【ひきこまり吸血姫の悶々】テラコマリの強さは？弱点や烈核解放の能力は？

テラコマリ・ガンデスブラッドとは、「ひきこまり吸血姫の悶々」の主人公です。テラコマリは、当初弱いキャラクターだと思われていましたが、烈核解放の能力を発現させたことで作品内屈指の強さを手に入れました。この記事では、ひきこまり吸血姫の悶々のテラコマリの強さにスポットを当てます。彼女の烈核解放の能力と強さ、烈核解放の弱点と引きこもりの弱い状況になった理由、テラコマリのアニメ声優などを紹介していきます。

ひきこまり吸血姫の悶々は、百合とコメディー要素の強いファンタジーライトノベルです。主人公のテラコマリが引きこもりという弱い状態に陥ったものの、なぜか七紅天に選ばれたことで外に出ることを余技なくされるストーリー展開で、百合ファンを中心に人気と支持を集めていました。また、テレビアニメ化されたことで、原作を知らないファン層の開拓に成功しているのです。この章では、同作品の概要とあらすじを紹介します。

ひきこまり吸血姫の悶々は、2024年3月現在ストーリーが進行中のライトノベルで、単行本がGA文庫より12巻まで刊行されています。同作品は、第11回GA文庫大賞の優秀賞を受賞しており、「このライトノベルがすごい!」においても新作部門の17位、文庫部門の28位にランクインするなど、内外で高評価されていました。ひきこまり吸血姫の悶々の原作者は、埼玉県出身のライトノベル作家で同作品でプロデビューした小林湖底です。

ひきこまり吸血姫の悶々のイラストは、イラストレーターのりいちゅが担当しています。漫画家としても活躍しているりいちゅは、同作品のコミカライズも描いており、月刊ビッグガンガン誌上にて連載中のコミカライズ版はコミックスが3巻まで刊行されました。ひきこまり吸血姫の悶々は、原作ライトノベルとコミカライズ版ともに電子書籍化されていて、手軽に読むことができるのです。

ひきこまり吸血姫の悶々は、ファンが熱望していたテレビアニメ化が行われています。同作品のアニメ版は、2023年10月7日から12月30日まで、全12話が放映されました。アニメ版のソフトについては、2024年1月31日にブルーレイ1巻が発売され、3月に2巻、4月に3巻が発売予定です。また、オリジナルサウンドトラックCDもリリースされました。アニメ版は、ABEMAなどの動画配信サービスにて視聴することもできます。

テラコマリ・ガンデスブラッドは、ムルナイト帝国に暮らす吸血鬼の少女です。彼女は、学校で受けたいじめが原因で弱い心になってしまい、3年前から引きこもり生活をしていました。テラコマリは、小説家を目指していたのですが、父親が弱い状態のままの彼女を不憫に思ったのかコネを使って彼女を帝国軍の将軍七紅天の地位に就けます。おまけに彼女は、皇帝カレン・エルヴェシアスとの契約で、弱いと死亡することを告げられました。

• 名前：テラコマリ・ガンデスブラッド
• 誕生日/年齢：2月18日/15歳→16歳（原作ライトノベル6巻）
• 種族：吸血種
• 出身地：ムルナイト帝国帝都
• 二つ名：「殺戮の覇者」「ケチャップの帝王」
• 趣味：読書、昼寝、小説執筆、お菓子作り
• 好きなもの/嫌いなもの：オムライス/ブロッコリー
• 苦手なもの：命を狙ってくる輩
• 弱点：背が低いこと

ひきこまり吸血姫の悶々のテラコマリの主なパーソナルデータを、上記しました。彼女は、金髪ロングヘアと赤い瞳が特徴的な美少女に描かれています。また、衣服も赤いものをよく着ている様子が窺えました。ちなみにテラコマリという名前は、弱い彼女がめちゃくちゃ困っている感を名前から出しているようにとのことで付けられており、髪の色は当初銀髪だったことが明かされています。

