【ひきこまり吸血姫の悶々】ミリセントはかわいいクズ?強さ・能力や過去は?

「ひきこまり吸血姫の悶々」に登場するミリセント・ブルーナイトは、テラコマリ・ガンデスブラッドをいじめて引きこもりに追いやったクズキャラクターとして認知されています。その一方で、彼女のことをかわいいと高評価するファンもおり、賛否両論を集めてきました。この記事では、ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントについて特集します。彼女のプロフィールとと過去、ミリセントの強さや能力、父親との関係などをクローズアップしていきます。

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目次

  1. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントとは?
  2. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントはかわいいクズ?
  3. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの強さや能力
  4. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの過去
  5. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの目的や今後を考察
  6. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントのアニメ声優
  7. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントに関する感想や評価
  8. ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントまとめ

ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントとは?

ミリセント・ブルーナイトは、「ひきこまり吸血姫の悶々」に登場する女性キャラクターです。主人公のテラコマリ・ガンデスブラッドをいじめて引きこもりにした張本人であり、ファンの間でクズ認定されてきました。この記事では、ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントにスポットを当てます。ミリセントのプロフィールと強さや能力、彼女の父親との関係や過去、クズと評される理由、ミリセントのアニメ声優などを紹介していきます。

ひきこまり吸血姫の悶々の作品情報

ひきこまり吸血姫の悶々は、美少女キャラクターが多数登場する百合要素満載のライトノベルです。基本的にはコメディーな作風ですが、バトル面や登場キャラクターの人間ドラマなどにシリアスな展開も見られることから、その絶妙なバランスで多くのファンを惹きつけてきたのです。また、メディアミックスが展開中で、新規ファン層を開拓し続けてきました。この章では、ひきこまりの作品情報で、概要とあらすじを取り上げていきます。

ひきこまり吸血姫の悶々の概要

ひきこまり吸血姫の悶々は、同作品で第11回GA文庫大賞優秀賞を受賞した小林湖底の本格的な小説家デビュー作となったライトノベルです。単行本は、りいちゅのイラストを加えた形で、GA文庫より2024年3月現在13巻まで刊行されました。ひきこまりは、最初のメディアミックスとして、2021年にコミカライズ版がスタートしています。イラスト担当のりいちゅが作画を手がけており、月刊ビッグガンガン誌上にて好評連載中なのです。

また、ひきこまりはさらなるメディアミックスの一環で、テレビアニメ化されています。同作品のアニメ版は、2023年10月から12月まで、全12話が放映されました。ブルーレイが全3巻発売予定の他、複数の動画配信サービスにて視聴することができます。ひきこまりのテレビアニメ版は、「葬送のフリーレン」や「薬屋のひとりごと」など並みいる話題作と並んで、ファンのみならず一般曹にも高評価されたとのことです。

ひきこまり吸血姫の悶々のあらすじ

ひきこまり吸血姫の悶々は、主人公のテラコマリ・ガンデスブラッドを中心にしてストーリーが展開されています。彼女はムルナイト帝国の名家出身の吸血鬼少女ですが、学校にていじめに遭ったことが原因で、3年間引きこもり生活を余儀なくされました。密かに小説家になろうと頑張っていたテラコマリだったものの、過保護で世話焼きの父親アルマンによって、帝国軍の将軍である七紅天の一人に選出されてしまい大いに戸惑ったのです。

ミリセント・ブルーナイトのプロフィール

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  • 名前:ミリセント・ブルーナイト
  • 種族:吸血種
  • 年齢/誕生日:15歳→16歳/不明
  • 所属:逆さ月
  • 好きな食べ物:オムライス

ひきこまり吸血姫の悶々に登場するミリセント・ブルーナイトの主なパーソナルデータを、上記しました。ミリセントは、ブルー系の髪をロングヘアにしており、金色の瞳がインパクトのある美少女に描かれています。また、相手に威圧感を与えるかのようなSっ気のある表情を、高評価するファンも見受けられました。ミリセントは、テロリスト集団「逆さ月」のメンバーであり、黒いキツネのお面を着けているのです。

