【ミスミソウ】死亡したキャラと最期のシーン一覧!原作漫画と実写映画の違いは?

『ミスミソウ』は『ハイスコアガール』や『でろでろ』などで知られる人気漫画家・押切蓮介先生の代表作です。2018年4月には映画化もされ、トラウマ漫画系まとめサイトなどでは必ず名前が挙がるほど知名度も高いです。本記事ではそのようなミスミソウの死亡キャラと最期のシーン、生存キャラを一覧で詳しく紹介します。また、原作漫画と実写映画の違いや野咲春花が最後に死亡したのかを解説するため併せてチェックしてみてください。

【ミスミソウ】死亡したキャラと最期のシーン一覧!原作漫画と実写映画の違いは?のイメージ

目次

  1. ミスミソウとは?
  2. ミスミソウの死亡キャラと最期のシーン一覧
  3. ミスミソウの野咲春花は死亡した?
  4. ミスミソウの原作漫画と実写映画に違いはある?
  5. ミスミソウの生存キャラ
  6. ミスミソウの実写映画キャスト一覧
  7. ミスミソウに関する感想や評価
  8. ミスミソウの死亡キャラまとめ

ミスミソウとは?

2018年4月には映画化もされた漫画『ミスミソウ』。ここからはミスミソウの死亡キャラと最期のシーン、実写映画キャスト、生存キャラなどを一覧で詳しく紹介していきます。また、ミスミソウの原作漫画と実写映画の違いや野咲春花の生存事情なども解説するため併せてチェックしてみてください。それではまず、ミスミソウの作品情報から見ていきましょう。

ミスミソウの概要

『ミスミソウ』はホラーM(ぶんか社)にて2007年6月号から2009年6月号まで連載されていた押切蓮介先生によるサスペンス・ホラー漫画です。キャラクターの心理描写や状況描写に重点を置き、「普通の人間が作り出す恐怖」を描いています。キャッチフレーズは「精神崩壊(メンチサイドホラー)」です。単行本は全3巻、全2巻(完全版)が刊行されています。

ミスミソウのあらすじ

物語は心優しい性格をした野咲春花が、転校先の中学校で酷いいじめに遭うところから始まります。家族に心配をかけたくなかった春花はいじめに遭っていることを隠していました。しかし、いじめは次第にエスカレートし、ついに大切な家族にまでその手が及んでしまいます。そしてある日、春花をいじめっ子たちが家に放火し、その事件で両親が命を落としてしまいました。かくして優しかった春花は復讐のため殺人鬼に変わってしまうのでした。

ミスミソウ 完全版|無料漫画(まんが)ならピッコマ|押切蓮介

ミスミソウの死亡キャラと最期のシーン一覧

それでは早速、ミスミソウの死亡キャラと最期のシーンを一覧で紹介していきます。まずはじめにミスミソウの南京子から見ていきましょう。

死亡キャラと最期のシーン①南京子

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、1人目は南京子です。春花たちのクラスの担任教師。事なかれ主義で、春花が転入してきた時は「くれぐれもクラスをかき乱すようなことはしないように」と冷淡な口調で警告しています。実は春花が転校してきた大津馬中学校の卒業生で、在籍当時は同級生の少女をリーダーとしたクラス全員から激しいいじめを受けていました。

そのトラウマが影響して、現在も自分の悪口を言われるとすぐに嘔吐してしまう体質になってしまいます。いじめられていた中学時代をやり直したいと思っているため、友達が欲しいという気持ちからクラスの生徒の顔色を気にして過ごしていました。そのせいで生徒たちの言いなり状態となっており、クラスのいじめも黙認しています。春花の父親に春花がいじめを受けているのではないかと相談を受けた際も一切聞き入れませんでした。

その後も春花の復讐により相次いで生徒が失踪した時も、生徒たちの親に冷たい態度を取り続けています。このように教師としては問題が多く、生徒はもちろん保護者からの人望も皆無でした。そして、最後に教師としての行動も起こさない京子についに責め立ててきた保護者たちの姿に、かつて受けたいじめの思い出が重なり吐瀉、責任から逃れようと慌てた際に雪道に足を滑らせて転倒し、直後に除雪機に巻き込まれ、全身ミンチとなり死亡します。