• 父親：アルマン
• 母親：ユーリン
• 妹：ロロッコ
• 兄：未登場
• 姉：未登場

テラコマリの家族構成を、上記しました。父親のアルマンは、ムルナイト帝国の宰相であり、親馬鹿が過ぎて弱いテラコマリを七紅天に就かせています。母親のユーリンは、常世にて「宵闇の英雄」と呼ばれるフルムーンのボスであることが明かされました。心優しい人物で、元七紅天の一人でしたが、戦場で行方不明となり、現世では死亡者扱いとなっているのです。

テラコマリの妹ロロッコは、姉よりも多才な少女であり、いわゆるリア充扱いされています。ロロッコは、姉によくちょっかいを出しており、テラコマリは彼女のことを天敵と認識していました。また、テラコマリには、兄と姉がいることが判明しているものの、2024年3月現在ストーリーに未登場です。

小林湖底原作、りいちゅイラストの大ヒットライトノベルひきこまり吸血姫の悶々は、主人公のテラコマリが弱点だらけの弱いキャラクターでありながら、烈核解放の能力を身に着けたことで強さを発揮するという面白い魅力のある作品です。それでは、テラコマリの烈核解放の能力とは、いったいどのようなものでしょうか？この章では、テラコマリの烈核解放の能力と強さ、テラコマリの弱い面や烈核解放の弱点などを紹介していきます。

テラコマリは、ムルナイト帝国の名家出身の吸血鬼であるため、カリスマ性を有しています。また、容姿端麗であることで、一目置かれていました。ところが、魔力や防御力、そして身体能力においては、その全てが「ガガンボに毛が生えた程度」と形容されるほど弱いのです。そのため、七紅天の一人としてムルナイト帝国軍第七部隊隊長に君臨しているものの、いつ下剋上を起こされるかわからないという弱点を抱えていました。

テラコマリは、ヨハン・ヘルダースをはじめとする500人もの部下を抱えた将軍です。しかし、ヨハンは彼女が実は弱いことを知っており、虎視眈々と下剋上の機会を窺っていました。それでも、弱い彼女が隊長でいられるのは、カリスマ性からくるハッタリが効果的に機能していることと、忠臣ヴィルヘイズが彼女のことを守っているからです。弱点だらけであるテラコマリは、ある意味周りに恵まれていることが示唆されました。

普段は腕立て伏せを数回行った程度で筋肉痛になってしまうほど弱いテラコマリですが、烈核解放をすることで様々な能力を得ることができました。「孤紅の恤」という彼女の烈核解放には、「吸血種」という能力があり、これは紅色の魔力で解放すると絶大な魔力と身体能力が備わります。吸血種は、コマリがヴィルヘイズの血を飲んだ時に現れました。また、蒼玉種の血を吸うと、白色の魔力で頑丈な身体と回復、氷結魔法を得られます。

テラコマリの烈核解放孤紅の恤は、彼女が他者の血液を飲むことが発動条件であり、飲んだ相手の種族によって強さや能力が変化することが判明しました。つまり、普段は弱点だらけのテラコマリは、烈核解放でチート級の強さを得ることができるのです。テラコマリが、翦劉種の血を吸うと、吸血種を吸った時とはまた別のの力が発現していました。翦劉種とは、刀剣を自在に操る戦闘民族で、身体の一部が金属だとされています。

翦劉種の血を飲んだテラコマリは、魔力が金色になります。そして、あらゆる武器の類を精製することができ、そればかりではなく自由自在に操れることが判明しました。また、物質を黄金に変化させる能力も獲得したのです。金色の魔力を有したテラコマリは、刀剣を精製してパスカル・レインズワースを倒すことに成功し、血を飲ませてくれたネリア・カニンガムの命を救いました。この時のテラコマリは、全体的に金色になります。

普段は弱点だらけのキャラクターであるテラコマリですが、烈核解放孤紅の恤で、多彩な能力と強さを得ることができます。彼女が和魂種の血を飲んだ際には、これまでとは違った能力が出てきました。ひきこまり吸血姫の悶々における和魂種とは、目立った特性はないものの、時間に対して非常に鋭敏な感覚を持った種族といわれており、後にテラコマリの友人となったアマツ・カルラが同種族だと判明しています。

