【BLEACH】バズビーは死亡する？ハッシュヴァルトとの過去や最後をネタバレ

『BLEACH（ブリーチ）』にはバズビーという男性キャラクターが登場します。バズビーは星十字騎士団員です。好戦的で直情的ながらも意外と人情深い人物で、ファンからは「千年血戦篇の恋次ポジション」と言われています。ここからはそのようなバズビーの強さや技、ハッシュヴァルトとの過去、アニメ声優を紹介しつつ、最後はどうなったのか、死亡したその後はどうなったのか？といった疑問に迫ります。

それではまず、『BLEACH（ブリーチ）』の作品情報から見ていきましょう。ブリーチは2001年8月7日から2016年8月22日まで『週刊少年ジャンプ（集英社）』にて連載されていた剣劇バトルアクション漫画です。

2004年8月には『週刊少年ジャンプ』36号にてテレビアニメ化およびアニメーション制作スタジオが発表されました。なお、『BLEACH』の続編として制作されたテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』シリーズは2023年12月時点で第2クールまで放送されており、第3クールが2024年より放送される予定です。

本記事で紹介するバズビーは『BLEACH（ブリーチ）』の千年血戦篇にて初登場しました。千年血戦篇の物語は尸魂界で突如虚の完全喪失が観測され始めたところからスタートします。ある日、尸魂界が「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」という名の組織から襲撃を受けます。一方、一護たちは突如現世に来訪してきたネルたちから虚圏が見えざる帝国の占領下に置かれたことを知らされ…

• 本名：バザード・ブラック
• 愛称：バズ
• 誕生日：7月14日
• 身長：179㎝
• 種族：滅却師
• 所属：見えざる帝国・星十字騎士団
• 聖文字：H

『BLEACH（ブリーチ）』のバズビーは見えざる帝国の精鋭・星十字騎士団の1人です。本名はバザード・ブラック。原作70巻634話ではハッシュヴァルトがバズビーのことを本名で呼んでいます。見た目は左耳にナット、右耳にボルトを付け、赤い髪をモヒカンにセットしているのが特徴的です。性格は好戦的かつ狡猾ですが、一方で元柳斎の炎を相殺する際に仲間を助けるなど意外と人情深い一面もあります。

それでは早速、ブリーチのバズビーについてハッシュヴァルトとの過去を紹介しつつ、最後はどうなったのかをネタバレありで解説していきます。

バズビーは村の一族の息子として生まれ育ちました。物語開始時点で星十字騎士団団長および最高位を務めているハッシュヴァルトとは、彼の獲物をバズビーが横取りする形で声を掛けたのがきっかけで知り合っています。その時、バズビーは兜にマントを身に付けたヒーロー姿で、自らを「バズ様」と名乗っていました。

バズビーは子供ながらに既に神聖弓を習得していましたが、その一方でハッシュヴァルトは才能がなかったのか神聖弓すら作ることができませんでした。ハッシュヴァルトはそのような自身をショボい人間だと蔑んでおり、それに見かねたバズビーは彼を励ましつつ、自分の子分にします。やがて2人はともに「最強の滅却師」を目指す友人となります。ある日、バズビーは北側を支配していたユーハバッハに家族と家を焼き払われてしまいました。

ハッシュヴァルトもまたその飛び火で叔父を失い独り身となってしまいます。その後、バズビーはハッシュヴァルトとともに鍛錬を積み、ユーハバッハの側近になっていつの日か復讐することを誓います。5年後、バズビーは順調に滅却師として成長していました。しかし一方で、ハッシュヴァルトは滅却師としての成長がなく、バズビーは彼が言い伝えで聞いた「不全の者」ではないかと思い始めます。

バズビーはハッシュヴァルトに見切りをつけ始めていましたが、ハッシュヴァルトを見捨てることはできませんでした。そんな折、町に憲兵隊がやって来て、ユーハバッハが設立する星十字騎士団への入団希望者を募ります。バズビーはハッシュヴァルトを連れて名乗りを上げるのですが、憲兵と事を構える際にユーハバッハが姿を現し、その圧倒的な霊圧を前に強制的にひれ伏すこととなるのでした。

しかし、ハッシュヴァルトだけは平気な顔で立っており、ユーハバッハは彼を側近としてその場で引き入れることにします。この時、才能や実力においてハッシュヴァルトよりも上だと自負していたバズビーは、何も持ち合わせていないハッシュヴァルトがユーハバッハに選ばれたことで、怒りが沸々と沸いていました。

しかし、ユーハバッハによりハッシュヴァルトは「分け与える力を持つ」滅却師だと判明。つまりバズビーの力はハッシュヴァルトが周りに力を与えた結果に得たものだったということです。それ以来、バズビーはハッシュヴァルトと戦うことに固執するようになります。

バズビーはユーハバッハから滅却師として使えないと判断され、アウスヴェーレン（聖別）で力を吸い取られてしまいます。そこで、バズビーは同じ滅却師であるジゼル・ジュエルとリルトットとともにユーハバッハに反旗を翻しました。

バズビーを倒さなければならないと聞いたハッシュヴァルトは、太陽の門より真世界城へ侵入したバズビーに戦いを仕掛けます。ハッシュヴァルトのことを今もユーゴと呼ぶバズビーは「『バズ』って呼べよ。昔みてえによォ！」と能力を使い戦いますが、ハッシュヴァルトの聖文字「B」の能力を使わせないまま敗北しました。そして、最後に「お前に敗けたら…もっと悔しいもんだと思ってたぜ」と零し少年時代を回想しながら死亡します。

