【葬送のフリーレン】魔族とはどんな種族?特徴・強さや七崩賢も一覧で紹介

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族とは、大魔法使いのフランメが名付けた種族です。漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族は、実力至上主義の社会を形成している人外の種族であり、大昔から人類と敵対しています。元々、魔族は魔王が支配しており、人類との大戦争を引き起こしました。しかし、魔王が勇者一行に討伐され、魔族は大魔族「七崩賢」の生き残りが率いることになりました。本記事では、漫画『葬送のフリーレン』の魔族について、特徴や大魔族「七崩賢」のメンバー、魔王の謎などを一覧で紹介していきます。

【葬送のフリーレン】魔族とはどんな種族?特徴・強さや七崩賢も一覧で紹介のイメージ

目次

  1. 葬送のフリーレンとは?
  2. 葬送のフリーレンの魔族とは?特徴を解説
  3. 葬送のフリーレンの七崩賢の強さ一覧
  4. 葬送のフリーレンの魔王の強さや目的
  5. 葬送のフリーレンの魔族に関する感想や評価
  6. 葬送のフリーレンの魔族まとめ

葬送のフリーレンとは?

開かれた本の写真

漫画『葬送のフリーレン』は単行本の累計発行部数が1100万部を超える大人気作品であり、2023年の9月にテレビアニメ化されました。この大人気漫画の『葬送のフリーレン』には、「魔族」と呼ばれる種族が登場しています。漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族とは、人類と敵対している種族であり、大魔法使いのフランメが名付けました。元々、魔族を統べる魔王はエンデの魔王城に居を構え、人類との共存を目指していました。

しかし、魔王は人類との大戦争を引き起こし、ヒンメル・フリーレン・ハイター・アイゼンの勇者一行に討伐されてしまいます。その後、魔族は大魔族の「七崩賢」が権力を握り、主人公のフリーレンと戦うことになりました。本記事では、漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族について、特徴や大魔族「七崩賢」のメンバー、魔王の謎などを一覧で紹介します。まずは、漫画『葬送のフリーレン』の作品情報を簡単に紹介していきます。

葬送のフリーレンの概要

魔族が登場する『葬送のフリーレン』とは、「週刊少年サンデー」の漫画作品です。漫画『葬送のフリーレン』は魔王討伐後の勇者一行を描いたファンタジー作品であり、山田鐘人(原作)とアベツカサ(作画)が手掛けています。元々、原作者の山田鐘人は担当編集者にギャグ漫画の執筆を提案されていました。しかし、山田鐘人はアベツカサの作画で考えを変え、『葬送のフリーレン』というシリアス漫画が生まれることになりました。

その後、漫画『葬送のフリーレン』は2020年の4月に「週刊少年サンデー」で連載がスタートしました。漫画『葬送のフリーレン』は2023年11月現在も続いており、これまで11巻の単行本が刊行されています。2023年11月現在、漫画『葬送のフリーレン』は非常に高い人気を博しており、単行本の累計発行部数が1100万部を突破しています。この人気から、漫画『葬送のフリーレン』は2023年の9月にアニメ化されることになりました。

葬送のフリーレンのあらすじ

あらすじと書かれた木のブロック

勇者ヒンメル・魔法使いフリーレン・僧侶ハイター・戦士アイゼンの4人は魔王を討伐し、救国の英雄として歴史に名を残しました。その後、勇者一行は50年後に「半世紀流星」を見る約束を交わし、そのままパーティーを解散します。しかし、50年後に勇者のヒンメルが老衰で死去し、長命のフリーレンは彼について何も知らないことに気付きます。これがきっかけとなり、フリーレンは人間を知るための旅を始めるのでした。

アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト

葬送のフリーレンの魔族とは?特徴を解説

魔族とは?

本記事で、特徴や「七崩賢」のメンバー、魔王の謎などを紹介する「魔族」とは、漫画『葬送のフリーレン』に登場する種族の名前です。漫画『葬送のフリーレン』の魔族は人間と同じ姿をした種族であり、人食いの捕食者として知られています。元々、魔族は魔物として扱われており、「魔族」と呼ばれていませんでした。しかし、大魔法使いのフランメが言葉を話す魔物に「魔族」と名付け、魔族は1つの種族として扱われるようになりました。

魔族は人間と同じ見た目をしているものの、頭部に2本の角が生えています。また、魔族は非常に残酷で卑怯な性格をしており、人間の感情や知識を理解することが出来ません。さらに、魔族は家族や子育ての概念を持たず、実力が全ての社会を形成しています。これらが理由で、魔族は主人公のフリーレンに「猛獣」と評されています。ちなみに、実力至上主義の魔族は寿命が非常に長く、1つの魔法の研究や魔力強化に生涯を捧げています。