ミリセントが逆さ月のメンバーになった経緯

ひきこまり吸血姫の悶々のミリセント・ブルーナイトが逆さ月に入った経緯は、彼女の過去とテラコマリ・ガンデスブラッドとの関係にありました。ミリセントは、テラコマリが学園で発動させた烈核解放「孤高の恤」によって引き起こされた大量殺人事件の犯人に仕立て上げられたのです。その結果、ミリセントのみではなく彼女の家族全員が国外追放となり、一家離散状態となりました。そのような処分を下したのは、アルマンです。

テラコマリの父親アルマンが、ミリセントに国外追放の仕打ちをした理由は、彼女がテラコマリをいじめた犯人だとわかったからです。さらに、テラコマリが起こした大量殺人も、ミリセントが原因だと判明します。ミリセントは、家族と離れ離れになり、あてもなく街を彷徨っていたところを、かつての師匠だったアマツ・カクメイに拾われました。そして、その縁で逆さ月に加入し、テロリストとして活動することになったのです。

TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』公式サイト

ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントはかわいいクズ?

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コミカライズ版とテレビアニメ版が大ヒットしている百合ファンタジーライトノベルひきこまり吸血姫の悶々は、コメディータッチのストーリーでありながら、テラコマリの引きこもりなどヘヴィな描写が見受けられます。そして、ミリセント・ブルーナイトは、その一件に関わっていることから、多くのファンによってクズ認定されてきました。この章では、ひきこまりのミリセントがクズ呼ばわりされる理由を、3つに分けて紹介します。

クズと言われる理由①コマリたちへのいじめ

ミリセント・ブルーナイトがクズと言われる最たる理由は、彼女がテラコマリのことを執拗にいじめたからです。しかも、ミリセントはテラコマリだけをいじめていたわけではありません。ミリセントの過去についてネタバレしますと、彼女が最初にいじめたのはヴィルヘイズだと判明しています。ミリセントが、テラコマリとヴィルヘイズを敵視した理由については後述しますが、彼女のいじめの手段は凄惨を極めたといわれています。

ミリセントは、自分よりも下級層の出身でありながら、かわいい容姿で成績も良く何よりも烈核解放をすることができたヴィルヘイズのことを疎ましく思ったのです。そして、取り巻きを使いながら自らもいじめに走りました。言葉によるいじめはもちろんのこと、取り巻きとともに集団無視をしたり、ヴィルヘイズの持ち物を壊す、果ては暴力にまで発展し、最終的には彼女のことを殺害しようとするところまでエスカレートしたのです。

暴走し続けるミリセントを制止したのが、誰あろうテラコマリでした。テラコマリのせいで自分のクズさ加減を思い知ったミリセントは、いじめのターゲットをテラコマリに変更したのです。テラコマリへの仕打ちは、ヴィルヘイズしたいじめの内容と同様でした。その結果、テラコマリは3年間もの引きこもり状態となります。また、望まぬ形で彼女の烈核解放を発現させため、ミリセントはファンの間でクズキャラクター認定されました。

クズと言われる理由②目的のためには何でもする

ミリセント・ブルーナイトがクズと評される理由は、まだあるとのことです。ミリセントは、彼女と同じようなクズキャラクターを見極める能力に長けていました。そして、そのような人物たちを、自分の味方につけることのできる一種のカリスマ性を持ち合わせているとされています。学生時代のミリセントが、取り巻きを多数従えていた理由も、彼女の階級ばかりではなく、彼女自身に影響力があったからだと推察されました。

ミリセント・ブルーナイトのクズさがわかるのは、彼女が目的のためには手段を選ばない人間であることからも窺えます。逆さ月に加入した彼女は、七紅天に就任したテラコマリのことを快く思っていないヨハン・ヘルダースに近づき、言葉巧みに懐柔して協力関係を結びました。そして、かつていじめていた相手であり、現在は手が届かなくなってしまった最大の敵テラコマリを倒すために、さらなる非道なクズ行動に出たのです。

ミリセントのクズな行いとは、テラコマリを誘い出すために彼女を敬愛するメイドであるヴィルヘイズを誘拐したことです。実は、ミリセントのクズ行為には、あくまでもテラコマリと一対一での決着戦を望んでいたが故に起こしたものだったことが明らかにされました。しかしながら、目的のためであれば、テラコマリの大切な存在でさえも危険に晒すことができるミリセントのことを、「クズだから嫌い」と多くのファンが断じたのです。