ハッシュヴァルトとの戦いで死亡したバズビーですが、「千年血戦篇の恋次ポジション」と言われる熱い存在であるため、読者からは再登場を望む声があがっているようです。

では、バズビーの死亡したその後はどうなったのでしょうか？結論から言うと、バズビーが蘇生された、または回復したといったことはありませんでした。バズビーはそのまま死亡し、最終回、最後も未登場となっています。ハッシュヴァルトには側近がいるため、バズビーの治療をおこなうこともできたかもしれません。しかし、バズビーの満足気な表情を見てハッシュヴァルトも何かを感じたのかそのまま立ち去っていました。

先にバズビーとハッシュヴァルトとの過去を紹介しつつ、最後はどうなったのか、死亡したその後はどうなったのか？といった疑問に迫りました。最終的に死亡したバズビーですが、果たして彼の強さはどの程度なのでしょうか？ここからはバズビーの強さや能力、技、完聖体を紹介していきます。

バズビーの能力は「灼熱（ザ・ヒート）」です。この能力は灼熱の炎を操ることを可能にするというもので、日番谷冬獅郎の始解の氷を簡単に粉砕したり、熱戦で敵を焼き切ったりするなどその威力は相当なものです。

最後にハッシュヴァルトに敗れ死亡してしまったバズビーですが、具体的な戦闘描写がなかったためどの程度強いのかは分かりません。ただ、新卍解を会得した恋次とルキアの2人を相手に善戦していることから、かなりの実力者であることは確かでしょう。

バズビーの技は「バーナーフィンガー」です。この技はザ・ヒートを放つ指の本数が増えるほど威力が増していくというもので、対ハッシュヴァルト戦で披露しています。指の本数は最大5本で、4本まではバーナーフィンガーに1～4までの数字が付けられています。

それぞれバーナーフィンガー1は人差し指から繰り出される熱線の刺突攻撃、バーナーフィンガー2は人指し指と中指から繰り出される2本の熱線攻撃、バーナーフィンガー3は人指し指と中指と薬指から繰り出される3本の熱線攻撃、バーナーフィンガー4は親指以外の4本から繰り出される刀状の炎の横薙ぎの攻撃となっています。

片手の全5本指で繰り出される技は「バーニング・フル・フィンガーズ」といい、超巨大ならせん状の炎を飛ばす最強の技となっていました。

バズビーの完聖体は作中で詳しく言及されていないため不明です。ただ、65巻584話にて一護の取り合いとなった際に完聖体となり、指先からレーザービームを放ちバンビーズを打ち落としています。その描写を見る限り、ザ・ヒートのビームを放つことができるようになる能力なのでしょう。

ブリーチの続編として制作されたテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』は、2023年12月現在は第2クールまで放送されています。その放送期間は第1クールが2022年10月11日から12月27日まで、第2クールが2023年7月8日から9月30日までとなっています。では、ここから『BLEACH 千年血戦篇』にてバズビーの声を務めたアニメ声優について、プロフィールや主な出演作品などを交えて紹介していきます。

• 名前：小野友樹（おのゆうき）
• 生年月日：1984年6月22日
• 年齢：39歳
• 職業：声優、歌手
• 活動期間：2006年～
• 所属事務所：フリー

BLEACH（ブリーチ）のアニメにてバズビーの声を務めたのは、フリーで活動中の小野友樹さんです。小野友樹さんは2006年より声優活動を開始している声優で、主にアニメやゲームなどを中心に活動しています。デビュー作は『ケロロ軍曹』の宇宙人役です。2013年には第7回声優アワード「助演男優賞」を受賞しました。

• 2007年～：銀魂（徳川茂茂、店長役）
• 2012年～：黒子のバスケ（火神大我役）
• 2012年～：めだかボックス（人吉善吉役）
• 2013年～：はたらく魔王さま！（芦屋四郎〈悪魔大元帥アルシエル〉役）
• 2013年～：ダイヤのA（伊佐敷純役）
• 2013年～：ストライク・ザ・ブラッド（ディミトリエ・ヴァトラー役）
• 2014年～：龍ヶ嬢七々々の埋蔵金（八真重護役）
• 2015年～：デュラララ!!×2（六条千景役）
• 2015年～：食戟のソーマ（イサミ・アルディーニ役）

• 2016年～：ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない（東方仗助役）
• 2017年～：TSUKIPRO THE ANIMATION（在原守人役）
• 2018年～：ゆらぎ荘の幽奈さん（冬空コガラシ役）
• 2019年～：BEASTARS（ルイ役）
• 2020年～：憂国のモリアーティ（ジョン・H・ワトソン役）
• 2021年～：カードファイト!! ヴァンガード overDress（桃山ダンジ役）
• 2022年～：ブルーロック（國神錬介役）
• 2023年～：Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-（セイバー役）

ここまでBLEACH（ブリーチ）のバズビーについて、強さや技、アニメ声優、ハッシュヴァルトとの過去や最後はどうなったのかをネタバレありで紹介してきました。では、最後にバズビーに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

BLEACHに登場するバズビーの魅力に関する声があがっています。こちらでは炎を使うキャラとしてバズビーのことを高評価されているようです。

BLEACHに登場するバズビーの戦い方に関する声があがっています。こちらではバズビーの戦い方が「BLEACHの中で一番かっこいい」と好評です。

BLEACHに登場するバズビーの最後のセリフに関する声があがっています。こちらではバズビーの最後のセリフが「かっこよすぎる」と好評です。

本記事ではBLEACHのバズビーについて、強さや技、ハッシュヴァルトとの過去などを紹介しつつ、最後はどうなったのか、死亡したその後はどうなったのか？といった疑問に迫りました。ブリーチの漫画やアニメを見る際は本記事のまとめを参考にしつつ、バズビーの強さや活躍シーンなどに注目していただければ幸いです。