死亡キャラと最期のシーン②小黒妙子

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、2人目は南京子です。主人公・春花の同級生であり、クラスのいじめの主犯格。ロングヘアーを金色に染めた派手な見た目をしていますが、はしゃぐような性格ではなくクールかつ強気な存在でした。美容師になるという夢を父親に「ただのわがまま」と反対されているせいで鬱憤を溜め込んでおり、いじめグループのリーダーとして周囲を扇動し春花に陰惨ないじめを仕掛けていました。

いじめグループの中では、常識的な感性を失っていない数少ない人物であり、実は春花の家族の殺害には無関係です。流美が首謀した春花の両親殺害計画は、本当に実行に移すとは思っていなかったため、特に止めようともしていません。媚びを売るような態度で接してくる流美に、皮肉をこめて「頑張って」「期待してるから」と言い放ったばかりに、流美は妙子のために春花の家に放火する事件を起こすこととなります。

実は妙子は春花に対して百合に近い感情を抱いています。いじめをおこなってしまったのも、蛇蝎のごとく嫌っている相場と付き合い始めた春花に対して失望したためでした。物語の最後の方で春花と和解し、彼女に励ましの言葉をもらったことで美容師になることを決意し直します。しかし、その矢先に恨みを持った流美に手をボロボロに裂かれて殺されてしまいます。

死亡キャラと最期のシーン③佐山流美

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、3人目は佐山流美です。いじめグループの1人。春花や妙子とは対照的に、根暗な雰囲気を漂わせる冴えない容姿をした少女で、春花が転校してくる前までは妙子たちのいじめの対象になっていました。性格も陰気かつ臆病です。

妙子の腰巾着として彼女を慕う言動を取りますが、妙子からは自分を隠し撮りするなどその異常な執着心を気味悪がられています。春花が登校拒否をしたことで、再び妙子たちにいじめられるようになりました。その原因が春花が来ないことにあると考えた流美は、春花に逆恨みするようになります。

その後、「妙子にとって邪魔な存在と目される春花を消すことで、妙子に気に入られたい」という理由でいじめっ子たちに野咲家の放火を宣言し、妙子の「期待してるから」という言葉を真に受けた流美は、妙子以外の面々を引き連れて春花の家に赴き火を放ちました。当初、流美は少し家を焼くだけのつもりでしたが、久賀が春花の母に火をつけてしまい、その場に春花の父と妹がいたことから、口封じのために彼らを閉じ込めて家にも火を放ちます。

しかし、放火事件の後に、妙子が春花を憎んでいるわけではないことを知り、さらには妙子の自分に対する拒絶も増します。そのことで自分は何のために放火事件を起こしたのかと憤りを感じた流美は妙子をひどく憎しみ、その結果、殺してしまいます。最後は相場を標的にすえた春花の包丁に、相場の盾にされる形で首を刺され死亡しました。

死亡キャラと最期のシーン④橘吉絵

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、4人目は橘吉絵です。いじめグループの1人。アル中の母親には育児放棄をされ、チンピラの父親からは暴力を受ける日々を過ごすという劣悪な家庭環境の中で暮らしていたため、他人に優しさを持てない攻撃的な性格に育ってしまいます。人を苦しめることを楽しむため、春花いじめに最も積極的に参加していました。

春花に対して画びょうを突き刺すなどの暴力を受けさせています。放火事件後はグループみんなで春花を呼び出し、事件の証拠隠蔽のために春花に自殺するように促します。その際に慢心から口を滑らせたことがきっかけで真相を悟らせてしまい、逆上した春花に釘で目を突き刺され、鉄パイプで撲殺されます。春花が復讐者となる引き金を引いたのが吉絵でした。

死亡キャラと最期のシーン⑤加藤理佐子

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、5人目は加藤理佐子です。いじめグループの1人。おっとりした雰囲気のたれ目の少女で、率先していじめるというよりも、いじめられているのを後ろから茶化しているタイプです。

春花や流美をいじめ抜く邪悪な顔を持つ一方、いじめグループの中ではまだ良識を持ち合わせているため、放火事件後は罪の意識に怯えるようになります。ただ、春花や流美をいじめたことに関しては、傍観しているだけの自分は悪くないという思いがあり、その思いは最後まで変わっていません。最後は復讐鬼と化した春花に襲われ、母に助けを求める声を上げながら鉄パイプで撲殺されました。

