【葬送のフリーレン】あらすじをネタバレ！各巻の内容と感想もまとめて紹介

漫画『葬送のフリーレン』とは、原作・山田鐘人（やまだかねひと）と作画・アベツカサによる魔王を倒した勇者一行の後日譚（アフター）ファンタジーを描いた作品です。小学館の漫画雑誌『週刊少年サンデー』に連載中で、多くの漫画ファンから「面白い」と言う感想を集める話題作。本記事では、その大注目される漫画『葬送のフリーレン』のあらすじ・登場人物・見どころをネタバレ解説しておりますので、是非お楽しみください。

漫画『葬送のフリーレン』は、小学館が発行する少年向け漫画雑誌『週刊少年サンデー』誌上において、2020年22・23号合併号より連載されている作者・山田鐘人、作画・アベツカサが描く冒険ファンタジー漫画です。本作を読んだ漫画ファンたちがこぞって「面白い」と言う感想を残すなど、今大注目されている話題作です。原作漫画の売り上げもかなり好調で、累計発行部数は350万部（2021年7月時点）を突破しています。

【受賞・ノミネート一覧】

• 「このマンガがすごい！2021/オトコ編」（2位）
• 「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」（2位）
• 「出版社コミック担当が選んだおすすめコミック2021」（3位）
• 「新刊マンガ大賞2021 Presented by 東京マンガレビュアーズ」（2位）
• 「第1回 ebook japan マンガ大賞」（2位）
• 「第14回マンガ大賞（2021）」（大賞）
• 「第25回手塚治虫文化賞」（新生賞）
• 「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」（5位）
• 「次にくるマンガ大賞2021 コミックス部門」（3位）

数々の受賞歴がある漫画『葬送のフリーレン』を手掛ける作者・山田鐘人は、初作品の漫画『クラスシフト』が小学館が行う月例新人漫画賞「まんがカレッジ（その後「新世代サンデー賞」にリニューアル）」で「入選」を果たします。その後、漫画『葬送のフリーレン』は連載開始から僅か1年未満で初受賞となる「このマンガがすごい！2021/オトコ編」で「2位」に選ばれ、漫画ファンの間で高評価の感想を受けて話題となりました。

【作者・山田鐘人の連載作品一覧】

• 漫画『名無しは一体誰でしょう？』（作画・岡崎河亮）
• 漫画『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』
• 漫画『葬送のフリーレン』（作画・アベツカサ）

ここからは本記事のタイトルにある漫画『葬送のフリーレン』の原作についてのあらすじをネタバレしていきます。「葬送のフリーレン漫画あらすじネタバレ解説」と題して、小学館が発行する単行本『少年サンデーコミックス』より発売されている原作コミックス第1巻～第4巻までの各巻ごとのあらすじをネタバレ解説します。「面白い」・「見ごたえがある」など高評価の感想を受ける話題作ですので、是非ご覧になってみてください。

漫画『葬送のフリーレン』第1巻のあらすじネタバレについて解説します。10年の歳月をかけて魔王討伐を果たした勇者・ヒンメル、戦士・アイゼン、僧侶・ハイター、魔法使い・フリーレンたち一行は、王都へ凱旋帰国をします。王から魔王討伐への感謝の言葉を賜ったヒンメルたちは、50年に1度見られる「半世紀（エーラ）流星」を見ながら思い出を語り合った後、次にまた見る約束をしてパーティーを解散します。

それから50年後、すっかり歳を取ったヒンメルはかつての仲間だったフリーレンたちと半世紀流星を見た後、天寿を全うします。フリーレンにとって、ヒンメルは10年間一緒に旅をしてきた仲間でした。しかし、彼の事を当時の自分は全く知ろうともしていませんでした。ヒンメルの葬儀に立ち会い、そこで改めて「自分（エルフ）と人間（ヒンメル）は生きる時間が違う」という事をフリーレンは思い知らされるのでした。

「…だって私、この人（ヒンメル）の事何も知らないし…たった10年一緒に旅をしただけだし…」とハイターの前で涙を流して後悔するフリーレンは、ハイターやアイゼンと別れて人間をもっと知るための旅へと出発するのでした。以上が第1巻についての大まかな解説となります。

