【ガンニバル】ましろは最後どうなる?言葉を失った過去やラストシーンの意味は?

ガンニバルの主人公・大悟の娘のましろは、最後にどうなるのか気になる人も多いキャラクターです。ガンニバルのましろの最後や過去について、さらに指を食べていたあの人との関係などの考察も含めて詳しく紹介します。過去に翼という青年と何があったのか、指を食べる女性のラストシーンについてもまとめています。ネット上でのましろに関する感想なども紹介しているため、ネタバレを含めて知りたいという人は要チェックです。

【ガンニバル】ましろは最後どうなる?言葉を失った過去やラストシーンの意味は?のイメージ

目次

  1. ガンニバルのましろとは?
  2. ガンニバルのましろは最後どうなる?
  3. ガンニバルのましろの家族構成や言葉を失った過去
  4. ガンニバルのましろの正体を考察
  5. ガンニバルのましろの実写ドラマキャスト
  6. ガンニバルのましろに関する感想や評価
  7. ガンニバルのましろまとめ

ガンニバルのましろとは?

ガンニバルの作品情報

実写映像化もされた「ガンニバル」に登場する、ましろの最後が気になる人は多いようです。ガンニバルの作中で、ましろは最後にどうなってしまうのか、過去や正体についての考察なども含めて紹介します。まずは、ましろの登場するガンニバルという作品についてを詳しく紹介します。ガンニバルは、二宮正明先生の描くサスペンス漫画です。2018年10月19日号から、「週刊漫画ゴラク」で本作の連載が開始されました。

2021年12月10日号で連載が終了となったガンニバルは、全13巻の単行本が刊行されています。2022年12月までに、累計発行部数が210万部を突破する大人気作品です。ガンニバルは、カニバリズムを題材としたサスペンス作品です。カニバリズムとは、人間が同じ人間の肉を食べる行為についてを表しています。2021年1月末に行われた「マツリー」というオンラインイベントでも、ガンニバルの名前が挙げられています。

ガンニバルの概要

ガンニバルは、実写映像としてテレビドラマ化もされている作品です。2021年10月に、ガンニバルがドラマ化されるという発表が公式にありました。ドラマ版のガンニバルは、2022年12月28日より「Disney+」のスターで配信開始されています。こちらは世界に先駆けての、日本独占配信となりました。同年11月1日には、第35回東京国際映画祭の「TIFFシリーズ部門」として先行上映も行われました。

海外でも日本と同様にDisney+のスターでの配信で、アメリカのみHuluでの配信となっています。第1期となるドラマ版は、コミックスの6巻分相当の内容で構成されています。俳優の柳楽優弥さんが主演を務めている本作は高い人気を得ており、2023年9月21日には待望の第2期の制作が決定したという続報も流れました。完結編に向けたガンニバル第2期では、村に隠された真実が最後まで明らかになります。

ガンニバルのあらすじ

主人公の阿川大悟は、妻と娘と共に前任の駐在の引継ぎとして「供花村(くげむら)」に赴任してきます。前任の駐在は、「村で人を喰っている」と不穏な言葉を残して失踪しました。ある時、娘のましろが家の中からいなくなってしまいます。村の中を捜索した末に無事にましろは見つかりますが、彼女の持ち物の中に人間の指があることに気がつきます。奇妙な住人たちと閉鎖的な村社会の中で、大悟は少しずつ事件に巻き込まれます。

ましろのプロフィール

続いては、ガンニバルの主人公の娘であるましろについて、プロフィールを紹介します。阿川ましろは、父である大悟と母・有希の間に産まれた一人娘です。可愛らしい見た目をしているましろは、言葉を話すことができません。それは生まれつきのものではなく、とある事件をきっかけに言葉が話せなくなってしまいました。今は物静かな大人しい性格のましろは、元々は利発的でよく話す少女でした。

『ガンニバル』公式サイト|ディズニープラス

ガンニバルのましろは最後どうなる?

ましろが失踪した?