死亡キャラと最期のシーン⑥三島ゆり

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、6人目は三島ゆりです。いじめグループの1人。上述の理佐子とは親友で一緒に行動していることが多いです。理佐子同様に吉絵に従う腰巾着も同然の存在でした。また、春花の両親殺害に関与してはいても、当初は本気にしておらず、事態が殺人事件という惨事になってしまったことで一転して怯えるようになります。

さらに、人を殺したにも関わらず、微塵も罪悪感を抱こうとしない他のいじめっ子たちのことも引くようにもなります。ただ、春花の両親を死なせてしまった罪悪感よりも自己保身が最優先であることは変わりありません。放火事件の後は不安定になった理佐子を親友として励ます側に回って支えていました。最後は理佐子同様に復讐鬼と化した春花に襲われ、逃げられないようにアキレス腱を切られて転倒した時に頭部を強く打ち付けて死亡します。

死亡キャラと最期のシーン⑦久賀秀利

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、7人目は久賀秀利です。いじめグループの1人。ピアスに金髪の軽薄そうな男子です。クラスの仲間内には人懐っこく陽気に振舞っていますが、仲間意識が強いため、心を許さない相手には排他的かつ残忍な性質を見せています。春花の転入がクラスの輪を乱していると考え、春花のことを憎んでいました。その感情がいじめグループに加わる動機となっています。

放火事件は秀利が火のついたマッチを、誤って野咲家に落としたことがきっかけで起こっているため、彼が事件の実行犯と言えますが、本人はあまり気にしていませんでした。いじめっ子たちが行方不明になっても事態を楽観視していましたが、理佐子の証言から彼が母を殺害したと知った春花に、一人で下校していたところを襲撃されます。最後は彼女に腹部を刺されたうえに口を切り裂かれ、古井戸に転落、そのまま絶望と苦しみの中で死亡しました。

死亡キャラと最期のシーン⑧真宮裕明

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、8人目は真宮裕明です。いじめグループの1人。凶悪な目つきに違わぬサディクティックかつ残虐非道な少年で、春花へのいじめには過疎化した田舎での退屈な日常の鬱憤晴らし感覚で参加しています。

グループの中でも倫理観が著しく破綻しており、春花の母を脅していた秀利に「人が焼死するところを見たいから」と火をつけるように煽っていたほどです。また、弱いものいじめが趣味で、愛用のボーガンで小動物を撃って殺しています。秀利が行方不明となったことで、春花の復讐を察知した真宮は、悪友の池上に春花を襲わせ、その隙にボーガンで射殺しようとしました。

しかし、間違って池上を撃ってしまい、発狂した彼に襲いかかられた隙に春花に包丁で腹を真横に一気に切られてしまいます。最後は内臓が飛び出したまま逃げるも、凍った池の氷の上に逃げてしまったことにより、間宮の体重の重みで氷が割れ、そのまま冷たい池の中で溺死することとなりました。

死亡キャラと最期のシーン⑨池川努

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、9人目は池川努です。いじめグループの1人。眼鏡に肥満体という自分の冴えない容姿に劣等感を抱えています。資産家の両親になんでも与えられるなど甘やかされて育ってきました。ボーガンやエアガンなどの武器も収集しており、その一つを真宮に与えたのも彼でした。実は春花に好意を抱いていましたが、相場と仲良くし始めたことが気に入らず、いじめグループに加わることにしています。

真宮同様に秀利の行方不明を受けて、春花の復讐を察知した池川は、春花が真宮に気を取られている隙に襲い掛かります。しかし、春花に思わぬ反撃を受け、さらには真宮にボーガンで撃たれてしまいました。真宮は池川を狙ったつもりはありませんでしたが、それを池川は狙われたと勘違いし、気も動転していたこともあって真宮のボーガンを振り落とします。最後はそんな池川を真宮が蹴り飛ばした衝撃で死亡しました。

死亡キャラと最期のシーン⑩相場晄

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、10人目は相場晄です。春花の同級生で彼女の恋人。春花と同じく転校生で、春花に対する「よそ者」という認識がなかったため、彼女を気にかけるようになります。春花とは相思相愛で、彼女に寄り添ってくれる存在でした。野咲家の火災現場に直面した際、燃え盛る家の中に果敢にも飛んでいき、春花の妹・祥子を救出するなど、本作で一番良識ある人物に思えます。