漫画『葬送のフリーレン』第2巻のあらすじネタバレについて解説します。勇者・ヒンメルの死から約20年後、フリーレンは僧侶・ハイターを尋ねます。そこでフリーレンはハイターの下で魔法使いの修行を積む少女・フェルンと出会います。フェルンの事を託されたフリーレンは彼女を弟子に迎え、その後ハイターの死を共に見送ります。戦士・アイゼンから魂の眠る地（オレオール）を探すように依頼されたフリーレンはフェルンと旅立ちます。

アイゼンから自身の弟子である戦士・シュタルクを旅に同行してやってくれという頼みを受けたフリーレンは、シュタルクを新たな仲間に加えて旅の目的地である大陸最北端に位置する魔王城があるエンデを目指します。北側諸国のグラトナ伯爵領のとある街へとやってきたフリーレン一行は街中で魔族のリュグナーと遭遇し、魔法で攻撃しようとしたフリーレンは衛兵によって取り押さえられ、牢へと入れられてしまうのでした。

人間と和睦を結ぼうとするリュグナーは、断頭台のアウラの配下でした。リュグナーは和睦とはただの口実に過ぎず、実はこの街の「防護結界」を解除させようと企んでいたのです。リュグナー配下・ドラートは、計画の障害となるフリーレンを殺そうとしますが、逆に返り討ちに遭ってしまいます。そして、フェルンとシュタルクはフリーレンから残党の始末をするように命じられます。以上が第2巻についての大まかな解説となります。

漫画『葬送のフリーレン』第3巻のあらすじネタバレについて解説します。魔族で七崩賢の1人・断頭台のアウラとその配下たちを倒したフリーレン一行は、グラトナ伯爵からフリーレンの師匠だった大魔法使い・フランメの魔導書（偽物と判明）を褒美として受け取り、北へと向かいます。しかし、大陸の北側諸国は情勢が荒れており、進むためには一級魔法使いの資格が必要だという事を知ります。

資格をその都度取るのは面倒だと言うフリーレンは「無資格」で弟子のフェルンは「三級魔法使い」なので、一級試験を受けるために魔法都市・オイサートスを目指す事になったフリーレン一行。道中、吹雪に見舞われ山小屋で出会ったエルフの武道僧（モンク）・クラフトや底なし沼に嵌って身動きが取れないという天賦の才を持つ青年僧侶・ザインとの出会いなど、予期せぬ出来事が待ち受けています。以上が第3巻の大まかな解説となります。

漫画『葬送のフリーレン』第4巻のあらすじネタバレについて解説します。旅の途中で出会った青年僧侶・ザインは、酒・たばこ・ギャンブル・年上のお姉さんが好きな生臭坊主ですが、猛毒を持つ蛇に咬まれたシュタルクを瞬時に治癒させる程の能力を持つ天賦の才に恵まれた男だったのです。フリーレンたちは何度もザインを仲間に勧誘しますが、ことごとく断るザイン。しかし、ザインは憧れの冒険者として旅に出たいと思っていました。

かつて、ザインは親友から冒険に誘われた事がありましたが、兄が親代わりとなって自分のために村に残ってくれたことを思い、誘いを断った過去がありました。そのため、どうしても踏み切れなかったザインでしたが、兄から背中を押されてようやく旅に出る決意を固めます。こうして新しい仲間・ザインが加わったフリーレン一行でしたが、実はザインには10年前に旅立った親友の戦士・ゴリラを探す目的があったのでした。

ザインが仲間に加わって早々、フェルンとシュタルクが喧嘩をしてしまいます。シュタルクがフェルンの誕生日プレゼントを用意していなかった事が原因でした。何を贈って良いか分からなかったシュタルクは、フェルンと一緒にプレゼントを選ぼうと思っていましたが、嫌がられると思って言い出せなかったのです。そうとは知らないフェルンはついきつく当たってしまい、それをザインに咎められるのでした。以上が第4巻の大まかな解説となります。

多くの漫画ファンたちから「面白い」などと様々な感想を受ける漫画『葬送のフリーレン』のあらすじネタバレは如何でしたか？では、ここからはその作中に登場する主要キャラクターたちの詳細について解説していきます。本作には個性豊かなキャラクターが数多く登場しますが、その中でも主人公・フリーレンの仲間たちに焦点を当てていきます。見た目だけでなく、キャラたちの個性にも是非注目してみてください。

魔王を討伐した勇者ヒンメル一行の魔法使いで、歴史上で最も多くの魔族を葬り去った「葬送のフリーレン」の異名を持つ1000年以上の歳月を生きる長命のエルフ族です。そのため、人間とは時間の感覚が大きく異なり、数ヶ月や数年単位での作業すら全く苦とも思っていません。1000年以上も昔に故郷のエルフ族の集落が魔族に襲われ、ただ1人生き残ったところを大魔法使い・フランメに助けられ、彼女の弟子になります。

