【BORUTO】クラマ(九喇嘛)は死亡した?九尾のその後と復活する可能性は?

クラマ(九喇嘛)の死亡が「BORUTO(ボルト)」作中で描かれ、ファンに衝撃を与えました。当記事では前作で活躍したナルトの相棒である、九尾のクラマが「BORUTO」作中で死亡した理由や経緯、ナルトとの別れのシーンをネタバレでみていきます。さらに、復活を期待する声の多いクラマのその後や、復活する可能性を考察していきます。また、クラマの重粒子モードとはどのような戦闘形態なのかを紹介し、その代償や副次的な効果をみていきます。

【BORUTO】クラマ(九喇嘛)は死亡した?九尾のその後と復活する可能性は?のイメージ

目次

  1. クラマ(九喇嘛)とは?
  2. クラマ(九喇嘛)は死亡した?
  3. クラマ(九喇嘛)のその後と復活する可能性
  4. クラマ(九喇嘛)の重粒子モードの効果
  5. クラマ(九喇嘛)に関する感想や評価
  6. クラマ(九喇嘛)の死亡まとめ

クラマ(九喇嘛)とは?

BORUTOの作品情報

当記事では「BORUTO(ボルト)」で描かれた九尾のクラマ(九喇嘛)の死亡シーンについて、死亡理由や経緯、ナルトとの別れのシーンをネタバレでみていきます。さらに、クラマのその後や復活する可能性を考察し、重粒子モードについても紹介していきます。まず、ここでは「BORUTO」の作品情報をみていきます。

BORUTOの概要

「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」は、忍者を題材にした人気漫画です。人気漫画「NARUTO -ナルト-」の続編にあたり、うずまきナルトの息子のボルトを主人公としています。2016年から集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年には月刊誌である「Vジャンプ」に移籍しました。

そして、2023年からは同誌にて「BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-」の名称で、第2部の連載がスタートしました。また、テレビアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」は、2017年4月5日~2023年3月26日にかけて、テレビ東京系列にて放送されていました。

BORUTOのあらすじ

うずまきナルトとヒナタの息子であるうずまきボルトは、木ノ葉隠れの里の下忍です。ボルトは七代目火影として忙しくしている父に対し、寂しさからついつい反抗的な言動をとりがちでした。ある日、ボルトは中忍試験に挑みます。しかし、試験中にナルトが大筒木モモシキによって襲撃され、サスケの助けを借りてこれを倒しました。この一件で父とも少し打ち解けたボルトでしたが、「殻」という謎の集団との戦いが始まるのでした。

九尾のクラマ(九喇嘛)のプロフィール

「BORUTO(ボルト)」や前作の「NARUTO(ナルト)」に登場するクラマ(九喇嘛)とは、前作の主人公であるうずまきナルトの体の中に封印されていた九尾の本名です。初代火影である千手柱間が手に入れてから、木ノ葉隠れの里が所持してきた尾獣でもあります。

また、かつて人間にひどい目に遭わされたことから、人間を恨んでおり、ナルトともあまり仲良くありませんでした。しかし、ナルトとの会話を通し、徐々にナルトに心を開いていきます。さらに、クラマは膨大なチャクラを有しており、それは一国の兵器に値するほどの力であると言われています。

テレビ東京・あにてれ BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

クラマ(九喇嘛)は死亡した?

「BORUTO(ボルト)」作中で、前作で活躍した九尾のクラマ(九喇嘛)が死亡し、ファンに衝撃を与えました。次に、ここでは「BORUTO」でクラマ(九喇嘛)が死亡した理由や経緯、ナルトとの別れのシーンをネタバレでみていきます。

クラマ(九喇嘛)の死亡理由

「BORUTO(ボルト)」でクラマが死亡するシーンが描かれたのは、大筒木イッシキとの戦いの後です。そして、クラマが死亡したのは、戦いの中で使用した重粒子(バリオン)モードの代償が原因です。その経緯をみていくと、木の葉の里を襲撃したイッシキに対し、ナルト、ボルト、サスケの3人で挑みます。しかし、3人はイッシキにはまったくかないませんでした。

そこで、クラマは重粒子モードという新たな戦闘形態をナルトに提案します。重粒子モードを使えば、ナルトとクラマのチャクラから、新たなチャクラを作り出すことができます。そして、強大な力を発揮できる一方で、使用すれば命を落とすとクラマは説明しました。命を懸ける覚悟を決めたナルトは重粒子モードを発動し、それにより、ナルトはイッシキを圧倒していきます。