しかし、彼もまた恐ろしい本性を持っていました。実は転校するきっかけとなった両親の離婚は、母親に暴力を振るっている父親をカッターで切りつけたことが原因となっています。そして、相場は母親を救ったつもりでしたが、母親からは「産むんじゃなかった」と言われてしまいました。それ以来、たとえ好きな相手でも暴力を振るうことが愛情表現なのだと自分を正当化し、母に暴力を振るうようになります。

ちなみに妙子が相場を嫌うようになったきっかけは、彼が妙子に「傷だらけになった自分の母」の写真を見せたことです。その時点で妙子は相場の本性を察知しています。終盤ではその本性を春花に知られてしまいました。というのも、春花の腹部を刺して致命傷を負わせた流美と揉み合いになった際、相場の撮影した写真が雪の上に散らばるのですが、そこに写っていたのが春花の家族が放火事件の際に焼かれて苦しんでいる姿だったのです。

それを目にした春花は相場に憎悪の感情を宿らせますが、そんな春花を相場は殴りつけます。そして、ボロボロになった彼女を撮ろうとカメラを向けます。しかし、春花に真宮のボーガンで撃たれて死亡しました。

死亡キャラと最期のシーン⑪野咲春花の両親

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、11人目は野咲春花の両親です。春花の両親は娘の春花と祥子を大切にしており、「人数の少ない学校で春花の靴が無くなった」ということから、早期からいじめの存在を疑い、学校に相談をしてくれたり、登校拒否を勧めたりしてくれました。しかし、春花のクラスのいじめグループが引き起こした放火によって二人とも焼死してしまいます。

死亡キャラと最期のシーン⑫野咲祥子

漫画『ミスミソウ』の死亡キャラと最期のシーン一覧、12人目は野咲祥子です。春花の妹で、春花からは「しょーちゃん」と呼ばれています。内向的な性格で、大津馬の小学校に転校する前は東京の小学校でいじめを受けていました。

大津馬の小学校に転校して以来、春花がいじめを受けるようになったことに心を痛めており、春花にとって辛い日々の中での癒しの存在となっていました。放火事件の際は父親の和生が庇うように抱きかかえて何とか守ろうとしてくれたため、一時的に命は助かりますが、全身火傷で意識不明の重体となります。最後は病院のベッドに横たわった状態で危篤を迎え亡くなりました。

Thumb【ミスミソウ】相場晄の最後と過去は?野咲春花や小黒妙子との関係もネタバレ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミスミソウの野咲春花は死亡した?

先にミスミソウの死亡キャラと最期のシーンを一覧で紹介しましたが、そのほとんどが主人公・野咲春花に殺害されていました。では、野咲春花はどのような最期を迎えるのでしょうか?ここでは野咲春花のプロフィールと最期のシーンを紹介します。

野咲春花とは?

ミスミソウの野咲春花は主人公です。父親の仕事の都合で東京から大津馬村に引っ越し、大津馬中学校に転校します。しかし、排他的な雰囲気を持つ大津馬中学校では「よそ者」とみなされたことから、妙子に目を付けられ、クラスの生徒たちからいじめを受けるようになってしまいました。クラスで同じく転校してきた相場晄だけは味方をしてくれますが、いじめは日々エスカレートしていき、ついに不登校になってしまいます。

家なら安全だと思いきや、いじめグループが春花の留守中に野咲家に乗り込み、家に放火され春花から両親を奪いました。さらに、大切な妹の祥子は意識不明の重体に陥ってしまいます。この時はまだいじめグループが事件を引き起こしたことを知りませんでしたが、ひょんなことから真相を知り、復讐鬼へと変貌することとなりました。

放火事件に関わったいじめグループのメンバーたちを凄惨な方法で次々に殺害していく春花でしたが、流美の襲撃によって致命傷を負わされた挙句、相場の本性を知ったことですべてに絶望します。絶望の末、最期の力を振り絞って流美と相場を殺害しました。

野咲春花は最後死亡した?

野咲春花は最後に死亡しています。死因は流美と相場から受けた傷による失血死です。春花は祥子に貰ったペンダントが黒くなっていたことで祥子の死を直感し、大粒の涙を流して雪の中で亡くなりました。

Thumb【ミスミソウ】妙子は最後生きてる?春花との関係や原作漫画との違いをネタバレ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミスミソウの原作漫画と実写映画に違いはある?