続いては、ガンニバルのエピソードの中でましろは最後にどうなるのか、ラストシーンの意味についての考察なども含めて紹介します。ガンニバルのコミックス3巻では、ましろが失踪してしまうエピソードがあります。人を喰うという噂のある供花村の中で、幼いましろの失踪は大悟にとって大きな衝撃となりました。ましろが失踪したその日は、彼女の誕生日でした。しかし、大悟は恵介の誘いを断れず狩りに出かけていたのです。

妻の有希から、ましろがいなくなったと知らされた大悟は慌てます。そこに現れたさぶという村人は、家族を放置して狩りに出かけていた大悟が悪いと責めます。けれど、大悟が狩りに行っていたという事実を、大悟はさぶに知らせていませんでした。その事実から、大悟は後藤家と組んださぶがましろを誘拐したのではないかと考えます。その理由のひとつに、供花村で行われる「奉納祭」が近いことが挙げられました。

奉納祭とは?

奉納祭は、供花村で行われている祭りの名前です。大悟が村についての調べを進めていくうちに、その奉納祭では子どもを捧げているということがわかりました。生贄のための子どもを調達しているのは、後藤家当主である「銀」という女性です。そのことから、ましろが生贄として選ばれたのではないかと考えます。しかし、ましろは攫われたのではなく、年の近い男の子の友達と遊んでいただけということがわかりました。

男の子の母親は、ましろの失踪という大事になっているとは思いもせず、大悟に謝罪しました。ましろの発見により一件落着かと思われますが、大悟たちが帰宅した後に男の子は母親に「なぜ嘘をついたのか」と尋ねます。ましろと遊ぶよう指示したのは、男の子の母親でした。母親は答えをはぐらかしますが、男の子は納得していません。このことから、背後にましろの失踪に見せかけようとした何者かがいることは明らかです。

ましろの最後やラストシーンの意味

ガンニバルのましろの最後についても、気になる人は多いはずです。続いては、ましろの最後やラストシーンについての考察も順番に紹介します。奉納祭で生贄となってしまう子どもたちを救おうと、大悟は後藤家との全面戦争を行います。その最中に、有希とましろが後藤家によって捕らえられてしまいました。恵介の協力もあり有希を救い出すことはできましたが、「あの人」によってましろは連れ去られてしまいました。

あの人と対峙した二人はましろを救うために、あの人に銃を向けます。けれど、あの人のことをましろが庇ったのです。その間に、銀の幻覚によって誘導された恵介は、大悟を撃ってしまいました。気絶してしまった大悟は、ましろのことを思ってどうにか目を覚まします。その瞬間、あの人がましろを食べようとしているのが目に入りました。「泣かないで」とあの人に話しかけるましろにより、あの人は唐突に嘔吐をしました。

自分自身を食いちぎり始めたあの人を見て、ましろは涙を流します。最後は後藤家との決着もついて、大悟たち家族は全員無事に生き延びることができました。ラストシーンでは、自転車に乗った大悟が村の中を走っています。大悟は通りすがりの女性に、「あんたのお陰で癌が消えた」と言われます。その女性の口からは、人の指が覗いていました。意味深な笑みを浮かべた大悟と共に、ガンニバルは幕引きとなります。

ましろは最後まで生き延びることができました。ラストシーンについては様々な考察がありますが、後藤家の銀という絶対的な支配者から村が解放されたことにより、良い方向に向かっているとも考えられます。その一方で、最後に村人の女性が指を食べていると思われることからも、カニバリズムの風習は村全体に広まっていたという考察もあります。大悟もまたそれを受け入れており、一家も村人同様になったという考察もありました。

食人の習慣について

ラストシーンで女性が指を食べていたことから、食人の習慣があったのは後藤家だけではないと示唆されているという考察もあります。人を喰う後藤家の人間を恐れていたように見えた村人たちは、実は過去から現在までずっと人を食べており、指を食べるという描写はその現れなのではないかと考えられています。とても閉鎖的なことがわかる供花村の人間の祖先は、過去に他の土地から流れ着いたよそ者でした。

その彼らが供花村にやってきた際に、そこに住んでいた人々を喰い殺したことで因縁が始まったと考える考察もあります。大悟の家に「逃ゲロ」と刻まれていた文字が、「逃ゲルナ」に書き換えられていた事件もありました。これは、村の真相に迫りつつある大悟たちを食べようと考えた村人の仕業、あるいは残って調査を続けてほしい誰かによるものだとも考えられています。後藤家当主の銀によるものという考察もありました。