しかし、ナルトは重粒子モードによって強大なパワーを得た代償により、大きく体力を消耗していました。それを見て、イッシキが再び優勢となります。しかし、致命的なダメージがなかったにもかかわらず、イッシキが吐血します。実はそれは重粒子モードの副次的な効果によるものでした。イッシキはナルトとの戦いの中で、命を大幅に削り取られていたのです。

実はナルトとクラマの狙いは、重粒子モードの圧倒的なパワーによってイッシキを倒すことではありません。イッシキに確実に攻撃を当て、直接触れることで彼の命を削り取ることでした。その後、サスケたちの活躍もあり、イッシキを倒しました。しかし、戦いの後で重粒子モードの代償により、クラマだけが命を落としました。

クラマ(九喇嘛)とナルトの別れ

次に、クラマとナルトの別れのシーンをみていきます。イッシキとの戦いの後、今度は大筒木モモシキとの戦闘となります。戦いの中で、動けなくなったナルトは、クラマと精神世界で対面しました。クラマはナルトに別れを言いに来たと告げます。命を落とすことを悟ったナルトは、クラマにこれまでの感謝を伝えました。

さらに、ナルトはいざ最後となると何を伝えるべきか分からないと言いながら苦笑し、木の葉の里の今後を心配します。それに対し、クラマは「あとはお前一人でどうにかするんだな」と言いました。ナルトは自分もクラマと共に命を落とすと思っていたたため、そのクラマの発言を不思議に思います。そこで、クラマが現在のナルトの体はショック状態であり、一時的に死んでいるように見えるだけであると告げます。

さらに、今回は尾獣のチャクラが消えるだけであるなどを説明しました。重粒子モードの代償により、自分もクラマも命を落とすと思っていたナルトはその説明を理解できず、クラマを問いただします。そして、ようやくクラマはナルトに、重粒子モードの代償はクラマの命であったという事実を告げました。

クラマはもし重粒子モードを使うかを決める場面で、クラマの命と引き換えに強大なパワーを得ることができると説明すれば、ナルトが使用をためらうと考え、事実を伏せていたのです。ナルトは悲しげな表情でクラマを見つめますが、クラマの消滅のときが来ます。クラマはナルトに尾獣のチャクラが消えることで、ナルトがかつてのような超人的な強さを発揮できなくなると忠告します。

そして、最後にクラマは「まぁそれまでの間、せいぜい達者でなナルト」と言い、煙に包まれて浮かび上がり、消えてしまいました。ナルトはクラマを引き留めようとクラマの方へ手を伸ばしますが、気づけば現実に戻っていました。そして、傍らには心配そうにナルトを見つめるボルトがいました。その後、ナルトはサスケにクラマが消滅したことを告げ、自分が命を落とすものだと思っていたと言って、放心状態になるのでした。

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クラマ(九喇嘛)のその後と復活する可能性

「BORUTO(ボルト)」作中で死亡シーンが描かれた九尾のクラマ(九喇嘛)ですが、その復活はかなり難しいと予想されています。実際、作中ではサスケも輪廻眼を失明しており、前作で圧倒的な強さを誇ったナルトとサスケがともに弱体化させられたことになります。それは「BORUTO」において、主人公であるボルトが活躍するためだと考えられています。2人が前作と同様に圧倒的に強い状況では、ボルトが活躍できないからです。

このように、世代交代という形で、ナルトとサスケを弱体化させられたことから、ナルトの相棒であるクラマの復活は難しいと予想されているようです。それでも、ファンの間ではクラマの復活を期待する声があがっています。そこで、次にクラマのその後と復活する可能性を考察していきます。

考察①時間が経てば復活する?