魔法使いとしての実力は強大であり、圧倒的な魔力を誇るフリーレン。しかし、片付けと朝が苦手で弟子のフェルンに常に世話を焼かれています。役に立たないような魔法を収集するのが趣味で、旅先で宝箱を見つけてはミミックに食べられそうになることもしばしば…。50年後に再会したヒンメルと半世紀流星を見に行く際、鏡を見て身なりを気にするヒンメルに対して「ハゲなんだからこだわたって意味ないよ。」と無惨な感想を突きつけます。

フリーレンの唯一の弟子で、一級魔法使いの人間の少女。南側諸国の戦災孤児で、両親を失い絶望して死のうとしているところを勇者一行の僧侶・ハイターに助けられます。彼の元で幼少期を過ごし、「1人で生きていける力」として魔法の修行を始めました。ハイターの死後はフリーレンの旅に同行し、私生活のだらしない師匠（フリーレン）の世話を焼く「お母さん」的存在です。フリーレン一行のシュタルクの事が気になっています。

師匠であるフリーレンに「卓越した魔力の操作技術」と言わしめる程、ずば抜けて魔法の発動力が早いフェルン。史上最年少で「三級魔法使い」の試験にトップの成績で合格し、桁外れの才覚を持つ少女です。仲間である戦士・シュタルクと共に断頭台のアウラの配下である魔族・リュグナーを葬り去ります。後に試験に合格し、若干10代で「一級魔法使い」となります。

エルフ族の魔法使い・フリーレン、僧侶・ハイター、ドワーフ族の戦士・アイゼンと共に10年の歳月をかけて魔王を討伐した人間の勇者です。見た目は優男風ですが、かなりのイケメン。ハイターとは同じ村で幼少期を過ごした幼馴染で、困った人を決して見捨てない人格者だがナルシストな一面を持っています。また、王様にため口を利いて危うく処刑されそうになった事もあります。種族の違うフリーレンに恋心を抱いていた節があります。

自身の事を恥ずかしげもなく「イケメン」だと言う超ナルシストのヒンメルは、50年後に背が縮んでハゲたお爺さんの姿になってしまいます。再会したフリーレンに「老いぼれてる…」と言われ、「言い方ひどくないい？ 歳をとった僕もなかなかのイケメンだろう？」とため口とナルシストは相変わらず健在でした。半世紀流星を見に行く時、ハゲを指摘されたフリーレンに「ハゲなりのこだわりがあるの。」と言ってプライドを見せていました。

魔法使い・フリーレンのパーティーメンバーとして旅に同行する斧使いの戦士・シュタルクは、かつて勇者・ヒンメル率いるパーティーメンバーのドワーフ族の戦士・アイゼン（同じく斧使い）の弟子だった少年です。シュタルクは人間ですが、斧で巨大な断崖に亀裂を作れる程その実力は折り紙付きです。中央諸国クレ地方にあった戦士の村の出身で、幼い頃は魔物とまともに戦うことのできない失敗作だと実の父親に言われていたそうです。

見かけによらず極端なビビり屋で、自分に自信が持てない性格です。しかし、親しみやすく誰からも慕われる人柄であるため、とくに変な人には好かれやすいです。また、服が透ける魔法をかけられたシュタルクを見たフェルンに「ちっさ」との感想を漏らされた事があります。

漫画『葬送のフリーレン』が「つまらない」や「面白い」といった趣旨の内容をネット上で多く見かけ、読者や漫画ファンの間で物議を醸し出しています。本記事では、その趣旨の内容にもスポットを当て、じっくりと考察していきます。「葬送のフリーレンはつまらない？面白い？魅力を紹介」と題して、世間から注目を集める本作の面白い魅力をネタバレ解説していきますので、是非お見逃しなく！

まず最初に漫画『葬送のフリーレン』の面白い魅力①として、「エルフと人間の時間感覚のズレ」が挙げられます。この物語の主人公である魔法使い・フリーレンは、とにかく長命な種族である「エルフ」の生まれで、既に1000年以上の歳月を生きています。本作には他にも長命な種族として、平均寿命が300年くらい生きる「ドワーフ」や人類の敵「魔族」がいます。