魔族が言葉を操る理由

上述の一覧で紹介した通り、漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族は、人間と同じ言葉を喋ることが出来ます。魔族が人間の言葉を操る理由は、敵対する人間を欺くためです。魔族は基本、人間と同じ見た目をしています。しかし、魔族は感情を一切持っておらず、人間の正義感や罪悪感などを理解することができません。そのため、魔族は悪行を生活の一部としており、フリーレンが「人の声真似をするだけの猛獣」と語っています。

ちなみに、魔族が感情を理解出来ない理由は、人間と違う祖先を持っているからです。魔族の祖先は人間と全く違う生物であり、魔物の1つとして扱われていました。しかし、魔族の祖先は人語を理解しており、「助けて」という言葉で人間を誘き寄せていました。この祖先が理由で、魔族は正義感や罪悪感といった感情を一切持っていないのです。

魔族の魔法の特徴

青い魔法陣の写真

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族は人間と違い、「呪い」という名前の魔法を使うことが出来ます。魔族が使う「呪い」とは、人間に睡眠効果や石化効果を与える強力な魔法であり、僧侶の「女神様の魔法」しか対処出来ません。「呪い」は原理が人間の手で解明されておらず、解除方法も不明となっています。この「呪い」に加え、魔族は生まれつき強大な魔力を持っており、自身の生涯を全て魔法の研究に捧げています。

これらを見ると、魔族と人間は見た目以外全く違う種族だといえるでしょう。ちなみに、一部の魔族は人間が使う魔法の研究を行っています。しかし、大半の魔族は「呪い」が最強だと考えており、人間の魔法を心から見下しています。

魔族の実力主義社会

振り上げられた拳の写真

魔族の世界は実力至上主義であり、魔力の強弱で全てが決まると言われています。また、魔族は家族という概念を持っておらず、子育ても行いません。さらに、魔族は誕生直後から天涯孤独の人生を歩んでおり、全員が上下関係だけの社会を形成しています。そのため、魔族は非常に自分勝手であり、他者を信用することがありません。これらが理由で、大魔法使いのフランメは魔族の考え方を「クソみたいな驕りと油断」と評価しています。

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葬送のフリーレンの七崩賢の強さ一覧

七崩賢は魔王直下の大魔族

漫画『葬送のフリーレン』の世界には、「七崩賢」と呼ばれる魔族が存在しています。漫画『葬送のフリーレン』に登場する「七崩賢」とは、魔王直下の大幹部を指す役職であり、合計7人の大魔族で構成されています。大魔族の「七崩賢」は全員が世界トップクラスの強さを持っており、魔王死後も魔族の世界で絶大な権力を有しています。しかし、「七崩賢」はヒンメル一行や南の勇者と戦い、5人のメンバーが戦死してしまいました。

その後、残りのメンバーがフリーレンとデンケンに討たれ、「七崩賢」は全滅することになりました。2023年11月現在、大魔族の「七崩賢」は不明点が多く、メンバーも5人しか分かっていません。そのため、漫画『葬送のフリーレン』の「七崩賢」には、メンバーや強さが気になるといった声が多数寄せられています。ここからは、漫画『葬送のフリーレン』に登場する大魔族「七崩賢」のメンバーや強さについて、一覧で紹介していきます。

七崩賢のキャラ①全知のシュラハト

最初に一覧で紹介する「七崩賢」は、シュラハトです。漫画『葬送のフリーレン』に登場するシュラハトとは、魔王の腹心を務めていたキャラクターであり、黒いフードと真っ暗な目が特徴となっています。シュラハトは千年後の未来を完璧に見通すことが出来、「全知のシュラハト」と呼ばれています。シュラハトは過去の大戦で「七崩賢」を率い、南の勇者と戦いました。しかし、シュラハトは南の勇者に討ち取られ、戦死してしまいました。

七崩賢のキャラ②断頭台のアウラ

2人目に一覧で紹介する「七崩賢」は、アウラです。漫画『葬送のフリーレン』に登場するアウラとは、ピンク色の髪の毛と小柄な身体が特徴の大魔族であり、「断頭台のアウラ」と呼ばれています。アウラは「服従の天秤」と「服従させる魔法」を持っており、自分より魔力が低い者を自由自在に操ることが出来ます。アウラは過去の大戦で勇者一行に敗北し、消息を断ちました。

その後、アウラは「服従の天秤」と「服従させる魔法」で不死の軍勢を作り上げ、人間の領土に侵攻しようとします。しかし、アウラは魔力が格上のフリーレンと戦い、「服従の天秤」の能力で操られてしまいます。そして、アウラはフリーレンに自害を命じられ、最後を遂げることになりました。

七崩賢のキャラ③黄金郷のマハト

3人目に一覧で紹介する「七崩賢」は、マハトです。漫画『葬送のフリーレン』に登場するマハトとは、オールバックヘアと整った容姿が特徴の大魔族であり、「黄金郷のマハト」と呼ばれています。マハトは「万物を黄金に変える魔法」という魔法を会得しており、防御不可の「呪い」で対象を黄金に変えることが出来ます。その強さはフリーレン以上であり、「七崩賢」で最強の大魔族と評価されています。

