【葬送のフリーレン】魂の眠る地・オレオールとはどんな場所?旅の目的や由来を解説

『葬送のフリーレン』には、オレオール(魂の眠る地)という地名が出てきます。オレオールとは、一体どういう場所なのでしょうか?本記事では、葬送のフリーレンのオレオールの場所の解説とともに、オレオールという地名の由来や言葉の意味を紹介します。また、オレオールでのヒンメルとの対話など、フリーレンの旅の目的についてもまとめます。フリーレンたちの現在地も説明しているため、ぜひ参考にしてください。

【葬送のフリーレン】魂の眠る地・オレオールとはどんな場所?旅の目的や由来を解説のイメージ

目次

  1. 葬送のフリーレンとは?
  2. 葬送のフリーレンの魂の眠る地・オレオールとはどんな場所?
  3. 葬送のフリーレンのフリーレンの旅の目的地はオレオール?
  4. 葬送のフリーレンのオレオールの場所はフリーレンたちの現在地
  5. 葬送のフリーレンのオレオールに関する感想や評価
  6. 葬送のフリーレンのオレオールまとめ

葬送のフリーレンとは?

葬送のフリーレンの概要

『葬送のフリーレン』は、週刊少年サンデーで連載されている漫画です。web漫画アプリのサンデーうぇぶりでも、1週遅れで配信されています。連載が始まったのは2020年で、2023年12月時点でもまだ物語は続いています。葬送のフリーレンは第14回マンガ大賞や第25回手塚治虫文化賞新生賞などを受賞した注目作品で、2023年9月にはテレビアニメにもなりました。

葬送のフリーレンのあらすじ

勇者パーティーの1人であるエルフのフリーレンは、魔王を倒した後に1人で魔法収集の旅に出ました。50年後に王都へ戻ってきたフリーレンは、勇者のヒンメルがすっかり年寄りになっていることに驚きます。その後、ヒンメルは息を引き取り、フリーレンはヒンメルをもっと知ろうとしなかったことを悔やんで泣きます。それからフリーレンは人を知る旅に出かけ、さまざまな人たちとの出会いと別れを繰り返します。

葬送のフリーレン|BS日テレ

葬送のフリーレンの魂の眠る地・オレオールとはどんな場所?

葬送のフリーレンでオレオール(魂の眠る地)という名前が登場したのは、原作1巻の第7話でのことです。オレオールは葬送のフリーレンにおいて重要な場所で、作中でもたびたび名前が出てきます。ここでは、オレオールとはどういった場所かを解説するとともに、オレオールの意味や由来も紹介します。

オレオールはフランメが1000年前に発見した場所

まずは、葬送のフリーレンに登場するオレオールとはどのような場所か見ていきましょう。オレオールは「魂の眠る地」を表している場所で、一般的には「天国」と呼ばれています。オレオールには死者の魂が眠っており、そこに行けば死者の魂と対話することができるといわれています。この場所を人類で初めて発見したのは、大魔法使いのフランメでした。

フランメは自分の手記に、オレオールにたどり着いたときのことを書き記しています。フランメはオレオールで、すでに亡くなっている戦友たちとの対話を実現したようです。ただ、フランメがオレオールを発見したのは1000年も前のことであり、今ではただの伝説として捉えられています。フランメの手記を実際に読んだフリーレンすら、オレオールが本当にあるとは思っていないようです。

オレオールの意味や由来

葬送のフリーレンのオレオール(魂の眠る地)という言葉の意味や、由来について解説します。葬送のフリーレンに登場する地名や人名の由来は、ほとんどがドイツ語です。しかし、オレオールの由来はドイツ語ではなく、フランス語になっています。

オレオールはフランス語で「auréole」と書き、日本語に訳すと「後光」や「光輪」という意味になります。天使の頭上の光の輪や、太陽や月のまわりに見える光の輪を想像するとわかりやすいでしょう。天使の輪という言葉が由来となっているオレオールは、まさに「天国」にふさわしい地名だといえます。

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葬送のフリーレンのフリーレンの旅の目的地はオレオール?

ここまでは、葬送のフリーレンのオレオール(魂の眠る地)の詳細や、オレオールという言葉の意味や由来についてまとめました。続いて、オレオールがフリーレンの旅の目的地となった理由や、オレオール以外のフリーレンの旅の目的を紹介します。フリーレンの旅の目的を知ることで、葬送のフリーレンの物語をさらに楽しめるでしょう。

フリーレンの旅の目的地はオレオール?