クズと言われる理由③協力者にも攻撃

ミリセント・ブルーナイトが、ファンの間でクズと位置付けられている理由は、彼女の自己中心的な性格や行動にあるともいわれています。ミリセントは、過去にいじめっ子だった頃にも、自分の欠落した部分を補うかのようにテラコマリとヴィルヘイズに対して過剰な行為に出ていました。このようなミリセントの性格は、逆さ月のメンバーになったことでさらに鋭角的になったと評されており、邪悪で冷酷な行為でファンを驚かせます。

先述の通り、ミリセントはテラコマリと決着をつけるべくヴィルヘイズを誘拐しました。そして、彼女を磔にしたのです。そればかりではなく、テラコマリがやって来るまでの間、神具のナイフを使ってヴィルヘイズの身体を傷つけるという極悪非道な行為に及びました。神具で付いた傷は、魔核を用いても回復することができず、ミリセントはそのことを知った上で彼女を切りつけたことになり、過去以上に残酷なキャラになったのです。

ミリセントの過剰なまでの暴力性は、敵であるテラコマリやヴィルヘイズだけに向けられたわけではありません。次第に考え方に相違が見えてきたヨハンに対しても、彼女は神具を用いて大怪我を負わせてしまいました。こうした一連のクズ行動によって、ミリセントはひきこまり吸血姫の悶々の序盤のラスボス的な立ち位置になったのです。しかしながら、彼女がそのようになったのは、過去や父親の影響であることが後に判明しました。

ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの強さや能力

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大ヒット中の百合ファンタジーライトノベルひきこまり吸血姫の悶々は、小林湖底の巧みなストーリーテリングと、りいちゅのかわいいイラストで人気を集めているとのことです。また、登場キャラクターの強さや能力などのバトル面での要素も、ファンの関心を惹いてきました。それでは、ミリセント・ブルーナイトは、どのような能力の持ち主でしょうか?この章では、ミリセントの強さと能力について、ネタバレを交えて取り上げます。

ミリセントの近接戦闘と遠距離攻撃

ミリセント・ブルーナイトの強さと能力を語る上で、近接戦闘と遠距離攻撃について避けることができないといわれています。これは、ミリセントが攻撃に特化した能力の持ち主であることが、理由だとされていました。彼女は、ひきこまり吸血姫の悶々の登場キャラクターの中で、際立った素早さの能力があることが判明しています。ミリセントは、素早さを活かして相手の懐に忍び込むことができ、そこから自在に攻撃できるのです。

ミリセントの近接戦闘能力を支える武器は、ナイフであることが描かれています。彼女の素早さは、ナイフ捌き能力においても発揮されており、懐に入り込んで一気に相手に攻撃しているシーンが描かれてきました。さらに、先にも触れた通り、逆さ月在籍時のミリセントは神具のナイフを使用しており、神具の能力で与えた傷が治癒できないという利点も有していたのです。ミリセントの強さは、テラコマリたちを大いに苦しめました。

また、ミリセントのもう一つの重要な能力とは、光撃魔法の「魔弾」でした。魔弾は遠距離攻撃であり、ミリセントは魔弾で相手を仕留めることもできれば、魔弾で相手を攪乱しておいてサッと間合いを詰め、神具のナイフでとどめを刺すというコンビネーション攻撃をすることもできるのです。このように、攻撃に特化したミリセントの能力は、彼女をクズと断じるファンですら認めざるを得ないといわれ、魅力につながっていました。

ミリセントが烈核解放をできなかった理由

ひきこまり吸血姫の悶々のストーリーでは、「烈核解放」の能力が重要なものとして捉えられています。烈核解放とは、「この世のあらゆる法則から外れた、一度行使すれば大地を穿ち星すらも動かすことのできる特殊能力」だと判明しました。同作品の現世においては、魔核によって封じられている能力であり、条件を満たすことで魔核とのパスが切断されて発現するといわれてきましたが、実はそうではないことも明かされているのです。