テラコマリが和魂種であるアマツの血を吸った際には、魔力が翠色になりました。そして、時間の加速を可能としたのです。時間の加速とは、テラコマリ自身と周囲のスピードを急速に挙げることだと明らかにされました。彼女は、天舞際にて翠色の魔力を使い、テロ組織逆さ月のメンバーのフーヤオ・メテオライトと対峙したのです。そして、フーヤオからどんな願いでも叶えられるアーティファクトの魔核を守った上で撃破しました。

普通の時は弱い身体能力など弱点の多いテラコマリですが、彼女の強さを際立たせる烈核解放の能力はまだありました。彼女が神仙種の血液を飲むことで、戦闘能力とは違う能力を得ることができるのです。神仙種とは、魔力や意志力とは無関係に浮遊することができる人たちを指し、長命であることも特徴でした。しかし、歴代の「先王の導」の担い手たちが夭折してきたことから、「夭仙」と呼ばれることもあるのです。

テラコマリは、神仙種の少女アイラン・リンズの血を吸ったことで、虹色の魔力を手に入れました。この魔力は、虹色の衣をテラコマリの周囲に形成させて、不幸が降りかかってきた際に幸運を呼び込んで、不幸を上回るという内容です。他の魔力とは違い、解放中でもテラコマリの意識は明瞭であり、他の魔力との重ねがけができるという強さを有していました。テラコマリは、ローシャ・ネルザンピに勝利して、アイランの祖国を救います。

通常は弱いテラコマリですが、烈核解放の能力を発揮することで、チート級の強さを手にすることができます。彼女が獣人種の血液を体内に入れると、他の魔力とはまた違った特殊な効果を身につけました。獣人種とは、その名の通り動物の特性や能力を有する種であり、完全に動物の姿をした者もいれば、いわゆるケモナーのようなキャラクターもいます。逆さ月のメンバーであるフーヤオ・メテオライトは、獣人種の少女でした。

テラコマリは、フーヤオの血を飲んだことで、キツネの耳と尻尾が生えるという身体的変化を遂げました。その結果、彼女は瘴気を抹消する能力と、獣のような圧倒的な身体能力を獲得したのです。瘴気とは、弱い心の原因となる負の感情のことであり、テラコマリはフーヤオと対峙した時に瘴気を追い払いました。このように、テラコマリの孤紅の恤は、チート的な能力の数々を彼女にもたらしているのです。

テラコマリの烈核解放の孤紅の恤は、カレン・エルヴェシアスから「帝国1000年の歴史にも類を見ない至高の烈核解放」評されるほどの素晴らしいものでした。しかしながら、弱点がないわけではありません。最も致命的な弱点とされているのは、孤紅の恤を使用すると、テラコマリの血液や体力、そして気力に至るまで著しく消耗することです。極度に弱い状態になってしまうため、テラコマリは烈核解放後に入院を余儀なくされるのです。

孤紅の恤を使用したテラコマリが、入院加療を強いられるのは大きな弱点ですが、彼女は入院中もヴィルヘイズから様々なことを求められるため、そういった状況も弱点の一つではないかと推察されます。また、烈核解放中とはいえ、テラコマリの性格に変化があるわけではありません。つまり、彼女が敵に同情して烈核解放を解いてしまうシチュエーションもあったことから、彼女の弱い心の部分も弱点と位置付けられているのです。

原作ライトノベル、コミカライズ版、テレビアニメ版のいずれもが大ヒットしている傑作百合作品のひきこまり吸血姫の悶々は、コメディー要素満載のストーリーでありながら、暗い過去を抱えた登場キャラクターが多いなど、シリアスな面もしっかりと描かれているとのことです。コメディーとシリアスの絶妙なバランスが、同作品の人気の理由の一つとされました。この章では、弱点の多いテラコマリの過去について、ネタバレ紹介します。

