【フェアリーテイル】ウルティアが最後老婆になった理由は？正体・過去やその後を考察

今回のまとめでは、大人気漫画・テレビアニメ「フェアリーテイル」に登場するウルティアの正体や過去、また、老婆になったその後や最後についてまとめていきます。ウルティアとは一体どのようなキャラクターなのでしょうか？後半では、ウルティアの声優を務めた沢城みゆきさんについてもまとめていきます。それでは、ウルティアについてまとめていく前に「フェアリーテイル」の概要や簡単なあらすじについて見ていきましょう。

漫画『フェアリーテイル』は、2006年から2017年の間『週刊少年マガジン』にて連載されていた真島ヒロさんによるバトル少年漫画です。全545話で完結し、コミックは全63巻が刊行されました。また、2019年からは本編となる『フェアリーテイル』の続編にあたる『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』が『マガジンポケット』にて2021年5月現在も連載されています。作画は上田敦夫さんが担当しています。

続いて、テレビアニメ「フェアリーテイル」は、2009年から2018年に全328話、全3期までが放送されていました。テレビアニメ「フェアリーテイル」は海外でも放送されていました。2012年には劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」が、2017年には劇場版「FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」が上映されました。そのほか、「ニルヴァーナ編」を軸にした舞台も上演されるなど、メディアミックスも多くされた作品として知られています。

主人公のナツ・ドラグニルは、「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」というギルドに所属する魔導士で、「火竜（サラマンダー）」という通り名を持っていました。ナツは、ヒロインとなるルーシィと出会うことになります。「フェアリーテイル」は、ギルドに依頼される様々な出来事を片付けながら、キャラクターそれぞれが成長していく冒険ストーリーが描かれています。

それでは、ウルティア・ミルコビッチのプロフィールについて見ていきましょう。ウルティア・ミルコビッチは、「魔女の罪（クリムソルシエール）」に所属するキャラクターで、背中には特徴的な紋章を持ちます。もともとは「魔女の罪（クリムソルシエール）」ではなく「悪魔の心臓（グリモアハート）」に所属し、「煉獄の七眷属」のリーダーとして活動していました。

「悪魔の心臓（グリモアハート）」は、”闇ギルド”と呼ばれる組織であり、「煉獄の七眷属」は「悪魔の心臓（グリモアハート）」の幹部たちの総称です。ウルティア・ミルコビッチは、黒のロングヘアーに白のカチューシャが特徴的な女性で、グレイ・フルバスターとリオン・バスティアが師と慕う”氷の造形魔導士”のウルが母親です。

登場時から謎が多いウルティア・ミルコビッチでしたが、ウルティア・ミルコビッチの正体とは一体どのようなものだったのでしょうか？「煉獄の七眷属（れんごくのななけんぞく）」のリーダーとして活動していたウルティア・ミルコビッチですが、最初から所属先や正体が分かっていたわけではありませんでした。登場時は、評議院検証の若手魔導士として白い着物がトレードマークの正体不明の人物として描かれていました。

その後、ガルナ島とういう島では、ザルティという名前で仮面をした老人に化けた姿で登場もしていました。そのことから、ウルティア・ミルコビッチというキャラクターがどのような人物なのか正体が不明だったのです。

ですが、その後はとある目的を果たしたことで元いたギルド「悪魔の心臓（グリモアハート）」に戻りました。そして、ウルティア・ミルコビッチの正体が「煉獄の七眷属（れんごくのななけんぞく）」のリーダーであることが判明しました。

では、ウルティア・ミルコビッチの名言について見ていきます。ウルティア・ミルコビッチの名言として挙げられるのが上記のセリフです。ウルティア・ミルコビッチは、母親へ憎しみから世界破壊を目論みましたが、実はその過去が勘違いであったことが判明したのです。そうして過去の罪を償う為に創ったのが「魔女の罪（クリムソルシエール）」です。このギルドでの活動を志したときに発したのが上記のセリフでした。