ヴィルヘイズが常世に飛ばされた際に、彼女は「烈核解放の能力は、発動したことがきっかけで魔核とのパスが切れる仕組みになっている」と推察するようになり、現在ではその説が有力視されているのです。ミリセントは学生時代に、父親とアマツ・カクメイの厳しい特訓を受けて、烈核解放の能力を発現するべく生きてきました。ところが、彼女は学生時代はおろか、その後も烈核解放を発現することができずに現在まで来ているのです。

ミリセントが烈核解放の能力を発現できない理由は、明かされていません。熱心なファンの間で考察されているのは、彼女が嫉妬や憎しみといった負の感情ばかりを引きずって生きており、その結果烈核解放を出せないというものです。また、「ミリセントは自分のために烈核解放を必要としているのではなく、父親に認められたいから能力が発揮できない」という考察をするファンもおり、彼女の過去と父親の影響が色濃いといわれました。

ミリセントも今後烈核解放ができるようになる?

ひきこまり吸血姫の悶々において、烈核解放が重要素であることは先にも触れました。たとえば、テラコマリは肉体的に他のキャラクターに劣っていますが、彼女の烈核解放「孤高の恤」は、血を吸ったキャラクターの能力を得ることができるというチート級の強さと能力を誇っています。また、ヴィルヘイズの烈核解放「パンドラポイズン」は、血を飲んだ相手の未来を視ることができ、作品内で1、2を争う強さを持っているのです。

ミリセント・ブルーナイトについてネタバレしますと、彼女はテラコマリに敗北した後、彼女と和解を果たして七紅天入りしました。そのため、ミリセントにも烈核解放の能力が現れることが期待されているのです。自分のことしか考えていないクズキャラクターだった彼女ですが、テラコマリに敗れて自由の身となった後、心境の変化が訪れたことが示唆されました。ミリセントは、父親との関係や過去と向き合うようになったのです。

仮に、自分の生きる目的よりも復讐心や嫉妬心、また父親に認められたいという気持ちが烈核解放の発現を妨げていたとすれば、テラコマリと和解した後のミリセントは自分や彼女の周囲のことを慮るようになっており、烈核解放できる可能性が高まったと推察されています。その意味で、多くのファンがミリセントに烈核解放の発現が訪れて、さらに一皮剥けて人気キャラクターへ変貌することを期待しているとのことです。

ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの過去

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コミカライズ版とテレビアニメ版も高評価されているコメディーライトノベルひきこまり吸血姫の悶々は、ミリセント・ブルーナイトが、序盤の悪役キャラクターとして重要な役割を果たしてきました。テラコマリとヴィルヘイズをいじめたことでクズキャラクター認定された彼女ですが、そのような性格になったのは、彼女の父親と過去の経験が大きかったと考察されています。この章では、ミリセントの過去と父親との関係を紹介します。

ミリセントのコマリたちへのいじめの理由

ミリセント・ブルーナイトが、テラコマリ・ガンデスブラッドとヴィルヘイズに対して執拗ないじめを行ってきたことは、先述しました。その内容は熾烈を極めており、ヴィルヘイズはテラコマリの制止がなければ死亡した可能性が高く、テラコマリは長い引きこもり生活を余儀なくされたのです。ミリセントは、幼少期から父親に学業での優秀な成績と強くなることを求められており、そのプレッシャーに悩まされた過去がありました。

ミリセントのプレッシャーが、自分自身に向いている時はまだ良かったのかもしれません。しかし、ある時それが他者への羨望や嫉妬へと変化した時に、いじめという形で表面化してしまったのだと推察されています。ミリセントの嫉妬の第一要因は、ヴィルヘイズにありました。ミリセントは自分に烈核解放の能力が発現しないことに焦りを感じて、彼女にそのことを相談したのです。ヴィルヘイズは、ミリセントを気の毒に思いました。

ミリセントにとって、下層出身のヴィルヘイズから向けられた同情が、堪らなくプライドを傷つけられたと推察されています。結果的にミリセントは、ヴィルヘイズをいじめるようになってしまいました。また、いじめのターゲットをテラコマリに変更した理由も、彼女の器の大きさと自身の小ささを比較して自分を卑下した結果だといわれています。このような過去の出来事は、3人の吸血鬼少女の人生に多大な影響を及ぼしたのです。

ミリセントの心に大きな影響を与えたのは父親?