結論を先に書きますと、テラコマリが血を嫌いだというのは正確なことではありません。テラコマリは吸血鬼の少女であるため、本来血は好物なのです。それでも、嫌いだとされてきた理由は、彼女の父親アルマンの考えがありました。アルマンは、テラコマリに対して血液が嫌いになるような催眠術を施してきたことが、明らかにされています。父親が、溺愛する娘の欲するものを奪うようになったことは、彼女の過去が原因でした。

実はテラコマリは、七紅天に就任する以前に、烈核解放の能力を発動したことがありました。それは、単なる発動ではなく、暴走レベルともいえる規模であり、しかも1回のみならず3回も暴走させてしまったのです。しかも悪いことに、テラコマリには烈核解放の暴走を起こしたという自覚がありませんでした。この件を憂慮したアルマンは、テラコマリに血を飲ませないために、催眠誘導を施して彼女を血嫌いに仕立て上げたのです。

テラコマリの過去を語る上で欠かすことのできないキャラクターが、ミリセント・ブルーナイトです。ミリセントは、吸血鬼の少女で、かつてはテラコマリのクラスメイトでした。ムルナイト帝国の政治家の家系に育った彼女は、実力至上主義を父親から叩き込まれ、「強くなりなさい」という父親の言葉を至上のものとして生きてきたのです。また、11歳になると、父親が連れて来たアマツ・カクメイのもとで修行させられました。

ところが、どんなに厳しい修行を積んでも、ミリセントの烈核解放は発現することがありませんでした。彼女の父親は露骨に落胆し、ミリセントも期待に応えられない自分のことを恥じるようになります。そして、ミリセントのプライドが崩壊する決定的な出来事が起きました。決して上流階級の出ではないヴィルヘイズが、烈核解放の能力を発現するようになり、事実上ミリセントの上に立つようになったからです。

自信を失ったミリセントは、それ以降取り巻きを使うなどしてヴィルヘイズを執拗にいじめるようになりました。あまりにもひどいものだったため、ミリセントのことを制止したのが、テラコマリだったのです。すると、ミリセントはいじめの標的をテラコマリに変更しました。彼女のひどい行為で心身ともに疲弊したテラコマリは、引きこもり状態となってしまい、その後約3年間人前に姿を見せなくなったのです。

大ヒット中の百合ファンタジーライトノベルひきこまり吸血姫の悶々は、主人公のテラコマリの弱点や強さをコメディー要素たっぷりに描いていることで話題と注目を集めているとのことです。また、ストーリーが進んでいくにつれて、テラコマリが死亡した未来があることが示唆されており、伏線として関心を呼んでいました。果たして、彼女は未来で死亡するのでしょうか？この章では、テラコマリの未来と死亡説を考察紹介していきます。

テラコマリが未来で死亡する可能性が示唆されたのは、天舞祭が終了した後の雑談で大神となった未来のアマツ・カルラが、「あの吸血姫は私の時代ではいなくなった人」とネリアやカレンの前で発言したことがきっかけでした。このセリフから熱心なファンが、「テラコマリは未来で死亡したのかもしれない」という考察を行うようになりました。しかしながら、現時点でテラコマリの未来の死亡説についての詳細は、明らかではないです。

ただし、烈核解放の能力を発揮しないテラコマリは、身体能力があまりにも脆弱過ぎるなど弱点が多いことは事実であり、普段の彼女はヴィルヘイズなどの側近に守られている状態です。加えて、先述したように、テラコマリはいつ下剋上を起こされても不思議ではないことがわかっていました。このため、真相は不明とはいえ、普段の何気ない生活時に下剋上を起こされて、テラコマリが亡くなってしまったという考察がなされています。

テレコマリが未来で死亡する可能性を示唆する出来事は、他にもありました。ひきこまり吸血姫の悶々のメインヒロインであるヴィルヘイズの烈核解放能力が、理由の一つとされています。ヴィルヘイズの烈核解放は、「パンドラポイズン」と判明しました。この能力は、彼女が自分の血を任意の相手に飲ませることで、飲んだ相手の未来を予知することができます。的中率が極めて高く、ヴィルヘイズの強さの源になっていました。