クラマのその後や復活についての考察、1つ目は時間が経てば特に何もしなくても復活するという説です。かつてうずまきクシナが人柱力だった頃、消滅しそうになったことがありました。その際、人柱力から解放された九尾を再び封印すれば、九尾の復活を延ばすことができると説明がありました。そのことから、時間が経てば復活する可能性が考えられるようになったようです。

ただ、その条件として、人柱力が封印されている尾獣とともに死亡した場合が挙げられていました。今回の場合、ナルトは生きていて、クラマだけが消滅しています。そのため、この条件が当てはまるかどうかは不明と言われています。

考察②ナルトの体内に残るクラマのチャクラ

クラマのその後や復活についての考察、2つ目はナルトの体内に残るクラマのチャクラが復活の鍵になるという説です。クラマのチャクラがナルトの体の中に少しのかけらでも残っている可能性が考えられています。

また、クラマはかつて十尾とは自然エネルギーそのものであると発言していました。そのため、もしナルトの体の中にクラマのチャクラのかけらが残っていて、ナルトが自然エネルギーを集めることができれば、そのかけらからクラマが復活できる可能性があるかもしれないと考えられています。

考察③どこかにクラマの痕跡が残っている?

クラマのその後や復活についての考察、3つ目はどこかにクラマの痕跡が残っており、そこからクラマが復活するという説です。一度死亡したキャラが第4次忍界大戦中に復活し、そのとき生前に獲得していた九尾のチャクラを死後も使えていました。それと同様に、もしクラマの痕跡がどこかに残っていたなら、そこからクラマを復活させることも可能ではないかと期待されています。

考察④十尾から取り出すことができる?

クラマのその後や復活についての考察、4つ目は十尾から取り出すことができるという説です。第4次忍界大戦の際に復活した十尾は消滅していますが、「BORUTO」では十尾がさらにもう1体登場しています。その十尾は時空間忍術を使わなければ、到達できない異空間に封印されています。

また、大筒木ハゴロモが十尾から9体の尾獣を生じさせたと説明されています。そのことから、作中に登場したその十尾によって、新たな尾獣を生じさせることで、クラマの復活も可能なのではないかと考察されています。

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クラマ(九喇嘛)の重粒子モードの効果

次に「BORUTO(ボルト)」で披露されたクラマの重粒子モードについて、どのような戦闘形態や代償、副次的な効果があるのかを考察していきます。

重粒子モードとは?

重粒子(バルオン)モードが作中に初登場したのは、単行本14巻に収録の52話です。重粒子モードとは、使用すると100%死に至る戦闘形態で、クラマが提案した究極の最終奥義でもあります。

重粒子モードでは、ナルトのチャクラとクラマのチャクラから、まったく異なる新しいエネルギーを作り出すことができます。クラマが掌を合わせることで、重粒子モードは発動となり、運動能力や動体視力に関しては大筒木イッシキを上回るほど向上します。

重粒子モードの代償や副次的な効果

重粒子モードには大きな代償があります。それはクラマの命です。前述の通り、重粒子モードでは、ナルトとクラマのチャクラから、新たなエネルギーを作り出せると紹介しました。そのエネルギーはナルトとクラマのチャクラを消費しながら、命が尽きるまで作られ続けます。強大な力を得るための消耗が激しく、発動すればだいたい数分しか命が持ちません。

しかし、その重粒子モードによって命を削るというデメリットは、敵にも有効です。つまり、発動すれば使用者のみならず、触れた相手の命も一緒に削り取ることができるという副次的効果もあるのです。

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クラマ(九喇嘛)に関する感想や評価

「BORUTO(ボルト)」で描かれたクラマ(九喇嘛)の死亡シーンを観て、号泣したという感想です。さらに、作中のナルトとクラマの最後の会話のみならず、エンディングの映像でも感動したそうです。

「BORUTO(ボルト)」の展開として、ナルトが死亡し、彼の息子であるボルトが新たなクラマの人柱力になると予想していたそうです。しかし、クラマの死亡シーンが描かれ、非常に驚いたという感想となっています。

「BORUTO(ボルト)」作中で重粒子モードが使用されましたが、それを使用する前、クラマはナルトに対し、その代償に関する事実を伏せていました。そのクラマの行動がとても「エモい」という感想です。ナルトのことをよく理解しているクラマだからこその行動であると考察されています。

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クラマ(九喇嘛)の死亡まとめ

以上、人気漫画「BORUTO」作中で、九尾のクラマが死亡した理由や経緯、ナルトとの別れのシーンをみてきました。そして、クラマが死亡したのは大筒木イッシキとの戦いの際、重粒子モードを使用したことによる代償が原因であることが分かりました。

さらに、クラマのその後や復活する可能性を考察し、重粒子モードの代償や副次的な効果などについてもみてきました。そして、クラマの復活は難しいと考えられていることや、その一方でクラマの復活を期待する声が多く、様々な考察がされていることが分かりました。

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