を持つキャラクターです。天真爛漫で明るい性格をしており、荒くれ者で構成されている妖精の尻尾では常識人的な立ち位置です。実家は国を代表する資産家のハートフィリア財閥で、何不自由ない生活を送っていましたが、立派な魔導士になるために旅立ちました。物語冒頭でナツと出会い、妖精の尻尾に魅力を感じたことで加入を決めています。

ルーシィは抜群のスタイルを持つキャラクターのため、自身の容姿を活かしてお色気作戦を行うことが多いです。ですが、ナツは色恋に興味が無いため、ルーシィの作戦はまったく通用していません。ギルド加入後のルーシィは一人暮らしをしており、ナツは当然のように不法侵入しているため、朝目覚めるとナツがいることが日常茶飯事になっています。

ルーシィは小説家を目指しており、当初は仲間に執筆を隠していました。ですが、ナツに知られたことで大陸中に広まり、最後の戦いの後に小説家になったことが分かりました。ギルドではナツとグレイ、エルザとチームを組むことが多く、他のメンバーが高い戦闘能力を持っているため、ルーシィの活躍には尾ひれが付くことが多いです。

「ナツとルーシィは最後に結婚した？」という疑問ですが、2人は最後まで結婚しませんでした。ルーシィはナツに特別な感情を見せていますが、ナツは色恋に興味が無いため、恋人関係にもなっていません。また、ナツは難しいクエストを楽しんでおり、最終回でルーシィをパーティーに誘っているため、信頼できる仲間と考えていることが分かります。

フェアリーテイルでは、「グレイとジュビア」「ガジルとレヴィ」のカップルが描かれています。当初はジュビアの片想いでしたが、最終回でグレイが「ジュビアは特別な相手」と発言しています。また、ガジルとレヴィには子供が生まれているため、その後の世界で結婚した可能性が高いです。2019年からは、続編の「100年クエスト」が連載されているため、ナツとルーシィが結婚する可能性もゼロではありません。

「死亡と復活は？」「過去と最後は？」という疑問を見た後は、フェアリーテイルで描かれたナツのかっこいい魅力を紹介していきます。ナツは熱い心を持つキャラクターのため、読者からかっこいいという意見が挙がっています。ナツの弱点もネタバレしながら紹介していきます。

ナツは直情的な性格をしているため、ギルドでは喧嘩ばかりしています。そのため、ギルドで一番の問題児ですが、仲間を誰よりも大切にしているため、全員から愛されています。グレイとは犬猿の仲ですが、本当は親友と考えているため、グレイが死のうとした時には涙を流しました。

ナツは高い戦闘能力を持っていますが、乗り物に弱い一面があります。ドラゴンスレイヤーは、ドラゴンに近い肉体を持つため、嗅覚や聴覚が異常に発達しています。ですが、人間の三半規管とドラゴンの視覚にはズレがあるため、それが乗り物酔いしやすい原因であることが分かりました。

ナツは妖精の尻尾の問題児ですが、仲間を誰よりも大切にしています。「仲間は家族」と考えているため、家族を傷つけられた時には激怒します。また、他の仲間もナツと同様の考えを持つため、妖精の尻尾は一番の結束力を持つギルドとして活躍を見せました。物語終盤には、大陸中のギルドがアルバレス帝国と死闘を繰り広げています。

「死亡と復活は？」「過去と最後は？」という疑問を見た後は、フェアリーテイルでナツの声を演じた声優を紹介していきます。フェアリーテイルは、2009年から2019年にアニメが放送されており、「転生したら剣でした」「月が導く異世界道中」などの作品に携わっている石平信司が監督を務めました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

フェアリーテイルでナツの声を演じたのは、声優の柿原徹也です。柿原徹也は西ドイツ出身で、2002年から声優活動を行っています。生年月日は1982年12月24日で、2014年に自身の事務所を設立しました。プライベートではバイクや手品を趣味にしており、ファンからは「カッキー」という愛称で呼ばれています。

声優の柿原徹也は、アニメ「ログ・ホライズン」で「ルンデルハウス」というキャラクターを演じています。ルンデルハウスは「記録の地平線」のメンバーで、貴族風の見た目のキャラクターです。職業は「妖術師」で、人知れず修練を積む努力家な性格をしています。ルンデルハウスが登場した本作は、2013年から2021年にアニメが放送されていました。

声優の柿原徹也は、「みなみけ」「あんさんぶるスターズ！」「リーマンズクラブ」「僕のヒーローアカデミア」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして3年ほどは端役を演じており、「天元突破グレンラガン」「鉄のラインバレル」の出演で知名度を上げました。2007年の声優アワードで新人男優賞を受賞しており、2010年からは音楽活動を行っています。

「過去と復活の経緯は？」「悪魔ENDとは？」という疑問を見た後は、フェアリーテイルに登場したナツに関する感想をまとめていきます。フェアリーテイルは、累計発行部数7200万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっています。ナツの魅力と悪魔ENDに関する感想をまとめていきます。

フェアリーテイルのナツは、仲間想いで熱い心を持つキャラクターです。そのため、「ナツはかっこいい」「ナツが仲間を思う気持ちが泣ける」という感想が挙がっています。また、妖精の尻尾には実力者が揃っているため、「ナツのパーティーが強すぎる」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、ナツの正体は悪魔ENDであることが分かりました。悪魔ENDは最強の敵になると予想されていたため、「ナツの正体に驚いた」「フェアリーテイルは伏線が凄い」という感想が挙がっています。

ゼレフはナツを復活させましたが、研究の過程で黒魔導士になりました。本当は弟想いで優しい性格をしていたため、「ナツとゼレフの戦いが泣ける」という感想が挙がっています。また、最終回で転生した姿が描かれているため、「全員が幸せになってよかった」という感想も挙がっています。

本記事では、「ナツの死亡と復活は？」「過去と最後は？」という疑問をまとめていきました。ナツは過去に死亡していますが、ゼレフが悪魔として復活させたことが分かりました。また、ゼレフはナツ復活の経緯に黒魔導士になっているため、優しさが裏目に出たことが切ないと言われています。フェアリーテイルを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。