【葬送のフリーレン】フランメはフリーレンの師の大魔法使い!強さや手記を考察

『葬送のフリーレン』には、フランメという大魔法使いが登場します。フランメはフリーレンの師匠で、作中ではすでに死亡しているキャラです。本記事では、大魔法使いといわれているフランメの強さや最期、フランメの手記やオレオールについて解説します。また、フランメとゼーリエの関係や、フリーレンとの関係もまとめています。葬送のフリーレンのアニメでフランメを担当した声優も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

【葬送のフリーレン】フランメはフリーレンの師の大魔法使い!強さや手記を考察のイメージ

目次

  1. 葬送のフリーレンのフランメとは?
  2. 葬送のフリーレンのフランメは大魔法使い!強さや手記は?
  3. 葬送のフリーレンのフランメとフリーレンやゼーリエの関係
  4. 葬送のフリーレンのフランメの声優
  5. 葬送のフリーレンのフランメに関する感想や評価
  6. 葬送のフリーレンのフランメまとめ

葬送のフリーレンのフランメとは?

『葬送のフリーレン』の作中には、たびたび「フランメ」という魔法使いの名前が登場します。もはやおとぎ話のような存在になっているフランメですが、作中では実際に存在した人物です。フランメは人々が「天国」と呼んでいる地、オレオールを発見した人物でもあります。

フランメはいずれフリーレンが自分の助けを必要とすると予測し、オレオールのことを手記に残していました。そして、フランメの予想通り、フリーレンはその後オレオールを目指すことになります。本記事では、フランメの強さや最期、フランメの残した手記やオレオールについて解説します。

葬送のフリーレンの作品情報

葬送のフリーレンの概要

葬送のフリーレンは、小学館の週刊少年サンデーで連載されている漫画です。原作者は山田鐘人さんで、作画担当はアベツカサさんです。葬送のフリーレンは、第14回マンガ大賞と、第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しています。2023年にはテレビアニメとなり、第1話から第4話までがまとめて金曜ロードショーで放送されました。

葬送のフリーレンのあらすじ

エルフのフリーレンは勇者ヒンメルのパーティーに加わり、10年の歳月をかけて魔王を討ち果たしました。その後、ヒンメルは老衰で亡くなり、フリーレンはヒンメルのことを何も知らなかった自分に気づいて涙を流します。フリーレンはヒンメルの死を通し、もっと人間を知ろうと思い立ちます。そして、魔法収集と人間を知るための旅に出るのでした。

フランメのプロフィール

葬送のフリーレンのフランメは、作中で千年ほど前に存在していた人間の大魔法使いです。フランメは人間の言葉を話す魔物を「魔族」と定義づけた人物で、現在の魔法の基盤を作った天才でもあります。茶色の長い髪を三編みにしたサバサバとした女性で、話し口調はやや乱暴です。フリーレンを弟子として引き取ってから、フリーレンに魔族との戦い方を教えこみました。

葬送のフリーレン|BS日テレ

葬送のフリーレンのフランメは大魔法使い!強さや手記は?

葬送のフリーレンのフランメはすでに故人ですが、作中では大魔法使いとして讃えられています。では、フランメとは一体どのような魔法使いで、どれほどの強さを持っていたのでしょうか?ここでは、フランメの偉業や強さとともに、フランメとオレオールの関係や最期について解説します。

フランメが「人類の魔法の開祖」と呼ばれる理由

葬送のフリーレンのフランメは千年も前に亡くなった人物にも関わらず、現在でもほとんどの人がその名を知っている大魔法使いです。フェルンやシュタルクたちが生きている時代は人間も普通に魔法を使っていますが、以前は魔法は魔族の技術として表立った研究が禁じられていました。

しかし、フランメは統一帝国の皇帝に働きかけて魔法研究の許可をもらい、人類に魔法を広めました。今のように魔法が一般的な存在となったのは、フランメの功績があってこそのことだったのです。フランメは宮廷魔法使いの教育や魔法の軍事利用にも尽力し、人類が魔族に対抗できるための力を与えました。

フランメの強さ

葬送のフリーレンのフランメは、フリーレンと出会ったときに強い魔族を一瞬で葬っています。フランメは単純に力が強いだけでなく、魔族相手に狡猾に立ち回る術を心得ています。フリーレンは常に魔力を制御して相手を油断させていますが、この方法をフリーレンに教えたのもフランメです。フランメの純粋な魔力量はフリーレンより少ないでしょうが、それ以上に魔法の使い方や戦いの駆け引きに長けているという強さを持っています。

