【隣人X】漫画のネタバレあらすじ！読んだ人の感想や登場人物・キャラクターは？

こちらの記事では、サイコスリラー漫画と話題の『隣人X』のあらすじや登場人物・キャラクターについて、ネタバレを交えて紹介していきます。隣人Xの漫画あらすじをネタバレを交えて知りたい人は、『隣人Xの漫画あらすじネタバレ』の項目をチェックしてみてください。また、『隣人Xの登場人物や見どころ』の項目では、あらすじ以外の登場人物・キャラクターや、漫画の見どころを紹介しています。

隣人Xがどのような作品なのか気になっている人は、そちらの項目にも目を通してみてください。他にも、隣人Xを見た人の感想や、漫画が完結しているのかという情報についても紹介しています。まずは、下記の項目で隣人Xの作品概要を紹介しているので、漫画の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

「サイコスリラーで面白い」と話題の隣人Xは、月刊電子漫画雑誌の『漫画ゴラクスペシャル』にて連載中の漫画作品です。隣人Xの作者は、これまでにも『エリカ』や『レイナ』などのサイコスリラー作品を手掛けてきた楠本哲先生です。前述の漫画は、男性キャラクターが登場人物のストーカーに被害を受ける恐怖を描いた作品となっていますが、隣人Xは男性キャラクターがストーカーとなり、女性の登場人物に執着を持つ作品です。

隣人Xは、前作のエリカやレイナと同様に、犯人キャラクターにじわじわと追い詰められていく主人公の様子が描かれています。隣人Xの漫画を手に取った人からは「グロくて怖い」「人怖系ホラー」という感想も寄せられています。主人公に降りかかる災難が彼女の元を去っても、また次の災難が立ちはだかることから「目が離せない」と話題になっています。

隣人Xは、2024年2月時点では漫画ゴラクスペシャルにて連載中となっており、完結していません。コミックスも第7巻まで刊行されており、今後の展開に期待を寄せられている漫画作品です。隣人Xと同じく、ストーカーキャラクターの恐怖を描いた楠本哲先生の漫画・エリカとレイナは、両作品とも全1巻で発売されています。楠本哲先生の描くストーカー系ホラー漫画を見たい人は、そちらを手に取ってみてはいかがでしょうか？

隣人Xの第1巻では、主人公の祥子が婚活パーティーに参加します。そこで祥子が出会ったのが、眉村という男でした。婚活パーティーの会場で出会った時は、好青年の風貌だった眉村でした。しかし、その後祥子を恐怖のどん底に突き落とすことになります。眉村は、会場で出会った美人OL祥子に目をつけ、彼女と接点を持とうとします。

偶然を装って度々鉢合わせることで、眉村は祥子に好感を持たせることに成功します。その後、眉村は祥子の隣の部屋に引っ越しをします。眉村がストーカーであることを知らない祥子は、それも偶然だと思い込み、眉村との出会いを運命だと思ってしまうのでした。そして、眉村からの告白を受け入れ、自分を付け狙うサイコストーカーと付き合うことになってしまいます。

眉村と付き合っていくうちに、祥子は彼の正体に気づき始めます。何人もの人間を監禁し、殺害していた殺人鬼・眉村は、彼女のその疑いの眼差しに気づきます。実家に逃げようとする祥子の先手を打ち、眉村は祥子の父親を殺害しました。さらには、祥子の実家に侵入し彼女を殺そうとします。そんな祥子のピンチを助けてくれたのは、霧島という人物でした。

霧島は、妹が失踪しており、その原因が眉村にあると突き止めたのでした。しかし、眉村のことを嗅ぎ回っているということが本人に知られたことで、霧島にも眉村の狂気が降りかかります。そして祥子も、その場を逃げ出す眉村を追っていったことで、逆に監禁されてしまうのでした。

霧島は、祥子が眉村に監禁されてしまったことを警察に伝えに行きます。しかし、警察はその訴えに耳を貸しません。眉村は権力のある一族の出で、警察は眉村一族の息がかかっていたのでした。警察は頼りにできないと悟った霧島は、自分の手で祥子と妹を助けることを決意します。

一方その頃、祥子は眉村から暴行を受けていました。眉村は、父親に首を絞められている母が、嬉しそうにしている姿を見たことがありました。その光景がきっかけで、首を締められて喜ぶ女性を手に入れたいという欲求を持つようになったのです。そのような眉村の異常な嗜好によって、危うく殺されかけた祥子ですが、霧島によって祥子は難を逃れることができました。