ミリセント・ブルーナイトは、テラコマリたちをいじめたその後も、過去を引きずって生きるようになりました。彼女が烈核解放の能力を発現できなかったこと、そしてテラコマリたちをいじめた過去の出来事について、最大の原因となったのは彼女の父親のせいだと明らかにされています。ミリセントの父親は、彼女に強く生きることと優秀な成績を修めることを望んでいましたが、それは彼女自身のためではありませんでした。

ミリセントの父親は、ムルナイト帝国の上流の階級にある家柄出身でした。しかし、彼には目の上のたんこぶ的な存在がいたのです。その人物こそ、テラコマリの父親のアルマンでした。ミリセントの父親は、アルマンに対して激しい嫉妬心を抱き、自分の娘と同い年のテラコマリについても同様の感情を抱いていたとのことです。そのため、自分の嫉妬心を少しでも軽減することができるよう、ミリセントに自分の考えを強制しました。

さらにミリセントの父親は、娘の烈核解放の発現に異常なまでのこだわりを見せていました。そして、アマツ・カクメイを師匠にして、過剰なまでの修行を課してきたのです。このようにして、家庭で安らぎの時間を過ごせず、父親の嫉妬心を目の当たりにしてきたミリセントは、過去と父親の影響で歪んでしまい、最終的には国外追放の憂き目に遭いました。ミリセントの過去に同情するファンも、決して少なくないとのことです。

ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの目的や今後を考察

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小林湖底原作、りいちゅイラストの大ヒットコメディーファンタジーライトノベルひきこまり吸血姫の悶々に登場するミリセント・ブルーナイトは、テラコマリとの戦いに敗れた後、人生が大きく変わったことが判明しています。彼女は、悪役キャラクターから徐々にテラコマリと協力し合う人物へとシフトチェンジしていきました。この章では、ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントの目的や今後について、3項目に分けて考察紹介します。

ミリセントの目的は変化した?

ミリセント・ブルーナイトは、逆さ月のメンバーから脱退した頃、過去に自分が暮らしていた家に潜むような生活をしており、たまたまその場所を訪れたサクナ・メモワールの相談に乗っている様子が描かれていました。逆さ月に所属していた時の彼女の目的は、テラコマリを倒すこと一点のみだったと推察されています。しかしながら、テラコマリの烈核解放である孤高の恤の前に敗れ、彼女の目的は果たされずに終わりました。

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テラコマリとの一対一の決闘で敗れたことは、ミリセントの心境に大きな変化をもたらしました。彼女は、これまで抱いてきた嫉妬心や悪い意味でのプライドの高さから解放され、自由に生きることを考えられるようになったのです。そのことについては、帝国やテラコマリの温情の効果もあったと推察されました。本来であれば、極刑に処されてもおかしくなかった彼女は、カレン・エルヴェシアス皇帝によって恩赦を受けた形になります。

過去の呪縛から解放されたミリセントは、生きる目的に「ブルーナイト家の再興」を見出したとのことです。テラコマリの前に再び姿を見せた際にも、そのような態度を見せており、彼女の心境の変化が良い方向へと向かったことで安心したファンも多いといわれています。

ミリセントはコマリたちと共闘することに?

ミリセント・ブルーナイトは、テラコマリとの決闘で敗れた際に、彼女に殺害されています。その後彼女によって蘇生されて、ムルナイト帝国の牢獄送りとなりました。七紅天闘争前に、先述の通りサクナと対面しているのですが、この時にカレン皇帝の恩赦があったものと推察されています。そして、七紅天闘争で脱落したオディロン・メタルに代わって七紅天の一人に抜擢されており、六国大戦では第五部隊を率いて勝利に貢献しました。

ミリセントが多くのファンを驚かせたのは、吸血動乱における彼女の活躍でした。七紅天になった彼女は、テラコマリの前に姿を見せたのです。そして、彼女とサクナと共闘して、スピカ・ラ・ジェミニと和解するべく活動しました。このエピソードで、ミリセントとテラコマリは和解を果たしており、ミリセントのツンケンとした態度に変化は見られないものの、二人が仲間となりその後のストーリー展開にも影響を及ぼしたのです。

ミリセントは父親と再会する?