また、フランメの魔法技術は相当なもので、フランメが千年以上前に張った結界がいまだに残っているほどです。グラナト伯爵領に張られたフランメの結界に対して、魔族のリュグナーは「天才は嫌いだ」と言っていました。このセリフからも、フランメの魔法技術は魔族から見ても桁違いのものであることがわかります。

フランメの手記やオレオールを考察

フランメが死亡してからすでに千年もの時が経っているため、フランメが書いたとされる魔導書などは偽物ばかりでした。しかし、ハイターは聖都に残されていたフランメの記録を調べ、フランメの本物の手記がある場所に当たりをつけます。ハイターが見つけ出した場所は、フリーレンがフランメと修行をしていたフォル盆地でした。フリーレンはアイゼンに頼まれて、かつてフランメと過ごした地で本物の手記を探すことになります。

アイゼンとハイターは、ヒンメルの葬式で涙を流したフリーレンのことを可哀想だと思っていました。さらに、「ヒンメルのことをもっと知ろうとすればよかった」というフリーレンのセリフを、ヒンメルにも聞かせてあげたいと考えていました。2人はフランメの手記に「死者と対話したことがある」という記述があることを知り、ヒンメルとフリーレンを再会させてあげようと思ったのです。

フォル盆地へとやって来たフリーレンは、フランメがかつて小屋の近くに目印となる木を植えたことを思い出しました。そこで、アイゼンとフェルンに、大きな木を探すように言います。しかし、フォル盆地には大きな木がそこかしこに生えており、フランメが植えた木をすぐに見つけることはできませんでした。数日かけて周囲を探索した結果、フェルンが遺跡とともにある大樹を見つけます。

フリーレンが結界を解いて中に入ると、そこには本物のフランメの手記が開かれた状態で置いてありました。開かれたページには、フリーレンたちが知りたがっている「死者との対話」について書かれていました。フランメは千年も前から、フリーレンがいつか戻ってくることや、「死者との対話」についての情報が必要になることをわかっていたのです。

フランメの手記には、フランメが魂の眠る地(オレオール)で、すでに死亡した戦友たちと対話したことが書かれていました。この手記の内容に半信半疑で「真実でしょうか」と尋ねるフェルンに、フリーレンも「さあね」と信じていない様子を見せていました。しかし、以前ハイターに「天国はある」「そのほうが都合がいいから」と言われたアイゼンは、まったく同じことをフリーレンに言います。

その言葉を聞いたフリーレンはフランメの手記を信じることにして、オレオールがあるという北の大地へ旅立つことになりました。オレオールがあるとされている場所には、現在では魔王城が建っていました。しかし、フランメの手記とともに登場した回想シーンでは、まるで神殿のような建物が描かれていました。

フランメが生きていた当時も魔王は健在だったため、当時の魔王城は別の場所にあったと推察されます。オレオールについては詳しいことはわかっておらず、本当に天国と呼ばれる場所かどうかも不明です。ただ、フランメがわざわざ手記をフリーレンのために残しておいたことを考えると、まったくのデタラメではない可能性のほうが高いでしょう。

フランメの最期

続いて、フランメの最期について紹介します。いかに最強クラスの強さを誇るフランメであっても、人間である以上寿命は訪れます。葬送のフリーレンの作中では、フランメがフリーレンに自分の墓の周りは花畑にしてくれと頼むシーンが出てきます。このときのフランメは年老いてはいましたが、穏やかな様子でした。

フランメが実際に死亡したシーンは描かれませんでしたが、おそらくは老衰で最期を迎えたのでしょう。魔族との戦いに身を置いてきたフランメでしたが、最期はフリーレンに看取られながらの穏やかなものだったと推察できます。

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葬送のフリーレンのフランメとフリーレンやゼーリエの関係

フランメとゼーリエの関係

葬送のフリーレンのゼーリエとは、かつてのフランメの師匠であったエルフです。ゼーリエは神話の時代から生きている伝説級の魔法使いで、フランメはゼーリエのもとで魔法を基礎から習っています。フランメとゼーリエは後に別々の道を歩み始めますが、フランメはゼーリエのことを最期まで師匠として慕っていたようです。フランメは自分の最期を悟ったとき、ゼーリエに遺言を残しています。

その遺言には、「宮廷魔法使いの教育を引き継いでほしい」と書かれていました。ゼーリエは、フランメのこの最期の願いを拒否しています。しかし、ゼーリエは後に大陸魔法協会という組織を作り上げ、結局は後進の魔法使いたちの教育に関わってきました。フランメの遺言を断ったゼーリエですが、おそらく頭のどこかにフランメの最期の言葉が残っていたのでしょう。