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ガンニバルのましろの家族構成や言葉を失った過去

ましろの家族構成

様々な考察をされているガンニバルは、視点によって恐ろしい事実が浮かび上がってくることがわかります。続いては、ガンニバルのましろの家族構成や、彼女が言葉を失った過去についてを順番に紹介します。ましろの本名は阿川ましろで、小学校2年生の女の子です。主人公の大悟と有希の間に産まれた一人娘で、兄弟はいません。言葉を話せなくなってしまったのは、過去に起こったとある事件がきっかけでした。

ましろが言葉を失った過去や翼との関係

大悟たちが供花村に引っ越してくる前は、大悟は都会で刑事をしていました。優秀な人物であった一方で、大悟は暴力刑事としても有名な人物です。事件の容疑者に暴力沙汰を起こすことを問題視されていました。ある時、大悟は今野翼という男性を逮捕します。翼は大悟の近所に住む男性で、ましろとも知り合いでした。翼に対して大悟は元々は悪い印象を持っておらず、気さくな近所のお兄さんというイメージです。

しかし、翼が逮捕されたのは幼い子どもに対するわいせつ行為を行ったためでした。罪を償った翼は出所後に、ましろの姿を見つけました。彼の犯した罪についてを知らないましろは、数日後に大悟に内緒で翼の家に遊びに行きます。翼の家の周囲は刑事によって張り込みがされており、ましろの姿を見た刑事の一人が「少女が翼の家に入った」と報告をします。それを聞いた大悟は、少女が自分の娘であるとは思いもせずに翼の家に突入しました。

突然やってきた大悟に、翼は慌てて弁明します。けれど、そこにいるましろの姿を見つけた大悟は、翼が自分の娘に手を出したと勘違いをしました。激昂した大悟は、翼をひたすら殴りつけます。一方で、彼女のことを本気で愛しているという翼は、心中するためにナイフを取り出しました。ましろを殺すつもりだと思った大悟は、翼を撃ち殺してしまったのです。目の前で起こったこの過去の事件により、精神的なショックからましろは言葉を話せなくなります。

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ガンニバルのましろの正体を考察

ましろは指を食べた?気になる行動を考察

続いては、ガンニバルのましろは指を食べたのか、彼女の正体などについても順番に考察します。ましろは単に主人公の大悟の娘というだけではなく、驚きの考察が見られるキャラクターでした。ガンニバルの中では、ましろが気になる行動をしているシーンも見られます。翼が死亡した時、ましろの口の中に翼の血液が入ってしまいました。「血の味がする」というましろの口の中には、指か肉片かと思われる何かもあり、ましろは白目を剥いています。

そうした描写が「あの人」と同じであるという考察や、この事件をきっかけにましろがカニバリズムに目覚めたのではないかという考察もありました。ましろは自宅の柱に刻まれた「逃ゲルナ」という文字のあるところで怪我をして、自分の血を舐めるシーンも描かれています。何気ないワンシーンにしては丁寧に描かれており、この時点でましろはカニバリズムの狂気に染まってしまっているという考察もありました。

ましろとあの人の関係

ガンニバルの読者の中には、ましろは後藤家や「あの人」と関わりのある少女なのではないかという考察をしている人もいます。その理由について、ましろがあの人を庇ったシーンが挙げられます。あの人は銀の子どもで、「白銀」という名前だと判明しています。このことから、銀と白銀、そしてましろ(真白)という繋がりを指摘する考察もありました。あくまで考察であり、ガンニバルの中でそうした事実は明言されていません。

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ガンニバルのましろの実写ドラマキャスト

志水心音のプロフィール

名前:志水心音(しみず ここね)
生年月日:2014年5月18日(現在9歳)
出身:東京都
身長:116cm
星座:おうし座
職業:俳優
所属事務所:スペースクラフト

志水心音の主な出演作品

ガンニバルの実写ドラマ版でましろ役を演じているのは、俳優の志水心音さんです。志水心音さんの俳優としての主な出演作品は、「SUPER RICH」「ザ・ファブル殺さない殺し屋」「ニベア花王・アトリックス」「樹海村」などが挙げられます。これまでに約30本ほどのドラマや映画に出演しているほか、2023年には江口のりこさん主演のドラマ「Get Ready!」にも、江口さんの幼少期役として出演しています。

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ガンニバルのましろに関する感想や評価

ガンニバルの登場キャラクターの中でも、脇役かと思いきや重要なキャラクターのましろです。ガンニバルの読者からは、ましろはどのような印象を持たれているのかも気になるのではないでしょうか?続いては、ガンニバルを読んだ人のましろに関するX(Twitter)上での感想や評価についても、少しだけ紹介します。あの人との関係や最後についての考察も多いましろは、どのような印象を受けるキャラクターなのでしょうか?