七紅天の一人となったミリセント・ブルーナイトは、自分が生きてきたブルーナイト家の再興を目的に生きているとのことです。その目的達成のために、どうしても避けることができないのが、父親との再会だと分析するファンの意見も多く見受けられました。ミリセントが、父親と再会したがっているのかについては、2024年3月の時点で明らかにされていません。また、父親も娘に会いたがっているかどうかは、不明なのです。

ミリセントと父親の再会は、感動的なものではなく、二人の感情が入り混じった複雑なものになるだろうと評する人も少なくありません。また、原作小説の12巻では、殲滅外装01-《刻》を管理していたミリセントが失踪するというエピソードも描かれています。ミリセントが今後どのような行動をするのかについて、多くのファンが関心を寄せているとのことです。

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ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントのアニメ声優

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人気百合ライトノベルひきこまり吸血姫の悶々は、2023年に放映されたテレビアニメ版が、ファンのみならず一般層にまで高評価されたとのことです。百合作品ということもあり、多数の人気女性声優陣が出演しており、声優ファンからも注目を集めていました。同作品のアニメ版で、ミリセント・ブルーナイト役を演じたのは雨宮天です。この章では、声優の雨宮天のプロフィールと主な出演作品、演じたキャラクターを紹介していきます。

雨宮天のプロフィール

雨宮天は、1993年8月28日に東京都で生まれました。彼女の身長は161cm、血液型はAB型で、ミュージックレインに所属しています。雨宮天の好きなものは青色、焼肉、猫、漢字であることを明かしていました。焼肉については、特技に「人の好みに合わせて肉を焼くこと」とも公表しています。また、青色に対するこだわりは、元々水色が好きで、年齢を経るごとにサファイアブルーなどの濃い青色に魅せられていったとのことです。

雨宮天は、高校生時代に沢城みゆきが様々なキャラクターを演じたものを集めた動画を観たことがきっかけで、声優を目指すようになったとのことです。2011年に行われた「第2回ミュージックレインスーパー声優オーディション」に合格したことで、翌年に声優デビューしました。早い段階で声優として頭角を現すと、2014年にはソロ歌手デビューも果たしており、声優と歌手両方の分野で人気と支持を得ているのです。

雨宮天の主な出演作品や担当キャラ

  • この素晴らしい世界に祝福を!:アクア役
  • 七つの大罪:エリザベス役
  • 東京喰種トーキョーグール:霧島董香役
  • 彼女、お借りします:水原千鶴役
  • よふかしのうた:七草ナズナ役
  • バキ:松本梢江役

声優の雨宮天の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。主人公役やヒロイン役を多数演じていることで知られており、演技力の高さを評価されています。また、「バキ」のような格闘技ものから「この素晴らしい世界に祝福を!」のような異世界ファンタジーものに至るまで、様々なジャンルの大ヒット作品に出演してきました。

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ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントに関する感想や評価

この章では、ひきこまり吸血姫の悶々に登場するミリセント・ブルーナイトに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ミリセントは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、ひきこまり吸血姫の悶々のテレビアニメ版を観た方のツイートです。アニメ版の最新話を観て、ミリセントのことをただのクズキャラクターだと断罪していました。

こちらは、ひきこまり吸血姫の悶々の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品のテレビアニメ版を観て、ミリセントの過去について同情しながらも、だからといって他人をいじめて良い理由にはならないとつぶやいていました。

こちらは、ひきこまり吸血姫の悶々の熱心なファンだと思われる方のツイートです。同作品について原作が至高だと語っており、テレビアニメ版で初期の敵役であるミリセントを観ることに多少変な感覚があるともつぶやいています。

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ひきこまり吸血姫の悶々のミリセントまとめ

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この記事では、ひきこまり吸血姫の悶々に登場するミリセント・ブルーナイトについて特集してきました。同作品屈指のクズキャラクターといわれる彼女ですが、テラコマリとの和解後には人気も得ており、今後の動向が注目されています。ミリセントに注目しながら、ひきこまり吸血姫の悶々を見てください。

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