【BLEACH】グレミィはなぜ負けた？チート級・最強とされながら死亡した理由は？

本記事では、「最強の能力を持つグレミィはなぜ負けた？」という疑問を考察していきます。グレミィはチート能力を持つため、ユーハバッハよりも強いという意見が挙がっています。グレミィと更木剣八の戦いや、死亡理由をネタバレしながら解説していきます。

「グレミィはなぜ負けた？」「死亡理由は？」という疑問を考察する前に、まずは「BLEACH/ブリーチ」の基本情報を紹介していきます。ブリーチは2001年から2016年まで連載されていた漫画で、本編と過去編を合わせた全698話で完結しました。作者の久保帯人は、高校生時代から漫画家を目指しており、デビュー当時は「走り幅跳B」「久保宜明」という名義を使用していました。

BLEACH/ブリーチの主人公は黒崎一護です。黒崎一護はオレンジ色の髪が特徴的な高校生で、朽木ルキアと出会った時に死神の力を分け与えられました。尸魂界篇では、藍染惣右介が護廷十三隊を裏切っており、黒崎一護は世界を守るために藍染惣右介と死闘を繰り広げています。千年血戦篇では、ユーハバッハが率いる「見えざる帝国」が瀞霊廷に侵攻する騒動が起きました。

ブリーチのグレミィは、「V」の聖文字を与えられているキャラクターです。金髪とロングコートが特徴的で、「自分が星十字騎士団で最強」と豪語しています。他の団員と同様に仲間意識は皆無ですが、団員の中で特に危ない性格をしているため、ユーハバッハを巻き込む隕石を発生させていました。身長は155センチで、誕生日は6月30日です。

ここからは、「ブリーチのグレミィはなぜ負けた？」という疑問を考察していきます。グレミィは作中最強の能力を持つキャラクターですが、更木剣八との戦いに敗れました。更木剣八との戦いの内容や、死亡理由をネタバレしながら解説していきます。

ブリーチのグエナエルは、「自分の存在を相手の意識から消す能力」を持つキャラクターです。草鹿やちると虎徹勇音を攻撃しており、当初は星十字騎士団の団員と思われていましたが、正体は「グレミィの創造物」であることが分かりました。そのため、グレミィはグエナエルを消し去り、草鹿やちるを殺そうとしましたが、ギリギリの所で更木剣八が駆けつけています。

更木剣八は特記戦力の1人ですが、グレミィは「指一本使わずに、頭の中で殺す」と豪語しました。言葉の通りにグレミィは想像だけで猛攻撃を仕掛けますが、更木剣八は全ての攻撃を退けていきます。また、更木剣八が「最強なら最強を叩き潰してぇんじゃねえのかよ」と煽り、初めての強敵を前にしたグレミィは本気を出すことを決めました。

グレミィはあらゆる想像で更木剣八を攻撃しましたが、更木剣八は全ての攻撃を斬魄刀で斬りました。また、グレミィの想像が斬撃に追いつかなくなり、更木剣八に体を斬られてしまいます。その後、巨大な隕石で瀞霊廷を消滅させようとしましたが、「野晒」を解放した更木剣八が隕石を木端微塵に粉砕しました。

普通の攻撃では倒せないと考えたグレミィは、更木剣八の周囲に宇宙空間を発生させました。体液が蒸発した更木剣八は悲鳴を上げますが、宇宙空間から脱出してグレミィに斬撃を浴びせています。その後、グレミィは「更木剣八よりも強い肉体」を想像しましたが、想像が更木剣八を超えることができなかったため、力を失って死亡しました。

更木剣八は登場当初から圧倒的な強さを誇っており、再登場する度に成長を見せています。また、ユーハバッハは特記戦力の1人に挙げているため、グレミィの頭の中には「更木剣八が最強」という言葉が反芻していた可能性があります。そのため、「更木剣八よりも自分は強い」という想像が、「更木剣八は最強」という想像を越えられなかったことで死亡したと予想されています。