ガンニバルは題材上、切り取られた指など血なまぐさい演出がどうしても多くなってしまう作品です。ドラマ版でもそれは同様で、地上波での放送ではないことから、血糊の演出などもリアリティがあるとの感想も見られます。そうした中で、ましろと翼の重要な過去のシーンも鳥肌が立つほど良かったという感想もありました。原作のガンニバルの評価が高いからこそ、ドラマ版も非常に力の入った仕上がりになっていることがわかります。

ガンニバルの主要な登場人物の中でも、ましろは唯一といっていい幼い子どもです。人を喰うという噂もある不穏な村の中で、ましろの身に危険が及ぶのではないかとハラハラしている人も多かったようです。ましろは特別な力を持っているわけではなく、捕まってしまえば間違いなく命の危険があります。さらに、供花村では子どもを生贄にしているということもあって、余計に心配した人が多いキャラクターかもしれません。

あの人との遭遇で指を貰ってきたシーンなどは、彼女が犠牲になって主人公が復讐をする、といった流れを想像した人もいたようです。過去にも大きなショックを受ける事件を経験しているましろは、大悟の後悔をより深めるためのキャラクターにもなり得たはずです。有希という妻の存在もあることから、供花村の謎を追ううちにどちらかが犠牲になってもおかしくないという意見もありました。

ガンニバルのましろは、ストーリーの中ですぐにいなくなることが多いという感想もありました。事件が起こらなければ物語が進展しないとはいえ、勝手な行動が多いことに苛立ちを覚える人も少なくないのかもしれません。過去の事件も、ましろの勝手な行動が引き起こしたものとも捉えられます。けれど、後藤家やあの人との関連が指摘されているキャラクターということもあり、本能的に何かを察知して動き回っている可能性もありそうです。

恐ろしい現実世界の出来事について、ましろはまだ幼いため無頓着なところがあります。漫画の中ではなくリアルの世界でも同様で、幼い子どもに大人との交流についての危険を教えるのにも、ガンニバルは役立っているようです。漫画だからこそ子どもから大人まで読む機会があり、それを共通の話題として提示しやすいメリットもあります。少し過激な作品でありつつ、身近な危険に対する勉強にもなるのかもしれません。

家族三人が村の風習に巻き込まれていく物語ということもあり、結末によっては怖くて見られないという意見もありました。子どもが死ぬことは無いと思いたい反面、ホラーやサスペンス作品では期待を裏切られることも多いものです。そうした点を踏まえても先の気になる展開が多く、多くのファンを魅了しているのがガンニバルです。ましろや有希の最後がどうなるのか、自身の目で確かめてみるのも良いかもしれません。

ドラマ版のガンニバルは、ましろ役の志水心音さんの演技が良かったという感想もありました。言葉を話すことができないという難しい役どころで、表情や仕草などでの演技力が試されます。すでに多くのドラマや映画に出演歴のある俳優ということもあり、他の出演者に負けず劣らずの演技力を発揮しているようです。そうした演技について注目しながら、ガンニバルという作品を楽しんでみるのもオススメです。

実写映像化もされているガンニバルは、ドラマ版ならではの微笑ましいメイキング映像を見ることもできます。本編はカニバリズムなどを題材としていることもあって殺伐で、過激なシーンも多いのが特徴です。そうしたシーンが苦手だという人でも、メイキングを見た後なら違った視点で物語を楽しむことができるかもしれません。出演している俳優陣も豪華で、そうした楽しみ方もできるのではないでしょうか?

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ガンニバルのましろまとめ

ガンニバルの主人公・大悟の娘であるましろについて、彼女の最後や過去についての情報をまとめて紹介しました。あの人との関係や所持していた指について、気になる情報を多く抱えているキャラクターです。様々な考察を見た上で改めてましろという少女を見てみると、初見とは違った気づきを得られることもあるかもしれません。すでに完結している作品ということもあり、気になった人はイッキ読みをしてみるのもオススメです。

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