2018年、『ミスミソウ 完全版』を原作とした実写映画が制作されました。では、ここからミスミソウの原作漫画と実写映画の違いについて見ていきましょう。まずはじめにミスミソウの実写映画とはどのような作品なのか、その作品情報から紹介します。

ミスミソウの実写映画とは?

漫画『ミスミソウ』は実写映画化され、2018年4月7日に公開されました。監督は内藤瑛亮氏、脚本は唯野未歩子氏、制作会社はレスパスフィルムがそれぞれ担当しています。キャッチコピーは「最も切なくて、最も美しく残酷なトラウマ・サスペンス」です。

ミスミソウの原作漫画と実写映画の違い

実写映画版『ミスミソウ』の内容は原作漫画を比較的忠実に再現していますが、原作漫画との違いとして、以下のような描写がなされています。

  • 妙子が生存している
  • 中学校の卒業式のシーンで生存した妙子が楽しかった日々を思い出しながらラストを迎える
  • 秀利を含む妙子の取り巻きたちと、端役の同級生たちに接点がない
  • 春花が持っていたCDが一種のキーアイテムとなっている

妙子が生存していることに賛否両論ありますが、彼女が放火事件に直接関わっていないことや手を負傷したことで美容師になるという夢を絶たれたこと、最後に春花と和解したことを考えると、妙子が生存しているラストも良いという意見もありました。

Thumbミスミソウの映画あらすじをネタバレ!漫画原作の傑作と言われる理由と感想を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミスミソウの生存キャラ

ミスミソウは多くのキャラが死亡していますが、生存ルートを辿ったキャラもいます。では、ここからミスミソウの生存キャラを一覧で見ていきましょう。

生存キャラ①野咲満雄

春花の祖父で和生の父である野咲満雄は、ミスミソウの数少ない生存キャラの一人です。満雄は家族想いな人物で、東京在住であるものの、春花の両親の訃報を知って大津馬村に駆け付けました。

そして、春花と祥子の保護者として春花と一緒に暮らすようになります。物語の最後の方で春花の恋人である相場から理不尽な理由で暴行され、意識不明の状態で病院に運ばれています。その後回復し生存が確認されますが、意識を失っている間に春花と祥子も失ってしまい、息子の家族をすべて喪うという絶望に苛まれながら一人で大津馬村を去ることとなりました。

生存キャラ②相場の両親

相場の両親も生存が確認されています。前述通り相場が父親をカッターで切ったことが原因で両親が離婚。そして、一緒に暮らすこととなった母親にも暴力を振るうようになります。そこで相場の母親は晄を見放し、祖母の元に預けることにしています。つまり、現在は両親とも晄と離れて暮らしているため、大津馬中学校の生徒たちによる事件に巻き込まれることもなく生存していたというわけです。

Thumbミスミソウの漫画あらすじをネタバレ紹介!最終回の結末がひどい? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミスミソウの実写映画キャスト一覧

ここではミスミソウの実写映画にて、野咲春花、相場晄、小黒妙子、佐山流美、橘吉絵などの登場人物を演じたキャストについて紹介します。それでは早速、野咲春花を演じたキャストから見ていきましょう。

野咲春花役/山田杏奈

  • 名前:山田杏奈(やまだあんな)
  • 出身地:埼玉県鴻巣市
  • 生年月日:2001年1月8日
  • 年齢:23歳
  • 職業:女優
  • 活動期間:2011年~
  • 所属事務所:アミューズ
  • 趣味:お菓子作り

実写映画『ミスミソウ』の野咲春花を演じたのは、芸能事務所「アミューズ」に所属し、女優として活動している山田杏奈さんです。山田杏奈さんは2011年に開催された「ちゃおガール☆2011オーディション」にてグランプリを受賞し、それ以降は少女漫画雑誌『ちゃお』の雑誌モデル「ちゃおガール」として活動をおこなっています。そして、2013年にドラマ『刑事のまなざし』の夏目絵美役で女優デビューを果たしました。

相場晄役/清水尋也

  • 名前:清水尋也(しみずひろや)
  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1999年6月9日
  • 年齢:24歳
  • 職業:俳優
  • 活動期間:2012年~
  • 所属事務所:オフィス作