更木剣八は千年血戦篇が始まるまでは、始解すら使えない状況でした。ですが、見えざる帝国の侵攻で敗北し、卯ノ花烈との死闘を経て始解と卍解を習得しています。グレミィとの戦いでは卍解を使用していないため、グレミィが自滅しなくても更木剣八が勝ったと予想されています。

グレミィは「更木剣八よりも強い肉体」を想像しましたが、自分の肉体が限界を超えたことで自滅しました。特記戦力の他の4人は様々な能力を持っていますが、更木剣八は肉体と霊圧でゴリ押しするタイプのため、肉体だけなら作中最強と予想されています。そのため、更木剣八の肉体がグレミィの想像力を上回っていたことが敗因になりました。

更木剣八の卍解の名称は不明で、攻撃力を爆発的に向上させる特徴があります。親衛隊のジェラルドを圧倒する強さを見せていましたが、最終的には自身の肉体が耐えきれずに自壊しました。そのため、グレミィは「更木剣八本人が耐えられないほどの力」を想像した可能性があります。

グレミィは想像だけで他者を殺せるため、作中最強の能力を持つと言われています。ですが、ネガティブな想像も現実に反映されるため、「ネガティブな想像で自身が弱体化する」という欠点があります。更木剣八との戦いでは、ネガティブな想像をしたことで追い詰められていたため、精神的に揺らいだことがグレミィの敗因と予想されています。

グレミィは想像を現実に反映する能力を持つため、「更木剣八の力に耐えられる肉体」も想像できた可能性があります。ですが、最終的に自身の肉体が耐えきれずに自滅しているため、「更木剣八が最強」と認めてしまったことが分かります。また、生まれて初めて本気を出せる戦いに喜びを感じていたため、心の中では最強の更木剣八に敗れることを望んでいたのかもしれません。

グレミィは「自分が星十字騎士団で最強」と言っていますが、結果的には更木剣八との戦いに敗れました。「自分が最強であること」を認めさせようとする子供のような言動を見せているため、グレミィの敗因は未熟な精神と予想されています。また、更木剣八は「自分が最強」という揺らぎない心を持つため、更木剣八の精神力がグレミィを上回っていた可能性があります。

グレミィは「自分は最強」と豪語しており、過去に敗れたことは一度もありません。更木剣八は最強を自負していますが、作中で何度か敗北しており、敗北する度に成長しています。そのため、「一度も負けたことがないこと」がグレミィの敗因と予想されています。

グレミィの本体は「脳」で、更木剣八との戦いに敗れたことで肉体が消滅しています。脳が機能していれば肉体を再生できるため、肉体が再生できなかったことで死亡したと予想されています。また、「この先の何も想像できない世界を想像すると淋しくなる」と言っており、更木剣八は黙ってグレミィが消滅する様子を見届けていました。

更木剣八はグレミィを倒していますが、肉体が限界を超え続けたことで疲労困憊になっています。そのため、バンビーズの襲撃で殺されそうになりましたが、黒崎一護が更木剣八の窮地を救っています。その後、涅マユリの治療を受け、他の隊長たちと共にジェラルドと戦いました。

「グレミィはなぜ負けた？」「死亡理由は？」という疑問を考察した後は、BLEACH/ブリーチで描かれたグレミィの能力を紹介していきます。グレミィは万物の法則を無視した攻撃ができるため、皇帝のユーハバッハよりも強いという意見が挙がっています。治癒能力と創造能力をネタバレしながら解説していきます。

草鹿やちるは十三番隊の副隊長で、ピンク色の髪が特徴的なキャラクターです。常に更木剣八と行動を共にしており、千年血戦篇で正体は「更木剣八の斬魄刀が具現化した姿」であることが判明しました。グレミィの想像で骨をクッキーに変えられ、攻撃を受け止められた衝撃で骨が折れています。

草鹿やちるは状況が理解できず、地面に手を着いただけでも骨が折れています。また、骨が折れた時に無反応だったため、「草鹿やちるには痛覚が無い」と思われていましたが、後に正体は更木剣八の斬魄刀であることが分かりました。グレミィは草鹿やちると虎徹勇音を殺そうとしましたが、駆け付けた更木剣八が2人を助けています。