フリーレンはこれまでヒンメルたちと魔王討伐の旅をしていましたが、魔王討伐以降は1人で旅に出かけました。当初、フリーレンには明確な目的地はなく、ただ中央諸国を気ままに巡っていただけでした。しかし、現在では、フリーレンはフェルンやシュタルクと一緒にオレオール(魂の眠る地)を目指して旅を続けています。では、なぜフリーレンの旅の目的地がオレオールになったのでしょうか?

フリーレンがオレオールを目指すきっかけを作ったのは、アイゼンとハイターです。アイゼンとハイターはヒンメルの葬儀で涙を流すフリーレンを見て、彼女が後悔していると感じます。そして、フリーレンとヒンメルを再び会わせてやりたいと考え、オレオールについて調べ始めました。ハイターはフランメの記録をまとめ上げ、ついに本物の手記の在り処を突き止めます。

ハイターはその情報をアイゼンに託し、アイゼンは自分を訪ねてきたフリーレンにフランメの手記を探す手伝いをさせます。フリーレンはフェルンやアイゼンとともにフランメの手記を探し出し、オレオールについての記述を読みました。フランメがいい加減な人だったと知っているフリーレンは、その手記の内容についても半信半疑でした。しかし、アイゼンからヒンメルと会うように言われ、オレオールに行くことを決めたのでした。

フリーレンの旅の目的はオレオールでのヒンメルとの対話

フリーレンがオレオール(魂の眠る地)を目指している理由は、すでに亡くなったヒンメルと対話するためです。フリーレンは10年間ヒンメルと一緒に旅をしていましたが、ヒンメルにそれほど興味を持っていませんでした。ヒンメルが亡くなったとき、フリーレンは自分がヒンメルについて何も知らなかったことに気づきます。そして、なぜもっとヒンメルのことを知ろうとしなかったのかと、後悔の涙を流しました。

アイゼンは涙を流すフリーレンを哀れに感じるとともに、ヒンメルのことも可哀想だと思いました。フリーレンが葬儀のときに口にした「もっと知ろうとすればよかった」というセリフは、ヒンメルのことを思って言ったセリフです。しかし、当のヒンメルは、フリーレンのこのセリフを聞くことはできませんでした。

アイゼンは、ヒンメルこそがこのセリフを聞くべきだと思い、フリーレンにヒンメルと会うように言ったのです。フリーレンは最初アイゼンからオレオールの話を聞いたとき、今さらヒンメルに会っても話すことはないと言いました。しかし、アイゼンの気持ちを汲み、オレオールでヒンメルと対話することを決めたのです。

フリーレンは旅の過程で魔法を収集

フリーレンはオレオール(魂の眠る地)を目指す前は、主に魔法収集を目的として旅をしていました。フリーレンは魔法を集めることが趣味で、どれほど下らない魔法でも必ず手に入れようとします。魔導書に対する執着は凄まじく、宝箱に擬態しているミミックに何度も食べられています。

フリーレンは魔法で宝箱がミミックかどうかを判別することができますが、それでもわずかな可能性にかけて宝箱を開けてしまいます。その結果、毎回ミミックに食べられ、その度に周囲を呆れさせています。また、気乗りしない依頼であっても、魔導書の報酬さえあれば何でも引き受けます。

こうして、フリーレンは旅の過程でさまざまな魔法を収集し、それらを日常生活に利用しています。フリーレンが覚えたユニークな魔法には、「温かいお茶が出てくる魔法」や、「カビを消滅させる魔法」などがあります。また、「服が透けて見える魔法」や「赤リンゴを青リンゴに変える魔法」など、まったく役に立たない魔法も喜んで収集しています。

フリーレンの旅の目的はヒンメルとの対話だけではない?

フリーレンはオレオール(魂の眠る地)を目指して旅を続けていますが、旅の目的はヒンメルとの対話だけではありません。フリーレンは魔王を倒した後一度旅に出ていますが、このときの旅の目的は魔法収集でした。特定の場所を目指すわけでもなく、のんびりと旅を続ける様子が描かれています。しかし、王都に戻ってヒンメルの死に立ち会うことで、フリーレンの旅の目的が変わります。

魔法収集も旅の目的のひとつですが、それ以上にフリーレンは人を知ることを目的として旅をするようになります。そのため、魔法収集を目的としていたときよりも、積極的に人と関わるようになりました。オレオールを目指すようになってからも「人を知る」という目的は変わらず、フリーレンは立ち寄る村や町で多くの人々と交流を持っています。

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葬送のフリーレンのオレオールの場所はフリーレンたちの現在地

オレオールの場所はどこ?