最強の「七崩賢」であるマハトは、魔族の穏健派に属しており、「悪意」や「罪悪感」といった人間の感情に興味を抱いています。穏健派のマハトは昔、グリュック家の魔法使いとなり、デンケンに魔法を教えました。しかし、マハトはヴァイゼという土地を黄金化し、黄金郷の大結界に封印されてしまいます。その後、マハトは封印が解かれ、弟子のデンケンと戦います。そして、マハトはデンケンに討たれ、命を落としました。

七崩賢のキャラ④不死なるベーゼ

4人目に一覧で紹介する「七崩賢」は、ベーゼです。漫画『葬送のフリーレン』に登場するベーゼとは、本編で故人の大魔族であり、顔を覆った兜と長い髪の毛が特徴となっています。ベーゼは人類が決して破れない結界を作る魔法を会得しており、「不死なるベーゼ」と呼ばれています。ベーゼは過去の大戦で勇者一行と戦い、フリーレンに最強の結界を破られてしまいます。そして、ベーゼはヒンメルの不意打ちで死亡することになりました。

七崩賢のキャラ⑤奇跡のグラオザーム

5人目に一覧で紹介する「七崩賢」は、グラオザームです。漫画『葬送のフリーレン』に登場するグラオザームとは、南の勇者と戦った大魔族であり、センター分けのおかっぱ頭が特徴となっています。グラオザームは戦闘シーンが描かれておらず、能力も分かっていません。しかし、グラオザームはマハトに対抗出来る大魔族であり、「奇跡のグラオザーム」と呼ばれています。過去の大戦でグラオザームは魔王軍に属し、南の勇者と戦いました。

その後、グラオザームはマハトの記憶を消し、勇者一行に討たれたと考えられています。しかし、グラオザームは勇者一行に倒されたシーンが一切描かれていません。そのため、グラオザームは生きている可能性が非常に高い「七崩賢」となっています。

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葬送のフリーレンの魔王の強さや目的

魔王の強さ

床に置かれた白い仮面の写真

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔王は、強さや能力が未だ詳しく分かっていません。しかし、魔王は1000年以上前から実力至上主義の魔族の頂点に君臨しています。また、魔王は過去の大戦でフリーレンの魔力制限を即座に見破りました。これらを見ると、魔王は漫画『葬送のフリーレン』で最強のキャラクターだと考察できます。しかし、魔王は勇者一行に討伐され、そのまま姿を消してしまいました。

魔王の目的

はてなマークのイメージ画像

魔族の頂点に立つ魔王は当初、魔族と人類の共存を目指していました。しかし、魔王は人間との大戦争を起こし、人間と魔族の数が大幅に減少することになりました。残念ながら、魔王が戦争を起こした理由は判明していません。上述の一覧で紹介した「七崩賢」のマハトは、人間の感情を知るためにヴァイゼを黄金化しています。マハトの行動を見ると、魔王が大戦争を引き起こした理由は、人間の感情を理解するためだと考えられます。

魔王とエルフの関係

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔王は存命時、エルフの皆殺しを号令しました。この魔王の号令により、エルフは絶滅寸前に追いやられてしまいました。残念ながら、魔王がエルフの皆殺しを号令した理由は、2023年11月現在も分かっていません。そのため、魔王とエルフの関係は漫画『葬送のフリーレン』の謎の1つとなっています。

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葬送のフリーレンの魔族に関する感想や評価

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族には、魔族を悪と断ずる感想が多く寄せられていました。漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族は、見た目が人間と同じの種族です。しかし、魔族は感情を理解することが出来ず、人間を家畜のように扱っています。これが理由で、魔族はフリーレンに「人の声真似をするだけの猛獣」と評価されています。

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族には、フリーレンの二つ名に注目する感想も多く寄せられていました。漫画『葬送のフリーレン』の主人公であるフリーレンの二つ名は当初、人間を見送るからだと思われていました。しかし、フリーレンの二つ名である「葬送のフリーレン」は、歴史上で最も魔族を葬り去った魔法使いという意味が込められています。そのため、フリーレンは数多くの魔族に恐れられています。

漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族には、「七崩賢」のアウラがかわいいといった感想も多く寄せられていました。上述の一覧で紹介した通り、漫画『葬送のフリーレン』に登場するアウラは、「断頭台のアウラ」と呼ばれている恐ろしい大魔族です。しかし、アウラは非常に容姿が可愛く、服装も魅力的なキャラクターとなっています。この可愛さから、アウラは漫画『葬送のフリーレン』で高い人気を博し続けています。

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葬送のフリーレンの魔族まとめ

本記事では、漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族について、特徴や大魔族「七崩賢」のメンバー、魔王の謎などを一覧で紹介しました。確かに、魔族は「七崩賢」と魔王の死で団結力が一切ありません。しかし、魔族は天涯孤独の種族であり、実力至上主義の社会を形成しています。また、魔族は絶滅しておらず、多数の実力者が生き残っています。そのため、人間と魔族は今後も争い続けると考えられます。

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