では、ウルティア・ミルコビッチの過去や正体とは一体どのようなものだったのでしょうか？プロフィールでは、ウルティア・ミルコビッチの母親はウルであることを説明しました。実は、ウルティア・ミルコビッチが幼い頃、彼女は魔法研究施設に預けられたという過去がありました。魔法研究施設は違法な施設であったことから、施設に預けられた事実に対し、ウルティア・ミルコビッチは長い間母親であるウルを恨んでいたのです。

なぜこのよな施設に預けられたのか、それは、ウルティア・ミルコビッチが生まれながらにして多くの魔力を持っていたことが起因します。母親のウルは、多くの魔法を持ち病気に罹っていたウルティア・ミルコビッチを治すために沢山の医者に診てもらっていたのです。そして、ある時、闇医者であった人物との出会いによって施設へと預けられてしまったのでした。

施設に預けられたのは、母親のウルが望んでしたことではなかったのです。ですが、長い間、ウルティア・ミルコビッチは母親の意思によって施設に預けられたと勘違いをしていたことで、その感情が憎しみへと変貌していきました。その後、ウルティア・ミルコビッチは世界破滅という恐ろしい目論見を持ち、楽園の塔事件を起こさせるように誘導したり、変装したりしていたのでした。

ウルティア・ミルコビッチは、ナツたちが所属するギルド「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」の認定試験が行われている最中に戦いを仕掛けていきました。ウルティア・ミルコビッチは、天狼島（てんろうじま）にいるとされる黒魔導士ゼレフを独り占めしようという計画していましたが、計画がグレイにバレてしまったのです。その後、ウルティア・ミルコビッチはグレイと戦うことになりました。

ですが、ウルティア・ミルコビッチは虚を突かれ海へと転落してしまいます。ウルティア・ミルコビッチは、海へ落ちたとき、母親のウルの記憶を見ることができました。その記憶から、母親の愛情は確かにあり、憎しみは勘違いから生まれたものだったことが分かったのです。その後、憎しみの裏にあった「母親を憎む前の自分に戻りたい」という素直な気持ちを尊重することができるようになりました。

では、ウルティア・ミルコビッチが老婆になった最後について、老婆と理由やその後について順を追って見ていきましょう。

まず、ウルティア・ミルコビッチが使用する魔法についてですが、彼女が使う魔法は「時のアーク」という時間に関する魔法でした。この「時のアーク」は、生物以外の物質などの時間を進めたり後退させたりすることができるというものです。「時のアーク」の中で代償のある魔法がありました。それが「時のアーク・ラストエイジス」というものでした。

この「ラストエイジス」という魔法は、世界中の時間を巻き戻すことができるというものでした。巻き戻すことのできる時間はほんのわずかですが、「ラストエイジス」には代償があったのです。それが「自分の命・時間を失う」というものです。ウルティア・ミルコビッチが「ラストエイジス」を使うことになったのは、「エクリプス」というタイムトンネルの登場と、そのトンネルから現れた竜を撃退するためでした。

「エクリプス」によって現れた竜は、世界を滅ぼしてしまうほどのパワーを持っていたのです。時間を操る魔法を持っているウルティア・ミルコビッチは、「ラストエイジス」で何とかなればいいという僅かな希望を託し魔法を発動させました。ウルティア・ミルコビッチの命を使って戻せたのは1分でした。最後は、1分という僅かな時間を使い、ナツたちによって世界は救われました。

ウルティア・ミルコビッチが老婆の姿となってしまったのは、「ラストエイジス」を使ったからだったのです。本来ならば、「ラストエイジス」を使うことで命は尽きるものと思われていましたが、ウルティア・ミルコビッチは老婆の姿でどうにか耐えていたのでした。老婆になってしまったウルティアでしたが、老婆になったことは後悔していないと言い、老婆になってからは晴れ晴れとした表情を見せています。