ブリーチの六車拳西と鳳橋楼十郎は、護廷十三隊の隊長を務めているキャラクターです。2人はマスキュリンと戦っており、重傷を負ったことで虎徹勇音の所に運び込まれました。グレミィは2人に触れずに殺害しているため、「想像だけで他者を殺せる」と予想されています。また、2人はジゼルの能力でゾンビ化していますが、涅マユリの薬の投与で味方になりました。

前述したように、グレミィは想像だけで他者を殺せる可能性がありますが、更木剣八との戦いでは能力を使用していません。そのため、受け取る側で能力の効果が変わり、更木剣八の精神力がグレミィを上回っていたことで、能力を使用できなかった可能性があります。また、六車拳西と鳳橋楼十郎は気絶していたため、強制的に能力で死亡したと予想されています。

グレミィは更木剣八との戦いで重傷を負っていますが、想像の能力で何度も体を治癒しています。また、「想像よりも速い攻撃で倒せばいい」という攻略法がありますが、更木剣八でも傷一つ付かない鋼鉄の体を作り出していました。更木剣八は「鉄を斬るつもりで振り下ろした斬撃」でダメージを与えているため、他の死神ではグレミィを倒せないと予想されています。

グレミィの本体は「脳」のため、肉体に対する攻撃は意味がありません。最終的には、更木剣八の肉体が想像を上回ったことで敗北しているため、最強の攻撃力を持つ山本元柳斎でもグレミィは倒せないと予想されています。そのため、更木剣八がグレミィを倒さなければ、護廷十三隊が全滅していた可能性があります。

更木剣八はグレミィに飛び掛かり、グレミィは「空中に水中を作り出す」という自然法則を無視した能力を使用しました。また、更木剣八の足元に地割れを起こしましたが、更木剣八は身体能力だけでダメージを防いでいます。その後、銃火器を使った攻撃も行っていますが、更木剣八には効果がありませんでした。

苦戦を強いられたグレミィは、更木剣八を宇宙空間に引きずり込みました。宇宙空間には酸素が無く、真空では「体内の水分が沸騰する」という特徴があるため、血液が沸騰した更木剣八は悲鳴を上げました。この攻撃でグレミィが勝利したかと思われましたが、生存していた更木剣八は宇宙空間から脱出し、驚くグレミィに攻撃を行っています。

ブリーチのグレミィは、「隕石を降らせる能力」を使用しています。星十字騎士団はユーハバッハの配下ですが、熱くなったグレミィには「更木剣八に勝つ」という考えしかなかったため、ユーハバッハを巻き込んで瀞霊廷を破壊しようとしました。この時に更木剣八が初めて「始解」を使用し、隕石を木端微塵に破壊しています。

ブリーチのグレミィは、グエナエルとシャズを創造しています。シャズは顔の刺青が特徴的なキャラクターで、技術開発局を襲撃しましたが、黒崎一護に斬り倒されました。その後、中央四十六室を襲撃していますが、正体は「グレミィの創造物」であることが判明しています。また、グレミィは自身の分身体を作り出していますが、更木剣八の猛攻撃で倒されました。

「なぜ負けた？」「死亡理由は？」という疑問を考察した後は、BLEACH/ブリーチに登場したグレミィの正体を考察していきます。グレミィは圧倒的な強さを持つため、霊王と関係するという説が浮上しました。グレミィとリルトットの意外な関係も解説していきます。

霊王は尸魂界の王で、死神の頂点に立つ人物です。四肢を捥がれた状態で水晶の中に閉じ込められていましたが、ユーハバッハが力を引き継いだ時に消滅しました。ペルニダが霊王の左腕、ジェラルドが霊王の心臓を持つため、グレミィの脳は「霊王の脳」という説が浮上しています。ですが、小説でグレミィの脳に関する記述は無いため、ユーハバッハに作られた存在の可能性が高いです。