実写映画『ミスミソウ』の相場晄を演じたのは、芸能プロダクション「オフィス作」に所属し、俳優として活動している清水尋也さんです。

清水尋也さんは2012年制作の映画『震動』にて初出演を果たしています。2018年にはテレビ東京系テレビドラマ『マイベスターZ』にてドラマ初主演を飾りました。代表作に映画『東京リベンジャーズ』シリーズ、『ちはやふる』シリーズ、『ソロモンの偽証』、ドラマ『となりのチカラ』、『チア☆ダン』、『anone』などがあります。

小黒妙子役/大谷凜香

  • 名前:大谷凜香(おおたにりんか)
  • 出身地:宮城県仙台市
  • 生年月日:1999年12月24日
  • 年齢:24歳
  • 職業:ファッションモデル、女優、タレント
  • 活動期間:2012年~
  • 所属事務所:HONEST
  • 趣味:スポーツ、映画鑑賞、料理、お菓子作り

実写映画『ミスミソウ』の小黒妙子を演じたのは、芸能事務所「HONEST」に所属し、ファッションモデル、女優、タレントとして活動している大谷凜香さんです。大谷凜香さんは2012年にファッション雑誌『二コラ』の専属モデル(ニコモ)となっています。2018年にはミスミソウで映画初出演を果たしました。代表作に映画『犬鳴村』、『樹海村』、『牛首村』、ドラマ『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』などがあります。

佐山流美役/大塚れな

  • 名前:大塚れな(おおつかれな)
  • 出身地:東京都
  • 生年月日:2002年12月10日
  • 年齢:21歳

実写映画『ミスミソウ』の佐山流美を演じたのは、大塚れなさんです。いろいろと調べてみたのですが、所属事務所や職業などの情報はありませんでした。これまでに「スーパーマルエツ」「天狗ハム」「ラウンドワンカラオケバージョン」などのCMや、テレビ朝日土曜ワイド劇場「人類学者・岬久美子の殺人鑑定!死者を蘇らせるワインの謎!?」に出演したことが分かっています。

橘吉絵役/中田青渚

  • 名前:中田青渚(なかたせいな)
  • 出身地:兵庫県神戸市
  • 生年月日:2000年1月6日
  • 年齢:24歳
  • 職業:女優
  • 活動期間:2014年~
  • 所属事務所:アミューズ
  • 趣味:サボテン栽培

実写映画『ミスミソウ』の橘吉絵を演じたのは、芸能事務所「アミューズ」に所属し、女優として活動している中田青渚さんです。中田青渚さんはSho-comi主催の「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」においてグランプリを受賞した後にアミューズからスカウトされ芸能界デビューを果たしています。女優としての目標は、さまざまな役を演じて芝居の幅を広げることだそうです。

Thumb【ミスミソウ】映画キャスト一覧!押切蓮介のトラウマ漫画が山田杏奈主演で実写化 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミスミソウに関する感想や評価

ここまでミスミソウの死亡キャラと最期のシーン、実写映画キャストを一覧で詳しく紹介しつつ、生存キャラや野咲春花の最期のシーン、原作漫画と実写映画の違いを解説してきました。では、最後にミスミソウに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では実写映画における妙子の生存ルートやいじめグループの最期などに関する声があがっていました。

ミスミソウの生存キャラである小黒妙子に関する声があがっています。こちらでは実写映画にて小黒妙子が生存していることに喜ばれているようです。また、「みんなキャラハマりすぎ」とのこと。実写映画キャストにも注目してみるとよいかもしれません。

ミスミソウの原作漫画と実写映画に関する声があがっています。こちらでは実写映画にて小黒妙子が生存していることに驚きつつ、原作漫画の終わり方の方が好きだと言われています。原作漫画と実写映画の違いはいくつかありますが、その中でも印象的なのが最後に妙子が生存していたことでしょう。妙子が生存していることに賛否両論があるようです。

ミスミソウのいじめグループに関する声があがっています。こちらではミスミソウの胸糞展開に注目されており、いじめグループが最後に全員死亡することに期待されているようです。やはり主人公・野咲春花の家族を理不尽に殺害したいじめグループはかなり嫌われるのでしょう。

Thumbミスミソウの映画感想をネタバレ紹介!衝撃のあらすじと結末の評価は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミスミソウの死亡キャラまとめ

本記事ではミスミソウの死亡したキャラと最期のシーンを一覧で紹介しつつ、原作漫画と実写映画の違いを解説しました。ミスミソウの原作漫画と実写映画を観る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、死亡キャラの最期のシーンと生存キャラのその後に注目していただければ幸いです。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