フランメとフリーレンの関係

葬送のフリーレンのフランメは、かつてフリーレンに魔族との戦い方などを教えた師匠です。現在は同種族とほとんど顔を合わせないフリーレンですが、千年前は集落で仲間とともに暮らしていました。そのエルフの集落に、あるとき魔族が襲撃をかけます。フリーレンは魔王軍の将軍である「玉座のバザルト」を何とか倒しますが、自身も瀕死の重傷を負ってしまいます。

そこに現れたフランメは残りの魔族を一瞬で滅ぼすと、フリーレンを助けました。このときフランメは自分の魔力量を抑え、強さを周りに気取られないようにしていました。それにも関わらず、フリーレンはフランメのことを「強い」と見抜きます。このことからフランメはフリーレンに興味を持ち、自分の弟子として育てることにしました。

また、フランメはフリーレンに「自分も魔族にすべてを奪われた」と打ち明けていることから、自分と同じ境遇にあるフリーレンを放っておくことができなかったとも推察できます。当時のフリーレンは同族を滅ぼした魔族に強烈な憎しみを抱いており、フランメから魔族に復讐するための魔法を教わっていました。

フランメのもとで魔法を習うようになってから、フリーレンは魔法に対する感情が「好き」から「ほどほど」に変化します。フランメはフリーレンに戦い方だけを教えてきたことを後悔していませんでしたが、彼女の魔法に対する感情が変化したことに少しだけ寂しさを覚えたようです。

そこでフランメは、自分が魔法を好きになったきっかけである、花畑を出す魔法をフリーレンに教えました。フリーレンもその魔法を気に入ったようで、ヒンメルたちにも花畑を出す魔法を披露しています。また、ヒンメルの像をきれいにする依頼を受けたときは、この魔法を使ってヒンメルのために蒼月草を咲かせていました。

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葬送のフリーレンのフランメの声優

田中敦子のプロフィール

田中敦子さんの生年月日は1962年11月14日で、血液型はO型です。出身地は群馬県前橋市で、所属事務所はマウスプロモーションです。中学時代から演劇とダンス活動を行っていましたが、大学卒業後はOLとして働き始めます。しかし、やはりダンスと芝居を捨てきれず、舞踏団に所属してステージなどに立つようになりました。

その後、東京アナウンスアカデミーに通うようになり、ここで初めて声優になることを意識し始めます。田中敦子さんは江崎プロダクションの養成所を経て声優となり、2020年には第14回声優アワード外国映画・ドラマ賞を受賞しました。田中敦子さんの声は低めで艶があるという特徴があるため、かっこいい女性や戦う強い女性などを演じることが多いです。

田中敦子の主な出演作品や演じたキャラ

葬送のフリーレンでフランメ役を担当した田中敦子さんは、これまでにも多くの人気作品に出演しています。田中敦子さんが出演した主なアニメ作品や演じたキャラは、『名探偵コナン』のメアリー・世良、『サラリーマン金太郎』の末永美鈴、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の草薙素子などです。その他、『ジョジョの奇妙な冒険』のリサリサ、『紅殻のパンドラ』のウザル・デリラなども演じています。

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葬送のフリーレンのフランメに関する感想や評価

葬送のフリーレンのフランメはすでに死亡しているため、回想シーンでしか姿を現しません。フランメを好きなファンは多く、フランメにもっと登場してほしいというコメントが上がっていました。

葬送のフリーレンの作中で、フランメの名前は序盤から登場していました。しかし、そのときはまだフランメとフリーレンの関係は明かされておらず、少したってからフランメがフリーレンの師匠だったと判明しました。原作を読んでいなかったアニメファンからは、フランメがフリーレンの師匠だと知って驚く声が多く上がっていました。

葬送のフリーレンのアニメでは、フランメの声を声優の田中敦子さんが担当しています。アニメでフランメの声を聞いたファンからは、田中敦子さんの声や演技がかっこいいという感想が寄せられていました。田中敦子さんの声はフランメのイメージ通りで、原作ファンからも高評価を得ています。

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葬送のフリーレンのフランメまとめ

葬送のフリーレンのフランメについてまとめました。フランメはフリーレンの師匠であり、オレオールへの道をフリーレンに指し示した人物でもあります。フランメは人間でありながらエルフであるフリーレン以上の強さを持ち、大魔法使いとして名を馳せました。

はるか昔に最期を迎えたフランメですが、その姿は今もフリーレンの心の中に残っています。フランメはすでに死亡しているにも関わらず、作中では回想シーンでたびたび登場します。葬送のフリーレンはまだ完結していないため、今後もフランメの新たな登場シーンが期待できるでしょう。

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