産絹彦禰は綱彌代時灘の手下で、小説版のブリーチに登場したキャラクターです。正体は「霊王の欠片を核にして作られた人造死神」で、グレミィの脳を最後の部品として移植しました。ですが、グレミィの想像の能力は受け継いでおらず、檜佐木修兵と更木剣八との戦いに敗れています。戦いの後には更生し、流魂街の炭焼き小屋で暮らしていることが分かりました。

ブリーチのリルトットは、「G」の聖文字を与えられているキャラクターです。バンビーズではバンビエッタの部下のような扱いを受けていますが、バンビエッタはメンバーに嫌われているため、実質的にはリルトットがリーダー的な立場になっています。巨大化した口で獲物を喰う能力を持っており、仲間を攻撃したペペを捕食しました。

グレミィは他の団員に恐れられていますが、リルトットは何も気にせずにグレミィと接しています。2人はお互いを「クズ野郎」「ばけもん」と呼び合っていますが、リルトットが「将来にやりたいこと」を聞くなどの仲が良い様子が書かれていました。また、グレミィが「料理を作りたい」と話した時には、リルトットが「味見くらいはしてやる」と返答しています。

「なぜ負けた？」「死亡理由は？」という疑問を考察した後は、BLEACH/ブリーチのアニメでグレミィの声を演じている声優を紹介していきます。ブリーチは大ヒット漫画が原作のため、アニメでは人気声優がキャラクターの声を演じています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

BLEACH/ブリーチでグレミィの声を演じているのは、声優の花江夏樹です。花江夏樹は神奈川県出身で、2011年から声優活動を行っています。生年月日は1991年6月26日で、所属事務所は「アクロスエンタテインメント」です。高校は進学校に通っていましたが、勉強嫌いで大学に進学するつもりはなく、当時見ていたアニメが声優になったきっかけと話しています。

声優の花江夏樹は、アニメ「サマータイムレンダ」で「網代慎平」というキャラクターを演じています。網代慎平は本作の主人公で、自身の死をトリガーにタイムリープする能力を持っています。過去に両親を事故で失っており、島で起きた不可解な出来事を調査しています。網代慎平が登場した本作は、2017年から2021年まで連載されていた漫画が原作で、2022年にアニメが放送されていました。

声優の花江夏樹は、「山田くんとLv999の恋をする」「機動戦士ガンダム 水星の魔女」「チェンソーマン」「東京リベンジャーズ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビュー2年目から名前のあるキャラクターを演じており、鬼滅の刃の竈門炭治郎を演じたことで、アニメファン以外の知名度も上がりました。2023年には、声優アワードのインフルエンサー賞を受賞しています。

「なぜ負けた？」「死亡理由は？」という疑問を考察した後は、BLEACH/ブリーチに登場したグレミィに関する感想をまとめていきます。グレミィは容姿と能力が魅力的なキャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。グレミィの強さと能力に関する感想をまとめていきます。

グレミィは狂気的な性格をしていますが、見た目はイケメンの少年のため、「グレミィはかっこいい」という感想が挙がっています。また、更木剣八との戦いに喜びを感じているため、「感情を爆発させるグレミィがかっこいい」という感想も挙がっています。

グレミィは想像で何でも作れるため、「グレミィの能力がチート」「グレミィの能力が作中で最強」という感想が挙がっています。また、ユーハバッハも「未来改変」というチート能力を持つため、「グレミィとユーハバッハの戦いを見たい」という感想が挙がっています。

更木剣八は圧倒的な強さを持っていますが、作中で何度か敗北しています。そのため、「最強を証明したグレミィ戦が面白い」「最強の能力者を倒した更木剣八が強すぎる」という感想が挙がっています。また、卍解を使いこなせていない更木剣八には成長の余地があるため、「限界まで強くなった更木剣八を見たい」という感想も挙がっています。

本記事では、「グレミィはなぜ負けた？」「死亡理由は？」という疑問を考察していきました。グレミィはチート能力を持っていますが、全ての攻撃を耐えた更木剣八に敗れているため、更木剣八が強すぎるという意見が挙がっています。また、ユーハバッハよりも強い可能性があるため、戦う相手が悪かったという意見も挙がっています。グレミィの登場エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。