葬送のフリーレンに登場するオレオール(魂の眠る地)がある場所とは、一体どこでしょうか?オレオールがある場所については、フランメの手記に明記されていました。フランメの手記によると、オレオールは「エンデ」という場所にあるようです。このエンデという地名には、フリーレンだけでなくフェルンも聞き覚えがあったようです。エンデは大陸の最北端にある場所で、現在では魔王城が建っている場所として知られています。

フリーレンは期せずして、ヒンメルたちと旅したルートを再びたどることになりました。この「エンデ」という名前はドイツ語が由来となっており、ドイツ語表記だと「ende」となります。日本語に訳すと「終わり」という意味で、英語の「end」の由来ともなっている単語です。大陸の最果てにある土地に、ぴったりの名前だといえるでしょう。

フリーレンたちの現在地はどこ?

2023年12月時点で、フリーレンたちはどこを旅しているのでしょうか?フリーレンたちの現在地を、これまでのルートとともに紹介します。フリーレンの新たな旅が始まった場所は、中央諸国の中心都市である王都です。フリーレンは王都でヒンメルの死に立ち会い、ハイターやアイゼンとも別れて1人で旅立ちます。その後、中央諸国を巡ったフリーレンは、ハイターが住んでいる聖都シュトラールへ立ち寄りました。

フリーレンはここでハイターを看取り、フェルンを弟子にして新たな旅に出ます。ハイターの死から数年後、フリーレンはブレット地方にあるアイゼンの故郷を訪れました。ここでアイゼンからフランメの手記を探す手伝いを頼まれ、一緒にフォル盆地へと向かいます。フォル盆地でフランメの手記を見つけたフリーレンは、目的地をオレオール(魂の眠る地)に定め、北上することになりました。

エンデに向かう途中、フリーレンはリーゲル峡谷でアイゼンの弟子であるシュタルクを仲間にします。そして、3人は中央諸国を出て、北側諸国へと入りました。北側諸国では、グラナト伯爵領で断頭台のアウラと戦いました。アウラを討伐した後、フリーレンたちは一級魔法使い試験を受けるためにオイサーストを目指します。

オイサーストでフェルンが無事に一級魔法使い試験に合格すると、フリーレンたちは危険地帯の北部高原へと足を踏み入れました。そして、神技のレヴォルテや黄金郷のマハト、大魔族のソリテールなど、強大な魔族たちと戦います。マハトとソリテールを討ち果たしたフリーレンたちは北上を続け、北部高原のキーノ峠までやって来ました。そこで女神の石碑に手を当てたフリーレンは、なぜかヒンメルたちと旅をしていた過去へと飛ばされます。

その後、フリーレンは未来へ戻る方法を探るため、女神の石碑に関する情報を求めてヒンメルたちと北部高原の集落を巡りました。そして、もう一度女神の石碑がある場所へ戻ろうとしたところ、魔族たちに襲われて交戦となります。2023年12月の連載時点ではまだ魔族たちとの戦いが続いており、女神の石碑近辺で旅は中断している状態です。

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葬送のフリーレンのオレオールに関する感想や評価

フリーレンは最初からオレオール(魂の眠る地)を目指していたわけではなく、途中からオレオールを目的地としました。それまでは特に目的を定めず、あてのない旅を続けていました。しかし、オレオールに行くという明確な目的が生まれたことで、ストーリーがさらに面白みを増しました。オレオールという目的地ができたことには、ファンからも喜びの声が上がっています。

葬送のフリーレンでフリーレンがヒンメルの死に泣くシーンは、多くのファンの涙を誘いました。フリーレンとヒンメルに再会してほしいと望む人は多く、オレオール(魂の眠る地)で2人に対面してほしいというコメントが見られました。

葬送のフリーレンでは、フリーレンが女神の石碑に触ったことで、過去に戻るというエピソードが開始しました。そこでフリーレンは、過去のヒンメルと再会します。オレオール(魂の眠る地)にたどり着く前にヒンメルと再会したことで、この先の展開がどうなるか気にする人もいました。

しかし、このエピソードでフリーレンが再会したのは過去のヒンメルであり、年を取って亡くなったヒンメルとは違います。そのため、過去のフリーレンに会ったことで、オレオールに行くというフリーレンの目的が変わることはないでしょう。

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葬送のフリーレンのオレオールまとめ

葬送のフリーレンのオレオール(魂の眠る地)の意味や由来、オレオールがどのような場所であるかをまとめました。オレオールは葬送のフリーレンの世界では「天国」に当たる場所で、そこでは死者の魂と対話できるといわれています。フリーレンはすでに亡くなったヒンメルと対話するため、エンデにあるオレオールに行くことを決めます。フリーレンはこの先も数々の魔物や魔族と戦いながら、オレオールを目指して旅を続けるでしょう。

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