ヴィルヘイズは、テラコマリと自分、そしてネリアたちとともに常世へと飛ばされた時に、テラコマリに向かって「一週間以内に死亡する」という未来予知を告げました。彼女が見たテラコマリの死亡予知は一度だけではなく、5～6回見たことも告白しています。精度の高い烈核解放の能力を持つヴィルヘイズであるが故に、彼女の発現は信憑性の高さをもってファンに迎え入れられ、テラコマリの死亡説の根拠になりました。

また、大神（アマツ・カルラ）の発言「私の世界ではいなくなった人」の「いなくなった」に着目するファンも、多いといわれています。つまり、「未来のテラコマリは死亡したわけではなく現世から姿を消した」という考察も見受けられました。この点については、テラコマリの母親ユーリンが、現世では死亡扱いになっているものの、常世にて「宵闇の英雄」として活躍しているという前例もあり、可能性が高いとされているのです。

原作ライトノベルの7巻以降、テラコマリやヴィルヘイズたちが常世へ飛ばされたエピソードが出てきている点も見逃せないとのことです。常世にて、テラコマリとユーリンの再会劇が描かれる可能性もあり、そのような状況下で彼女が母親とともに常世に残るケースも出てくると考察されました。テラコマリの未来については、これからストーリーが進展していくことで描かれると示唆されており、大いに注目されているのです。

小林湖底がストーリーを書き、りいちゅがイラストを描いている人気ライトノベルのひきこまり吸血姫の悶々は、百合要素の濃い作品として、同ジャンルのファンを中心に熱狂的な支持を得ているとのことです。特に、主人公のテラコマリ・ガンデスブラッドの人気が高いと評されており、彼女の魅力を熱心に語る人々も見られました。この章では、ひきこまり吸血姫の悶々のテラコマリのかわいい魅力を、3項目に分けて取り上げていきます。

ひきこまり吸血姫の悶々の主人公であるテラコマリは、引きこもり生活が長かったことで、当初はファンからあまり明るいイメージを持たれていなかったとのことです。しかし、いざストーリーが進んでいくと、「一億年に一度の美少女」というフレーズが誇張ではないほどのかわいらしい少女であることが判明していきました。テラコマリのかわいらしさが、彼女の魅力であるとともに同作品の魅力とも高評価されているのです。

また、コミカライズ版やテレビアニメ版の効果として、テラコマリの表情が豊かに表現されていることが挙げられます。このことで、彼女の表情は普通でいる時はもちろんのこと、ドヤ顔や困り顔、果ては泣き顔に至るまでその全てに特徴と魅力が備わっていることが証明されました。特にテレビアニメ版の彼女の表情の豊かさは、「顔芸」とまで高評価するファンも多いとのことで、作品人気の追い風になっているとのことです。

ひきこまり吸血姫の悶々のテラコマリは、引きこもり期間が長かったにも拘わらず、性格に変化がなかったことが窺えました。当然のことながら、最初は七紅天に就任した際に及び腰でしたし、いつ寝首をかかれてもおかしくない状況でした。ところが、彼女自身の運の強さもあり、常に最悪の事態は回避されていたのです。テラコマリは、烈核解放の能力を使わなくても運のよいキャラクターであることが窺えます。

また、テラコマリ自身の活躍ばかりではなく、彼女の周囲には優秀な人材が揃っていることもプラス材料になっています。メインヒロインで忠臣であるヴィルヘイズは、常に影となり日向となってテラコマリのことを守り続けていました。ネリアやアマツ・カルラ、そしてアイランもヴィルヘイズと同様に彼女を支えています。こうした人望の厚さは、テラコマリのかわいい魅力の一つだとされているのです。