種族数が少ないエルフ族は、同胞と出会うこと自体が極端に少なく、恋愛感情や生殖本能が欠落しているとされ、絶滅が近い種族だと言われています。エルフは1000年は優に生きる種族であるため、勇者・ヒンメルとの10年間にも及ぶ魔王討伐の旅路はフリーレンにはとても短いものでした。旅の終わりに50年に1度降る「半世紀（エーラ）流星」を見た勇者一行は、次の再会にその流星を見る約束をしてパーティーを解散します。

数ヶ月や数年単位を長いと感じることがないため、勇者・ヒンメルやかつてのパーティーメンバーと再会したのも50年の歳月が経過した後だったので、人間であるヒンメルやハイターは既に晩年を迎えていました。50年後もまた半世紀流星をかつてのパーティーメンバーたちと共に見た後、ヒンメルは天寿を全うします。この時、フリーレンは自分（エルフ）と人間がこれ程にまでに時間感覚に差があるということを身を以て知るのでした。

余りに儚く逝ってしまったヒンメルのことを想い、フリーレンは「…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」と、人間のことを理解しなかった自分を悔いて涙します。その姿は多くの読者たちの心を惹きつけ、「切ない」などの感想を残す程のインパクトを与えました。自分が先に逝ってしまうことを案じたヒンメルの行動にも奥深いものがあり、哀愁だけでなく仲間を想う絆を感じることができる非常に読み応えのある物語に仕上がっています。

続きまして漫画『葬送のフリーレン』の面白い魅力②として、「無関心だった少女の変化」が挙げられます。勇者・ヒンメルの死によって、エルフと人間ではこれ程の時間感覚の差があることを身を以て知ったフリーレンは後悔の念に晒されます。自分にとっては「たった10年一緒に旅しただけ」の存在だったヒンメルでしたが、実際は自分の中で途轍もなく大きな存在であったことを知るのでした。

エルフの人生と人間の人生は全く異なり、とても儚く短いものでした。一緒に旅をしていた時は自分と仲間たちとの時間感覚の違いに気付かず、特にこれといった関心を示さなかったフリーレン。そして、いつも無表情なのが特徴的でした。余りにも長い年月を生きることで時間感覚が麻痺し、いつしか周りのものに対して無関心になっていったのかもしれません。しかし、失ってその存在の大きさに初めて気付き、心が大きく揺さぶられたのです。

常に無関心だったフリーレンの心に芽生えた「人間」をもっと知ろうとする感情。それはこの先フリーレンとどのように繋がっていき、彼女に何を与えるのでしょうか。彼女が目指す先には、どのような答えが待ち受けるのか否か…。エルフと人間が築いた絆を巡る物語の完結は、どのような形で終わりを告げるのかまだ分かりませんが、様々な結末を示唆する読者たちの感想が多いのも事実です。それだけに今後の彼女の変化に注目が集まります。

漫画『葬送のフリーレン』の面白い魅力③として、「セリフなしの表現」が挙げられます。本作にはキャラクターたちが発するセリフがないシーンが幾つも登場しますが、それらは全てキャラクターたちの表情でそのシーンが何を意味しているのかを表しています。セリフがなくともキャラクターたちが織り成す表情がとても豊かに鮮明に描かれているため、読者たちはすんなりと理解することができるのです。

セリフなしの表現はある意味とても無機質になりがちで、読者に伝えたい事を表すのにとても難しい表現技術となります。しかし、漫画『葬送のフリーレン』においては、この独特な表現技術が逆に物語の臨場感やシナリオから続く出来事の余韻を醸し出しています。この絶妙な取り入れ方は全くの無駄が無く、シナリオにおける重要性や見せ場などの演出を際立たせており、キャラクターたちの躍動感を感じる事ができる最高の演出となっています。

読者たちがキャラクターの状況を常に想像しながら、この作品の世界観にすっぽりと入り込むことができるため、まるで自分もそこにいるかのような感覚が得られます。このようにキャラクターの感情を感じながら物語を読み進めていけるのも、この作品が持つ醍醐味であると同時に読者を惹き付けて止まない魅力の一つに感じます。同様に漫画ファンの間でもこの作品に対する評価は非常に高く、「心に突き刺さる作品」などの感想を目にします。

数々の賞に選出され、今話題の注目作となっている漫画『葬送のフリーレン』。そのアニメ化を望む声が読者やファンたちの間で囁かれ、ネット上ではそれに対する様々な感想が挙げられています。「葬送のフリーレンのアニメ化はいつ？何クール？」と題して、ここではアニメ化される時期や何クールで放送されるのかを考察していきます。