眉村に仕える爺やが、屋敷に火をつけます。自分の身も危ないものの、祥子は地下室に監禁されてしまった霧島と、彼の妹を救助するために再び屋敷へ戻ります。霧島たちを迎えに行った祥子は、彼らと無事に脱出に成功します。

そして、眉村は爺やによって、ミイラとなった母親の横に寝かされます。目を覚まさなかった眉村は、燃え広がる屋敷と共に死亡し、後日、眉村の起こした恐ろしい事件は世間に公表されました。無事に元の生活に戻った祥子は、仕事を辞め実家に戻ります。眉村が死んだことで一件落着かと思われた一連の事件ですが、祥子の元にまた別の恐怖が這い寄ってきます。

眉村が居なくなったことで、祥子の隣の部屋に氏家という男が入居してきました。祥子は、氏家から眉村に似た何かを感じ取ります。その祥子の勘は当たっていました。祥子はある日、引っ越し業者を装った暴漢に襲われます。そこに氏家が現れ、祥子は「助かった」とおもいました。しかし、そこで衝撃の事実が判明します。氏家の正体は、眉村の腹違いの弟だったのです。

氏家は、父親が死亡したことで母親が自殺し、施設で育ちました。その後、縁のある眉村家に引き取られ、そこで眉村と出会います。氏家は眉村のことを妄信しており、兄である眉村が死亡したことで、眉村の思い入れのあった祥子を守ろうと考えていました。そして、祥子が新しい職場で上司につきまとわれていることを知り、その男を殺そうと考え始めます。

隣人Xの主人公は、26歳のOL紗倉祥子です。美しい容姿をしており、婚活パーティーで殺人鬼である眉村に気に入られたことをきっかけに、恐怖の日々を送ることになります。そして、恐怖のきっかけとなる婚活パーティーに祥子を誘ったのは、祥子の友人・鈴宮美穂です。美穂は人当たりがよく、勘が働く人物です。隣人Xの作中では、祥子を助けてくれた霧島と付き合うことになります。

そして、登場人物たちを恐怖に陥れたのが、好青年風の男・眉村仁です。始めは、爽やかな眉村に気を許していた祥子ですが、眉村と付き合うようになって、彼の違和感に気づき始めます。そして、眉村が何人もの人間を監禁し殺害している人物だと知り、彼の手から逃げまわることになります。

隣人の見どころは、狂気を持った人間の怖さを描いているところです。この作品の作者である楠本哲先生は、この作品以外にもストーカーを題材とした漫画を描かれており、隣人Xや他の漫画を読んだ人の感想では「異常者の心理の描き方が上手い」と評価されています。また、眉村という恐怖の対象がいなくなったあとも、間を置かず氏家という次の刺客が現れたことも、隣人Xを盛り上げる要素となっています。

こちらのかたの感想では「隣人Xは飽きずに読み続けている」というコメントが見られています。ストーカーものの作品は、隣人X以外にもありますが、隣人Xはその中でも目を惹く作品だったようです。隣人Xは現在も漫画ゴラクスペシャルにて連載されているので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか？

隣人Xは漫画ゴラクスペシャル以外でも配信されており、こちらのかたは「LINEマンガで読んでいる」と感想を投稿されています。隣人Xの作者・楠本哲先生は、この作品のほかにもサスペンス漫画を発表されています。こちらのかたは、隣人Xをはじめとした、楠本哲先生の怖くて爽快な世界観に魅せられているようです。

隣人Xの読者の間で、「映画の隣人Xと漫画は別物だった」という感想が寄せられています。こちらの記事で紹介した隣人Xは、楠本哲先生が手掛けるストーカーを題材としたサスペンス作品です。一方、映画の隣人Xはパリュスあや子先生の小説を元に製作された作品です。タイトルは同じですが、別の作品のため、混乱を招いているようです。

以上、隣人Xのあらすじや登場キャラクター、読者の感想をネタバレを交えて紹介してきました。隣人Xは、美人OLにつきまとう殺人鬼ストーカーの物語で、「人怖系のホラー」という感想が寄せられている漫画です。2024年2月現在は、コミックスが8巻まで発売されているので、気になった人は手に取ってみてはいかがでしょうか？