さらに、テラコマリは、慈悲深いキャラクターであることもわかっています。サクナ・メモワールは、七紅天の一人ですが、その正体は逆さ月のスパイでした。彼女は七紅天闘争の後、スパイ容疑で要人暗殺の罪に問われましたが、テラコマリの尽力による情状酌量で、その後も七紅天として活躍しています。ミリセントも、後に七紅天入りしており、彼女の人を赦す心が、人望の厚さにつながっていると推察されました。

ヴィルヘイズは、テラコマリのメイドを務めている吸血鬼少女で、テラコマリが七紅天に就任すると自らは帝国軍第七部隊第一班工作班の班長になりました。学生時代にミリセントのいじめから自分を救ってくれたことがきっかけで、テラコマリに好意を持つようになり、彼女を陰から支えるために正体を隠してガンデスブラッド家のメイドになったという経緯があります。それ故に、行動原理全てがテラコマリのためという少女なのです。

ヴィルヘイズは、テラコマリへの愛情を隠すことはなく、「愛情表現」と称して過度なスキンシップを行っています。また、テラコマリのことを、「宇宙一愛している」と公言してきました。当のテラコマリは、ヴィルヘイズのセクハラめいた行動に辟易している一方で、彼女のメイドとしての力量を高評価しています。二人の関係において、テラコマリに心境の変化が訪れれば恋愛になる可能性もあり、百合ファンが注目していてるのです。

2023年10月から12月にかけて放映されたひきこまり吸血姫の悶々のテレビアニメ版は、原作ライトノベルに忠実なストーリー展開とキャラクター造形で、多くの原作ファンを唸らせたとのことです。また、豪華女性声優陣の共演と、演技スキルが話題と注目を集めました。アニメ版で、テラコマリ・ガンデスブラッド役を演じたのは、楠木ともりです。この章では、楠木ともりのプロフィールと主な出演作品などを取り上げていきます。

• 名前：楠木ともり（くすのき ともり）
• 生年月日：1999年12月22日
• 出身地：東京都
• 身長/体重/血液型：155cm/非公表/A型
• 所属事務所：ソニー・ミュージックアーティスツ
• レコードレーベル：SACRA MUSIC
• 活動指針：「みんなの心にあかりを灯す」
• 好きなミュージシャン：平沢進
• 開設中のSNS（2024年3月現在）：X（旧Twitter）＊本人とスタッフによる公式アカウント

楠木ともりは、2016年にソニー・ミュージックアーティスツ主催のオーディション「第5回アニストテレス」で特別賞を受賞して、2017年のテレビアニメ作品「エロマンガ先生」の中学生役で声優デビューしました。その一方で、声優の他に憧れていたミュージシャンの夢も捨てがたく、インディーズ活動を重ねたことが高評価されて、2020年にソロ歌手としてメジャーデビューを果たしたのです。

• 魔王学院の不適合者～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～：ミーシャ・ネクロン役
• メルヘン・メドヘン：鍵村葉月役
• チェンソーマン：マキマ役
• 不滅のあなたへ：ヒサメ役
• ゾン100～ゾンビになるまでにしたい100のこと～：三日月閑役
• ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会：優木せつ菜役

この章では、ひきこまり吸血姫の悶々の主人公であるテラコマリ・ガンデスブラッドに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。テラコマリは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、アニメの大ファンだと思われる方のツイートです。ひきこまり吸血姫の悶々のテレビアニメ版を観て、テラコマリのことをかわいいキャラクターだと高評価していました。

こちらは、ひきこまり吸血姫の悶々のテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。アニメ版を4話まで観て、バトルシーンの良さとテラコマリのかわいらしさを高く評価していました。

こちらは、ひきこまり吸血姫の悶々の熱心なファンだと思われる方のツイートです。同作品における推しキャラクターがテラコマリとのことで、彼女の誕生日2月18日におめでとうツイートをしていました。

この記事では、ひきこまり吸血姫の悶々の主人公であるテラコマリ・ガンデスブラッドについて、強さを中心に特集してきました。テラコマリは、今後の活躍が期待されている人気キャラクターの一人です。彼女に注目しながら、ひきこまり吸血姫の悶々を見てください。