原作コミックの売り上げもうなぎ登りで、様々なメディアや雑誌などで取り上げられ、まだまだ加熱する勢いは続いています。人気漫画ともなると当然の如く「アニメ化」の話しが挙がってきますが、実際のところはどうなのでしょうか？まず、アニメ化するには「原作ストックがある程度必要」なのだそうです。アニメ1クールで最低でも3～4巻以上は必要だと考えられます。何故なら内容が直ぐにアニメに追い付かれてしまうからだそうです。

最近では人気コミックが即アニメ化されるなんて事もありますが、その場合は売り上げを稼いだ作品に限るようです。連載部数の少ない作品はアニメ制作と並行で原作を進めていく必要があるため、作者はかなりハードスケジュールになるようです。そうした事情から原作ストックがある程度ないとアニメ化には向かないかもしれません。現在のところ、原作コミックスは第5巻（2021年7月16日発売）まで刊行されています。

また、最新刊となる第6巻の発売予定日は2021年11月18日となっており、原作コミックスの発売時期も概ね4ヶ月程度で最新刊が出版され、不定期ではないためアニメ制作もされやすいのではないかと思われます。アニメ化されるために最低でも5巻程度の原作ストックが必要だと考えた場合、その要件は満たしているものとします。そして、アニメ制作には約1年かかるとされるので、アニメ化されるのは「2022年夏以降」ではないかと考えられます。

漫画『葬送のフリーレン』がアニメ化される場合、現在のところ原作コミックスは第5巻まで刊行されています。アニメ化においての原作ストック分が「最低でもコミックス5巻程度は必要」だとした場合、第5巻まで刊行されている『葬送のフリーレン』は1クールは制作が可能だと言えます。ただ、内容を詰め詰めにして間にアニメオリジナルストーリーを挟むことによって、2クールはいけなくもないとも言えます。

その場合、1クールを原作のどの巻、またはどこの内容で切るかによって2クールに続くのかにかかってくるので、原作ストック分として5巻程度では2クールは少し厳しいようにも感じます。従って、早くて2021年夏以降にアニメ化された場合は「1クール」のみが妥当のように思われます。

「このマンガがすごい！2021」や「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」などの賞を次々と受賞し、次にくるヒット作品だと囁かれる原作・山田鐘人と作画・アベツカサが描く漫画『葬送のフリーレン』。ファンタジー冒険記の世界観が味わえるRPGのようなストーリー性とキャラクターたちが織り成す独特の臨場感が豊かな作品へと仕上がり、多くのファンを魅了して止まない今まさに大注目される漫画の感想や評価を解説します。

漫画『葬送のフリーレン』を読んだ読者たちの殆どが「この漫画は面白い」・「最近読んだ中で一番好きな作品」・「見ごたえがある作品」など、とにかく高評価の感想を述べています。様々な賞を受賞し、話題作として取り上げられるだけの作品だと感じる事ができる漫画だと思われます。

作中に登場する勇者・ヒンメルは、主人公の魔法使い・フリーレンに人間をもっと知ろうと思わせるきっかけを作った人物であり、作中では文字通り自他共に認める真のイケメンキャラです。フリーレンの過去回想にも多く登場し、作中でも大変人気のあるキャラクターです。本作の1つの特徴として、特にキャラクターそのものを褒める読者たちの感想も多く存在しています。

話題沸騰中の漫画『葬送のフリーレン』のアニメ化を熱望する読者や漫画ファンたちの声が、ネット上では数多く見られます。コミックスの累計発行部数が高い作品はアニメ化や実写化されやすいですが、本作もやはりアニメ化を待ち望む声が上がっており、今や今かと待ち侘びるファンたちが大勢います。それもあって、アニメ化にも多くの注目が集まっています。

最後に「葬送のフリーレンのあらすじまとめ」と題して、簡単にまとめていきます。「漫画大賞2021」の大賞を見事受賞した山田鐘人原作、アベツカサ作画による漫画『葬送のフリーレン』は、次に大ヒット作となる漫画だと言われて話題を集める作品です。魔王を倒した勇者一行のその後を描いた後日譚ファンタジー漫画である本作は、漫画ファンから「面白い」などの高評価の感想を受けていますので、是非一度読んでみては如何でしょうか？