続いては、ウルティア・ミルコビッチの使う魔法や強さについて考察を含めながら見ていきましょう。ウルティア・ミルコビッチの使う魔法は、先述しているように「時のアーク」というものでした。「時のアーク」はその名の通り、時間を扱う魔法で、見事な活躍をみせました。

「時のアーク」には、既出の「ラストエイジス」のほか、水晶玉を使った攻撃をする「フラッシュフォワード」や壊れてしまった物体を戻す「レストア」があります。「時のアーク」の他にも魔法を持っており、「氷の造形魔法」というものがあります。この魔法は母のウルも使用していた魔法でした。ウルティア・ミルコビッチと魔導士として相性が良いと言われているグレイも「氷の造形魔法」を使用しています。

では、ウルティア・ミルコビッチはなぜ「時のアーク」のように時を扱う魔法を使うのでしょうか？それにはいくつかの理由が感がられます。まず1つ目の理由として、幼い頃に母親のウルに捨てられたと勘違いをし憎悪を抱いたことから、母親が使う「氷の造形魔法」と相性が良いと言われている時を扱う魔法を習得したということです。

2つ目の理由としては、憎悪を抱いている一方で、母親のウルに対して愛情が潜在的にあったことから無意識のうちに「戻りたい」と思っていたことが挙げられるでしょう。

それでは、テレビアニメ「フェアリーテイル」にてウルティアの声優を務めた沢城みゆきさんのプロフィールなどについて見ていきましょう。沢城みゆきさんは、1985年6月2日生まれの東京都出身、声優のほかナレーターや女優としても活動しており、事務所は青二プロダクションに所属しています。同じく声優の沢城千春さんは実の弟としても知られています。

沢城みゆきさんは1999年より声優として活動を始めました。デビューのキッカケとなったのは、ブロッコリーが主催する企画「デ・ジ・キャラット」のオーディションで、声優経験はありませんでしたが審査員特別賞を受賞したことでした。その後多くの作品に参加し、「第3回声優アワード」では助演女優賞を、「第4回声優アワード」では主演女優賞を受賞、その他にも様々な賞を受賞するなど実力派声優として人気があります。

そんな沢城みゆきさんのこれまでの主な出演作は、

• ローゼンメイデン（真紅）
• うたわれるもの（アルルゥ）
• かみちゃまかりん（九条和音）
• かんなぎ（青葉つぐみ）

• PERSONA -trinity soul-（神郷洵、神郷結祈）
• 〈物語〉シリーズ（神原駿河）
• デュラララ!!（セルティ・ストゥルルソン）
• うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ（七海春歌）
• べるぜバブ（ベル坊〈カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世〉）

• ルパン三世（峰不二子）
• PSYCHO-PASS サイコパス（唐之杜志恩）
• 月刊少女野崎くん（瀬尾結月）
• ソードアート・オンラインシリーズ（シノン / 朝田詩乃）
• 賭ケグルイ（桃喰綺羅莉）などがあります。

続いては、「フェアリーテイル」に登場するウルティア・ミルコビッチに関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目は上記のものになります。母親のウルとウルティアの過去が悲しいという感想でした。

続いての感想や評価は、ウルティアの話が好きだということのほか、禁忌とされていた魔法「ラストエイジス」を使ってしまったことについての感想でした。

続いての感想や評価は上記のものになります。ウルティアが好きだという方が多く見られ、その中でも「時のアーク」がかっこいいという感想が沢山あげられていました。

以上、大人気漫画・テレビアニメ「フェアリーテイル」に登場するウルティア・ミルコビッチの正体や使用する魔法、老婆になってしまった最後のほか過去について考察を含めながらまとめてきました。ウルティア・ミルコビッチの意外なその後や過去が復習できたのではないでしょうか？サイト内には、「フェアリーテイル」に登場する他のキャラクターまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。